第7局で、
一昨年は西東京の宮永照、去年は鹿児島の神代、そして天江衣。今年もそういう『牌に愛された子』が出てくるかもしれない。」
っていう台詞がありますよね。第147局にも似たような台詞があります。

つまり、少なくとも宮永照は高校1年生までは無名の選手だったと言えるでしょう。

考えられる理由は、
・中学の大会で優秀な成績を残さなかった。
・中学の大会に出場していなかった。
仮に前者の場合、
宮永照は幼少期の時点でプロにも匹敵する威圧感を持っていたみたいなので、
もうプラマイゼロをしていたとしか考えられません。

それはそれで面白そうですが、
やはり文脈からして後者でしょうね。

妹の宮永咲も高校から大会に出場するようになったという点で共通しているので、
宮永照にも似たような物語があり麻雀部に入ることになった…のかもしれません。

ということで、
1巻前半の宮永咲を宮永照に置換し、他のキャラは適当に弘世菫にして、
読み返したところ、
事情がかなり異なるな~
と思った点が2つ。

まず、
白糸台の麻雀部は清澄と違って強豪ですよね。
麻雀を好きでもない人を勧誘する理由は…なくはないですが薄れます。
もちろん宮永照の実力が明るみに出れば話は別ですが、そのためにはやはり麻雀を打たないといけません。

そして、
宮永咲の「姉妹と仲直りするために全国へ行く」という動機が宮永照には多分ありません。
もちろん宮永咲はそういう動機があってもなくても麻雀の楽しさを思い出したので入部していたのでしょうけど。


ここで私が紹介したい説は、
・宮永の母親はスパルタ説
・宮永姉妹が別居したのは3年前説

です。
(スパルタ説は2ちゃんとかでよく見る。3年前説の方は私がテキトーに4秒で考えた。)

つまり、こういうこと。

宮永の母親は元プロ雀士である。この子たちに自分が届かなかった九冠を手にしてほしい……そう思うのは当然だった。しかし、熱の入った指導は幼い子供にとって少々厳しすぎた。(ちなみに宮永咲が一番麻雀をやっていた頃とはこの時期である、これは麻雀部で練習している現在を考慮しても変わることはない。)さらには時折り自分の子供に負けることがあり元プロ雀士のプライドは揺れ動く。隠してはいても子どもは敏感にその苛立ちを汲んでいたのである。そのようなことが影響して娘たちは麻雀を嫌いになってしまう。中学に進学した照が麻雀部に入る気はないと宣言された時は愕然としたものだ。とはいえ、この時点では、子供は自分の好きな道を選ぶべきだ……という夫(界)の考えを渋々ながら受け入れていた。転機となったのは今から3年前だ。火災事故で不運にも妹と姪が亡くなってしまったのだ。両親を早くに亡くした彼女にとって妹は数少ない肉親だ、お互いが結婚して家庭を持ってからも家族ぐるみの付き合いをしていた。それを失ったショックはあまりに大きく、抑えていたものが爆発するには十分だった。夫婦喧嘩の末に夫は実家の長野に移住することとなり、娘2人はどちらで住むか選択を迫られた。照は弱った母親にこれ以上の負担をかけまいと彼女の意思に従い、強豪麻雀部がある全寮制の白糸台高校に入学する。そして一方の咲は母親の変貌が恐ろしく感じ父と共に長野に住むこととなる。この選択がやがて姉妹の確執を生んだのであった………。
↑読まなくていいよ。