歌に生き、恋に生き

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  • 2008年07月31日

7月31日(木)
●「トスカ」の稽古初参加です。今日に合わせて、音プラ通信も書き上げて行きました。今回は似顔絵を書かなくてよかったので、何とか間に合いました。月末に提出できたのはかなり久しぶりな気がしますね。だって明日は遊ぶので〜♪
●「トスカ」は初舞台の、思い出のオペラです。高校3年の頃、学校の音楽会でソロ演奏をしたのが「歌に生き、恋に生き」こんな曲よくやったと我ながら思うわぁ。オーディション選考の際にも「早過ぎる」と言われたようでしたが「やりたい曲をやるのが一番、ちゃんと歌えてるんだからいいじゃない」という恩師の言葉で歌う事ができたのでした。C先生のこういう所にどれだけ伸ばしてもらったか。感謝は尽きません。

●でも実は、この曲を始めたのは、この曲が歌いたかったからな訳じゃないんです(汗) 当時の私はオペラなんか見た事もなく、情報に飢えて図書館で見つけたマリア・カラスの伝記にあった曲名をたよりにヤマハで楽譜を探したのでした。当然ながら、この時点でカラスの歌声も聞いたことありませんでしたし、この曲がどんな曲か知らずに歌い始めたのです。「清教徒」とかじゃなくてよかったよ(爆) オーディションに受かってからC先生に音源を何か聴いたらどうと言われるまでそんな事思い浮かばなかった。たまたま見つけて買ったのが、テバルディのカセットテープ。これをすり切れるほど聴くうちに、私はイタオペにコテコテにハマっていったのでした。今思い出しても、あの頃の情熱って気恥ずかしくなるくらい青春だったなぁと思います。

君と旅立とう

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  • 2008年07月30日

7月30日(水)
●実はまだ終ってなかったDM発送を朝のうちに大体送り終わってスッキリ!…かと思いきや、今度は音プラ通信やら今後の仕事のスケジュール調整やらで家にいるギリギリの時間まで仕事詰め。本番前に「乾杯の歌」のお稽古をしませんかと誘ってくれた加藤千鶴さんには「何とかがんばって行きます!」と言っていたのに、家での仕事で行けなくなったっていうと何だかサボッてるみたいでちょっと気が引けます。

ライオンの出番。今日は司会をせずに歌集中の日なのでしっかりした声を聴いていただける「熱きくちづけ」を歌いたいと思っていたけれど、お客様のお顔を見ていたら気がかわって「君と旅立とう」に変更。この曲、最近かなりな頻度で歌ってますが、気分によってサビの所を「Time to say goodbye」と歌ったり「Con te partiro'」と歌ったりしてます。今日は公威くんのMCでパバロッティとこの曲の関わりのような話をしてくれたのもあってオペラティックに歌おうと思い、最初のささやくような所も含め全部マイクなしで。郁美ちゃんのピアノがバランスを取ってくれたのもあり、歌ってみると結構いい感じです♪何だかいつもよりドラマチックに熱唱できた感じがします。同じ人が歌う同じ曲でも、結構いろんな表情が出せるんだなと思いました。

人という文字のように

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  • 2008年07月29日

7月29日(火)
●昨日やろうと思って結局できないまま帰ってそのまま寝ちゃった事、DM作業を一日使ってやりました。昨日コピーした両面コピーの本文を三つ折りしてひとことメッセージを書き、三つ折りチラシとともに、宛名書きした封筒に入れて、昨日深夜の帰り道に某中央郵便局で大量購入した切手をどんどん貼って、封して投函!…書いちゃえばあっという間ですが、こう簡単に済まないんですよね。基本は筆無精なので、ちょっと詰まると全然書けなくなっちゃう。でもこういう時間は結構好きです。

●作業中にちょっと思い立って、某所に最適と思われる人を紹介してみたいと思い、本人に意思確認した後にいろんな段取りを組んでみたりしました。その関係先で、別件の人探しが難航しているらしく誰か紹介してくれないかと言われたので、そこへもまたいろんな人に声をかけてご縁を探してみたり。人見知りなので確固たる人脈はない私ですが、「どこに行ってもいるね」とよく言われるほどいろんな所に顔だけは出してるので、たまにこういうお役が回ってきます。でも私は人見知りですから、会った人をよく知らないで終っちゃう事も多いし、知ってても連絡先がわからない事とかもあるし。そう思うと、歌い手でも初対面で必ず名刺を下さる方がたまにいらっしゃいますが、これって結構重要な事だなと思ったりします。実力を磨くのももちろん大事だけど、それを生かす場を得るには人脈も助けになるっていう事ですね。ずーっと家にいて誰とも会っていないのに、とっても多くの人と関わった一日でした。

コピー機

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  • 2008年07月28日

7月28日(月)
●早朝に目覚めて、何とか原稿を書き上げました。早速プリントアウトしてコピー。近所のローソンのコピー機は、両面コピーができるんです。前の家の近くのコンビニはそんなのできなかったので店員さんの目をぬすんで(ダメと書いてないお店だけどなんとなくね)トレーをあけてコピー済み用紙をもう一度セットして裏をコピーするという荒技をやっていたので、引っ越して最初のDM作業もそうやってしまったんですが、後になって両面ができると気付いたんです!しかも領収書もボタン押せば出てくる!便利だわぁ〜。

