2010年11月
2010年11月29日
みなしご救援隊・新人さん
ガッカリするほど
非情な
この世にも
野良猫たちの
‘小さな命’を
守るために
黙々と
世話をされている方々が
たくさん
おられます。
そんな
‘猫好きさん’たちと
テレビや新聞
雑誌
そして
このブログを
通じて
知り合えたことに
私はとても
感謝しております。
「何を突然?」
・・・と
思われるでしょうが
正直に
そう思うんですよ
このご縁は
ありがたいなって・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
では今日の
新人さん報告は
新潟・奈良・大阪
猫の旅
・・・・に
出かける前に
引き取った子たちです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11月15日(火)
リピーターの
Rさんから
相談がありました。
以下
Rさんの相談内容です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
通勤途中に
車中から
見かけていた
猫が
たくさん居る
中電の
変電所の壁に
ある日突然
‘猫の餌やり禁止’の
貼り紙が
貼られていました。
車を降りて
よく見てみると
門扉も
改造され
どこからも
餌が
与えられなくなっていました。
誰かが
餌を与えていて
それが
問題になったのだろうけど
この寒空の下
食べ物が
なくなったら
猫たちは
生きていけません。
なので
猫たちを
捕まえて
中谷さんちに
連れて行こうと
試みたけれど
そこの猫たちは
人馴れしていないし
交通量も多いし
猫を
捕まえるには
とっても
危険な場所なんです・・・・
中谷さん
なんとか
ならんですかね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
確かに
「この寒空の下」
食べ物すら
ないなんて
ありえません。
急を要す
相談でしたが
あいにく
その日
私は
予定が
詰まっており
現地視察が
できません。
悩んだ末
Rさんとは
気心が知れていますし
何と言っても
猫の命には
代えられないので
『NPO法人
犬猫みなしご救援隊の
名前を
使いんさい
代表の
中谷の代理だと
きちんと
名乗ってから
これこれ
しかしかの
事情を
説明して
中電(中国電力)に
猫の
捕獲協力を
要請しんさい。
万が一
中電が
協力できない
・・・と言うたら
その時は
私が
ひっくり返すけぇ』
Rさんと
中電の
話し合いは
すんなり進み
猫の安全を
考慮して
敷地内で
捕獲すること
変電機器の
故障など
不測の事態を
想定して
猫の捕獲は
私たちの指導のもと
中電の職員が
直接行う
・・・・などという
私の要望は
すべて
聞き入れてもらい
11月18日(木)と
11月19日(金)の
二日間で
6匹の子を
中電の
職員さんに
捕まえてもらいました。
とっても
気の弱い
男の子です。
どちらも
女の子で
まだ子猫です。
顔も
体の大きさも
よく似ているので
姉妹猫でしょう。
女の子です。
この毛色には
前出の
姉妹猫の毛色の
遺伝子が
含まれているので
もしかしたら
この子が
2匹の姉妹猫の
母猫かも
知れません。
気の弱~い
男の子で
一番最初の
写真の子と
よく似ているので
兄弟猫でしょう。
社交的な
男の子です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どんなに
頑張ったところで
肩書き重視の
日本では
ただの
おばさんの話など
誰も
聞いてはくれません。
相手にもされません。
それが
悔しくて私は
NPO法人格を
取得し
ようやく
モノが言える
土俵に
上がれました。
それには
多くの方々の
目に見えない
協力と
支援があってのことです。
当然
これは
多くの方々に
還元すべきことです。
今回
‘チーム中電’の
6匹の猫を
保護できたことで
少しは
役に立てたかな・・・
な~んて
思っております。
2010年11月28日
みなしご救援隊・新人さん
【新潟・奈良・大阪編】
「今から
新潟に行くなら
30分でも
早く
あがってください」
・・・と
院長と
麻由子先生の
厚意を受け
11月20日(土)
午後6時半
私は
おおまち動物病院を
早退し
その足で
運転手2人と
(田原くんとやっちゃん)
新潟・奈良・大阪
1800kmの
‘猫旅’に
出かけました。
途中
富山県で
2時間ほど
車中で
仮眠をとり
死ぬまでに
一度訪れてみたい
・・・と思うほど
あこがれていた
新潟県に
到着したのは
翌1月21日(日)
午前9時でした。
車中から見る
越後山脈は
秋の紅葉と
冬の雪景色とが
うまく
かみ合い
それは
それは
見事でした。
高速道路を
下りたところで
‘飛行訓練中’の
タンチョウ鶴の
親子と出会い
私たちは
『ツルじゃ!!』
「ツルじゃ!!」
・・・と
大はしゃぎ
カメラを
持ったまま
見入ってしまったので
ツルの写真は
ありません・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回の
依頼主である
保護者の
Aさん宅あたりは
青い空が広がり
広島以上の
ポカポカ
陽気で
‘新潟用’に
着込んでいた
田原君と
やっちゃんは
「暑い暑い」
・・・と
うなりながら
上着を
脱いでおりました。
‘新潟用’の
上着を
忘れていた
私にとっては
『ザマ~みろッ♪』
・・・の好天!!
