2017年02月15日

権利

2月11日(土) AM11時・・・

カリスマポイント前で 腕組みをしながら海を眺める2人の男が居た。

正面ビーチでは オーバーヘッドのダンパー波が「バッコ〜〜ン! バッコ〜〜ン!!」と鬼のように炸裂していた。

しかし そんな危険な波でも 今が旬のエリートサーファー達は ここぞとばかりに切り刻んでいたのである。


しばらく無言で見つめていた2人・・・

カリちゃんがボソッと呟いた。

 「ケンさん! 入らないんスか??」

俺 「ハッ!? 俺を殺す気か?? こんな波でテイクオフするなんて自殺行為だろ!?

カリ 「ブヒョヒョヒョヒョ・・・ やっぱり!! でも若い頃はこんな波でも入ってたじゃないスか??」

俺 「若い頃って 30年以上前の話だろ!? あの頃は 訳も分からずに 『とにかくデカい波に乗れば勝ち!!』って雰囲気だったからな!! ギャハハハハ・・・」

カリ 「そっ そんな時代だったスね!! だから結構ケガも多かった。(遠い目)」

俺 「そうそう・・・ 新島に行った時も カリちゃんが初日に足をケガして 最終日に俺がひじをケガして・・・ 帰りのフェリーは 二人して包帯撒いてた時も有ったな!! ドヒャヒャヒャヒャ・・・」

カリ 「そんなことも有りましたね!! そう言えば あの時は台風が去ったあとで 毎日オーバーヘッドだったんスよね!?

俺 「うん! ・・で あの頃の新島は ナンパ目的のヘタレ・サーファーの聖地だったから 俺達みたいにデカ波サーフィン目当てのヤツは少なかったもんな!! 」

カリ 「昼間はサーフィン 夜はナンパと忙しかったスね!! ギャハハハハハハ・・・

俺 「声を掛けたオネエチャンに『あっ!? 昼間 羽伏浦で乗ってた上手な方達ですよね!?』なんて言われて その後 ウフフフ・・・ なんてことも・・・  

カリ 「そんなこと有りましたっけ!?」

俺 「あった あった。 でも あの時は 上手いヤツ等も一緒に入ってて たぶん そいつ等と間違えてたんだと思うけど・・・ まあ 取りあえず あのデカ波で浮かんでたんだから 俺達にもモテる権利は有ったよな!? ブヒャヒャヒャヒャ・・・」

カリ 「そうスよね!! 他のヘタレ達は ビビッて砂浜で見てただけスもんね!!

俺 「『サーフィンは浮かぶことに意義がある!!』 なんちゃってね!! ドヒャヒャヒャヒャ・・・」


俺 「それはそうと・・・ 今から入るの???」

カリ 「えっ!? 俺っスか???」

俺 「そうそう お前・・・ 」

カリ 「どうしようかな・・・ 最近 デカ波はキツイんスよね!!

俺 「何言ってるんだよ!! お前はココの主だろ!? 俺みたいな死に損ないはどうでもいいけど お前が入らないと 若いモンに示しがつかないんじゃねぇのか!?

カリ 「そう言われても 俺も52スからね!! オーバーヘッドの腐れダンパはヤバいッスよ!!」

俺 「そうか ヤバいか・・・」

カリ 「出来れば 面ツルの腰腹サイズ辺りがイイですね!! ヘヘヘヘヘ・・・

「そっ そうだな・・・(んっ 珍しく弱気だな!!)」 

その言葉に頷きながら ふと横顔を見ると いつの間にか髪には白いモノがイッパイ混じっていたのであった。



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早く夏が来ればいいのに!!

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minaminokuni55 at 11:16コメント(0)サーフィン 

2017年02月01日

2月

本日から2月・・・

先月は一度も海に入りませんでした。

NALU君が『膝の上から降りたくない!!』と駄々をこねることが多くて・・・

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一か月以上もサーフィンをしなかったなんて 特別な理由が無い限り ここ10年ぐらいで初めてかもしれません。

(勝手に 一月に一回は入らないとサーファーじゃないと思っていたもので・・・

これで俺も 晴れて「ナンチャッテ・サーファー」の仲間入りです!!