今回は初めてのオート両面♪と意気込んでローソンへ行くと大量コピーしている外国人のおねえちゃんがいて、待つ事10分弱。いよいよだ!とお金を入れて操作パネルを探すのですが・・なんかエラーみたいで両面の操作ウィンドウにいかれないんです。おかしいと思っていろいろやってみていると後ろから順番待ちのお兄さんの溜息が。やだー、私ったらまるで機械に弱くてアタフタしてるおばちゃんじゃないですかぁ〜激しく不本意!!!(><)「コピー、急ぐならどうぞ」と言ったんだけど「待ちます」と言われちゃったので、諦めて昔通りの方法で両面コピーして帰ってきました。なんだよもう。

●2人のレッスンの後、ライオンの出番、今日は司会兼務の日です。こないだの「銀ツリ」のメンバーがほとんど揃う今日、何かあの時のネタをご披露できないものかとも思ったけれど、あの企画はソロが基本なんですよね〜(^^;; でもみんないいパフォーマンスで楽しい一晩になりました。

サッポロの生んだ宝石たち

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  • 2008年07月27日

7月27日(日)
ライオンで水上恵理ちゃん&阿部佳美ちゃんの北海道コンサート(タイトル忘れた〜)に行きました。二人の出身である北海道をテーマに絞ったコンサートという事で、オペラ歌手なのに演歌やポピュラーなどもかなり多く、その意欲に拍手。後半しか見られなかったけど、二人ともがんばってましたね。それに恵ちゃんのピアノは恵理ちゃんに合うなぁ。今日まで知らなかったけど梨恵ちゃんのフルートもたくさん入って豪華でした。ラストのソーラン節は普段のステージでもまたやって欲しいな。

●昼から飲んじゃヤバい!と自制してそのままカフェでDM原稿作り…。割と焦ってるつもりなんだけど、なかなかうまくまとまらないなぁ。家に戻って、来年のためにオペラ三昧のビデオをチラチラと観ながら、先にDMの宛名書きを始めました。このままでも十分面白いシーンもあるけど、コレをそのまま再演はできないね。みなとみらいでの来年の公演に向けて、たくさんネタ合わせ稽古しなくちゃダメだなぁ。目と手は塞がっていたけれど口は余ってた・・という事で通販で届いたばかりのヴァイスビアを開けてしまいました。しっかりした泡もウリのひとつのエルディンガー、前回の物とは格段に違う素晴らしい泡立ちに興奮です。・・前のも届いた時はこうだったよね。保存の場所が悪いんですね。でも冷蔵庫に全部入れられないし入れたらどんどん飲んじゃうから・・。高騰している小麦でしかもドイツからの輸入のビールはどんどん入手困難になっていて今回のも買い占め状態なんです。なぜか割高の日本の地ビールに移行しなくちゃでしょうかねぇ。。

嫉妬

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  • 2008年07月26日

7月26日(土)
●連日の猛暑にぐったりしつつも、「トスカ」の自主稽古にやっと本腰が入ってきました。ずっと家にいて誰かと何かするみたいな用事がない日はヒマなのかと思われがちですが、実はそういう時こそフル活動・・してる時もあります(^^;; オペラでは稽古場でみんな集まって稽古をしますが、それはみんなの方向性を調整するためであって、音とりだとか意味調べだとか発声上の事など個人的な所は全部事前に準備して行くんです。稽古初日から既に暗譜しているような大御所がいらっしゃると公演全体がキリッとまとまるんですよね。大御所でなくても、プリマをやる時は特に、常にそうありたいと思っていますが。。今回はさてどうでしょう。

●トスカが悲劇となってしまう理由のひとつに「嫉妬」があります。トスカは愛するカヴァラドッシが教会に描いている聖母の絵にさえ嫉妬をしてしまう。スカルピアは彼女の嫉妬をさらにあおって、政治犯の居所を掴もうとする所からこの悲劇が紡ぎ出されてしまうのです。でも私ってあんまり嫉妬心とか独占欲がないんですよね。・・自分のいる前で、「妙なる調和」のアリアを「君といつも礼拝に来る貴婦人の美しさを混ぜたんだよ」と直接言われたらそりゃ複雑な心境にはなるだろうけどねー。お客様でも生徒さんでも、囲い込むのは好きじゃない。自分を必要と思ってくれる時に一緒にいられればいいと思います。ぱっと見自立しているような物言いですが、実は人に頼った末に嫌われるのが怖いのかもしれません。

逃避・・

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  • 2008年07月25日

7月25日(金)
●ほんとうは朝から「トスカ」の稽古のハズだったのですが都合でやらなくなったので、自習。まだまだできてないけど本番は結構迫ってますし、お陰様でチケットも結構売れてるようですし。。がんばらなきゃ。と何とか自分を鼓舞させてはいるのですが、もう月末まで一週間切ってて今月ずっと忙しかったので音プラ通信の来月号のネタもちゃんと考えなくちゃいけないし、DM原稿も書かなくちゃ。パソコンに向かうとやる事がいっぱい思い出されてしまい、なかなか歌の稽古に集中できない私です。