今回の
依頼は
人馴れしていない
野良猫15匹を
一気に
引き取ることでした。
Aさんの話だと
その猫たちは
‘小屋’に入って
ごはんを食べるとのこと
ならば
『私が行くまで
小屋から
絶対に
出さないでください』
5坪(10畳)程度の
小屋を
想像していた私は
『小屋に
居てくれるなら
どうにでもなる』
・・・そう
思っておりましたが・・・
甘いなぁ~
世の中を
知らんなぁ~
新潟の
‘小屋’は
広島の
一般住宅ぐらいの
広さが
ありました。
しかも
階段のない
2階建て
(私の苦手な脚立のみ)
その中で
人馴れしていない猫と
追いかけごっこ
えんやらやっとで
2階に上がれば
猫は
いとも簡単に
1階に飛び降り
1階に下りれば
2階に上がりで
小屋の中にいた
12匹全員を
捕まえるのに
3時間も
かかりました。
その後
小屋の
外にいた3匹を
捕まえようと
試みましたが
「あの子は
先ほど
車に乗せた子が
産んだ子なので
どうか
一緒に
連れて帰って
やってください」
・・・と
Aさんは
願っておられましたが
こんな
広大な自然の中
それこそ
追いつくハズもなく
『雪が
解けたころ
必ず
迎えに来ますから』
・・・・と
たちまち
12匹だけ
連れて帰りました。
こんなに
広大な
越後平野が
広がる
自然豊かな地でも
広島同様
‘野良猫問題’は
起きています。
「ワシの力で
野良猫を
駆除してみせる」
などとホザく
町の
‘名士’??が現れ
野良猫15匹が
行き場を
失くしたのです。
『地球は
人間の
ためだけにある
星ではないのに』
まったく
寂しいことです・・・
今回
連れて帰った
12匹の子
全員の
顔と名前が
一致しないので
わかる子だけ
名前を紹介します。
女の子は
妊娠している
可能性もあるので
今はまだ
様子見状態ですが
男の子は全員
去勢手術を
終えたので
今週中には
この医療ケージから
出る予定です。
ゲンゲン君です。
11月24日(水)
「1匹だけ
去勢している」
・・・とのことなので
この子は
間違いなく
ゲンゲンです。
前出の子と
よく似ているので
兄弟猫だと
思います。
男の子です。
この子だけ
顔の模様が
違うのですが
Aさんの言う
特徴が
すべて
体の部位なので
今のところ
名前が
わかりません・・・
男の子です。
とっても
おとなしい子です。
女の子です。
一番
気が強く
パンチも
相当
痛いですぅ・・・
トラ君です。
すでにウチには
‘トラ’が居るので
改名せねばなりません。
検査の結果
食物アレルギーだと
わかったので
今は
医療ケージで
治療中です。
男の子です。
前出の子に
よく似ていますが
年齢が
違うようなので
父子かも・・・
ニノ君です。
嵐(ジャニーズ)の
二宮君から
ニノ・・・に
なったようです(笑)
チコ君です。
‘チコ’も
すでに
ウチにいるので
改名せねば
なりません。
ミッシェルちゃんです。
この子の
娘が
前出(4番目)の
写真の白黒猫です。
クロちゃんです。
もちろん
‘クロ’も
ウチにいるので
改名せねばなりません。
チャト君です。
チャトだけが
人馴れしており
世話の最中も
ずっと
ヒザの上に
乗っています。
遠くに
見える月は
北陸道で
60km渋滞に
巻き込まれ
ガッカリしていた
私たちを
なごませてくれた
越後山脈に
現れた
満月です。
この満月を
眺めながら
私たちは
次の目的地
奈良県に
向ったのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
同日
午後7時半
奈良県の
Mさん宅に到着
飼い猫3匹を
引き取りました。
クッキー君です。
去勢手術も
ワクチン接種も
なされていたので
ウチに到着後
このキャリーのまま
猫部屋内の
小部屋に入れました。
バニランちゃんです。
本名は
バニラちゃんですが
ウチには
すでに
‘バニラ’が
いるので
「バニランでも
反応しますよ」
・・・とのことで
改名しました。
右目が見えない
リボンちゃんです。
リボンは
目が
不自由なので
特に
気にかけて
様子を見ました。
翌日には
こんな感じで
くつろいでおりました。
人間が
近づくと
まだ少し
身構えますが
猫同士
うまくやってくれるので
問題ないでしょう。
クッキーは
いきなりから
こんな感じで
くつろいでおりますし
当初
猫の多さに
ビックリして
シャーシャー
言っていた
バニランも
すでに
くつろいでおります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
奈良で
この子たちを
引き取った後
私たちは
最後の目的地
大阪の
ど真ん中に
向かいました。
その時
大阪市内は
小雨が
降っていました。
‘人生これから’
・・・という
若さで
急逝した
Sさんが
とても
かわいがっていた
飼い猫2匹を
引き取りました。
飼い主の
Sさんの
最後の言葉は
「猫たちを
頼みます」
この言葉の
重みを
これからは
私たちが
しっかりと
受け止め
8歳の
ジーナちゃんと
8歳の
リナちゃんと
一緒に
暮らしていきます。
これ以上
私には
表現できません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11月22日(月)
午前2時
私たちは
総勢17匹の猫と
ともに
広島に
戻りました。
('▽'*)♪
田原君と
やっちゃんは
‘明日に備え’
寝てしまい
私は
マヌケな顔して
寝ていた
郷原さんを
叩き起こして
連れて帰った
猫たちを
ケアして
落ち着かせました。
すべてが
一段落したのは
朝の
5時過ぎでした。
それから
少し
仮眠をとって
朝8時から
レンタカーを
掃除して返却し
新潟・奈良・大阪の
引き取りで使った
キャリーケースを
洗いました。
あと3つ・・・と
いうところで
腰が
ふらつき
『こりゃダメだ』
あっさり
やっちゃんと
根本さんに
交代しました。
その日の午後
私は
通常通り
偽・女医の
バイトに
出かけたわけですが
いかに
若くて美しい
マリア・マーガレット・ナカタニ
28歳も
さすがに
おだぶつ状態・・・
バイト先の
おおまち動物病院まで
どうやって行ったか
‘記憶’も
ありません。
実のところ
今もまだ
肉体的には
完全回復の
状態では
ありませんが
わずか
31時間で
新潟・奈良・大阪の
17匹の猫を
救えたことと
私の留守中
しっかりと
ウチの子たちの
世話をしてくれた
スタッフ一同の
労力のお蔭で
私の心は
元気一杯です♪
ありがとうございました。
2010年11月15日
みなしご救援隊・祭り
急激に
寒くなった
10月下旬から
ウチの
1歳未満の
約70匹の
子猫たちが
順番に
風邪をひきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ひとくちに
風邪と言っても
ウチぐらい
数が多いと
水鼻・青鼻が
出たり
鼻詰まりになったり
クシャミが
連発したり
結膜に
浮腫ができたり
下痢をしたり
発熱したり
・・・・と
個体によって
症状も
様々です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかも
小さい子たちは
あっさり
元気消失
食欲減退
様々な
治療を施しても
なかなか
状態が
上がらず
日替わりで
虚脱する始末
『明日も
食べてくれなかったら
どうしよう・・・・』
‘負’の
想像は
‘負’の
結果しか
産みません。
わかっていながら
私は
‘自信喪失病’に
かかっていました。
☆ごはんに群がる子猫たち☆
それが
ここにきて
ようやく
