2019年10月25日

復活 番外編

ケンズ・クラシックも終わり、夏の暑さもひと段落した浜辺に佇む俺・・・

スナメリとの男の約束を果たすため カリスマビーチにやって来たのであった。

米島までボードを押して貰った時に交わした約束・・・


手には 発泡スチロールの箱を抱えていたのであった。

日曜日の夕方・・・

ほぼ波も無く サーファーもまばらだった。

テトラ近くの波打ち際まで行き、「パンパン!」と拍手をしながら『スナメリ 出てこい!!』とテレパシーを発した。

すると数十秒の沈黙の後・・・、『呼んだ???』とテレパシーが帰って来た。

俺 『ああ・・・ 呼んだ 呼んだ! この前のお礼を持って来たぞ!!』

『えっ!? あの時のサーファーか?? 俺はてっきり騙されたと思ってたよ!!』

そう言いながら ひょっこりとスナメリが波間から顔を出したのであった。

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俺 『何を言ってやがる。俺は絶対に嘘をつかない。 寿司屋に伊勢海老が入るまで 少し時間がかかっただけだ』

スナメリ 『そうだったのか! 疑って悪かったな!!』

『待たせた分 いい伊勢海老が入ったぞ!! 俺も確かめてないけど 寿司屋のオヤジが気を効かせて 上物を仕入れたらしいから・・・』

そう言いながら 発泡スチロールの蓋を開けたのだった。

「オッ!!」

思わず声を出した俺・・・

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そこには きれいでデカい伊勢海老が2尾 入っていたのである。

よく見ると ヒゲも動いていた。

俺 『あっ!? まだ生きてるぞ!!

『本当??? どれどれ・・・』

そう言いながら 砂浜まで上がって来たスナメリだった。

(お前はオットセイか???

俺 『お前・・・ 陸に上がって大丈夫なのか??? 息 出来るのか??

スナメリ 『何言ってやがる。俺は哺乳類だぞ! 基本的に肺呼吸だぞ!! ギャハハハハハハ・・・』

俺 『そうだったな!! 忘れてた! ブヒョヒョヒョヒョ・・・』


スナメリ 『・・で それ 食っていいのか??』

俺 『ああ・・・ いいぞ! 』

スナメリ 『2尾 全部か??』

俺 『もちろん! 何回も押してくれてテイクオフさせてくれたお礼だ!!』

スナメリ 『すまねぇ〜!』

そう言い終わるや否や 最初の伊勢海老に食らいついた。


(バリ バリ・・ ゴリゴリ・・・ ゴックン!!)

その間 10秒ぐらいの出来事だった。

俺 『お前 食べるの早くないか???』

スナメリ 『これ 普通だから! 弱肉強食の自然界では 早メシ 早グソは当たり前なんだ!! ギャハハハハ・・・』

俺 『そっ そんなもんなんだ・・・???

その俺の言葉が終わらないうちに もう残りの伊勢海老にも食いついた。

(バリバリバリ・・・ ボリボリ・・・ ゴックン!! グホッ!!)


俺 『もう 食っちまったんか??』

スナメリ 『うん! スゲー 美味かった。さすが寿司屋の伊勢海老は違うな!!』

俺 『だろうな! 何しろ 東京の豊洲市場から取り寄せた上物だからな!! ブヒョヒョヒョヒョ・・・』

スナメリ 『えっ!? クルクル寿司から持って来たんじゃ無かったのか??』

俺 『お前 何言ってるの?? 伊勢海老は クルクルでは食えないぞ!!』

スナメリ 『そりゃそうだろうけど・・・ サーファーはクルクル寿司しか行かないって都市伝説を聞いてたから・・・

俺 『お前 どこから その伝説を聞いたんだ???』

スナメリ 『そりゃ 波待ちしてるサーファー達に決まってるだろ!!』

俺 『あっ!? ここに入ってるサーファー達か・・・ だったら 仕方が無いかも・・・??? ドヒャヒャヒャヒャ…』


スナメリ 『 ・・・で 一つだけお願いが有るんだけど 聞いてもらえるかな??』

急に神妙な顔になった彼・・・

俺 『どうした??』

スナメリ 『実は・・・』


その時 彼が発した言葉は 俺の想像を超えるものだったのであった。

続く・・・

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2019年09月24日

復活 12

いよいよケンズ・クラシック表彰式が始まった。


参考までにケンズ・ルールでは とにかく長い距離を乗った人が優勝である。

また 途中でどんな技を入れようとも加点にはならない。

とにかく愚直なまでに淡々とボードに乗っていることが求められる。

究極の『こちら側サーファー』のルールが適用されるのであった。

(まあ・・・ これがヘタレ・サーファーが勝つ可能性がある唯一のルールなのであるが・・・)ぶひょ!