●夜は二期会の勉強会。昼クラスと夜クラスはもちろん人が違うしライフスタイルの違いもあるみたいで、カラーが違いますね。全体に言って昼クラスは堅実、夜クラスは勢い重視みたいな感じ?その中でもかなりのバリエーションがあるにはあるんですが(^^) 夜クラスの勉強会は少し小さめなお部屋で、コワい(?)先生が正面でなく脇で見てるのもあってか、比較的リラックスモードで歌えたんじゃないでしょうか。夏を越えるとまた全然変わってくる人がいるので楽しみです。授業の後はちょっと一杯のつもりで盛り上がっちゃった。宮崎先生の音頭で毎年合宿があるのですがその裏話とか・・楽しそうですねぇ。お勉強するもよし、いろんな経験をされるもよし。いい夏休みにしてください☆ 私は…はい、仕事します(^^;;

4人目の被害者

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  • 2008年07月24日

7月24日(木)
●まだほとんど何もやってない「トスカ」の譜読みをやっと始めました。自転車に乗りながら聴いてた加工音源には数カ所抜けてた所があった(!)のでまずはそこを聴いて、あとは面倒くさそうな所から。トスカは好きなオペラで昔さんざん聴いてたので譜読みは予想通り結構スムーズです。私は何でも途中で投げ出すクセがあり(爆)やってたつもりになってても完遂していない事がよくあるのと、そもそも「やらなきゃいけない」と思えば思うほど、始めるのがおっくうになっちゃって始められないという、ふたつの大きな成長の壁を持っています。結果、常に「あぁ、アレやらなきゃなぁ〜、あっちもいい加減始めないとそろそろヤバいかも…」といろんな仕事を同時進行で抱えなくちゃならなくて、気持ちの表面はいつも焦っているんですね。優先順位と効率をアレコレと考えるのが好きなのかもしれません。

●こないだの「ムツェンスク郡のマクベス夫人」では3人殺して自分も死ぬという壮絶な役で、ヒロインが殺人するようなオペラってほとんどないと思っていたんですが、トスカは殺しますねぇ。今年初めてだったのにこれで4人目です。なんかそういうイメージなんでしょうか。。私の演じてきたオペラの役はこれで48役目、10月は「愚か女になりすまし」をやる事はもう決まっていますから、今年中に通算50役目ができるかもしれませんね。我ながらすごいなぁ。いただける役は何でも興味持ってやる方ですが、やった事なくてこれからやってみたいなぁと思うのはR.シュトラウスが多くて「アラベラ」タイトルロール、「ばらの騎士」の元帥夫人とゾフィ、外せないのは「夕鶴」のつう、イタオペだと「アドリアーナ・ルクヴルール」はずっと前から好きだったなぁ。あとは何でしょう。オペレッタは何でもやりたいけどね。機会に恵まれますように♪

二期会→ライオン

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  • 2008年07月23日

7月23日(水)
●二期会・愛好家クラスは夏休み前最後の回なので勉強会、それぞれが時間制限の中で通して演奏をして、講師の私たちはその印象を書きとめて皆さんにお配りするという日です。休み明け後は割とすぐに修了コンサートがあるのでそれもにらみつつ、思い思いの曲を自由に演奏しているみんなの演奏を聴きながら、趣味を持つって素晴らしいことだなと思いました。私とかが歌っているのも半分趣味みたいなもんだと思う方もいらっしゃるでしょうが、やっぱりそうではないんですよね。習いに来てるからには、より上手くなることを目標にされているという前提でいろいろアドバイスはしますけど、そういうメソッドを越えて、一音一音を愛唱しているのがわかる演奏に触れると、このまま本人が楽しく歌を続けるためには私の意見など必要ないような気もします。発声も、より多くの観客に感動してもらえるようなテクニックも、本人が楽しんで歌う事とは別のベクトルなんですよね。

●後ろ髪ひかれる思いで夜はライオンの出番。藤原歌劇団でプリモを沢山歌っている旬のテノール・村上敏明さんの出演日でもあり、女性ファンの多い炎のヴァイオリニスト・吉田直矢さんの出演日でもある今日、客席は最初から最後まで大盛況でしたしステージ上のアツいこと。秋本健さんも司会をしながら「セビリアの理髪師」フィガロのアリアを歌ったりもう大変です。上田麻衣子さんのピアノで新しい「乾杯の歌」も歌いながら沢山のお客様と乾杯!発散しましたぁ!

考えない・「乾杯の歌」鑑賞

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  • 2008年07月22日

7月22日(火)
●やっといろいろ一段落したのと、ちょっと前から軽く悩んでることがあったりして、今日はできるだけ何も考えない日。小学生の頃、近所の子がやってた「何も考えないケーム」を思い出します。よーいドンでそれぞれ何も考えないんだけど考えちゃったら「あー、考えちゃった」と脱落してゆくんですね。そんな状況で何も考えないなんて誰もできてるハズないんだけどね(笑) 何も考えないとまではできないけど、単純な細かい作業は空白の時間を作れるような気がします。「トスカ」と「ビヤパーティ」のチケットをレイアウト印刷して、その紙をひたすら切っていったりしてました。あとは実家でレッスンの後は親子で相撲を見たりしてゆったりと。見てるうちに猛烈に眠くなりそのまましばらく寝てしまいました。やっぱり少し疲れてるのかな。

