dreamscape更新(2017/06/22)

話題にするのおせーーよ!!!と言われそうですが、そもそも今回の更新内容は水面日和的には関係ない話だったので記事にする予定はありませんでした。

しかし、あまりにも私の動揺と他の咲ファンの方々の反応がかけ離れていると感じて言及する次第です。
たしかに桧森誓子と獅子腹爽のアレが衝撃的で話題になるのもわかりますけど、個人的には片岡優希のアレ、語尾の方がショッキングでした。

>・片岡さんの語尾はだぜだぞがうまく言えてない感じです。



片岡優希の特徴である「〜だじぇ」「〜だじょ」は本人からしたら「だぜ」「だぞ」だったそうです。

え…………?
あっ………そっかあ………


驚愕というより愕然ですね。
今まで自分の中で積み上げてきた価値観がサーッと一変しました。

たしかに、そう言われてみればストンと腑に落ちます。
それと同時になぜ自分はこんな簡単な解釈に自力で辿り着けなかったのだろうかと混乱しました。

片岡優希は主人公校で一番明るい性格なので第1話からずっと目立っています。
そんなキャラの特徴的な語尾の解釈を誤認していたなんて私は一体何を読んでいたのでしょうか?????今まで読んでいた咲-Saki-は本当に咲-Saki-だったのでしょうか????????
(初期は違った語尾らしいけどそんな昔のことは知らん)


私は今まで片岡優希のこと「なんか意味不明の語尾を使う天然キャラ」くらいに思っていましたが、だぜだぞだと知った今は「男っぽく格好つけたがるキャラ」になりました。
まぁこの辺のキャラ認識は個人差があるはずですが、変わったことは確か。

今となっては「語尾の意味をもっと考えればよかったじゃん」と過去の自分に言いたいところですが、これは仕方のない話。
なぜなら、咲-Saki-には他にも「〜っすよ」「〜だし」「ワハハ」「すばらっ」等の特徴的な口癖があるので「〜だじぇ・〜だじょ」が埋もれていた……という理由がひとつ。
もうひとつは現実ではありえない語尾も2次元キャラならおかしくはないという常識があること。原村和の髪はピンクだけど誰も言及しないことと同じ。
特徴的な語尾が多い作品で私が思い浮かべるのは「とある魔術の禁書目録」です。中でも激しかったのは「打ち止め」ってキャラだったので私の脳内で片岡優希と打ち止めは同じ「作品内でも語尾が浮いているキャラ」というカテゴリに突っ込んでいました。それで性格も似たような感じだと捉えてしまったのです。


で、
語尾がだぜだぞのキャラはパッと思いつけませんが、なんとなくジャンプ漫画の主人公タイプという印象があります。

咲「何がいけないの!?人が死ななきゃいいと思って何が悪いの!?」

優希「人は死ぬじょ」

かっけえ……


現在の片岡優希は「だぜだぞと言いたいのに上手く言えなくてかわいい!」って感じで、格好よさをかわいさで中和していますが、大人になるにつれ上手く言えるようになるのでしょうか。
もちろん一生上手く言えないままの可能性はありますし、なんならだぜだぞ言うことをやめるかもしれませんが、ぜひぜひ片岡優希だぜだぞを聞きたいですね。

哀愁が感じられるそうで好き。


というか何故、片岡優希の語尾があまり話題になっていないんだ……
もしかしたら私以外はみんな知っていたのか……!?
作者ブログって既知のことも回答するし……
いまさら片岡優希に新発見なんてあるわけないよな……
ってくらい今回は動揺しました。



【余談】
全く関係ないけど、この機会に水面日和的に気になった些細なこと。
咲-Saki-第16巻の最後らへん。
片岡優希が「そして咲ちゃんのお姉さん宮永照を倒す!」ってセリフありますよね。
一体いつ片岡優希は宮永照は宮永咲の姉だと知ったのでしょうか……

同じく16巻の最初の方では清澄の作戦会議中に堂々と宮永咲が宮永照のことをお姉ちゃんと言っていますが、片岡優希も染谷まこも誰も反応しません。
原村和は1巻で、竹井久はアニメ一期最終回で宮永咲から聞かされていたので知っているのはわかります。
まぁ宮永照と違って宮永咲は特に隠そうとしていないのでどこかのタイミングで片岡優希や染谷まこにも話したということなのでしょうけど、そのタイミングの回想が今後あるのか気になります。