俺 「じゃ 最初に優勝候補から順に乗った距離を申告してもらおうかな!? ギャハハハハハハ・・・」

(自己申告のため あとから言うほうが有利なのであった)

俺 「最初は梅さんからお願いします!! デヘヘヘヘヘヘ・・・」

(梅さんは 全日本の常連で 完全にあちら側サーファーである)

梅 「僕ですか・・・ え〜〜と カリフォルニア・ピークからテイクオフして テトラの先までだから 200メートルぐらいですかね!??」

カリフォルニア・ピークとは いつもみんなが浮いているハワイ・ピークから さらにアメリカ寄りに50メートル程沖に有るピークである)

『おっ これで決まりだな・・・ 』

一瞬 みんながざわついた。


俺 「では 次にO平さん・・・」

(一年間で300日ぐらい海に入るサーフィン・キチ・・・・、いや ピュアなサーファーである)

O平 「僕は それよりちょっと短い180メートルぐらいかな!?」

(はい O平さん 180メートルと・・・・)


俺 「森君は???」

(彼は 根っからのビッグ・ウェーバーで やはり全日本の常連でもある)

森 「たぶん 梅さんと同じぐらいだと思います。ヘヘヘヘヘヘ・・・

(森君 200メートルと・・・)


俺 「じゃ あとの人は挙手で・・・

カズ 「ケンさん! その他大勢扱いはやめてください!! ひとりずつ聞いてくださいよ!! ったく・・・

俺 「えっ!? だって あとは雑魚ばかりだろ!?? ブヒョヒョヒョヒョ・・・」

キャバ 「そりゃ そうですが・・・ デヘヘヘヘヘ・・・

チュー 「まあ 俺達は 米島にさえ行ってませんからね!! ギャハハハ・・・

遅刻して来たチュースケ夫妻は 正面ビーチで浮いていたらしい・・・


カズ 「どっちにしても 200メートルは無理ですけどね!! ドヒャヒャヒャヒャ・・・」

キャバ 「では 一応聞きますが ケンさんはどのくらい乗ったんスか???」

俺 「俺か??? そうだな・・・ 100メートルと150メートルで 合計250メートルだな!? ガハハハハハハ・・・」

全員 「ごっ 合計????

俺 「ああ・・・ 合計!! エッヘン!!」

カズ 「何スか? 合計って??? ベスト・ワンウェーブじゃないんスか???

俺 「あのな〜・・・ 俺がいくつだと思ってるんだ?? とっくに還暦過ぎてんだぞ!! それぐらいズルしてもいいだろ!??」

カズ 「ケンさんの大会で ケンさん自らズルって・・・ そんなのあるんスか???

俺 「そっ そんなに怒るなよ!! 所詮 ケンズだぞ!!」

カズ 「所詮って・・・ しかし・・・ そんな・・・

俺 「まあ いいから 機嫌直して 飲め!!  ほら 参加賞の勃起薬も有るぞ!!ブヒョヒョ・・・」


すると どこから現れたのか 浜辺の妖怪オッチョが現れた。

オッチョ 「な〜〜に 勃起薬 あんのげ〜〜!????」

キャバ 「あれっ!? いつの間に オッチョさん・・・ 来てたんスか???」

オッチョ 「タダ酒 タダ飯 タダリスってな! デヒョヒョヒョヒョ・・・」

キャバ 「あっ!? それは欲しいッス!!

カズ 「俺は まだまだ その世話には・・・ (でも チラッ チラッ)」

オッチョ 「じゃ 俺にくれ!!」

カズ 「いや・・・ それとこれとは・・・」

O平 「余ってるんなら 私もひとつ・・・」

(あ〜〜でもない  こ〜〜でもない・・・)


こうして真夏の一日は過ぎていったのであった。

メデタシ メデタシ・・・

(完)

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老い先短いジジイのお願い!!