‘終結’に向かい
全員に
食欲が
出て来てました。
その姿を見て
嬉しく思い
朝っぱらから
‘快気祭り’を
しました。
☆子猫たち☆
『さぁさぁ
そこの
坊ちゃんも
お嬢ちゃんも
よってらっしゃい
見てらっしゃい!!』
☆シャチ&リータ&スタール☆
『ちょっと
大きな
お兄ちゃんも
お姉ちゃんも
ほらほら
一緒にどうですか!!』
ちっこい
木星(もくせい)も
郷原さんが
ヒモで
ぶら下げている
チュウチュウの
おもちゃと
鳥の羽の
おもちゃを
必死で
見ています。
そこへ突然
‘影っぽい’モノが・・・
(右下あたり)
木星の
兄弟猫の
土星(どせい)が
ジャンプ一発
おもちゃを
持ち去りました。
チビ猫は
チュウチュウ系や
鳥の羽系の
おもちゃだと
我を
見失います。
『みんなで
仲良く』
な〜んて
関係ありません。
ひとり占め
・・・です。
『やれやれ・・・』
その後
新しい
おもちゃも加えて
飛んだり
ハネたり
走りまくって
追いかけあって
休む間もなく
騒動しました。
1時間後
心&アンプ&チャリ子
虎吉&チビ美
みかん太郎&リータ
じゅうちゃん&龍馬
みんな
グロッキー
さっきの
騒動が
嘘のように
静かになりました。
窓辺では
暖かい
日差しを浴びて
箱の中に
ソフィア婆さん
トマト&581g
チョコクロ&佛五郎
みんな
爆睡です。
私たち人間も
同じように
疲れたので
もちろん
眠いです。
・・・が
私たち人間には
後片付けが
残っています・・・
猫草も
ひっくり返されており
『なんてこった!!』
雑巾を
持ってきた
郷原さんの顔を
ふと見ると
前々日の
投薬時に
デンスケに
引っかかれた
目じりの傷が
ひと回り
大きくなっていました。
☆郷原1号☆
「さっきの
騒動中に
誰かに
やられて
一段と
腫れが
ヒドくなった」
・・・と
郷原さんは
騒いでおりましたが
私は
『全身が
腫れとるけぇ
よくわからん』
・・・と
思いました。
チャンチャン♪
追伸:
今週の土曜日の夜から私は
新潟県・奈良県・大阪府に
猫の引き取りに出かけます。
私の計算が正しければ
総走行距離は1800kmで
軽く26時間かかります。
かなりの強攻策なので
身内からは強く反対されましたが
「行かば道は開かん」
依頼があれば
どこへでも行くのが私の信条
今回はたまたま3件の依頼が
重なっただけのことです。
ただ・・・・
せっかくの新潟入り
ゆっくり観光でもできれば
言うことないのに・・・
な〜んて思ったりしています。
みなしご救援隊・大騒動
昨日の
午後2時
3階で
昼ごはん
(インスタントラーメン)を
食べていた
田原君が
「猫の
オシリから
ヒモが出て
大騒動になっとるぞ〜ッ」
・・・と
私を
呼びに来ました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
行ってみると
生後2ヶ月〜
7ヶ月までの
子猫たちが
大興奮して
‘何か’を
必死で
追いかけており
‘元’が
何なのかも
さっぱり
わかりませんでした。
『オシリから
ヒモを出しとんは
誰なん?』
「みんなが
ごったになって
よくわからんが
キジトラの
大きい子だと思う」
『そりゃたぶん
セコムじゃわ・・・
肌色の
ゴムみたいなモンを
出しとった?』
「肌色かも
知れん・・・・
50cmは
あったぞ」
『そりゃ
マンソンじゃ!!
マンソンなら
簡単に
ちぎれんし
子猫は
面白がって
追いかけるけぇね』
「マンソン?
何それ?」
親切な私は
教えてあげました。
『あんたが今
食べとる
ラーメンに
そっくりの
ものスゴく
長〜い
気持ち悪い
寄生虫よ♪』
「えぇぇぇぇぇ・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
たちまち
セコムを
追いかけて
高いところへ
追いやる作戦を
とりました。
かわいそうですが
子猫たちから
避難させるには
この方法しかなく
人馴れしていない
セコムは
すぐに
折れ扉の上に
逃げてくれました。
子猫から
避難させるという
第一段階の
作戦は
成功しましたが
いかんせん
私は老眼・・・
私しか
マンソンかどうかの
判断が
できないのに
この老眼
腹が立つことに
近くも
見えませんが
遠くも
見えません。
デジカメの
望遠で
写してみました。
扉の間に
垂れ下がっている
肌色のモノが
見えますか?
『間違いない
マンソンじゃ!
駆虫薬を
用意するけぇ
その間に
郷原と二人で
セコムを
捕まえんさい!!
セコムは
馴れてないし
ものスゴい
強いけぇ
咬まれんよ〜に
気をつけんさいよ』
↑
怖いから
逃げたのでは
ありません。
【的確な指示】です。
セコムは
捕まりましたが
周りに
子猫が
ワサワサいたのでは
何も
できません。
郷原さんに
ネコじゃらしを
渡して
子猫番をして
もらいました。
こうでもしないと
子猫の興奮は
おさまりませんからね。
その間に
セコムに
駆虫薬を
飲ませました。
攻撃的な子の
場合は
「シャ〜ッ!!」
・・・と
口を開けたスキに
ノド奥に
投薬するので
比較的
ラクにできます。
10月8日(金)に
保護した時に
当然
駆虫薬を
飲ませていますが
たまたま
セコムに
寄生していた
マンソンは
駆虫薬に
耐えたのでしょう。
たまに
こういうケースがあり
ウチでは
こういった
‘マンソン騒動’は
これで
3回目です。
オシリから
出ている
マンソン等の
条虫類を
引っ張り出すと
腸壁を
傷つける
恐れがありますが
ウチの場合
そのままにしておくと
また
子猫たちの
‘遊び道具’に
なってしまうので
『もう
出て来んじゃろう』
・・・という
ところまで
ゆっくりと
引っ張り出すしか
ないのです・・・
追いかけられて
捕まえられて
‘何’かを
引っ張り出されて
おまけに
美味しくもない
薬まで
飲まされた
セコムには
私たちの
‘行為’は
「理不尽!!」
・・・でしか
ないでしょう・・・
セコムは
夜まで
棚の上から
下りて来ませんでした。
残念ながら
私達人間は
『さらに
嫌われちゃった』
・・・みたいです・・・
くわばら
くわばら
2010年11月14日
みなしご救援隊・共存共生
先週の
木曜日のこと
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
木曜日と言えば
偽・女医のバイトは
お休みです。
午前中
用事を済ませ
みなしご墓苑に
墓参りに行きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
帰宅後
犬の
散歩に行きました。
‘犬の散歩’
・・・と言っても
一人1回
2匹連れで
数人がかりで
何回も・・・です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それが終わって
携帯電話を見たら
ウチの
センター腸から
何度も
着信があり
電話をかけると
「募金を
盗まれた!!」
・・・とのこと。
(詳細は
譲渡センターブログを
見てください)
すぐに
譲渡センターに行き
しかるべき
措置を取りました。
みんなの
善意を考えると
悔しくて
悲しくて
やり切れない
気持ちで
家に帰りました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
家に帰ると
おおまち動物病院の
院長が
ウチに
来ていました。
(約束ナシで突然です)
『先生
そこで何しとん?』
「頑張っている
ボランティアさんたちに
食べてもらおうと
思って・・・」
院長は
台所で
ウチの
ボランティア
スタッフのために
美味しい
食べ物を