ぶひょ!


今年で俺も60歳!!

今までは 休みの日は ほとんど海に行ってたのですが そろそろ『家庭内戦力外』から脱却すべく 家族イベントに積極的に参加することにしました。

遅いかもしれませんが 老後の世話になる人達に 少しでもゴマをすっておくつもりです。

いい年して いつまでも チンポもメり込む極寒サーフィンなんか やってられないじゃないですか!!

ブヒャヒャヒャヒャ・・・


まあ これから少しでも暖かくなって来れば 気が変わるかも知れませんけど・・・

たぶん・・・ きっと・・・

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春よ 来い!!

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minaminokuni55 at 14:05コメント(0)サーフィン 

2017年01月23日

ヤバい???

1月22日(日) 朝8時・・・

嫁さんもデン子も出かけてしまい 朝からNALU君と留守番をしていた俺・・・

ソファに座り NALU君を膝に乗せ テレビを見ていたのであった。


1時間ほど 一歩も動かず・・・

NALU 「ご主人様! この状態は ちょっとヤバくないですか???」

俺 「何?? どこがヤバイの???」

NALU 「いや・・・ ご主人様は さっきから1ミリも動いてないスよ!! 絶対に体に悪いスよ!!

俺 「そうかな・・ でも お前が膝の上にいるから 俺はトイレにも行けないんだよ!! 仕方ないだろ!??」

NALU 「あっ!? そうスね!! じゃ トイレの時は言って下さいよ!! 僕 どきますから・・・」

俺 「うん 分かった!!」


で その後 トイレ休憩を除いて また1時間ほど動かず・・・

NALU 「ご主人様・・・ いい加減 どっかに出かけませんか??」

俺 「えっ!? 散歩とかか??? それだったら 早朝 行ったばかりだろ!?」

NALU 「散歩じゃなくて もっと遠くに行きましょうよ!! 海とか・・・ 海とか 海とか・・・

俺 「海??? この時期 寒いよ! 風も強いし こんな日に海に居るのは 大バカ野郎のサーファーぐらいだよ!!」

NALU 「大バカ野郎・・・って ご主人様もサーファーでしょ!???

俺 「あっ そうだった。 しばらく海に入って無いんで忘れてた。 ギャハハハハハ・・・」

NALU 「やだな・・・ ご主人様は忘れっぽいんだから・・・ とにかく海に行きましょうよ!!」

俺 「そうだな・・・ 一日中 テレビの前に居る訳にもいかないからな・・・」


ということで カリスマポイントに行くことになった俺とNALU君・・・

善は急げ・・・、愛車「流星号」に飛び乗って 10分後には カリスマポイント前駐車場に着いたのだった。

目の前のクローズ状態の真っ白な海を眺めながら・・・

NALU 「やっぱり 寒いスね!!

俺 「ああ・・・ さすがに一人のサーファーも入って無いな!! ぎゃは!

NALU 「波が爆発してますね!! これじゃ上手い人でも無理ッスね!!

俺 「うん・・・ じゃ その辺 チャチャッと散歩したら また家に戻ろうか!?」

NALU 「ハイ! そうしますか ご主人様・・・」


すると 背後から 「ガラガラガラ・・」と騒音を撒き散らしながらハイエースがやって来たのであった。

「バスン!!」

力が抜けるようなドアの音が聞こえ カリちゃんが降りて来た

「あっ!? ブリーダーのケンさん おはようございます!!

俺 「オイ! いつから俺がブリーダーになったんだよ!!

カリ 「だって 海にも入んねぇで 犬とイチャイチャしてるケンさんは 完全にブリーダーですよ!!」

俺 「何言ってやがる。 海だって 先月の初めにちゃんと入ってるぞ!! 立派なサーファーだろ!! まったく・・・」

カリ 「じゃ そのとき 何本乗りましたか??」

俺 「え〜〜と 1時間入って トータル2本・・・ 

カリ 「ハッ!? そんなのサーファーじゃないスよ!! 女 子供でも 5本以上は乗りますよ!!」

俺 「お前な・・・ サーフィンは本数じゃないだろ!?? どれだけ1本に心を込めて乗るかだろ!?