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minaminokuni55 at 15:35コメント(0)サーフィン 

2019年09月18日

復活 11

午後3時・・・

大会を終えたサーファー達が 表彰式会場のビーチ・バーガーに集まっていた。

(ビーチバーガーはポイント傍にあるサーファー御用達のビールとハンバーガーの店である)


俺、O平さん、梅さん、キャバ夫妻、原チャリ・カズ、チュースケ夫妻、その他数人・・・

みんな適当に話しているが 表彰式はまだ始まっていなかった。


O平 「ケンさん! まだ顔が白いですね!? 調子は戻りませんか???

俺 「えっ 顔が白い??? やっぱり! ふ〜〜〜っ! 気持ち悪い・・・

梅さん 「もしかして 船酔いですか???」

俺 「た たぶん・・・ しばらく振りのサーフィンだったので 波待ちで酔っちゃいました

カズ 「ケンさん! 何言ってるんですか? サーファーが波待ちで船酔いなんて聞いたことないスよ!!」

俺 「俺だって聞いたことないぞ! こんなに体が弱っていたとは・・・ デヘヘヘヘヘヘ・・・」


キャバ 「ケンさん! 米島で 結構乗ってたじゃないですか?? 『久しぶりなのに さすが米島の神だな!』と思ってたんスけど 駄目だったんスね??」

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俺 「ああ・・・ あの時は大丈夫だったんだけど 4〜5本乗った後ぐらいかな・・・ だんだん気持ち悪くなって来て・・・ 」

キャバ 「しかし その状態でよく戻ってこれましたね!?」

俺 「うん・・・ タクシーを待たせといたから・・・」

キャバ 「タクシー スか???

俺 「そう!スナメリ・タクシー!  あれで助かったよ! ギャハッ!

キャバ 「やっぱり! じゃ ポイントに来るときもスナメリに押して貰ってたんスね!??」

俺 「うん 『伊勢海老やるから!』って言ったら 尻尾振って 喜んで押してくれたよ! 『帰りも頼む』と言ったら 『伊勢海老2尾ね!』と言いやがったけど・・・ ギャハハハハハハ・・・」

カズ 「伊勢海老2尾ですか?? 豪勢ですね!  スナメリも伊勢海老が好きなんスね???」

俺 「おっ おう・・・ 『グルメなんです!』って自分で言ってたからな・・・」

カズ 「生意気なヤツですね!!」

俺 「まあな! あとで 知り合いの寿司屋に注文しとかなきゃ・・・ 『来週 持って来る』って約束したから・・・ ぶひょ!」

キャバ 「さすがケンさんッス! スナメリとの約束も守るんですね!??」

俺 「当たり前だろ!! 死んでも守るのが約束だ! たとえ相手が誰であっても・・・ ブヒョヒョヒョヒョ・・・」


「それじゃ ビールも来たし 表彰式を始めますか??」

ビーチ・バーガーの奥様がビールを運んで来たのを横目にカズが言った。

俺 「そうだな! じゃ 自己申告で何メーター乗ったかを言ってもらうか! ドヒャヒャヒャヒャ・・・」


こうしてケンズ・クラシック表彰式が始まったのであった。


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2019年09月11日

復活 10

しばらくぶりのサーフィンで すっかり体が鈍ってしまっていたため、スナメリに ボードの後ろを押して貰って ポイントまで運んでもらった俺なのであった。


俺 『アリガトネ!! あとで波に乗るときに合図するから そしたらまた押してね!!

スナメリ 『了解!! 伊勢海老 伊勢海老っと!!


俺に気付いたO平さんが話しかけて来た。

O平 「ケンさん! 御無沙汰ですね! ちなみにどのくらい振りのサーフィンですか??」

俺 「え〜〜と・・ 確か去年のゴールデンウィークに入ったのが最後だから 1年4か月ぶりですかね?? ギャハハハハハハ・・・」

O平 「1年4か月??? それじゃ ほぼ引退状態でしょ???」

俺 「ええ・・・ さっき駐車場で会った奴らも 『ケンさん 生きてたんですか??』って言ってたからね!! あいつ等 ジジイをしばらく見ないと すぐに殺しちまうから・・・

O平 「私も そう言われないように 毎週 顔を見せてるんですよ!! デヘヘヘヘヘ・・・」

俺 「何言ってるんですか!? O平さんは毎朝会社に行く前に入ってるんでしょ!? 1年で250日は入ってますよね!?」

O平 「ええと・・・ もうちょっと入ってますかね!? ブヒャヒャヒャヒャ・・・」

俺 「・・・・・・

(完全にサーフィン中毒である)


すると たった今 ロングライドから戻って来た梅さんが そばに寄って来た。

梅 「ケンさん 久しぶりです。今見ましたけど パドルのスピードが凄かったですね!! どこかでコッソリ練習でもしてたんですか??