こしらえて
くれていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ありがたいことじゃ』
・・・と
思いつつ
『このチャンスを
逃してなるものか』
・・・と思った
図々しい私は
『この子の
足を診てや』
『この子の
鼻詰まりも診てや』
『この子は
食欲が出んのんじゃが』
『この子の熱は
何が原因なん?』
・・・と
次々に
診てもらい
治療方法を
教えてもらいました。
ヽ(´▽`)/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日
おおまち動物病院へ
出勤すると
院長が
意外なことを
聞きました。
「昨日
聞いたんですが
中谷さんちには
人間の個室は
ひとつも
ないんですか?」
『我が家は
共存共生の場よ
個室なんか
あるわけないじゃん』
「一人になりたい
時間は
ど〜するんですか?」
『一人になりたい
時間なんかないし
私らは
犬猫が居ないと
寂し過ぎて
息が
できんよ〜になるもん』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ウチに
何度も来ていて
私と
付き合いの長い
院長でさえ
我が家の
実情を
知らないので
ビックリしました。
全室を
紹介するには
写真撮影に
時間が
かかるので
見慣れた
光景でしょうが
たちまち
見てください。
ここは3階の
子猫たちと
点滴を要する
猫たちの部屋です。
ウチでは
ちょっと風邪を
ひいても
下痢をしても
すぐに
点滴をします。
これが
大病にならない
初期治療だと
偽・女医の
中谷は
思っているので・・・
ここが
私の机です。
こんな風に
常に
散らかっています。
パソコンの
上で
ポーズを
取っているのは
急性腎不全を
克服したばかりの
チビタンです。
私が座る
椅子の
足元には
子猫が
集まって寝ます。
これは
歴代の子猫が
してきたことです。
なので
一度座ると
二度と椅子を
動かすことは
できません。
この写真では
みかん太郎と
てんびんとソルトと
グリーゼと581gと
ラドスです。
:注:
581gは
ゴーハチイチジーと読み
猫の名前です。
私が
ほんの
ちょっとでも
席を空けると
代わりに
猫たちが
パソコンを
操作してくれています。
たいがい
私の技量では
復元不可能な
状態に
なっています。
この写真では
よしみが
危険な位置
(キーボード付近)
・・・・に
おります。
この写真では
たまたま
風邪で
点滴を受けた後の
きぃちゃんですが
私の
ヒザの上には
もれなく
誰かが
乗ってくれています。
この写真の中には
スタッフの
やっちゃんが
寝転がっています。
ズームにすれば
よくわかります。
スタッフたちの
一日の業務は
とても
ハードです。
体力も
要りますし
神経も
使います。
なので
業務終了後
スタッフたちは
みんな
こうして
猫たちに
囲まれて
至福の時を
過ごします。
猫好きには
たまらない状態です。
なのに
個室で
一人になる??
『そりゃ絶対に
ありえんでしょう♪』
2010年11月12日
みなしご救援隊・冬支度
1階の犬たちの
ハウスの
‘冬仕様’
改築費を
みんなが
寝静まった後の
夜
バイトに行って
稼ぐつもりが
【無敵ロボ
郷原1号
まさかの故障】で
結局
予定の
半分の日数しか
バイトに行けず
『材料が
買えんじゃん!!』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
世間の人は
「みなしご救援隊って
そんなに
財政難なの?」
・・・と
不思議がりますが
ハッキリ言って
ウチは
貧乏です。
「ならば何故
募金活動や
物品販売に
もう少し
力を
入れないの?」
これはよく
言われることですが
実際に
500匹強の
犬猫を
飼養していたら
それだけで
手一杯です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ならば
そこを(ウチ)
広く一般に
公開したら?
実際に
目で見たら
もっと
掃除ボランティアも
増えるでしょうし
募金も
集まると思います」
これも
よく言われる
ご意見ですが
確かに
ボランティアを
増やせば
掃除や消毒等の
衛生面での
人手が
足りる分
私は
ラクができます。
・・・ですが
世の中は
そんなに
甘くありません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ウチでは
基本的に
犬も猫も
ヒラ飼いです。
犬たちは
みんな
狭いながらも
個々に
与えられた
エリア内で
暮らしていますし
成猫たちは
みんな
その時の気分で
室内と屋上を
自由に
移動しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なので
ウチの子たちは
みんな
「ここは安心」
そう思って
(私も含め)
ダラダラと
暮らしています。
そこへ
見知らぬ人が
入れ替わり
立ち代わり
出入りしたのでは
ウチの子たちは
落ち着きません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ストレスに弱い
猫の場合は
特に
落ち着きません。
誰かが
部屋に入って来ると
気の弱い子や
人嫌いの子は
あわてて
身を隠します。
1匹でも
あわてると
一瞬にして
部屋中に
緊張した
空気が
張りつめます。
それは
猫の
精神衛生上
とっても
よくないことです。
なので
広く一般に
公開しないのです。
私の気持ちは
ただひとつ
『貧乏だろうと
何だろうと
みんなが
元気なら
それでええ』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・とか
なんとか
カッコイイことを
言いつつ
資金不足の
壁に
ブチ当たって
もがいていたところ
中区の
Mさんより
「郷原さんが
倒れたから
バイトに
行かれんかったでしょう」
・・・と
‘改築費用’が
届きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『天の助けだ♪』
大喜びで
材料を用意し
改築工事に
取り掛かろうとしたところ
センター腸が
「ママ(中谷)が
やるんですか?
それじゃあ
せっかくの
募金が台無し・・・
タバちゃん(田原君)に
任せたらどうですか?」
・・・と
『失礼きわまりない!!』
ひと言を
言いました。
・・・・が
内心
私も
そう思っていたので
犬ハウスの
冬仕様改築は
本物の職人の
田原君に任せ
(犬の状態と合わせて
仕事の合間に作るので
完成までに
もう少し時間がかかります)
なんちゃって
一級建築士の私は
材料の手配後
あまったお金で
猫たちに
冬ならではの
‘楽しいモノ’を
作ることにしました。
いずれにしても
私が何かを
やろうとしたら
「何?何?何?」
すぐに
猫たちに
囲まれます。
何を
作ったかと
申しますと・・・
軽くて
丈夫で
とにかく
掃除がしやすい
大家族用こたつです。
それは
市販の
軽量パイプを
つなぎ合わせた
骨組みの上に
ウチの
倉庫にあった
5mmベニアを
乗せるだけの
簡素なモノです。
猫は
賢いので
ベニアや
コンパネ等の
集成材では
爪はとぎません。
なので
爪を
とがれたくない部位に
これらを
使えば
毛布に
木くずが付くことは
ありません。
毛布に
木くずが付くと
厄介なんですよ・・・
わずか
30分で
2000mm×900mmの
市販の
こたつより
少し
【低め】の
大型こたつが
完成!!