カリ 「だから・・・ 心を込めて5〜6本ですよ!!

俺 「そうなの・・・ ブヒョヒョヒョヒョ・・・ んっ!? どうでもいいけど 何か石油臭くないか???」

カリ 「石油臭い??? あっ それ たぶん俺の車です。 最近 燃料が漏れてるんスよ!!」

俺 「え〜〜〜っ!? 燃料が漏れてるって それこそ トンデモなくヤバイんじゃねぇのか!? 走ってる途中で爆発するだろ!?」

カリ 「燃料っていっても 軽油ですから 大丈夫ッスよ!? 『ドバドバ』漏れてるんじゃなくて ジッチのしょんべんみたいに『タラタラ』ですし・・・ ぶひょ!」

「いや タラタラでもダメだろ!?」

そう言いながらハイエースの下を覗いた俺・・・

停車して数分しか経ってないのに アスファルトの上に直径30センチほどのシミが出来ていたのであった。

俺 「ウワッ!? くっせ〜〜!! これ 絶対にあぶねぇって!!」

カリ 「修理屋に見せたんスけど いつも漏れてる訳じゃないから 『どこから漏れてるか分からない』って言うんスよ!! ギャハハハハ・・・」

俺 「お前も適当だけど 修理屋も適当だな!!」

カリ 「ハイ! そいつもサーファーですから・・・ ギャハハハハハハ・・・

俺 「いや・・・ ギャハハじゃなくて・・・

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151216_1141~01

minaminokuni55 at 14:31コメント(0)サーフィン 

2017年01月05日

え〜〜と・・・ 明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

年末年始はハワイで過ごしていまして 昨日帰って来ました。

時差が辛いです。

嘘です。 ぶひょ!!

本当は ずっと 家族とNALU君とで家に籠っていました。

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旅行と言えば 来月から ミー子、デン子、奥様が 別々に海外に行くらしいのでいろいろと大変です。

でも俺は 誰からも声がかかりません。

冷たいヤツ等です。

もしかして声がかかった時のために とりあえずパスポートだけは取っておこうと思います。


で サーフィンですが・・・

今年も安全運転で行くつもりです。

もう若〜くないさと 君に言〜い訳したね〜


還暦です!!

どひゃ!

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minaminokuni55 at 11:42コメント(4)サーフィン 

2016年12月22日

請求書

昼になり 飯を食べに自宅に戻った俺・・・

ついでに 玄関前のポストの郵便物をチェックしたのであった。

すると 封筒やはがきに混じって ガスの請求書が入っていた。

「どれどれ 今月のガス代はいくらだったんだ??」と 何気なく請求額を見てみた。


BlogPaint















「んっ!?」 異変を感じた俺・・・

え〜〜と・・・ 995万5千・・・

「ハハハハハハ・・・ まさか?? もう一度良く見てみよう」

「995万5千8百5十5円


そのまま10秒ほど固まった俺・・・

1月16日に 口座から引き落とされるらしい・・・

(俺 何かしたっけ??? それとも嫁さんが毎日 朝から晩まで風呂に入っていたとか!??

・・・な訳ねえだろ!??


と言う訳で 早速ガス屋に電話した。

俺 「もしもし ◎×町の △◆だけど さっき ポストを見たら お宅からの1千万円の請求書が入っていたんだけど 何かの間違いだよね!?」

ガス 「はっ!? 1千万円ですか???? ・・・・ 少々お待ちください・・・ カタカタカタ・・・」

(何やらパソコンで調べているらしい・・・)

検針員の端末と店のコンピューターが結ばれているらしかった。

ガス 「あっ!? 申し訳ありません!! たぶん 検針員の入力ミスです。すぐに係の者を行かせますので・・

俺 「頼むよ!! ガス代1千万円なんて シャレにもならないからね!!」 

ガス 「もっ 申し訳ありません!! 今後は十分気を付けますので・・・」


その20分後・・・

すっとぼけた顔のオヤジがやって来た。

ときどき見かける検針員である。

すっとぼけ 「どうもスイマセン!! 入力の桁を間違えたみたいで・・・」

俺 「あのさ・・・ どうでもいいけど プリントアウトした請求書をチェックしないの???」

すっとぼけ 「いつもはチェックするんですけど たまたま 今回は あ〜〜して こうして・・・ なんたら かたら・・・

(あっ こいつ 絶対 チェックしてねぇな!!)

