桜待ち

  • author: minastagebuch
  • 2017年04月07日

こんばんは。すっかりご無沙汰しております。
東京の桜、そろそろ満開かな。今年は開花宣言から少し寒の戻りが厳しくて、満開まで時間がかかっていますね。一年のうちで今が一番、天気予報を気にする時期かもしれません。


今年に入ってから私はずっと、

「来週は、数日後はどんな感じだろう?」

と思い続ける生活をしています。天気ではなく、自分の体調のこと。体調というより声の調子かな。具体的には、商売道具の声帯が怪我を負ってしまっています。


早く治さないと、本番は待ってくれない。曲を何千曲覚えていたって歌えなかったらただのオバサンですからね。間に合わないかもと焦りながら、思いつくすべてにおいて最善を尽くして、それでも負け戦のような心境でのぞむ本番。そんな時に全力で助けてくれた共演者の皆さんや、主催者の皆さん、そしてお客様のあたたかさ。嘘のようにうまくいく日もあれば、厳しい現実の日もあり。
…まだまだ「明日はどんな声で歌えるだろう」と思いながらの日々が続きます。


でも自分が「あの人、下手だなぁ」などと思われるだけなら仕方ないと諦めれば済む話ですが、団体戦のオペラとなると公演全体に迷惑をかけてしまうかもしれず、そのリスクを全員に負わせることはできないと判断して、とっても楽しみにしていたいくつかのオペラを降板させていただきました。

『ラ・ボエーム』ムゼッタ役は名前が出てしまってからの降板となり心が痛みましたが、今日や明日、公演がつつがなくうまくいく事を何よりも強く望んでのことなので、どうかご容赦くださいね。


3か月もの間、私は普段の5分の1ぐらいになった本番数でさえ、何とかこなすので手一杯となっていましたが、そんな私にも癒しの時間はありました。主にお料理とお花。あとは映画を観たり本を読んだり。ピアノやヴァイオリンを弾いてみたり。子供の頃住んでいた懐かしい家をリフォームしてそこに住み始めたので、昔の事を思い出してほっこりしたり。その家よりも前、物心ついた最初に住んでいた家をたずねてみたりもしました。

時間がたくさんあって、今までの、歌やその周辺世界に集中して突進していた20数年にはやってこなかった体験を沢山してみて、こういう生活も結構楽しいなぁと思ったりしています。

…もしかしてこのまま歌わない人=ただのオバサンになっても別にいいんじゃないかと思うこともあったりして。まぁ、すぐに決めなくちゃいけない話ではないし、秋以降はなぜかとても仕事が詰まっているので遅くともその辺には治る気がするので、それまではのんびりいろんな事を考えて過ごしたいなと思っています。


それにしても。
なんとなく

「今年はいつもと違う年になる気がする」

と思っていましたが、こんな年になるとはね。


あ、身体のほかの部分(皆さんが気にしている?肝臓を含めて!)は元気いっぱいですので、その点はご心配なきよう!




↑シンビジュームがどんどん咲き始めました。


↑久しぶりに焼いたパン…まだ改良の余地あり。

ちょっと遅めの、新年の抱負的な。

  • author: minastagebuch
  • 2017年01月15日

2017年、皆さんはどんな幕開けでしたでしょうか。
私は年末年始にかけてかなり波瀾万丈な感じで過ごしておりました…
たった今、ちょうど一週間後の「ブラビスト養成講座」のプログラム原稿を入稿しまして、やっと前を向けるかなという感じになってきたので、その勢いでひさしぶりに今年の抱負的なものをアップ(…DM原稿をコピペするだけだけど!)します☆

下にも書きましたが、今年はいつもと違う1年になりそうな予感がいたします。今後ともよろしくお願い致します。

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酉年のはじめは気持ちのよい晴天続きですね。皆様お元気でお過ごしですか。

オペラをはじめ沢山の本番に恵まれた2016年から改まって、2017年は私にとっていつもと少し違う年になりそうな予感がします。というのもそろそろオフィスを持とうかしらなどと考えておりまして…と言ってしまえば何とか形にできるかも?思い立ったのはもう何年も前なのですが、目先の仕事に手一杯でなかなか腰の上がらないままなのです。ダイエットと同じ、有言実行で、今年こそは!という気持ちで書いてみました。