ウチは
11月1日から
床暖房が
入っているので
すでに
ポカポカです。
でも
それだけじゃ
【遊び心】が
ありません。
猫には
‘くつろぎの空間’
・・・と共に
‘楽しい空間’
・・・も
必要なのです。
ほら
あっと言う間に
満員御礼♪
これが猫です。
猫は
閉鎖的なところが
大好きです。
少し低め
・・・にする
ここが
‘ミソ’で
これこそが
‘一級
猫育成ディレクター’の
素晴らしい
発想です♪
ウチは
大家族なので
同じモノを
3個作りました。
嘘です・・・・
ごめんなさい
1個は
作りましたが
飽きたので
【的確な指示】を
出して
忍君に
作らせました。
エヘッ♪
一般的な
こたつ布団は
ウチでは
使いません。
ウチには
‘カケション’を
する子がいるので
‘布系’を
垂らすことは
なるだけ
したくないのです。
去年まで
冬場に
大人気だった
ケージも
大型こたつの
登場により
人気薄の
万馬券状態で
猫用階段も
こんな感じで
殺風景に
なっちゃいました。
夜ごはんの
直後は
まだ
多少の
バラつきが
見られましたが
朝は
こんな感じで
みんな
良い子で
大型こたつに
おさまっていました。
これこそが
一級
猫育成ディレクターの
知恵と
中区の
Mさんの
‘気持ち’の
集大成です。
めでたし
めでたし
2010年11月09日
みなしご救援隊・新人さん
まず初めに・・・
先日
置き去りにされた
子猫8匹は
今のところ
元気です。
ご安心ください♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その
‘8匹遺棄事件’の時の
監視ビデオの
映像の中には
夜になると
ウチに
ごはんを
食べに来ている
キツネの
コンちゃんと
キツネの
キッちゃんと
タヌキの
甚六の姿が
ちゃんと
映っておりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キツネの
キッちゃんは
食べたら
すぐに
山に
帰っていましたが
一番
付き合いが長い
キツネの
コンちゃんは
勝手知ったる
我が家で
ごはんを
食べたら
草ボウボウの
花壇?に入り
たちまち
一眠りして
朝方
山へ
帰って行っていることが
録画映像から
わかりました。
タヌキの
甚六は
まるで
我が家のように
ウチの敷地内で
走り回って
遊んで
あちこちの
ライトを
照らし放題して
ビデオに
映りまくって
おりました。
(*ε*)。。。
その甚六の
‘遊び’が
一昨日から
バージョンアップ・・・
私たちの頭を
悩ませています。
ウチの
甚五郎と同じで
『タヌキは
いたずらっ子じゃわ』
フェンスから
手を入れて
穴を
掘っています。
でもまぁ
これぐらいじゃ
家は
倒れませんし
できるだけ
労力を
抑えたいので
『ここは
このまま
放っとこ〜や』
問題は
ここです。
写真だと
なんてことないようですが
肉眼で見たら
相当
掘り起こされています。
下の写真と
見比べてください。
ここは地中に
いろんな
設備が
埋まっているので
『掘られるたびに
マメに
埋め戻すしか
ないじゃろう』
この作業
今日で
3回目です・・・
右の
和フェンスは
ドーベルマンの
ジェータのハウスの
‘囲い’です。
ジェータの居る
真横での
掘り起こし作業
甚六が
強いのか
ジェータが
ショボイのか・・・
囲いの角を
見てください!!
ご丁寧に
甚六は
‘さよ〜なら〜’の
カケションまで
してます・・・
===新人さんVo1===
11月4日(木)
安佐北区の
リピーターHさんが
子猫1匹を
連れて来ました。
「目も
グジュグジュで
状態が
悪いから
おおまちへ
(私の勤務先)
連れて行ってから
・・・と
思ったけど
今日は
休診日なので
すこしでも
早い方が
この子が
助かると思って
そのまま
連れて来ました。
あはっ♪」
Hさんが
野良猫の
世話をしている場所に
突然
現れたらしく
人馴れていますし
捨て猫と
思われます。
結膜と瞬膜が
眼球に
しっかり
癒着しており
『ウチは
動物病院じゃないぞ』
・・・・と
ブツブツ
言いながら
癒着部位を
剥離して
投薬&点眼で
応急したところ
夜には
『ええ感じじゃん』
・・・・に
なっていたので
そのままの
治療を
続けてみました。
5日後の
今現在の写真です。
結膜と瞬膜が
ガッツリ
くっつくほど
長期間
放置されていたので
眼球が
成長しておらず
今はまだ
ちっこい目ですが
まだまだ
眼球成長期
いずれ
大きな目に
なるでしょう。
===新人さんVo2===
この春に
生まれた子猫は
ウチの
譲渡センターへ
連れて行き
母猫たちは
不妊手術をして
元の場所で
面倒を見ていた
安佐北区の
Kさんが
「やっぱり
寒くなったので
母猫たちも
お願いします」
・・・と
‘終生飼育’の
ウチへ
母猫2匹を
連れて来ました。
マダラ模様だから
マンダラちゃんと
呼んでいたそうです。
この
マンダラちゃん
そばを
歩くだけで
ケージの中から
飛びかかって来るほど
気が強く
1m離れたところから
望遠で
写していたのに
飛んで威嚇され
ショボチンの
私は
『ギブ!!』
私の周りには
こんなに
気が強い子でも
分け隔てなく
【慈しんで】
世話をしている人が
たくさん
おられます。
ショボチンの
私には
マネできません。
これこそが
【ノーベル平和賞】に
匹敵する
素晴らしい
活動です。
マンダラと
一緒に来て
同じケージに
入っている
通称・クロちゃんは
まんだらに
守られているので
写真が
撮れません。
その代わり・・・
4日遅れで
やって来た
通称・クロちゃんの
姉妹猫の
通称・クロちゃん
(2匹ともクロちゃん)
呼び名も
同じですが
どちらも
長毛血が
入っており
シッポが
短く
見た目も
ソックリです。
3匹目の
母猫を連れて来た
Kさんは
「この子で
最後です。
これで
今日から私は
ゆっくり
寝れます」
・・・と
喜んでいたそうです。
ウチの
リピータさんも
みんな
最初は
そう言いました。
・・・・が
終わりがないのが
野良猫の世話
【慈しみの気持ち】は
そうそう
消えないものです。
また
それは
人間にとって
絶対に
失ってはいけない
【大切な心】
・・・ですしネ
ヽ(´▽`)/
===新人さんVo3===
11月14日(日)
広島市内の
とある住宅団地の
土地販売をしている
会社の人から
その団地内に
捨てられていた
成猫1匹
引き取りました。
「団地住民から
ゴミを
荒らすなどの
苦情もあり
このままでは
寒いし
かわいそうなので」
・・・との
依頼を受け
現地に
お迎えに行きました。
帰り際
「とっても
いい子なので
どうか
よろしく
お願いします」
・・・と
会社の人たちから
何度も頭を
下げられました。
人の財産と
人の安全を守る
立場の
‘企業’が
平気で
猫を
邪魔者扱いするような
殺伐とした
この世の中で
自分たちが
販売している
団地内で
ゴミを
荒らしていた猫に
「寒いから
かわいそう」
・・・と
‘感じる’人たちが働く
土地開発販売会社
そんな
‘心豊かな企業’も
あるのです。
とっても
運のいい
春日野(かすがの)君です。
『ウチに
依頼してくれた
社員のHさん!