俺 「いやいや・・・ これにはちょっと訳が有って・・・ デヘヘヘヘヘヘ・・・」

梅 「訳??」

俺 「まあまあ その話は ビーチバーガーでの表彰式で・・・ 


そんな話をしているうちに キャバヒロ夫妻もやって来た。

キャバ 「それじゃ そろそろケンズ・クラシックを始めますか?? 後から来る奴は その都度適当に参加ってことで・・・」

カズ 「どっちにしても 自己申告制の乗った距離勝負ですからね!! ドヒャヒャヒャヒャヒャ・・・

森君 「了解!!」

カズ 「それでは 今から 第504回 ケンズ・クラシックの開催を宣言します!!」

全員 「ハイヨ〜〜!!」


という訳で いよいよ史上初のヒート時間無制限の大会が始まったのである。


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最近 大正〜昭和初期の「新版画」っていうヤツに嵌まっています。

古くて新しいです。
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minaminokuni55 at 14:12コメント(0)サーフィン 

2019年09月06日

復活 9

ケンズ・クラシック開催のため 米島ポイントへ行く途中、スナメリに出会った俺だった。

久しぶりのパドルで腕がパンパン・・・

漂流一歩手前の状態なのであった。


人の好さそうな(!?)彼の顔を見て ピコ〜〜ンと閃いた。

『実は 頼みが有るんだけど・・・』

恐る恐るテレパシーを送ってみたのである。

スナメリ 『何?? 頼みを聞いたら何かくれるのか??』

俺 『そうだな・・・ 伊勢海老なんてどうだ?? 知り合いの寿司屋に頼めば いくらでも手に入るんだが・・・』

スナメリ 『寿司屋の伊勢海老か??? そりゃ美味そうだな!! で 何をやればいいんだ?? ブヒョヒョヒョヒョ・・・』

俺 『え〜〜と・・・ 向こうの遥か彼方の水平線に何人かのオヤジ達が浮いてるのが見えるだろ!! あそこまでボードに乗った俺を押していって欲しいんだけど・・・』

スナメリ 『えっ!? そんな簡単なことで伊勢海老をくれるのか?? この辺では伊勢海老がめっきり減っちゃって しばらく食ったことがないからな・・・ 本当にくれるんだろうな??』

俺 『もちろん! サーファー嘘つかない!! (キリッ!) ただ 波に乗り終わったら また元のところまで押して行ってくれよ!! それを2〜3回繰り返してくれたら 伊勢海老をやるよ!! どだ???』

スナメリ 『なんだ! 一回だけじゃないのか!?』

俺 『当たり前だろ!! 伊勢海老だぞ 伊勢海老!! ぶひょ!』


スナメリ 『そりゃ そうだな! じゃ 後ろから押すから ボードに乗っていいよ!!』

普通のパドルの体勢で ボードに寝そべり 『 うん! いいぞ! 押してくれ!!』と声をかけた俺・・・

すると 器用に鼻先でボードの最後尾を押しながら泳ぎ始めたのである。

(おっ!? 結構力強いじゃないか!?? 水族館のイルカショーって こんな感じなのか!? ギャハハハハハ・・・)

すぐさま ジョギングぐらいのスピードで波間を進み始めたのであった。


そして 50メートル程先をパドルしていたキャバヒロ夫妻の脇を「ス〜〜ッ」と追い抜いた。

キャバ 「ケッ ケンさん どうしたんですか??  さっきは死にそうだったじゃないスか??」

俺 「復活 復活!! 還暦ジジイを甘く見るなよ!! まあ 先に行って待ってるから お前等も早く来いよ!! ドヒャヒャヒャヒャ・・・


フラ美 「キャ キャバさん 今の見た?? ケンさんのボードの後ろに 何か黒い物体が動いてたよ!!

キャバ 「あっ フラ美さんも見たんだ・・・ もしかして・・・

キャバ、フラ美 「悪魔????


悪魔だろうが妖怪だろうが とにかく楽にポイントに行ければ それに越したことはないのである。

ぶひょ!