歌い手としての今年の一番のトピックは秋。11月25日に浜離宮朝日ホールにてリサイタルをさせていただく予定です。主催の婦人国際平和自由連盟は私自身とても深いつながりを持つ団体で、しみじみと嬉しさをかみしめています。日本の歌なども入れつつ私らしい楽しいコンサートになるよう、しかけを考えているところです。

また、いつもと違う本番は2月末にも。私は大学生の頃に有権者から抽選で選ばれて東京第二検察審査会の審査員をしていた経験があり(宝くじより高確率なのだとか!)、その卒業生の会、東京検察審査協会から講義を頼まれました。公演でなく、講義!しかもピアノやキーボードを入れるのは禁止の会議室で、オペラはおろかクラシックにまったく接点のないと思われる人達の前で…!これも自分を見つめ直したり新しい視点をいただけるいい機会かなと思いお引き受けしたものの、一体どんな話をしたらよいのやら。まだしばらく考え込む日が続きそうです。

170122bravisto-omote今年のはじめの私の個人企画コンサートは1月22日、ヤマハホールのコンサートシリーズ8回目。『ブラビスト養成講座』です。ブラット・ピットのファンの事を「ブラピスト」と言うそうですが、こちらは「ブラビスト」、ブラボーを言う人、言える人という意味で造語しました。コンサートに行くとブラボーのかけ声を耳にしますがこれを言う人はほんの一握り。勇気もわかないしタイミングもわからないし…そんな気持ちになった事のある方には是非ご来場いただいて、全員で大声でブラボーを言いましょう。きっと楽しいコンサートになると思います。本当は春頃にと思っていたのですが、たまたま日曜日が候補日にあったのでつい決めてしまいました。お知らせするのがこんなに近くなってすみません。協賛の音楽ビヤプラザもこの日は通常営業で皆様をお待ちするそうでご来場者にはドリンクサービスも付けてくれましたので、よろしければ打ち上げの席でもご一緒にブラボーのおさらいをしましょう!

そのちょうど1か月後の2月22日には、そんな時期ですが「ニューイヤーコンサート」に出演します。去年出演させていただきました杉並区民オペラの主催のコンサート。私はアリアとデュエットを1曲ずつ。沢山のメンバーとともに華やかなコンサートになるのではと楽しみにしています。

3月は11日の毎年恒例・音プラチャリティコンサートの後は徳之島に行ってきます。滅多に行けない島でコンサートがてら羽を伸ばせたらいいな。そして4月上旬は横浜で『ラ・ボエーム』ムゼッタ役。主役のミミは何度もやらせていただいておりましたが、ムゼッタは初めてなのでとっても楽しみです。有名なムゼッタのワルツでムゼッタは「私が街を歩くと男たちはみんな私の頭のてっぺんからつま先までジロジロと見るのよ!」と足を見せる訳ですが…高校時代にバドミントンクラブで培ってしまったふくらはぎ、春までにどのぐらいスリムになるでしょう…?

多分人生の半分以上過ぎていますが、まだ全く新しい事に挑戦したり楽しそうな未来にワクワクできるのは幸せな事だなと思います。身も心も健康第一で羽ばたき続ければいつかは飛ぶことができるかもしれません。感謝を胸に、まだまだがんばって歌い続けたいと思っています。

今後ともよろしくお願い致します。

17年年賀状

おひさしぶりですσ(^_^;)

  • author: minastagebuch
  • 2016年05月24日

こんばんは☆彡
またしても大分更新できていなくて。近況報告ということでアップしまーす。



伸びてゆく若芽のように、何をするにもつい熱中してしまう頃、皆様お元気にお過ごしですか。

image昨年のお祝い公演に引き続き4月に横浜で『メリー・ウィドウ』ハンナ役を演じました。大型新人池内響さんの若さ溢れるダニロ、今井伸昭さんの昭和丸出しの演出に、田島亘祥先生のエスプリ薫る極上の音楽。思い通りにさせていただいた前回とは違う角度が見え、知れば知るほど、このオペレッタの魅力にひたりきりになりたいと思わされる公演でした。


image公演翌日からもう新しい『メリー・ウィドウ』のお稽古が!なんて幸せなんでしょう。次の相手役はイケメン男声ユニット「The Jade」でも活躍中の北川辰彦さん。軽妙な芝居でオペレッタにもひっぱりだこの方です。演出の三浦さんはミュージカル畑の方なので踊りのシーンがとても華やか。さらに今回はオーケストラやコーラスがついてのフルバージョン、ヴィリアの歌のシーンなどとても楽しみです。まだ少し先、7月後半の公演だというのに区民オペラのため杉並区民の皆様でチケットが大分売れてしまっているようです。数十枚確保してありますが、ご予定くださいましたらお早めにご連絡いただければ幸いです。