あの時は
薄汚れていたけれど
今では
こんなに
キレイな
男前に
なりましたよ』
・・・と
威張ってみましたが
私は
何もしてません。
春日野が
自分で
グルーミングをして
キレイにしたのです♪
===新人さんVo4===
11月8日(月)
安佐北区の
リピーターの
Tさんより
子猫の
大きさで
‘おとなの顔’をした
年齢不詳の
捨て猫を
引き取りました。
状態の
悪い子ばかり
見つけてしまう
Tさんが
珍しく
‘元気な子’を
連れて来たので
『何か
落とし穴が
あるかも知れん』
・・・と
ちょっぴり
不安で
様子を
よく見ています。
今のとこ
どこにも
異常はなく
食欲も旺盛で
‘おっさん猫’
顔負けの
立派な
ウン○をしています。
Tさんは
この子のことを
‘太田さん’と
呼び
「早く
かわいい名前を
つけてください。
でなきゃ
太田さんのままに
なっちゃいますよ」
・・・と
私を脅します。
ウチのように
大家族だと
名前を
付けるのも
ひと仕事で
『昼寝も
できんじゃん!!』
なので
今の私の
願いは
タヌキの
甚六が
『明朝こそは
穴を掘って
いませんように』
・・・です。
2010年11月07日
みなしご救援隊・新人さん
このブログは
犬猫合わせて
500匹の
(以上かも)
大家族ならではの
‘珍事件’とか
だからこそ
経験できる
貴重な
‘体験談’とかを
文豪・中谷が
オモシロ
おかしく
ちょっとだけ
鋭い
切り口で
【動物好きの人】に
泣いたり
笑ったり
楽しんで
もらうために
書いている
ブログなので
私個人としたら
【動物好きの人専用ブログ】
・・・とまで
言い切りたいほどです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そのつもりで
書いておりますので
私の本性よりは
断然
優しく
まろやかな
言葉づかいに
なっています。
『そりゃ私も
ええトシじゃし
引くとこは
引いて
抑えるとこは
抑えにゃいけんじゃろう』
・・・とまぁ
いっちょ前に
こんな風に
考えておりますのでネ♥
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
でも
このブログを
幼なじみとか
同級生とか
‘動物つながりでない’
昔っからの
友人(悪友?)たちに
見られるのは
非情に
『やりにくい!!』
ヤツらと
私の関係は
今だに
子供の頃のままなので
誰かの前で
誰かが
失敗でも
してしまったら
それこそ
おおごとで
‘後世まで’
語り継がれます。
それは
私も同じことで
小さな
ひと言にも
いちいち
引っかかり
それを
‘笑いネタ’に
しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
運の
悪いことに
今
友人たちの
かっこうの
標的は
私で
ヤツらの
ブームは
‘ガラが悪い’
(11月1日の
コメント欄を
見たもよう・・・)
電話では
「もしもし・・・
ガラの悪い
中谷さんですか?」
メールの
タイトルは
‘ガラの悪い中谷さんへ’
・・・とまぁ
こんな感じなのです。
ヤツらも
私も
「中谷は
‘ガラが悪い’
・・・のではなく
‘タチが悪い’のだ」
・・・と
思っているので
一段階
‘甘い’ランクの
‘ガラが悪い’と
言われたのでは
私的には
不本意で
ヤツらの間では
立派な
笑いネタになるのですぅ
(´δ`;)。。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『じゃけぇ
インターネットは
嫌いなんよ。
誰が
見とるか
わからんし
匿名
無記名形式じゃし
国家機密まで
流れるし!!』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その気持ちも
一転
今日の
新人さんは
県境を越え
顔も
見たことがない
人と人とが
インターネットを
通じて結ばれた
素晴らしい
‘ご縁’の
お話です。
『ネットが
悪いわけじゃないんじゃ
要は
使い方の問題で
使い手の
モラルの問題なんじゃ』
そんな感じです。
===新人さん===
10月30日(土)
「飼い猫を
引き取ってもらいたいので
その前に
代表の方と
直接
お会いして
お話がしたいのですが」
・・・という
とっても
丁寧な
電話があり
『明日
早い時間なら
時間を
作れるが』
・・・ということで
翌10月31日(日)
AM9:20
譲渡センターの
みなしご庵で
会いました。
相手は
香川県在住の
Fさん
高校3年生の
女の子です。
高校生の
Fさんは
成人でも
路頭に迷うほど
大きな問題を
抱えていました。
詳細は
ともかく
急に
独りぼっちに
なってしまった
Fさんに
(高校生の!!)
家の貸主が
‘急に’
一ヶ月以内の
退去を
言い渡したのです。
「私は
大学進学を
あきらめて
働けば
どうにか
生きていけますが
飼い猫5匹の
行き場がなくて」
困ったFさんは
とある掲示板に
そのことを
書きました。
すると
奇特な人が現われ
「引き取り料は
私が支払うから
広島の
犬猫みなしご救援隊に
猫5匹を
引き取ってもらいましょう」
・・・という話に
展開したそうで・・・
Fさんから
その奇特な人の
名前を聞いて
すぐに
わかりました。
『えぇぇぇぇ
Tさんなら
会ったことは
ないけど
住所も
知っとるよ
前々から
ウチに
寄付金を
送ってくれとっての
人じゃわ!!』
「Tさんも
今日ここに
来られますよ」
私こそが
Tさんには
一度
お会いして
直接
お礼が言いたい
・・・・と
かねがね
思っていたので
とても
ラッキ〜でした。
そんなこんなで
11月3日(水)
香川県に
猫5匹の
お迎えに行きました。
うじゅ君です。
本名は
ゆず君ですが
ウチには
すでに
ユズちゃんがおり
Fさんが
「本名は
ゆずだけど
家族の間では
うじゅって
呼んでました」
・・・とのことで
うじゅに
決定
きにゃこ君です。
きにゃこも
本名は
きなこ君ですが
ウチには
すでに
豪腕キナコが
おりますし
「きにゃこって
呼んでましたよ」
・・・とのことで
ききゃこに
決定
みきゃんちゃんです。
みきゃんも
本名は
みかんちゃんですが
ウチには
すでに
ミカンちゃんが
いるので
「みきゃんで
反応しますよ」
・・・とのことで
みきゃんに
決定
じぃじぃちゃんです。
本名は
じじちゃんですが
昔
ウチに
ジジちゃんが
いたことが
判明したので
(4年前・死去)
じぃじぃに
改名
らびゅ君です。
本名は
らぶ君ですが
ウチには
ラブちゃんがいたので
(今年3月・死去)
らびゅに
改名
らびゅだけは
こんな感じで
張り切って
威嚇していましたが
それも
最初だけでした。
うじゅ
きにゃこ
みきゃん
じぃじぃ
らびゅ
5匹
そろって
‘赤ちゃん言葉’
みたいで
かわいらしいでしょう♪
うじゅの
一番の
仲良しは
福山市出身の
まるそです。
まるそも
たいがいには
よく太っているのですが
うじゅが
並外れて
デカイので
まるで
親子のようです。
ちなみに
右の子は
チャッピーで
まるそと同じ
福山市出身なので
『福山市出身に
挟まれたから
うじゅも
福山市出身じゃ〜』
ウチで
よくやっている
(私が勝手に)
猫版
オセロゲームです。
みきゃんは
同じ白毛の
白男(しろお)君が
お気に入りです。
『みきゃん
ええ男を選んだのぅ
男は
顔じゃないけ〜のぅ』
白男は
いつも
ムスッとしてますが
本当は
とっても
優しい
‘ええ男’なんですよ♪
ふと見ると
部屋の隅から
きにゃこが
「タチの悪い
おばんが来たッ」
・・・と
構えていました。
『正解ピンポ〜ン♪』
さすが
猫ですなぁ
正しく
人を
判断している
チャンチャン♪
2010年11月02日
みなしご救援隊・新人さん
明日は
11月3日
文化の日
私が
働いている
おおまち動物病院は
毎木曜日と
祝祭日は
休診です。
・・・ってことは
『連休じゃん♪』
ちょうど
3日に
香川県高松市に
猫5匹を
お迎えに行く
私にとっては
ラッキ〜!!