●一昨日大賞を受賞したライオンの「乾杯の歌」、翌日の昨日からは普段のステージでも毎日演奏を始めました。一番の歌詞をご紹介します。

  今日も足早に 気の会う仲間と
  歌って 笑って 心をひとつに
  心の扉 開けるカギは いつもこの場所と決めている
  さぁはじめよう、このひとことで

   乾杯!ステキな君のために
   乾杯!愛する家族のために
   乾杯!ここにいるみんなのために
   乾杯!今日の僕のために

私は「心の扉 開けるカギは いつもこの場所と決めている」という所がとっても好き!条件反射のように、ここに来るといつも幸せになれる、そんな場所があって、それを自分自身重ねてゆけたり、一緒にいる人達とも共有できたりする、音プラが皆様にとってそんなお店であったらいいなぁと思います。メロディが入るとさらに楽しい気分が広がってきます。最初覚えるまで時間がかかるかもしれませんが、一度歌えるようになると味わい深い曲です。愛唱してくださいね♪

大切な生命

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  • 2008年07月21日

7月21日(月)
●昨日のイベントが無事そして大盛況のうちに終って心からホッとしています。軽い思いつきで始まったけれど5曲もすてきな曲が生まれて本当にうれしいです。この大事な5つ子ちゃんがみんなに愛されるように、アイディアを練らないとね。本社の方々も観に来て下さっていたので、何か広がりがあるといいなぁ。・・などと夢想しつつ、昨日いらっしゃれなかった受賞者の皆さんに報告と賞状等の送付作業をしにライオンへ。そしてまた飲み過ぎる(^^;;

●母の親友の娘さんがアフリカ旅行中にマラリヤにかかって大変なことになってしまったそうで落ち込んでいます。人づてにきいてるので詳しくはわからないけれど、そういう所に予防接種とかしないで行くってあり得るんだろうか。旦那さんも気の毒としかいいようがない状態です。初めての夏を迎える私の自宅はここの所の猛暑でダニが大発生してつらかったけど(通販生活の「ダニマット」は効果絶大!)そんなのかわいいもんですね。何度もかゆくなる肌にムヒを塗り、痕が残らないようコエンザイムを飲みながら、しみじみしました。

発表!ライオンオリジナル「乾杯のうた」・本番!

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  • 2008年07月20日

7月20日(日)
●「発表!ライオンオリジナル乾杯の歌」の本番です。今日は盛り沢山なのでリハーサルが済んだと思ったらあっという間に開店時間。その後も別室でいろいろと準備が続きました。今日は乾杯のイベントだからという事で、全部をバイエルン風のステージにというコンセプト。お借りしたディアンドル、似合ってますか♪お隣の江原さんのレダーホーゼン姿も妙にハマってますね。江原さんは「アルプス音楽団」団長の竹田年志さんと一緒に伝統の足蹴りダンスもご披露しましたし、演奏も3つのドイツビヤソングメドレーと、数々のビヤホールお馴染みの曲達。竹田さんだけでなく、ピアノ兼アコーディオンの竹川由紀乃ちゃん、ソプラノの大野康子ちゃんに阿部佳美ちゃんと、「アルプス音楽団」を兼ねているメンバーが半数とあと半分はリーダーやってるような古い人達(^^) という濃〜い構成の今夜は、ライオンらしくビヤホールらしい一晩になりました。

●新しい乾杯の歌のご披露と表彰式のコーナーは、みんなが待っていただけあってとびきり楽しい時間に。いらして下さった保岡さん、高久さんの表彰式とインタビューの後、詩と曲のご披露時には客席もじっと聴き入りながらも自然に手拍子が出てきたりして、勝手に感涙。大賞の安保さんとの電話も無事つながりました。個人情報は私の胸の内ですが少なからずお寄せくださったご常連さんの中で唯一入選を果たした中村功さんにもブラボー。みんなで記念撮影〜♪

祝賀ムードの舞台を進行していると、客席になんと今日ご結婚されたというお二人がいらっしゃって、みんなで結婚行進曲を歌ったらお嫁さんの目からは美しい涙のダイヤがはらはらと。その前から決壊してた私の涙腺もドーッときてしまいました。みんなの嬉しい日にご一緒できる仕事って本当に幸せだな。

●第3ステージではアルプス音楽団での定番クーグロッケン(カウベル)で「雪のワルツ」を、今日はデュエットでご披露。そのほかお客様にもご参加いただいてあひるのダンスなど楽しく歌い踊って、盛り沢山で大興奮のイベントは名残り惜しみながら終了。いらして下さった皆様、ありがとうございました。またこの日を迎えるまでにご自分の「乾杯の歌」を作詞してくださった皆様も本当にありがとうございました。5つの乾杯の歌は、明日から通常ステージでも順次演奏してゆく予定です。里親になったつもりで大事に育ててゆきたいと思っています。お店ともども、これからもどうぞよろしくお願いします!