熊本・大分の報道を見るたびに胸がしめつけられます。どちらも何度も伺いました。益城町のすぐ南、御船町でコンサートさせていただいたのは3年前。あの時握手してくれた方々は今どうしていらっしゃるでしょう。メリーの後、8月28日に開催予定の『涙そうそうコンサート』まで少しあくのでボランティアに行くかこちらでチャリティコンサートを開くか、考え中です。

image少し話は戻って7月9日は紀尾井ホールでの『菊地美奈うたのおもちゃ箱』、1度きりの幸せと思っていましたが3回目の今回は更にデラックス版!!大ベテランの名テノール田代誠さんはじめ5人ものゲストをお招きしました。『手紙』をテーマに据えて、前半は手紙が大きな役割を果たす4つのオペラから様々なシーンを贅沢に抜き出します。

「ハバネラ」や「プロヴァンスの海と陸」など有名なアリアも散りばめてどなたにもお楽しみいただけるオペラハイライト、私自身の歌で一番楽しみなのは『エウゲニ・オネーギン』の手紙の場です。まだ声楽を習った事もない高校生の頃にフレーニの歌うこのアリアを聴いて感激して、カセットテープの録音を言葉がロシア語であることすらわからないまま一緒に歌っていた憧れの曲を、こんな形で初めて歌えるなんて!

また、後半は昨年ジュネーブ国際音楽コンクールで優勝した薮田翔一さん作曲の流麗なヴォカリーズ「天女」など新しい曲も含めつつ、いつものようにトークを交えて和やかなものにしたいと思っています。紀尾井ホールの格調高い空間に、匂い立つように美しい照明、色とりどりの歌声と、味わい深い曲たち。7月9日、うたのおもちゃ箱を開けに、どうぞご来場くださいませ。

image音楽ビヤプラザの28周年は6月21・22日『天国と地獄』私は22日のほうに出演します。2月の『青ひげ』もオッフェンバック作曲でしたね。『天国と地獄』は人気演目のため関わらせていただく事も多く、ヴィーナス、エウリディーチェに続き3役目。よく知られた神話の登場人物エウリディーチェに先立たれたオルフェオ。このオペレッタではちっとも悲しまずにいる彼に激怒し、ちゃんと神話の通りに行動しなさいと圧力をかける「世論」という面白い役です。

現実に翻ると東京オリンピックから吹き出た様々な政治問題や芸能界を賑わす不倫スキャンダルだけでなく、原発や拉致問題など「世論」のチカラを存分に公使したいと思う事しきり。でも「世論」はなかなか盛り上がらないし、ひとたび動き出すと暴走しがちで、思わぬ方向に突進してしまう事も…。一体どうすれば「聡明な世論」を導き万人が幸せな世界を引き出せるのだろうかと思う今日このごろです。


今後ともよろしくお願いいたします。

ひさびさの更新!

  • author: minastagebuch
  • 2015年12月04日

温かい黄金色だった街路樹にイルミネーションが輝く頃、皆様いかがお過ごしですか。

9月のオペラデビュー20周年記念公演『メリー・ウィドウ』お陰様でほぼ満席の大盛況となりました。ご来場の皆様、ありがとうございました!最後に振っていただいたライトは舞台からもとても美しく、明かりを手にして振って下さる皆さんひとりひとりから、ラブストーリーと20周年の両方を祝福していただけたようで、とても感動しました。

DSC_9635_c Naoko Nagasawa実はあのルミカライトは公演1週間前に「アイドルやロックのライブではない、折れて液漏れでもしたら危険だ」ということで不許可を言い渡されてしまったのを、館長に直談判をしに行き、説得の末に許していただいたという経緯がありました。そのほか思いもしない出来事や、そもそもこれほど大きな企画を一人だけで抱え込むことの無謀にも、すばらしいキャストやスタッフの方々に助けていただきながら、幸いにも頭や身体が悲鳴をあげることもなく終始楽しく公演を終えることができ、忘れられない節目となりました。協賛いただいた方へと作りました公演DVDがまだ30枚ほどありますので、もしお持ちくださる方がいらっしゃいましたら5000円にてお分けいたしますのでお知らせください。

mw2080_(c) Naoko Nagasawaずっとやってみたかった『メリー・ウィドウ』ハンナ役は、音楽の美しさやお芝居の面白さはもちろんその内容もワクワクし通しで、歌い演じてみるとまたさらに興味が出る素敵な役でした。20年オペラ歌手をしていて一度も縁がなかったこの役ですが、不思議なめぐり逢わせで、なんと来年2回もハンナをさせていただく事が決まっています。4月9、10日の横浜みなとみらいホール(シングルキャスト)と、7月23 or 24日の杉並区民オペラです。来年も引き続きこの役とともに過ごせるのは幸せなことだなあと思っています。