俺 「これ このまま気が付かなかったら この金額 俺の口座から引き落とされちゃうところだったんでしょ!?(残高不足で無理だけど・・・)」

すっとぼけ 「あっ!? いや その・・・

俺 「ったく 勘弁してよ!! 心臓が悪いジジイだったら この請求額見て発作を起こしても不思議じゃないからね!! 次の日の新聞に『ガスの高額請求でジジイ死亡!!』って見出しが出るよ!!」

すっとぼけ 「まさか そんな・・・ ガハハハハハハ・・・」

俺 「ここ 笑うところじゃないから!!

すっとぼけ 「しっ 失礼しました!!」


こうしてこのあと すっとぼけオヤジは 名入りタオル1枚と正しい請求書を置いて 尻尾を巻いて帰ったのであった。

メデタシ メデタシ・・・

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年内 最後かな!?

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minaminokuni55 at 14:07コメント(3)嫁さんといっしょ 

2016年11月29日

銀座の恋の物語 2

銀座の居酒屋で始まった同窓会・・・

大手材料メーカー役員のK野から「馴染みのクラブに連れて行ってやるよ!」という誘いを受けた俺・・・

何しろ『世界の銀座』ですから・・・、茨城から出て来た田舎者にとっては 天にも昇る気持ちだったのであった。

居酒屋の後にミシュランの焼き鳥屋に行って・・・
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こんなものを食べたことも うわの空・・・ 

(たぶん 美味しかった!???
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時計が11時を回る頃、ついに同窓会は解散となったのであった。

そして 待ちに待った大人の同窓会となったのである。

他の連中は 各々 どこかに消えて行った。


K野 「じゃ そろそろ行く??」

俺 「行く 行く〜〜!!

5丁目方面に歩き出した2人・・・

そのK野君の背中が なんと大きく見えたことか!?

歩くこと数分・・・、雑居ビルの前で立ち止まった彼・・・

「入るよ!!」

そう言って横のエレベーターのボタンを押したのだった。

その自然なしぐさの一つ一つが 田舎者の俺にはすべて洗練されているように見えた。

何しろ ここは「世界の銀座」なのである。(しつこい!??)


「チン!」

エレベーターは 8階に停まった。

扉が開くと 目の前にはエジプトの王墓の入口のような(!?)重厚な店構えが現れた。

(あっ!? これ 入るとヤバいヤツ・・・

俺の第六感が危険信号を発していたにも関わらず 「ギギギギギ〜〜!!」と扉を押してしまったK野君・・・

するとすぐに うす暗い店内のどこからか 「いらっしゃいませ!」というドスの利いた女性の声が響いたのであった。

その声のする方を見て俺は 思わず2〜3歩 後ずさった。

金髪の50絡みのいい女・・・

しかし 凄い迫力である。

ハーフっぽくて イメージ的にはこんな感じ・・・
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(こっ こいつ・・・ ここのママに収まるまでに 何人か殺してるに違いない!?)

ママ 「あらっ!? K野ちゃん いらしゃい!! 今日は いつもより遅いんじゃない!?」

(あっ やっぱり 銀座では馴染みの客は『ちゃん付け』なんだ!? ブヒョヒョヒョヒョ・・・

目の前で繰り広げられる未知の世界・・・!?

「うん 今日は ちょっと同窓会の帰りでね!! ヘヘヘヘヘ・・・」

ソファに座りながら答える彼・・・

ママ 「そうなの?? それじゃ お連れの方は仕事関係じゃないのね!??」

K野 「いや 仕事関係といえば仕事関係・・・ でも 同級生!! ガハハハハハハ・・・」

ママ 「あらっ!? 不思議な関係ね!! オホホホホホ・・・

俺 「初めまして 小波野と言います! デヘヘヘヘヘ・・・」

「小波野さん・・ こちらこそ 宜しくお願いします!! フフフフフ・・・


ママとの挨拶が終わるや否や 背後から鋭い視線を感じた俺・・・

振り返ると そこにはファッションモデルのような綺麗な女性が立っていたのである。 

(さすが銀座 レベルが高い・・・・!?)