仕事の狭間で

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  • 2008年07月19日

7月19日(土)
明日の準備がちゃくちゃくと進んでいます。プログラムを作ったり、表彰式の段取りをアレコレと思い悩んだり、賞状に押すはずだった会社のハンコが事情で入手できなくなったため、消しゴムで作ろうと意気込んで頑張ったけどやっぱり断念したり(結局どうしたかは秘密!)それから暗譜。この後やらなきゃいけない曲がぜーんぶふっとぶくらい、脳内スピーカーは常に「乾杯の歌」5曲のうちのどれかが聴こえてきています。ほんとうに愛しい5曲。作詞された方と作曲された方が父母とするなら、私はおばあちゃんか、さもなくば近所の世話好きのオバちゃんてとこですかね、私自身は何も関与していないけどその状況を一緒に過ごすことができたから、この5つ子ちゃんは目に入れても痛くないって感じの可愛がり方になっちゃいます。

●ちょっとした悩み事があって今後の事にちょっと後ろ向きになってる私です。明日をはじめ直近には楽しい事がたくさんあるんですが、それだけにちょっとねー。わけわかんなくてすみません。明日の準備をいそいそとやりながら、あとの半分はもんもんと考え事したりメール相談したりしてました。今年ははじめからペースダウンする予定だったんだからこれでいいんだ。そう思えばいいね。

オペラ三昧三昧

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  • 2008年07月18日

7月18日(金)
●疲れmax&十二分二日酔いの朝ですが…事情があって朝っぱらからタンドリーチキンを焼いて食べました(爆)ちなみに徹夜中の昨日の朝にも食べた、残りの半分だったりします。こないだあり合わせ材料だけで作って美味しかったので、新たにスパイスをいくつか買って、もっとおいしいタンドリーチキンにしたいと仕込みをしたものの、夜ごはんをことごとく外で食べてしまっていたので、朝になちゃったのです。パンチの効いた朝食、パワーを貰える感じがしますね。たっぷり食べ終った頃に岡本さんからメール「昼ご飯、トンカツにしない?」さすがにこれはお断りしました(^^;;

●今日はオペラ三昧の会合です。まずは来年2月のみなとみらい公演についてのいろんな話し合いがあり、一段落した所で9月の長野県・とおみ公演の話で、先方からディレクター兼カメラマンがいらして下さってテレビ用の撮影を♪牧野さんの絶品アナウンスとゲスト出演のリキちゃんがイカしてます。そのうち長野で放映されるらしいですので見かけた方はビデオ回してくださいね(^^) ちなみに、オペラ三昧の公演の一部は「You Tube」にのってます。CM見られない方はこれで我慢してください(?)

●ちょっとはお稽古しようかと思っていたんですが、タイムリミットの人もいたり、なんかそういう心境でなくなってきちゃったので、健ちゃんちの近くまでドライブの後オススメの焼き肉やさんへ〜。仙台で食べた牛タンも美味しかったけど、東京の牛タンもまた美味しいね。カルビにモツにとたらふくいただいて大満足の後はダーツ大会!ダーツってむずかしいっ。男性陣は二人ともマイダーツ(?)の持ち込みです。いろんな趣味を持ってる人はいいね!ちなみに左側のスロットコーナーでは岡本さんが当てまくってました。また楽しく遊びましょう〜♪

「銀ツリ」本番!

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月17日

7月17日(木)
●「銀ツリ」本番です♪音楽で世界旅行という企画はコンサートでもよくある話ですが、その旅行部分をもう少し強調して、名所旧跡などもご紹介したりバーチャル体験をしていただきながらコンサートを進めていくという企画、私はそのツアーコンダクターをつとめさせていただきました。実は私、ツアコンの免許持ってたりします。免許はほとんど使った事ないけど、それがこんな所に生きるとはね(^^)

前回はモニターが使えなかったので、大きくプリントアウトする作業が慣れないのもありかなりの手間で前の晩は不眠不休になっちゃったんだけど、今回はあるから余裕〜と思いきや、折角モニターがあるなら画像をたくさん出したくなって…結局今回もほぼ完璧な徹夜の作業(!)で自分用の台本を書いたり写真のスライドを作ったりしました。なんかやってるうちにハイになってきて、そんな予定じゃなかったのに旗を作ったりして。

予定よりちょっと早めにライオンに着くと、ホールでは「トスカ」の稽古、別室では「乾杯の歌」の稽古が。どちらも今日はパスさせてもらってごめんなさい、今日が終ったら頑張りますので〜。今日の大事な出演者・モニター君を設置して、陰の立役者・パソコン君をつないだら、とりあえず全部画像を見て貰ってからリハーサル開始。ガイド部分も演奏も、最初から全部やっていきます。今回参加してもらった海野真理子ちゃんはもちろん、ピアノの郁美ちゃんにも、前回は新人のため歌うだけの参加だった与儀くんにもガイドをして貰う事になっていて、これがみんなよく考えてきてくれて、楽しい〜。ギリギリまでかかってリハ終了。

●第1ステージはニューヨークに集合!銀座ですけど、ここはNYっていう前提で話を進めて、アメリカ南部とニューヨーク、それからイギリスへ飛びました。与儀くんの「メサイヤ」は清潔で格調高い演奏でしたね〜。アイルランド民謡・アニーローリーを全員演奏した後はツアーのお客様は自由行動、再集合は30分後のミュンヘン!こういう小ワザが妙に楽しいです。第2ステージはミュンヘンのあとはイタリアへ飛び、サンレモとナポリ。ナポリ湾の夜景が美しかったです。第3ステージはウィーンに集合、ウィーンを拠点としてあと3か国をハイペースで回ります。クロアチアの歌曲を披露してくれた真理ちゃんが、クロアチア語を教えてくれました。「ゴルゴ13」って言うと、向こうでは「今何時ですか」の意味なんだって!「掘ったイモいじくるな (What time is it now?)」よりずっと簡単だし原語と近かったですよ。あとは末吉朋子ちゃんがトルコですばらしいコンスタンツェのアリアを歌ってくれたりして、大満足な第3ステージが終了。