Barbe_Bleue_Frontその前に、ハンナの次に身に通す71人目のオペラのキャラクターは『青ひげ公』プロットです。妻を次々に手にかけるという青ひげ公の話…と言ってもオッフェンバックにかかれば楽しいオペレッタになってしまいます。彼の作品は『天国と地獄』『ホフマン物語』に続いて3つ目。お笑い芸人として『エンタの神様』などテレビにも出演のテノール歌手・島田道生さんが演出家としてどんな才能を発揮されるのか、楽しみです。スタンダードな舞台で安心感のある東京オペラ・プロデュースの公演、『メリー・ウィドウ』でもお世話になった飯坂純さんの指揮です。2月6日(土)はどうぞご予定くださいませ。

11月のはじめに、とあるお知り合いの傘寿のパーティに、歌手15人ほどが出演する音楽劇の台本担当と出演をさせていただきました。お抱え演奏家を駆使してパトロンの意向に合わせた出し物をいつも考えていた、昔の宮廷楽士長の疑似体験ができたのも面白かったのですが、その前座(!)として1時間ほどのコンサートをプレゼントされた、ウィーンフィルの現在のコンサートマスター、ライナー・キュッヒルさんの演奏、ストラディヴァリの美しい音色を間近で聴くことができ、感銘を受けた一日でした。

少しも気取ることがなく、力を込める風でもなく、それでいて味わい深く輝く音色と繊細で濃密な音楽性。ウィーンの「粋」そのものなのでしょうか、ヴァイオリンがドイツ語でやさしく祝福の言葉を語りかけてくれているように聞こえました。歌には歌詞があるけれど、歌詞に頼らずにここまで豊かに歌う事ができる人はいるかしら…音楽の真髄は、やはり音ですね。

20周年、傘寿、、だけではなくオペラ自体が豪華で贅沢な性質のものですから、私が演奏する日はいつも「ハレの日」と言えるかもしれません。歌手は、歌うことでハレの日のお裾分けをいただける幸せな職業です。でもそれと同時に、「ケ」の日に必要な音楽もあるはず。父の病室で童謡を片っ端から一緒に歌った時に感じた思いを、10月に東北へ行った折にまた新たに実感しました。

世の中はこれからクリスマス第九のシーズンでもあり、お正月もあり、こぞってハレを楽しみ、私もその場でハレを盛り上げるでしょうけれど、本当はケの日、日常に寄り添う歌にと望まれる歌手でありたいと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。

       菊地 美奈

季節のごあいさつ

  • author: minastagebuch
  • 2015年07月23日

すっかりご無沙汰しております…

訪問してくださる方もいらっしゃるのに、このまま放置し続けるのも気がひけてきましたので、必要に迫られた時にお客様にお送りするDMの原稿に、写真を添えて置いておきまーす。
ちょっとよそ行きな文章ですね。そして宣伝ばかりですが(^^)
…ほんとはドイツでのビール三昧のもようとかを書きたいところですが、それはまたの機会に〜。

 〜 ♪ 〜 ♪ 〜 ♪ 〜

梅雨も明けて、夏本番。毎年の「記録的な暑さ」にも慣れてきましたが、今年はさてどれだけの汗を流すのでしょうか…皆様お元気にしていらっしゃいますか。

IMG_76937月はじめにロンドンで演奏してきました。ここ数年声楽家としての私の身体のケアをして下さっている神戸孝夫先生の作詞作曲で中国をテーマにしたチクルス「四千年の恋」を世界初演するために参加させていただきました。現地のオーケストラはBBC交響楽団などプロオケの中から選ばれたメンバーだったそうで、コーラスもとても素晴らしかったです。いろいろな歌手が歌い継いでゆき、ラストの表題曲が先生と私のデュエット。

歌い切った瞬間に、数人のスタンディングオベイションが!うれしくなって、目の弱い先生にその事をお伝えして振り向くと、会場全体が総立ちとなっていました。映画のような、感動的なワンシーンでした。

