2011年01月06日
平成22年度 精神保健福祉家族教室 開催のご報告
医療法人豊和会地域生活支援センターエポレ主催の「精神保健福祉家族教室」が開催されました。
統合失調症をもつ方のご家族を対象にしており、今年で5回目となります。
今回は「精神障がいと向き合う」と題し2回シリーズで開催しました。
第1回目は豊田市内で活動する「自助グループOHANA」のみなさんを、
第2回目は豊田地域精神障害者家族会「あけぼの会」の会長杉田当代氏と
会員のみなさんを講師にお招きしお話いただきました。
当事者としての立場、家族としての立場から出てくる体験談や
これまでに至る思いは何事にも替えがたいものでした。
両日とも座談会のような形で勧め、参加者からは
「当事者の体験談を聞いて、統合失調症に対する偏見が今まで以上になくなりました」
「家族の話を聞いて、家族も当事者も一生懸命生きているのだと思った」
「自分だけが大変だという思いは間違いだった」
などの感想をいただきました。
また、エポレで行った「社会資源」(利用できるサービス)の紹介も好評をいただきました。
今後も当事者、家族が安心して生活できる、
そんな暮らしのお手伝いの一つとして
「精神保健家族教室」を開催していきたいと考えています。
平成23年度は秋〜冬頃開催予定です。