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悪魔に魂を売ってもいい!! 余計に波に乗れれば・・・

どひゃ!

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minaminokuni55 at 17:24コメント(0)サーフィン 

2019年09月03日

復活 8

パドルで片道15分ちょっとのリーフの米島ポイント!!

梅さん、O平さん、森君、カズのあちら側サーファー達が 遥かかなたの水平線上に ゴマ粒のように浮かんでいるのが見えた。

いつものハワイ・ピークと その先のカリフォルニア・ピークの2手に分かれて波待ちをしているようだった。


そのゴマ粒を目指し キャバヒロ、フラ美さんと俺の3人で 太平洋に漕ぎ出したのである。

7〜8分経過・・・

俺 (ふ〜〜・・・ 全然進まない。 まだ途中のテトラさえも通過出来ない。  もしかして 1年4か月ぶりのジジイのサーフィンとしては あまりにも過酷なポイントを選んでしまったのか??

そんな俺を 何度も振り返りながら『先に行ってるスよ!!!!』とテレパシーを送って来るキャバだった。

『お前 ふざけんなよ!! か弱いジジイを こんな太平洋のド真ん中(!?)に置いていくつもりなのか??』と すかさずテレパシーを送り返した。

キャバ 『そんなこと言われても ケンさんのペースに合わせてたんじゃ お昼になっても着かないっスよ!!』

俺 『だったら お前のリーシュを掴ませろ!! 年寄りは大事にしないと罰が当たるぞ!!』

キャバ 『わかりました。じゃ ちょっとだけっスよ!!』

キャバのリーシュを手綱のように手首に巻き付けた俺・・・

ツ〜〜ッ

『おっ 楽ちん 楽ちん・・・・ そのまま そのまま・・・ ギャハハハハハハ・・・』

(引っ張られること20秒余り・・・)

キャバ 『ハア ハア ハア・・・ 俺 もう駄目っス!! 俺も若くないんで このくらいで勘弁してください!!

俺 『なんだ お前もだらしがねえな!! まだ30メートルも進んでねえぞ!!』


諦めて 「パタン パタン」とパドルを始めた俺・・・

しかし 3分もしないうちに 再び 腕が鉛のように重くなって来た。

いつものように 胸のカラータイマーを確認する俺・・・

ピコピコピコ・・・ (黄色い点滅が始まっていた)

俺 (おっ ヤバイ!! このままだと あと数分で死んでしまう・・・ 何とかしなくては・・・)

そう呟きながら 周りを見渡してみた。


すると テトラのそばの水中に 何やら黒い物体が見えたのである。

俺 (あれは もしかして テトラの主の・・・

その黒い影は スナメリだったのであった。


イルカの仲間のスナメリ・・・

カリスマビーチ沖のテトラには 昔からスナメリが住み着いていたのである。

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30年以上前に入れられたテトラブロックであったが、海藻類とともに 数十年の間にアワビやエビ、カニ、タコなど 美味しいものがたくさん集まり生態系を作っていた。

それらを狙ってスナメリも住み着いたらしい・・・


向こうも俺をジッと見ていた。

スナメリ 『オッサン どうした??? そこで もう終わりか???』

俺 『えっ!? お前もテレパシーを使えるのか???』

スナメリ 『ああ・・ これでも昭和生まれだからな!! 仲間内では 妖怪スナメリ爺と呼ばれている。ギャハハハハハ・・・』

俺 『長く生きてて 人間の言葉が分かるようになったのか??』

スナメリ 『まあな・・・ 』


俺 (フ〜〜ン・・・)

ピコ〜〜〜ン!!

ここで 俺は或ることを思い付いたのであった。

そう誰もが思い付くこと・・・・


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minaminokuni55 at 09:19コメント(0)サーフィン 

2019年08月29日

復活 7

集合時間になっても みんなが海に来ていないことをLINEで確かめ、ソファで二度寝を決め込んだ俺・・・

次に目が覚めたのは9時半だった。

(そろそろカズも駐車場に着いた頃かな・・・??? それじゃ 俺も用意をするか!! ギャハハハハハハ・・・)

大会にまでサーファーズ・タイムを実践する俺なのであった。

(だいたい サーファー同士の約束時間というのは 2時間遅れが定番である。ぶひょ!)