調べてみると、前回ロンドンに行ったのは97年…18年前。オペラサロントナカイというお店のオーナーだった故・早川正一さんが、所属歌手に声をかけてグラインドボーンの音楽祭に連れて行ってくれた際に寄ったのでした。劇場の方がアリアを聴いてくれて、沢山の歌手の中から「キクチミナさんの事は数年後にもう一度聴きたい」とコメントを下さった事など思い出しました。真に受けて数年後歌いに行ったら、そちらの方へ開けた人生ももしかしてあったかもしれませんが、そうはせず選んだ今の人生を私はとても気に入っています。今回は演奏後にウィーンやミュンヘンも楽しんできましたが、やはり日本が一番好きです。たくさんの方々に支えていただきながら日本でソプラノ歌手として仕事を続けていられる事をとてもありがたく、また誇りに思っています。

メリーチラシ表小 この秋にはオペラデビュー20周年の感謝を込めての『メリー・ウィドウ』、二期会本公演でも揃えられないような豪華すぎるキャストの方々のお力もあって、お陰様で既に大反響をいただいています。稽古が始まる前から訳詞やセリフのこと、舞台装置や衣裳の相談、プログラムなど自主企画ならではの仕事もこれだけ大きい公演だとあれこれと手が回り切らないほどですが、わくわくしているせいか全く疲れないのが不思議です。オペレッタのお話の通りの進行は守りつつ、私なりの、そして20周年のお祝いだからこそのいろいろな仕掛けも考えています。夏の終わりの打ち上げ花火のような特大企画、できれば満席で華やかにお祝いをしたいと思いがんばっております。9月12日、よろしければ是非お友達を連れて、ご参加くださいませ!
(個人協賛もまだ募集しております!)

恒例の『涙そうそうコンサート』、今年も8月30日の誕生日ぴったりに開催いたします。ホームグラウンドの音楽ビヤプラザライオンで、私の演奏を聴いていただいた後はなつかしい映画の主題歌やよくご存知の歌をみんなで歌ったり、お客様にもソロやデュエットなど歌っていただいたり、さまざまなお祝い、大抽選大会など、コンサートというより盛り沢山の宴会です。こうして毎年変わらずに、皆さんの笑顔に直接触れ、好きな歌を歌いながら(そして好きなビールを飲みながら!)年を重ねられるって、本当にうれしいことですね。今年もご予定くださったら嬉しいです。

最近、これまでの私の幸せにどう恩返ししようかしら?という事をよく考えています。いらして下さる方々に喜んでいただく演奏を目指し続けることに加えて、「銀色の瞬間」のようにいろいろな若い方に演奏機会と磨き合う場を提供すること、学生やオペラ愛好家の方々など声楽に興味を持った人への情報や技術の提供、東北へのチャリティコンサートや生演奏を聴く機会の少ない場所へのツアー参加、、思いつき、機会をいただいたことを実行しているのですけれど、まだまだ何かが足りない気がします。平時ならそれで十分なのかもしれませんが、ニュースを見る度に、日本はどのような将来を目指していて、歌は、私は、それにどのように関わるべきなのかと自問自答させられるのです。

フルオーケストラを突き抜ける歌声は、決して力任せではなく、タイミングも音程も発声も、繊細の極みを理解し実践することのできる歌手のみの賜物。そして人の心を打つ演奏はきっと、演奏そのものだけではなく、人間を愛している人にしかできないもの。…問いかけに答える言葉は今は見つからないけれど、「普通」と違う人生を歩んできた私だからこそできる事が、その答えが、いつか見つかるような気がしています。

今後ともよろしくお願いいたします。 

菊地 美奈

minaのつぶやき…

  • author: minastagebuch
  • 2014年12月31日

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東北♪

  • author: minastagebuch
  • 2014年10月25日

こんばんは。
昨日は山形・酒田市でコンサートでした。お客さまの真剣な表情、それから近づいてみると照れ笑いしてくださったりして。楽しいコンサートとなりました。お迎えくださった主宰者のSさんは80歳をとうに越えた方ですがとってもシャキッとされていて、刺激的でした!「またお呼びします」と言っていただけるってうれしいですね!
平田牧場さんの会だったので、打ち上げは絶品豚肉の焼き肉!牛の焼き肉よりサッパリしていて好きかも。当然ながらビールをたんまりいただいてきました。