しかし彼女も ママにも似た危ないオーラを発していたのであった。

例えれば 「火曜サスペンス劇場に出て来る 自分が上り詰めるために平気で男を崖から突き落とす女!?」に見えたのである。

「お邪魔します!」と言いながら俺の横に座る彼女の横顔を見ながら

「この店から無事帰還出来るのだろうか!??」と思った俺なのであった。

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銀座 怖い!!

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minaminokuni55 at 10:31コメント(0)サーファーとお酒 

2016年11月25日

銀座の恋の物語 1

22日(火)、午後6時半・・・

朝の震度5の地震で止まったヘタレなJR常磐線に見切りをつけて 高速バスで銀座にやって来た俺・・・

30分遅れで 待ち合わせの居酒屋に辿り着いたのだった。

この日は高校の同窓会・・・

昔 我々茨城の県北地方は集団就職(!?)で 東京に就職した仲間が多いため 地元と東京で交互に同窓会を開くのが通例なのである。

ぶひょ!


今回は 銀座4丁目の商業ビルの中にある洒落た居酒屋さんが集合場所であった。

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ここで少し飲んで ほろ酔い加減となってから 同級生がやっている焼き鳥屋になだれ込もうという算段である。

なぜなら その焼き鳥屋というのが ミシュランで初めて星を取った焼き鳥屋ということで 少々お高い・・・

最初からそこで飲んだのでは 予算オーバーとなってしまう。

そのため飲み放題の居酒屋で飲み始めとなった訳である。

生きのいいオネエチャンに案内されて 奥のお座敷に通された俺・・・


もう みんな集まっているらしかった。

俺 「悪い 悪い・・・ 朝の地震で電車が止まっちまったから 国道を全力で走って来たよ!! ギャハハハハ・・・」

「おう ケン! やっと来たか! お前が最後で これで全員揃った訳だ!!」

卒業旅行で一緒にヨーロッパを回ったM島が ニコニコしながら口を開いた。

俺 「1・2・3・・・6・7  あれっ 今日は9人のはずじゃなかったっけ!?」

「そうだったんだけど S山が 体の具合が悪くなったとかで 今日はパスだって!!」

委員長だったN田が答えた。

俺 「みんな年寄りだからな! お前らみんな59だろ!? 体調維持するのも大変だろ!?? ブヒョヒョヒョ・・・」

「何 若ぶってるんだ! お前も同級生だから同じ年だろ!? どひゃひゃひゃひゃ・・!」

学年1の秀才だったK野が口を尖らせる。


考えてみれば ここ10年以上 同窓会に来るやつというのは同じ顔ぶれが多い気がする。

50人近くのクラスだったのだが 毎回15人ぐらいが 代わる代わる来てるだけで 残りの35人ぐらいは ほとんど顔を見せない。

還暦近くになって 同窓会に来れると言うことは 健康も含めて 人生それなりに上手く行っているヤツだけなのである。

「ケン! ここに座れ!!」

K野が 昔のマドンナF山さんの脇を指差した。

マドンナと言っても40年前の話である。

(時の流れと言うのは残酷なもので 今はその面影も全く無い・・・

しかし 大人の俺・・・

「相変わらず お美しい・・・ お美しい」と呪文を唱えながら 席に座ったのであった。


「じゃ 再度改め 乾杯をしよう!!

N田の音頭で乾杯が始まった。

昔話と現在の話が咲き乱れる室内・・・

K野 「そういえば ケンのところは金属加工会社だったな!? うちの材料を使ってくれてるの??」

(彼は 金属材料メーカー大手の重役さんである)

俺 「もちろんだよ! お前ん所は 世界有数のシェアを持ってるじゃないか!? うちは精密加工だから高級材じゃないと加工出来ないしね!」

K野 「そうか アリガトネ!! ブヒョヒョヒョヒョ・・・」

俺 「でも お前ん所は品質はいいんだけど 価格がな・・・ なんとかもうちょっと安くならないのか???」

K野 「もうちょっと安く・・・って言っても 今年は儲かって無いからな・・・

俺 「儲かって無い!??? ふざけんなよ!! 去年まで過去最高益を更新してたじゃないか!?