ということで 約束のカリスマポイント駐車場には10時半頃に着いたのであった。

約200台ほど停められる駐車場が ほぼ満車の状態・・・

(まったく サーファーというのはどいつもこいつも暇なヤツばかりなんだな・・・ 他にやることないのか!?? まったく ブツブツ・・・)

自分のことはさておいて 他人の悪口をいうのもサーファーの常である。

ブヒョヒョヒョ・・・


空いてる場所を探してクルクル回る・・・

やっとの思いで 隅っこの空きスペースを見つけ、デカエースの鼻っ先を突っ込んだ。

「あとでどうやって出ようか!?」とか 車のはみだしなんかは気にしない。

(サーファーだから・・・

車を降りて 辺りを見渡すと どこからかカズとキャバとフラ美さんが飛んで来た。

カズ 「ケンさん 遅いスよ! 俺なんか もう 正面で1ラウンド終わりましたよ!!」

俺 「ああ・・ そうなの?? うっかり二度寝しちゃってサ!! ギャハハハハハ・・・」

カズ 「二度寝??? 勘弁してくださいよ!! 俺はケンさんのLINEで慌てて来たんスよ!!」

俺 「慌てて???って お前 サーファー何年やってるの?? 2時間遅れは暗黙の了解だろ??」

キャバ 「そうスよね!! 俺は今来たばかりです。 (エッヘン!!)

俺 「おっ さすがキャバ!! だてに20年近くサーファーをやってねえな! サーフィン歴だけは無駄に長いな!! ギャハハハハハ・・・」

フラ美(キャバ嫁) 「ケンさん お久しぶりです! あたしも参加しますんで宜しくです。

俺 「フラ美さん どーも! こちらこそ宜しくね!! 女性だからって手加減しないからね!!  ところで チュースケ夫妻はまだ来てないのか??」


キャバ 「たぶん 『チュー子さんが11時頃 駅に着く』と言ってましたんで 迎えに行ってから来るんじゃないスかね!!」

俺 「そうか・・・ 嫁さんは いつも忙しいからな! それじゃ 先に入っているか!! そういえば O平さん達はどうしてる???」

カズ 「梅さんと森君と一緒に もう1時間以上前から 米島ポイントに入ってるっス」

俺 「さすが あちら側・・・ 大会の集合時間には厳しいんだな!!」

キャバ 「じゃ そろそろ俺達も行きますか???」

俺 「そうだな! そのうちチュースケ夫妻も来るだろうから 先に米島ポイントに浮かんでいるか!?


この日は腹胸サイズのメローな波だったのだが、 この後 或ることが原因で俺は大ピンチになるのであった。


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「ねえねえ 御主人様! 真っ赤で大きな車がいっぱいあるよ!!
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2019年08月26日

復活 6

8月24日 PM8時・・・

ケンズクラシック 前夜祭が 某地方都市の高級料亭(!?)で行われた。

出席者は選りすぐられた有志達によってであった。


俺 「とりあえず生ビールね! それと つまみは焼き鳥と刺身盛り合わせと大盛サラダを人数分ね!!で え〜〜と・・・ ビールは発泡酒じゃなくて ちゃんとしたビールのほうね!

お姉ちゃん 「わっかりました〜〜っ! 喜んで〜〜!!

(完全に 安い居酒屋というのがバレてしまうやり取りである。


キャバ 「で・・・ 明日のケンズ・クラシックですが 8時集合ということでいいスか???」

俺 「ああ・・・ それでいいよ!! あとは適当に メンバーが揃ったら米島ポイントに移動ということで・・・」

チュー 「とにかく 緩〜〜く行きましょう!! 時の流れに身を任せて・・・ ギャハハハハハ・・・」

俺 「そだね・・・ たかが ケンズだもんな!! ドヒャヒャヒャ・・・」

キャバ 「波は小さめで かなりメローらしいスよ!!」

俺 「おお・・・ ますますケンズらしくていいね!!」


という訳で 料亭→ドレスを着たお姉ちゃんの店→カフェバーと いつものコースを辿り、夜中の12時頃に 前夜祭は終わったのであった。


翌日の朝・・・

目覚まし時計を見ると 7時を指していた。

俺 (いくら何でも そろそろ起きるか・・・)

リビングに行って ソファに座り テレビを見ながら ボ〜〜っと動かざること30分・・・

俺 (昨日は結構飲んだな!! こりゃ 二日酔いだ!! ギャハハハハ・・・  あれっ そういえば 今日 何か予定があったような気がするな・・・・)

また それから動かざるごと10分・・・・

突然ひらめいた。

俺 「あっ そうだ!! 今日は大会だ!! 大変 大変・・・」

時計を見ると7時58分である。


思わず ケンズ・LINEで様子を探ってみる???