早朝の飛行機で東京に戻ってきたのですが、帰ると待望のチラシが送られてきていました♪

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というわけで、11/7〜9は同じ東北ですが太平洋側、岩手と宮城へコンサートを届けに行きます☆

音楽ビヤプラザで開催してきましたチャリティコンサートの音楽料が、私達演奏家の渡航費になっています。これらにご来場いただいた沢山の皆様、演奏してくれた数多くの仲間達、支えてくれた前店長猿谷さんやお店スタッフの皆さん、それから今回の実現にあたり奔走してくれた現支配人の小出さん、ご尽力くださったライオン上層部の皆さん、まだ見ぬ現地NPOの皆さん、「コンサートをしてください」と私達に声をかけてくださったMさんや賛同して同行してくださる皆さん。
たくさんの方のあふれる思いを胸に、でも気負い過ぎずにがんばります。

このコンサートや旅行中に出逢える皆さんとの交流を、楽しみにしています。

お近くの方、お誘い合わせの上ご来場くださいませ!
<日時>
11月7日(金)18時半より
釜石市小佐野コミュニティ会館

11月8日(土)18時半より
大槌町中央公民館

11日9日(日)14時より
サッポロビール仙台工場ゲストホール

<入場料>
入場無料

<出演>
菊地美奈(ソプラノ)
山下尚子(ソプラノ)
杣友恵子(メゾソプラノ)
角田和弘(テノール)
江原実(バリトン)
斎藤美香(ピアノ)

東京イボンヌのこと

  • author: minastagebuch
  • 2014年10月12日

こんばんはー。

今日は「東京イボンヌ」という劇団のことを書きたいと思います♪ 何を隠そう、たった今まで!ここの第8回公演『酔いどれシューベルト』に出演させていただいておりましたー。

7回公演が大成功のうちに終わり、お客様へのご挨拶が終わるやいなや、軍手にマスク姿で舞台の解体と楽屋その他の撤収作業に入るスタッフさんにキャストさん達。そんな中「菊地さんはいいです、私達でやるので」と気遣ってくださるやさしい皆さん、、、ウッウッ、だいすきだからーーー!!!

という訳で、みんなで打ち上げ!までの時間を使ってこのブログを書こうと思います。

「東京イボンヌ」とは…クラシックの楽曲をテーマに、曲に込められた魂を物語に紡ぎだす劇団

と劇団のホームページに書いてありました。私はご縁あって「無伴奏」「イッヒ・リーベ・ディッヒ」の公演を見せていただいてた事があります。音楽と芝居、もともとどちらも大好きな私なので、こういう活動自体にとても興味があったし、そんな事もあり、随分前から、主宰の福島さんのアツい語りをつまみに冷たいビールを飲んだ晩も一度や二度じゃないという。。
去年福島さんに今回のお話をいただたいときに、東京イボンヌのやりたい方向性や可能性、その他すべてにおいて、応援したい!私にできる事があれば何でもしたい!と即答しました。そして今日の千秋楽を越えて、やらせて貰えてよかった!と心から思います☆本当にありがとうございました。

東京イボンヌさんには、私がずっと前からやりたいと思ってることと似たニオイを感じています。いろんなジャンルの存在感や才能を持つ人が自由自在にコラボしながら、大雑把に言えばクラシック音楽と芝居を、もう一度結びつけようとすることで、関わっている人達はもちろん、お客様にもすごい刺激になっているのをひしひしと肌で感じます。クラシックってとかく敷居が高いと言われてしまうんですが、今日のお芝居を観てやっぱりクラシックはついていけんわーと思ってしまったお芝居好きな方、いたとしてもごく少数だったと思うんですよね。コンサートやオペラに通い慣れた人にとっては、例えば叫び声などが耳につらいと思う人がいるかもしれませんが、「魔笛」とか「セヴィリアの理髪師」とか「こうもり」が好きな人はよだれ垂らして観たがるんじゃないかな。(よだれは垂らさないかな。)

今回やっていて多くきかれた感想は、生音楽と生の芝居の相性の良さ!
もともとオペレッタなどは音楽も芝居もマイクを入れないから似た形だけど、全員が歌も芝居もやるところに難しさがあるなぁと思う。「三文オペラ」を新国立劇場で2つのプロダクションで観ましたけど、歌い手によるものと、役者によるもの、ぜーんぜん違うテイスト。やっぱりどちらにも良くも悪くもクセがあるんだと思う。イボンヌさんはだからこそのコラボの形で、役者と歌い手が混在できることが、とってもいいと思う。たしかに5日で7公演は歌い手にはキツいけどね。支えてくださった皆さんありがとう!