K野 「えっ!? 知ってたの?? ブヒョヒョヒョ・・・ そうか・・・ だったら 焼き鳥屋のあとで どっか行くか!?? 

俺 「えっ!? もしかして銀座のクラブ???

k野 「ああ・・・ この近くは 行きつけの店が結構有るから・・・ 」

「いっ 行く イク〜〜!!

思わず裏返った声で返事をした俺なのであった。


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食い散らかすように あちらこちらと話が変わるこのブログ・・・

君は 付いて来れるかな!?

ブヒャヒャヒャヒャ・・・
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minaminokuni55 at 14:00コメント(0)サーファーとお酒 

2016年11月16日

ケリー その6

この話は 昭和のバブルが真っ盛りの1980年代後半の話です。 ぶひょ!

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カウンター奥の席に腰かけたスーさんと呼ばれるオヤジ・・・

すかさずチーママらしき女性とヒソヒソ話を始めたのであった。

アケミママは 彼の姿を目で追い 緊張の表情を一瞬見せたが すぐに元の話に戻った。


ママ 「私 宝石が好きで・・・ 中でもダイヤが一番好きだわ!! フフフフ・・・

俺 「そうですか!? そういえば俺も 宝石が嫌いだと言う女性には会ったことは無いですね!! ギャハハハハハ・・・」

ママ 「この怪しい輝きに惹かれてしまうのよね!! 女って いつでも輝いていたいから そんな想いを宝石に求めるのかしら・・・ 

そう言いながら 片方のイヤリングを軽くつまんだ。


「そういえば そのイヤリングはどこで買ったんですか??」

K村の以前の話に納得がいかない俺は 探りを入れてみた。

すると 彼女の返事を待っている俺を見かねて K村が口を挟んだ。

K村 「先輩! そんな野暮な話は無しにしましょうよ!!お客さんのプレゼントでしょうから・・・ ガハハハハハ・・・

俺 「えっ!? お前は気にならないの??? 職業上 興味があると思うんだけど・・・」

(彼は 地元デパートの宝石売り場の責任者であった)

K村 「そっ そりゃ気になりますけど プライバシーの問題かと・・・・

俺 「ふ〜〜ん・・・ 俺はお前の店の商品だと思ってたんだけどな!! ドヒャヒャヒャヒャ・・・」

K村 「やっ やだな! 先輩・・・ そんなことある訳ないじゃないですか!!

例の詐欺もどきの手口を俺に話した手前、その片棒を担いでいたとは死んでも言えない!?


ママ 「イヤだわ 二人とも・・・ 客から貰ったなんて! こんな高いものをプレゼントしてくれるお客様なんて いないわよ! それとも どちらかが買ってくれると言うんでしたら話は別ですけど・・・

「えっ!? 買ってくれるの??だったら 私も その半分の大きさでいいから欲しいわ!!

それまで黙っていたマリちゃんも話に加わった。

俺 「うっ!? その・・・ そう言う訳じゃ・・・  そうだ K村!! お前が買ってやれよ!!」

K村 「何言ってるんスか 先輩! いくら宝飾業界が景気がイイからって 俺達一般サラリーマンでは逆立ちしても無理っスよ!」

マリ 「そうなの??? カワちゃんのところには 売るほど宝石が並んでるんでしょ!? ひとつぐらい無くなっても分からないんじゃないかしら・・・ キャハハハハハ・・・

K村 「だから マリちゃん それは無理だって! 商品なんだから 全部在庫表に載ってるに決まってるだろ!!」

俺 「あれっ? そうだったの?? お前のところは 裏帳簿が有るって聞いてたけど・・・ ブヒョヒョヒョヒョ・・・」

K村 「勘弁してくださいよ!! デパートは信用第一なんですから そんなのある訳無いっスよ!! ドヒャヒャヒャヒャ・・・

俺 「でもときどき その信用ってやつも 色気なんかに負けるんじゃなかった??? 」

K村 「だから・・・ そんなこと有りませんってば!! 」

だんだん涙目になって来たK村・・・


そんな後輩イジメを楽しみながらも ふと さっきのチーママ、スーさんが気になった俺・・・

カウンターの奥を見遣ると 相変わらず2人は ヒソヒソ話を続けているのであった。


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このブログを読んでる人は 昭和のバブルを知らない人ばかりなのかな!?