俺 「誰か海に居る???」

数分間の沈黙の後・・・

カズ 「9時ごろ 出かけようと思ってるんスが・・・」

キャバ 「俺は 出来れば10時ごろで・・・」

チュー 「お昼前には・・・」

いつものケンズのメンバーであった。


俺 「じゃ 俺も12時目安で・・・」

ということで 二度寝をすることにしたのであった。

ギャハハハハハ・・・

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安定のケンズ!!

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minaminokuni55 at 15:37コメント(0)サーフィン 

2019年08月22日

復活 5

現在 良さげな波を狙い、ウェイティング中のケンズ・クラシック!!

(デカい波を待っているのではなく、小さ目で安全な波を待っているのであった)

ぶひょ!


ときどきケンズ・ホットラインで会議をする重鎮達・・・

(普通のLINEですが・・・)

原チャリ 「今度の日曜日辺りはどうスかね??」

俺 「いいんじゃねえかな・・・ 先週は台風が来ていてヤバかったからな!! 還暦過ぎたジジイが『サーフィンでケガしました』なんて言ったら世間様に顔向けが出来ないし・・・ ギャハハハハ・・・」

チュー 「そういえば俺も 去年 米島でデカ波に巻かれた時 リーシュが切れて 死にかけましたからね!!沖のリーフは何が起こるか分かりません。デヘヘヘヘヘ・・・

俺 「ああ・・・ それ思い出したわ! その時 家で NALU君を膝の上に乗せてテレビを見ていたら『プルン』と音がして スマホを開いたら『米島でリーシュが切れて・・・』と知らせてくれたんだよな!! はっきり言って笑ったけど・・・ 

キャバ 「俺も その話を後から聞いて笑ったスよ!! 梅さんに助けられて 梅さんのボードでタンデム・パドルで帰って来たんスよね!?? ブヒョヒョヒョヒョ・・・」

俺 「そうそう・・・ 男同士で 毛脛こすり合わせながら仲良くパドルしてる姿が浮かんじゃったら どうしても・・・

チュー 「えっ!? 2人とも笑ってたんスか?? こっちは必死だったんスよ!!

俺 「そうは言っても その必死さは海に居なきゃ 伝わらねえだろ!?? ギャハハハハ・・・」

原チャリ 「まあまあまあ・・・ そんなことより 今度の日曜日も天気が悪そうスよ!!」

チュー 「そんなことよりって 何だよ!!


俺 「ふ〜〜ん」・・・ そうか 天気が悪いか?? じゃ またウェイティングかな!???  その日のメインはBBQだし 天気が良くなきゃビールも美味くないだろうしな!!

原チャリ 「えっ!? そんなことで延期しちゃうんスか?? 俺達 サーファーっすよ!!」

俺 「そう サーファーだよ!! でも ケンズのサーファーだからな!!」

キャバ 「ヘタレのケンズっスからね!?? ギャハハハハハ・・・」

チュー 「泣く子も黙るヘタレチームっスよね!??」

俺 「『泣く子も笑う』じゃねえのか!? ブヒョヒョヒョヒョ・・・」


キャバ 「どうせなら 前夜祭で飲みませんか??」

チュー 「マジっすか???」

俺 「そして 当日は朝8時集合ってことで・・・」

原チャリ 「飲み会の次の日の朝8時っスか?? それ いつものケンズ会と同じスよね!? 絶対に誰も来ないヤツ・・・

俺 「そうだっけ!?? まっ その時はその時で・・・」

原チャリ 「ケッ ケンさ〜〜〜〜ん!!! ちゃんとヤリましょうよ〜〜!!」


ウェイティングのまま フェードアウト???

まさかね・・・


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
 

え〜〜と・・・ サーファーの半分はヘタレです。

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2019年08月14日

復活 4

ケンズ・クラシック 現在 ウェイティング中・・・・

ブヒョヒョヒョヒョヒョ・・・

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・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
 
バカにしてはイケません。

我々ケンズ・サーフチームは 真面目です!!

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俺への非公開の連絡などにも使えます。
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