●最後のステージはペルシャ、インド、中国と日本。日本もいろいろ回ったのですが、沖縄コーナーは出身の与儀くんが面白く話してくれて、「なだそうそう」もいつもと違う風を感じられました。最後までご参加いただいたお客様は銀座までお連れしました。約4時間で凝縮された12か国のツアー、今回も大盛況でよかったです。またのご参加を心よりお待ちしております。

●写真は全部終わってから撮ったので私しかそれっぽい格好していませんが、ほかのメンバーにもそれぞれ現地ガイドをして貰った時にはそれっぽい格好、、同じ会社なのに制服が揃ってないしそもそもツアコンやガイドはこんな格好はしないんですが、そこは深くツッコまないように!ちなみに私の衣装は、もともと母の私物。母をご存知の方は笑ってくれるでしょう、こんなの普段着るなよ〜って感じです。昔授業参観にコレで来られてクラス中に囃し立てられたような記憶があります。。もうその頃の母の年齢とほぼ同じなんだなぁと思うと不思議なものです。

「銀ツリ」前日

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月16日

7月16日(水)
●「銀ツリ」の仕込み。今回はモニターがあるので、写真の数を気にする必要がないので、どんどん資料を集めていって、話題のもっていき方でいらない物は使わないけれどかなりの数を出せそうだから楽しいです。偶然ソプラノ二人が選んだ「雨」と「コメ・プリマ」はどちらもパンツェーリの作ですが、前者は作詞、後者は作曲。是非彼の肖像を出したいとフルネームで検索をかけたら、本人のウェブサイトが出てきて、おっ!と思ったんだけど、時代が合わない。50歳くらいのおじさんの同姓同名のポピュラー作曲家みたい。息子さんかしらね。

●与儀くんの歌う「ブジレコの漁師」は「プジレコってどこ?」という疑問が解決したのもつい先日、、。本人に尋ねるのも悔しかったのでかなり長いこと調べてやっと確信できたのは、ポジッリポというナポリ湾のすぐ近くの地名が、ナポリ方言で訛った発音なんですね。「Pusilleco」と「Posillipo」じゃかなり違うのにぃ。ポジリポの丘から眺める夜景は最高です。世界三大夜景だそうです。今回はモニターで見て貰えるのが楽しみですねー!

●夜は所用があってIさんのお宅に伺いました。海の近くでとっても気持ちの良い風が通るお宅でした。ちょっとだけご挨拶のつもりが、ビールが出てきたりお食事いただいたりして、なんか申し訳ない〜。でも楽しかったのでつい甘えてしまいました。ごちそうさまでした!明日の準備も大体できてるしね、、。と思ってたんだけど、戻ってみると仕事が終らな〜い!

乾杯の歌!

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月15日

7月15日(火)
●「新・乾杯の歌」の稽古。「乾杯の歌」制作言い出しっぺの私としては、表彰式が盛り上がるようにというただそれだけを願っているのですが、大賞を受賞された安保真さんが千歳市在住で、当日は仕事のため神戸にいらっしゃる事になってしまい、不参加…(><。) せめてと思って機械に詳しい江原実さんに相談して、おもいっきりテレビみたいに、本番中に電話できるようにして〜とお願い。私の携帯はライオンのホールは電波が悪いしね。よろしくお願いしますよ!あとは表彰状作り・・お母さんが書道の先生をしていらっしゃるという秋本健ちゃんに筆書きを頼んでありますが、これはかなり大変な作業になりそうだなぁ。よろしくね!あれ、何だか私全部人任せみたいですけど〜(^^;;

●稽古の方もあまり参加できず申し訳ないのですが、乾杯の歌のほかにも新曲が何曲かあって、そういう任された所をしっかりこなせるよう努力します。かなり濃いメンバーなので、それぞれが自分の本領発揮できれば、かなり濃いイベントになると思います。お客様も沢山いらしていただけますように!

2回目

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月14日

7月14日(月)
朝日カルチャーセンター・「世界の名曲を歌う」夏期の1回目。講座開設の春期は私も大変だったけど受講者のみんなもとぉっても大変だったので、大分入れ替わるだろうと予測しておりましたが…かなりの人数が残って下さってよかった♪同じ曲を2回目やってみると随分違った印象になれるでしょ?今回初参加の皆さんも、自習資料が揃ってるので、結構ハードですががんばってくださいね!講座終了後に事務局のHさんと相談、10月には今回と正反対の1日、じっくりと1曲を仕上げるという単発講座をさせていただくことになりました。いろんな試みをしていく予定です。ニーズがイマイチわからないので手探りですが〜