でも最近 オリンピックに向けて東京で また不動産バブルが始まったって聞くけど・・・ 『夢よ もう一度!!』になるのかな!?

まあ 取りあえず クリック 宜しく!!
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minaminokuni55 at 08:31コメント(4)その他 

2016年11月14日

パワースポット

最近お疲れ気味の俺・・・

そんな体にパワーを充満させようと 日本最強のパワースポットのひとつと名高い地元の御岩神社に行くことになったのであった。

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宇宙飛行士たちが見た「光の柱」 (『パワースポット全国情報NET!!』 様より抜粋)



かつて、アポロ14号の宇宙飛行士エドガーミッチェル氏が宇宙から

地球を眺めた時に地球上で1か所だけものすごく光っている場所があったそうです。

彼はその緯度や経度を計測し、後日、来日してこの御岩神社を訪ねてきたと言われています。

それだけでなく、日本人初の女性宇宙飛行士の向井千秋さんもスペースシャトルに乗って

宇宙から地球を眺めていたら日本に光の柱が立つのが見え

場所を調べてみたら日立の山中だったということで・・・

彼女だけでなく他のクルーもこの光を見たとの噂もあり

やはり場所はこの御岩神社だったのではないかと言われているのです。

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こんな情報がネットで行き交い かなり有名になったパワースポットなのである。 


朝 9時半 御岩神社に到着・・・

この日の目的は 御岩山頂上まで登り 光の柱が立つという場所を確認することであった。

まだ早い時間だったのだが もう既にたくさんの参詣の人が居て、駐車場には 観光バスも数台停まっていた。

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昔 天狗が住んでいたという『3本杉』・・・

樹齢500年とも600年とも言われている。
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3本杉















自ら樹皮の間から水蒸気を発し、「俺は 生きているんだぞ!!」と自己主張をする参道の木々・・・
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神社の社群を抜け その背後に続く 険しい山道を歩くこと40分・・・

ついに 標高4287メートル(!?)の御岩山頂上に着いたのであった。
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確かこの辺りに 世界最大のルビーの原石が有ると ガイドブックに載っていたのだが・・・

「あっ 有った!!

(石の向こう側には この霊力にあやかろうと 女性修験者が座禅を組んでいた。

画像では分かり辛いが 彼女のすぐ前は数百メートルの断崖絶壁で 俺はこれ以上は近づくことは出来なかったのである。)
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色は薄いけど 完全にルビーの原石

(貴金属評論家の俺が言うんだから間違いない!?? ぶひょ!)

しばらく見つめていると その石は不思議な光を放ち始めたのであった。

(ウッ!? 何だろう・・・ この崇高な光は????)

すると 見る見るうちに その光が天に向かって伸び始めたのだった。

(えっ!? これが宇宙から見えたという光の柱の正体???

俺は トンデモナイものを見てしまったのか!???
 

しばらく空を見上げていると その光の柱の中から謎の飛行物体が出現したのであった。

空飛ぶ円盤???)

目の前の数十メートル先の空中に停止した円盤・・・

突然 上部のハッチが「パカッ!」と開き 2人の男女が顔を出した。

男 「ワタシ スーサン 宜シクネ!!」

女 「ワタシハ アケミ ドゾ 宜シク!!


スーさんとアケミという宇宙人カップルが現れたのであった。


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minaminokuni55 at 10:42コメント(2)その他 

2016年10月28日

ケリー その5

ママの昔の話を避ける空気を感じ 当たり障りのない話題に変えた俺・・・

「アハハハ オホホ!!」と うわべのだけの話が続いた。


そのバカ話をしている間中も、俺はずっと彼女のピアスが気になっていたのである。

両耳につけられたダイヤモンドのピアス・・・

どうみても片方で1カラット以上は有る。

ダウンライトの灯りにキラキラ輝き その眩しさからも かなり高価なダイヤに思えた。

例の疑惑の件もあるし 探りを入れてみようかな!?