香川県と言えば
うどん・・・
朝から
うどん屋が
開いています。
翌日も休みだし
少し早めに
香川県入りして
‘うどん’を
食べよ〜かなッ♪
な〜んて
ひとりで
ほくそ笑んでいます。
まったくの
私事ですが
実は私
周囲の人たちが
あきれるほどの
‘うどん好き’で
毎食
うどんでO・K♪
しかも
ビニール袋に
入って
スーパーとかで
売っている
安っぽ〜い麺で
ぜんぜんO・K♪
私の命日は
うどんさえ
供えてくれればO・K♪
私は大喜びで
成仏道をまっしぐら
バケて
出ることもないでしょう。
『あっ
待てよ・・・
私しゃ
ぶどうも好きだし
パイナップルも
モモも・・・
果物なら
何でも好きじゃし
鶏肉も
好きじゃった』
ということで
『やっぱり
バケて出よッ♪』
ヽ(´▽`)/
=====新人さんVo1=====
10月21日(木)
西区の
リピーターSさんより
捨て猫の
成猫を2匹
引き取りました。
穏やかな
性質の
ジルちゃんです。
体内外の
寄生虫駆除も
ワクチン接種も
終わっていたので
早く
医療ケージから
出ました。
同じく
タジンちゃんです。
丸顔で
丸い体型で
シッポは
短く
ぼんぼり型です。
タジンのように
全体的に
丸っこい子は
人には
よく馴れますが
猫同士の
折り合いは
つきにくいです。
====新人さんVo2====
10月21日(木)
リピーターRさんより
捨て猫1匹
引き取りました。
ハル子ちゃんです。
ヒトに
飼われていた
ハル子は
‘外の世界’で
疲れきっていたのか
医療ケージに
入った瞬間から
横になり
ケージ期間内は
ほとんど
寝て
過ごしていました。
私たち日本人が
東南アジアや
中南米の
ジャングル地帯で
生活できないように
飼い猫が
‘外’で
生活することは
非常に難しい
・・・と
いうことです。
===新人さんVo3===
「不妊手術をしても
マーキングを
やめないので」
・・・という
理由で
南区より
飼い猫1匹
引き取りました。
先日も
インターペット
動物行動学セミナー2010で
行動学・心理学の
両面から
動物の不安と
問題行動について
学習したところですが
犬の問題行動は
いろいろあっても
猫の問題行動は
マーキング
スプレー行動だけでした。
ルルちゃんです。
ウチの場合
マーキングを
想定して
内装を
施しているのと
マーキング箇所を
見つけたら
その都度
きれいに
拭き取っておりますし
私自身が
猫のスプレー行動を
たいした問題だとは
思ってないので
ぜんぜん悩まず
ルルを
引き取りました。
ルルは
とっても
いい子です。
それで
じゅうぶんでしょう。
====新人さんVo4====
10月25日(月)
安佐北区の
リピーターSさんより
子猫1匹
引き取りました。
サバサちゃんです。
ワクチン接種も
終わり
Sさんの
介護により
皮膚病は
完治しておりましたが
すぐに
鼻が詰まり
状態が
なかなか
上がらず
イマイチです。
====新人さんVo5====
10月28日(木)
「家族全員
鳥肌が
立つぐらい
猫が嫌い」
・・・と言う
安佐北区の
Tさんより
「庭に
捨てられ
居ついている」
生後4〜5ヶ月の
猫を
引き取りました。
パールちゃんです。
「猫が大嫌い」
・・・と言う人から
‘引き取り料’を
いただいて
猫を
引き取ったのは
これで
2度目ですが
「猫は
大嫌いだけれど
生きて欲しい」
・・・と
願われることは
世の中の
猫好きさんにとっては
喜ばしいことだと
思います。
====新人さんVo6====
10月29日(金)
おおまち動物病院で
知り合った
安佐南区の
Mさんから
野良の子猫
2匹
引き取りました。
チビミちゃんと
(左)
チビリちゃんです。
(右)
この姉妹の
母猫が
前回産んで
育てた2匹を
Sさんが
飼っており
その子たちの名前が
チビタ
チビスケなので
『チビつながりの
名前にしよう』
・・・・で
1匹は
郷原さんの名前から
チビ美
もう1匹は
私の名前から
チビ里
チビ美と
チビ里が
ウチに来た
2日後の
10月31日(日)
2匹の母猫も
やって来ました。
2年越しで
馴らし
やっと
捕まえられたのです。
母猫の名前は
チロ子ちゃんです。
チビ美と
チビ里のケージに
母猫を
入れた時の
写真で
見にくいですが
2匹の子猫は
母猫を見るなり
シッポを立てて
甘えていき
母猫は
2匹の子猫を
交互に
忙しいほど
舐めていました。
ウチでは
母猫と
子猫が
数日間という
時間差をあけて
来ることが
多々ありますが
どの母子の場合も
ちゃんと
覚えていて
とても
感動します。
今回もまた
‘いいシーン’を
見ることができ
お蔭さまを
感じました。
2010年11月01日
みなしご救援隊・事件
平成22年10月30日(土)
犬猫みなしご救援隊の
本家??でもある
我が家の
隅っこにある
ゴミ置き場に
子猫8匹が
段ボール箱に
入れられた状態で
置き去りにされました。
8つもの
‘小さな命’が
捨てられたのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
発見者は
田原君
「子猫が
捨てられとる!!」
『なんじゃと〜ッ!!』
私はすぐに
確認しに行き
子猫たちの
身柄を保護し
治療その他
すべてを終わらせ
監視カメラの
映像を見るため
事務所に
こもりました。
ウチでは
こんなことも
あろうかと
数年前に
24時間作動する
監視システムを
‘購入’し
正面道路から
敷地内まで
くまなく
映し続け
すべて
録画しております。
2時間後・・・
中谷百里
捜査一課長が
その映像の
中から
とっても
怪しい車両と
とっても
怪しい人物を
発見しました。
『ヨッシャ!!