●実家で「銀ツリ」の合わせ。今回はオペラなどで忙しい鶴川くんに代わって今回初参加の海野真理子ちゃんが、とぉっても張り切ってくれていて、積極的にいろんな曲を蔵出ししてくれるので、それならという事で今回は12か国も行けそうです。すごーい!それぞれのソロと重唱、あとガイドネタについての確認などを楽しくやっていきました。今日までに大体の台本ができてたら一番よかったんだけど間に合わず、大体こんな話になりそうという形で止まっていてみんなには全体像がぼやけてて申し訳ないけれど…。なかなか面白い一晩になりそうです。

お城

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月13日

7月13日(日)
●泊まらせていただいたホテルには中国人のツアー旅行の人達が大勢いて、みんなで「どうしてここに来たんだろう」と話題になっていたんですが、結論としては大垣城が目当てかなと。朝、大垣駅までのタクシー移動中にも「ここから大垣城は近いですか?見えますか?」と質問してみたりして、折角ならちょっと見たいと思ったんだけどルートが違うようで見られずじまい。その話の流れで、「私はこの一週間に鶴ヶ城と青葉城を見た」という話をしたところ、Sさんが喜んでくれて、東海道線の中で「今からあっちの山の上に岐阜城が見えます!」と教えてくれたり(すっごく小さかったけど見事に山の頂上にありました)、名古屋の手前で「コレが清洲城」とニヤニヤ。Sさんの表情、なんだかオモチャっぽい、線路のすぐ近く、、これってちょっとアヤシイホテルとかなんじゃないの〜というお城にみんなもブーイングでしたが、一応最近建てた本物という事になってるらしいです(^^;; という訳でこの一週間に4つのお城を見ることができました。気分はちょっとしたお城フリークです。でも帰って調べると、日本にはものすごーい数のお城があるんですね。とても全部は回れないねぇ。。にわかお城フリークとしてはいつか姫路城を見てみたいと思いました。

●流浪生活が終わり、これでやっと落ち着きました。直近には「銀ツリ」に「新・乾杯の歌」、その後のオペラ2本やBBPと仕込みがたくさん必要な本番が目白押しで、落ち着いてる場合じゃないけど〜やっと本腰を入れていろいろできそうです。この一週間に会った2000人を越える人達のエネルギーを胸に、がんばります。

「50曲リクエストコンサート」本番!

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月12日

7月12日(土)
●「50曲リクエストコンサート」の本番です。新幹線と車で岐阜県は北方町の生涯学習センターへ到着、しばし休憩の後にリハーサル。借りてきてくださったという反響板も、あるだけで全然違うのですが、さらに位置をちょっと変えると音の飛び方が全然変わります。同行して下さっている三井住友海上文化財団のSさんはM大ピアノ科卒とあって耳も確か。こまかいサポートが行き届いた公演はみんなを幸せにしますね。50曲の中からこれはやるかなと思うものを自薦で何曲か合わせせさせていただいた後は、メイクなどの準備。今週は本番続きなので舞台用メイクした自分の顔にも大分慣れてきました(^^)

●大入り満員となった本番の舞台へ。緊張気味の方、積極的な方、振り向いた瞬間に一番早く手を挙げた方のリクエストにおこたえしてみんなで作ってゆくという、このコンサートの企画は本当に面白いですね。夏らしい曲、日本の曲、、後半には前回選ばれずに飯田さんがとても残念にしていた「行け行け飛雄馬」も聴けました!私の曲の中では「愛の讃歌」「アメージング・グレイス」は特に大きな拍手をいただけて、嬉しかったなぁ。終る頃にはお客様はもうノリノリで沢山の拍手、それから手を振って下さって名残惜しい!また呼んでくださいね!

●北方町は水がとっても美味しい所だそうで、このペットボトルをいただきました。地下150メートルから汲み上げた深井戸水、これはそのまま水道水になっているとかいないとか。飲みやすくておいしいお水。公演中の喉を潤してくれました。公演後の喉は…やっぱりビールで(^^)  専門部署の方がいらしたのもあって、エコの話でまじめにすごく盛り上がりました。私達にできる事って何かな。

何曲??

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  • 2008年07月11日

7月11日(金)
●今日はレッスンデー。歌った量が普段の3倍近い昨日の翌日なのでさすがに疲れ気味の声で、今日はあんまり歌ってあげられなくてごめんなさい。私が最初に習ったC先生は音楽の授業の間じゅうずーっと一緒に歌ってくれて、今日も楽しかったわねぇ、じゃまた来週〜なんて言ってて「歌ってたのしいなぁ」と思ったのがきっかけで今があるし、先生の真似から発声もわかってきたと思うので、自分が教える立場になってもできるだけ一緒に歌いたいと思ってます。今日みたいな日もあるし、自分の声に耳を傾けて欲しい時もありますけどね。

●すーっとつぼみのままだった多肉の子が咲きましたぁ。「千代田の松」なんてイカツイ名前のこの多肉ちゃん、カクカクした葉っぱがチャームポイントです。斑入りといって葉っぱの先は一年中このピンク色。お花も同じく清楚なピンク色ですね(^^)星の王子も今年はちいさいお花をたくさんつけてますが、ヒョローッと花茎が出てくるといつもと全然見た目が変わっちゃうのがちょっと不満。カワイイ十文字の葉っぱの並びが崩れてしまうのかなぁ・・。