俺 「さっきから気になってるんですけど そのダイヤ 凄いですね!!」

「えっ!? これ???  やだ! 私 ダイヤが好きだから・・・

左耳のダイヤを触りながら まんざらでもない様子で答える彼女・・・

俺 「たぶん それ1カラット以上有りますよね!??」

ママ 「ええ まあ・・・」

すると その話が聞こえたのか それまでマリちゃんとイチャイチャしていたK村が解説を始めた。

K村 「先輩 ダイヤの4Cって知ってますか???」

俺 「4C??? カラットとか そう言う話か???」

K村 「そうそう そのCです。 一番有名なCは そのカラット(重さ)ですが その他に、カラー(色)クラリティ(透明度)カット(研磨)があって その4つのCを ダイヤの4Cって言うんですよ! そしてそのバランスで ダイヤの価値が決まるんですよ!! ブヒョヒョヒョヒョ・・・」

俺 「さすが 宝石売り場の店長さんだな!! その手の話は詳しいな!! ギャハッ!」

K村 「ママのダイヤは カラーがEクラスで クラリティはVVS2、カットもエクセレント、もちろんカラットは1カラットオーバーですから かなりのハイクラスのダイヤです。(キリッ)」

俺 「ハッ!? やけに詳しいな!! こんな暗がりで いくらなんでも そこまで分かる訳ないだろ!? (うっ!? もしかして お前が売ったダイヤなのか!??? ・・・・ それじゃ この前 言っていた『他のデパートの店長』っていうのは・・・)」

K村 「イヤッ!? その・・・ 

(『ダイヤを介した小遣い稼ぎ』って お前が その片棒を担いでいたのか!??? どおりでその話に詳しい訳だ!!

そんなテレパシーを交えた2人のやり取りを 怪訝な顔で見ていたママさん・・・

「俺も ちょっと前に嫁さんに指輪を買ったんで なんとなく値段は想像出来るけど たぶん 一粒で指2本以上ですよね!?」

そんな疑問を ママにぶつけてみた。

ママ 「指2本??? ええ そのぐらいかしら・・・ ウフフフフ・・・

俺 「凄いな 両方の耳に高級車1台分のダイヤがブラ下がってるんだ?? ギャハハハハハ・・・」

ママ 「いやだわ ケンさん! 変な事言わないでくださいよ! それじゃ 耳がちぎれちゃいますよ!? ホホホホホホホ・・・

「そうですよ 先輩! そんな言い方 やめて下さいよ!! 少し 生々しいですよ!! ブヒョヒョヒョヒョ・・・」

誤魔化すように話を合わせるK村・・・


俺 「そんな高価なもの・・・ 俺だったら ギリギリ一粒しか買えないな!! ブヒャヒャヒャヒャ・・・」

「えっ!?

それまで一緒に笑っていたママが 急に真顔になった。

そして ほぼ同時にK村も顔色を変えたのを俺は見逃さなかったのである。


(やっぱり・・・ ココとK村はグルだったのか!??)

そう確信したとき・・・

店のドアが開き 一人の中年のオヤジが入って来たのであった。

「イラッサイマセ〜〜!!

黄色い声が店内に響く・・・

その男は まっすぐ店の奥に進み、カウンターの端っこの席に腰を下ろした。

すると そばに居たチーママっぽい女性が おしぼりを差し出した。

スーさん いらっしゃい! いつものロックですね!!」

少し緊張した様子で話し掛けるチーママ・・・

その声には 他の客に対するそれと ちょっと違う雰囲気が混じっていたのであった。

店内が全部見渡せるカウンター奥に座った40絡みのオヤジ・・・

その姿を無表情に 目だけで「チラッ」と追ったアケミママ・・・

(『いらっしゃい!』の一言も言わない・・・)


こりゃ もしかして・・・????

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

スーさん登場で 新たな展開に・・・

「またスーさんかよっ!??」なんて言わずに クリック クリック!!
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minaminokuni55 at 15:04コメント(2)その他 
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