これでイケる♪』
最寄の
安佐北署に
張り切って
電話しました。
『NPO法人
犬猫みなしご救援隊の
中谷じゃが
愛護動物である
猫の
【遺棄事件】が
発生した。
捨てられた猫は
子猫で
全部で8匹
‘犯人’と思われる
映像もある。
場所は
今井田690−2じゃ
すぐに
捜査に来てくれんか』
「猫ですか?
わかりました。
手が
空き次第
そちらへ
向わせましょう」
私の‘怒り’を
よそに
安佐北署の
電話番は
「他の
事件事故を
優先する」
・・・・と
言うのです。
これが
今の日本の
警察の対応です。
残念なことに
ほとんどの
警察官は
動物愛護法を
知りません。
他の
生き物の命を
人間と同じ
【尊い命】だと
感じていないのでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな
ぬるいことを
私が聞き入れる
ハズもなく
『なんじゃと〜??
ナメとんか
コラッ!!
手もクソも
あるか!!
お前ら警察官が
しっかりせんけぇ
愛護動物を
捨てるヤツが
調子に
乗るんじゃ!!
カバチは
ないんじゃ
すぐ
来させ〜ッ!!
10分は
待っちゃるが
10分過ぎたら
何回でも
電話するけ〜の!!
それからのぅ
これは
猫を
遺棄したという
重大事件なんじゃけぇ
‘偉い者’を
よこせよ
‘つまらん奴’を
よこしたら
その場で
帰らすけ〜の!!』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
警察が
しっかり
捜査をしないから
犬や猫などの
愛護動物を
捨てる
・・・という
卑劣な行為が
後を
絶たないのです。
これが今
世の中で
起きている
‘野良猫問題’の
一番の
原因だということを
多くの人が
認識して
遺棄現場を
目撃した人は
ただちに
警察に
連絡すべきなのです。
警察官は
‘10分以内’に
来ました。
しかも
‘しっかりした人’が・・・
ヽ(´▽`)/ヽ(´▽`)/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回の
【子猫8匹遺棄事件】
もし
これが
一般の家庭で
起きていたら
卒倒もんです。
何の準備もなく
いきなりから
子猫8匹を
飼養できる家庭は
ほとんど
皆無です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
里親を
探すにも
たちまち
8匹の子猫の
状態を治す
手間と
医療費に
てんてこ舞いに
なります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
心ない人の家に
捨てられた場合は
別の場所に
連れて行かれて
そこで
置き去りにされるか
行政機関である
動物管理センター
動物愛護センター等に
連れて行かれて
殺処分されるか
・・・に
なります。
たまたま
今回の
【猫遺棄事件】の場合
現場が
我が家だったので
突然
子猫が8匹
やって来ても
まったく
問題がなく
猫の
健康状態が
どうであれ
すみやかに
その場で
処置できるので
その点も
問題ありませんでしたが
ひとつ
考えてください!!
ウチで
犬猫を引き取る場合
‘終生飼育’であれ
‘譲渡システム’であれ
いずれも
【有料】です。
これまで
ウチに
引き取りを
依頼された方々は
【引き取り料】を
工面して
支払われています。
それなのに・・・
『お前だけ
タダ・・・って
許せん!!』
ウチは
周知の通り
‘万年貧乏家’です。
でも・・・
‘小さな命’を
助けたいという
依頼主(保護者さん)の
熱い気持ちが
伝われば
私も
鬼ではないので
引き取り料を
約束の期日まで
‘待つ’場合も
ありますし
引き取り料を
一定期間内で
‘分割’にする場合も
あります。
もちろん
その際
依頼主たちは
「すみません
すみません・・・
ありがとうございます
ありがとうございます」
・・・と
みんな
頭を
下げられます。
頭のひとつも
下げないで
コソコソと
逃げて行く行為は
卑劣で
最低です。
それと
もう一つ・・・
子猫が
入れられていた
段ボールの
形状からも
その中にあった
物品からも
子猫を
捨てたヒトは
猫の性質を
よく知っている
ヒトです。
野良猫の
世話をしているヒト
もしくは
犬猫を
飼養しているヒトです。
そういうヒトが
猫を捨てるのは
おかしいです。
「これは
れっきとした
愛護動物の
遺棄事件ですし
愛護動物を
捨てたらどうなるか
・・・と
いうことを
世の中に
知らしめるためにも
これは
いい機会です。
徹底的に
捜査してもらいますよ
近隣の
聞き込みも
すぐに
行ってください」
これは
常に冷静な
ウチの
センター腸が
警察官に対して
開口一番に
発した
‘素晴らしい’
ひと言です。
「ボクは
ママ(私)のためなら
自分の命も
投げ出します」
これは
ウチの
センター腸の口癖で
この8年間
私は
この言葉を
耳に
タコができるほど
聞かされています。
子猫遺棄事件から
今日まで
忙しくしていた
私は
つい先ほど
事件当時の
写真を見ました。
警察官に
現状を
説明している私は
確かに
こっけいなほど
‘よく肥えて’は
おりますが
動物愛護の
精神を
熱く
語っている様子は
じゅうぶん
うかがえるでしょう。
それに引き換え
私のためなら
‘死ぬ覚悟’の
センター腸は・・・
『何で
カメラ目線なん?』
緊迫感のある
写真が
台無しです・・・・
しかも
いつの間に
撮ったのか
こんな写真まで
出てきました。
この写真を
見たら
さすがの
私も
‘怒る気’が
失せました。
悔しいけれど
お調子者の
センター腸のお蔭で
ほんの少し
なごんでしまったので
この勢いで
言います。
子猫8匹を
この段ボール箱に
押し込んで
ウチの
ゴミ捨て場の横に
置いて帰ったヒト!!
あなたに
少しでも
猫を
‘慈しむ’気持ちが
あるのなら
今のうちに
名乗り出たら
どう?
警察が
監視カメラの
映像を解析して
尋問に行って
その後
段階を踏んで
刑が
決まってから
私と顔を
合わすより
先に
ひと言でも
謝って
人道的に
解決した方が
ずい分と
マシだと思いますがね
まぁ
どう考えるかは
あなたの
自由ですけどね