それから中身についても、作曲家をこうやっていじって楽しんでもいいじゃーん!って、新しい、若い、軽い感覚と切り口で実績を積んでくれること、それ自体がすばらしい!と思います。今回の客席には私のオペラ好きなお知り合い方に加えて結構音楽関係のスゴイ人もちらほらいらしていてましたが、お話きくとみんな同じような事を言ってくれていました。じわりじわりと、この「溝」を埋めるように時代が動いてゆくんじゃないかしらと期待しています。

欲を言えば、ずーっと先でも構わないんだけど、過去の作曲家や作品だけじゃなく、座つきの作曲家がすてきな曲を作って、自分達がシカネーダー劇団やモーツァルトのような、そんな存在になってくれたらいいのになー。オペラやオペレッタって本当はそうやってできるのが一番自然で、一番面白くなる形だと思うから。。

そろそろ行かなくちゃ。推敲もせずすみません〜じゃ、「酔いどれ」てきまーす(^^)/

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うたのおもちゃ箱〜「月の光」「花野」

  • author: minastagebuch
  • 2014年09月08日

皆様こんばんは。
今晩は、十五夜ですね。しかもスーパームーン。…うちの近くはあいにくの天気ですけど(><)
すてきに見えている方もいらっしゃることでしょう。
私は心眼で見ます!!


という訳で、思い出したので『菊地美奈うたのおもちゃ箱2』の演奏映像を2つ、ご紹介したいと思います。



ドビュッシー作曲、菊地美奈作詞「月の光」

こないだの記事にも書きましたが、前半は「月がほほえむとき」というタイトルでのコーナーだったので、その最後にと思って作詞しました。歌詞だけ読むとあっさーい表現。才能のなさに悶絶しますが、曲相やメロディと語感はいい感じに合わせられたんじゃないかなーと思っています。
高田正人さん、青山貴さんにもお忙しい中、覚えていただき、脇を固めていただけて、うれしい一曲でした♪
お聴きくださったらうれしいです。あ、もし歌ってくださる方がいらしたら是非ご連絡ください☆歌詞が聴き取れれば伴奏はピアノ曲のまんまですけどね(^0^)


もう一曲!



私の大好きな日本歌曲のなかから、「花野」。
大橋美智子作曲  菊地瑩子作詞

これも月が印象深く出てくる、幻想的な曲です。ご来場いただいたお客様から「この曲を知ることができてうれしかった」と感想をいただけて、歌手の責任をひとつ果たせたようでこちらこそうれしかったのを思い出しました。大橋さんにもお聴きいただいて、感激♪

この曲すてきだな、と思った皆様!なんと彼女の4年ぶりの作品リサイタルが9月23日の午後に津田ホールで開催されます。詳細はこちら
私も新しい曲との出逢いにワクワクしながら客席にお邪魔しようと思っています。
ちなみにこの「花野」はじめ大橋さんの曲に多く詩を提供されている菊地瑩子さんとは親戚ではないと思います。でもお会いしてみたいな。

ではまた!

秋の予定〜

  • author: minastagebuch
  • 2014年08月16日

どうもー。夏休みの宿題は興味ない物はやらなかったタイプの菊地美奈です(^.^)

夏休みの宿題で一番心に残ってるのは、近所のいろんな川とかに行って水質調査をしてみる!っていう物で、なんでそんなことを思いついたんだったか忘れましたが、シャーレとか寒天培地とか道具を揃えてとっても楽しく…主に【大腸菌の培養】をしてました!お部屋でこっそり育ててた寒天培地(?)のニオイ、なつかしいなぁ(^^)

さて、今年の夏の宿題(?)も、大分先が見えてきました☆
ということで、秋のいろいろなコンサートのご紹介をさせていただきます!


♪『アニマルチャリティコンサート』10.4(土)昼・夜2回公演 目黒パーシモン(小)
アマチュアクラシック演奏家による動物保護団体を支援するチャリティコンサートです。私はゲスト出演でそれぞれの公演に30分ぐらい出るようですが、何にしようかしら〜。
こないだ『菊地美奈うたのおもちゃ箱2』でドビュッシーの「月の光」にオリジナル歌詞をつけて歌ってみたらとっても上手くいった(気がする♪)ので、調子にのって

「じゃあ今回は子犬のワルツかぁ?━(゚∀゚)━!!」

と思ったのですが、歌ってみたらやっぱりあのメロディは全然歌えない〜(笑)
という訳で、それ以外の曲を中山さんと考えてまーす♪
ほかの出演者は基本的にアマチュア、ですがその半分くらいはちょこっとも含めて、私の生徒さんだったりします。みんながんばってー。


♪翌日の10/5の晩は、蓼科でコンサート。詳細はまだ書いちゃいけないかな?いずれ〜。

酔いどれシューベルト♪お芝居『酔いどれシューベルト』(10/8〜12 中野ザ・ポケット)
「特別ゲスト」なんていう肩書きにしていただきましたけど、何をやらされちゃうのかしら〜ドキドキ。
劇団東京イボンヌはクラシックの作曲家や曲をテーマにしたお芝居をする団体で、これまでもベートーヴェンやショパンを面白おかしく料理してきました。今回はシューベルト。今回は演奏家もたくさん名を連ねていますので、音楽的にも盛り沢山かもしれません。
ちなみに演出をしてくださるブラジリィー・アン・山田さんは人気のテレビドラマ「相棒」で脚本を担当されたこともある方…6月の相棒コンサートの出演依頼が来なかった相棒フリークの私にとっては
「とうとう来たかw」
という心境でございます(笑)
15日からチケットが発売になりました。毎度全公演完売の団体です。特に土曜の公演は一番人気だそうです。お早めにお申し込みくださいませ☆
☆チケットお申し込みはこちら☆

♪10月24日(金)は酒田でコンサート☆これもまた追って♪

♪『銀色の瞬間 オペラガラコンサート Vol5』(10/27 ヤマハホール)
私の個人企画もとうとう5回目になりました♪
今回はソプラノ富田沙緒里さん、佐藤泰子さん、伴 真純さん、テノール所谷直生さん、バス河野鉄平さん、ピアノは相原郁美さんと私という7人。美男美女、そして美声。このシリーズ始めてから、自分以外の歌い手さんの事をちゃんと知れるようになったというか…毎回がスリリングです。もう少ししたら詳細UPします。今回もどうぞおたのしみに☆

♪10/30〜31 『カルメン』ミカエラ役  佐野市文化会館
2日で3回公演です。地域の中高生がたくさん聴きにきてくださるときいています♪
元気にがんばるよー、待っててね(^0^)/☆

♪11月5日(水)『バージニア州からの優雅さとロマンス!』ヤマハホール
ひょんなことからお知り合いになり、バージニア州で活躍されているヴァイオリン・ビオラの兄弟デュオと歌い手とピアノの方々が初来日してのコンサートに司会をさせていただくことに。
きっと楽しいと思います♪チケットは本家のチケットぴあで(笑)

♪11月7日〜9日 チャリティコンサートツアー!
音楽ビヤプラザのチャリティコンサートの音楽料も大分貯まり、東北の皆さんに音楽を届けてほしいと言ってくださる方がお世話してくださり、とうとう実現します(涙)!!!私もこちら側のお世話役となってがんばります。
詳細は追って!!

♪11/10〜13はそのまま東北に残り、大館などを中心として、『カルメン』今度はフラスキータ役で学校を回ります!!

♪11月15日 『池田直樹50曲リクエストコンサート』徳島県つるぎ町
プログラムにある50曲のなかからお客さまがリクエストしてくださる形で進めるコンサートはどこに伺っても毎回とっても盛り上がります☆
三井住友海上文化財団の支援コンサートという背景もあってか、東京にいては想像もつかないような素敵な体験や出逢いがいつもあり日本中に「心のふるさと」が増えています。つるぎ町、ついこの間の大雨で非難警報が出てましたが大丈夫だったでしょうか…。元気いっぱいでお会いしましょうね!


…という感じで、実はこのほかにも本番があったり、講師活動はもちろん継続してるので、、超過密スケジュール。秋はビールを飲むヒマがないんじゃないかしら…今飲んでおかなくちゃ(笑)☆


近々飲める(違)企画!

8月30日『涙そうそうコンサート』音楽ビヤプラザライオン
毎年やってるこのコンサートというか宴会、リピーター率は80%以上あるんじゃないかなー。今年は誕生日ぴったりの開催、私自身も毎年ハイテンションに楽しんでます。よかったら是非ご一緒しましょう☆
…飲み過ぎて救急車で運ばれたりしないように気をつけまーす(笑)

では皆様もよい夏を!

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