●明日の準備…「バケツの穴」というとっても面白いデュエットがありますが、これの暗譜が不安!ずうっと口ずさんでいます。よく質問されるんですが、私ってレパートリー何曲くらいあるんでしょう。明日のために30曲は確実ですがあとはとても数えきれない。オペラなんかは1曲と数えるのかという問題もあったりするしねぇ。全く数えたことがありませんが、一瞬歌詞を見直してすぐに歌い出すような感じであればざっと500〜600曲は歌えそうな気がしてます。そのうちのかなりの量は中学の頃よく聴いたポップスかも(^.^)

歌いまくった一日

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月10日

7月10日(木)
●今日はまた別の団体・東京合唱協会という団体の学校公演に参加してきました。この時期は学校も試験後のちょっとした息抜き期間みたいな感じなんでしょうかね。この手のお仕事は結構時期が集中する事が多いです。ホールに着いて、リハーサル。合唱曲がメインの今日のコンサートは普段よりも多い曲数。トランペットのお二人も参加されて「アイーダ」の凱旋行進曲なんかもやったりして、とっても豪華です。お昼をいただいた後は本番。生徒さん達は開演前に先生に「演奏を聴く態度を気をつけなさい」とキツく言われて最初硬直気味?のようでしたが、だんだんとリラックスした静寂に変わって、最後のミュージカルメドレーまで楽しく聴いてくれました。

●終演後、稽古に参加できそうな時間だったので、銀座へ。ライオンでは20日の「新・乾杯の歌」の稽古と、その翌日から歌うのでイベントに参加しないメンバーも含めて全体での乾杯の歌の稽古があったのです。5曲のすべてがとってもステキ。日によってメロディが口をついて出てきたり、「ここの歌詞好きだな〜」とかみしめたりする箇所が変わっていて、広がりのある5曲になっているなぁと感じます。20日のイベントでは全曲ご披露、21日からは大賞受賞の曲は第2ステージで毎日演奏、という所まで最初から決まっていましたが、8月あたまを目処に、残りの4曲も第3ステージなどで演奏していけるようにしようという話になっています。この5曲をずうっと愛唱して、歌い継いでいきたい!

●その後はちょうどここに来ていた飯田俊明さんと一緒に次の仕事場へ。土曜日の岐阜での「50曲リクエストコンサート」の合わせです。上天草市でやった前回のコンサートは冬、今回は夏なのでリストに載せる曲も入れ替えているので新たな気持ちでソロ20曲とデュエット10曲…。気合いもあるんだか、最後までいい集中と声を保ててよかったです。皆さんのとびきりの笑顔に今回も会えますように!

思い出せない…

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月09日

7月9日(水)
●なんか疲れてたようで、午前中爆睡…宅急便の受け取り予定だったのですが無視してしまったようで…ごめんなさい。開き直って家を出るギリギリまで寝続けました。午後はライオンで会議。20日のイベントやこれからについての話をして、帰宅。私自身の今後もいろいろとやるべき事があるので〜。とかいいつつ、仕込んでおいたタンドリーチキンを焼き、アチャールと一緒に食べて、かっらーい夕食で発散。体が落ち着いてきた所でやっぱりヴァイスビールも開けてゆったりと過ごしました。旅気分の余韻ていうんでしょうか、いつもより時間がゆっくり流れているような気がします。

●早めにグッスリ寝てから、真夜中に起きて一気に忙しモード突入。旅の間にもコチョコチョとやってた「銀ツリ」の段取りをしっかりと決めたり、ここしばらくの間に覚えなきゃならない曲がとぉっても沢山あるので、それを歌詞ノートに書き出したり。ところでそのうちの一曲「赤い河の谷間」、私の記憶違いかもしれないんだけど、一般に出てるAメロディの展開部みたいなBメロがあったような…。某中学校で教えてた頃にやったこの曲の資料が、家じゅうひっくり返してもどうしても見つからなくって、ネットで探し回ってるんだけどそれでもどうしても見つからないの。私の中で勝手に熟成してBメロが作られちゃったのかなぁ…。ちょっと腑に落ちません。

公演・青葉城・冷やし中華

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月08日

7月8日(火)
●学校公演「カルメン」本番です。ホールを借りて音楽会をされているそのアトラクションという位置づけのオペラ公演で、準備の間も生徒さんの演奏やパフォーマンスがマイクから聞こえてきて、すごく面白そう〜(^^)と興味をひかれつつ、メイクなど時間をかけて準備。お昼休みの時間にササッと準備したと思えないしっかりした舞台セットに加え、衣装や道具、打楽器等もあり、かなり本格的な公演です。歌い手の質も含めてその価値がわかってもらえるからこそ長い間公演し続ける事ができているのだなと舞台を見て実感します。私もがんばらねば。残された少ない直前稽古時間ではこのプロダクション初参加の私を中心にしていただき、感謝。あっという間に開演です。一緒に行動するシーンがほとんどというメルセデス役の喜田美紀さんがいろいろと教えてくれたりフォローしてくれたりしたお陰で、なんとかサマになったように思いますがどうだったでしょうか。乱闘シーンでイスをひっかけて倒すという危険行為はありましたが、あらかた無事に終演を迎え、お姉様方や競演のいろんな方々に「おめでとう」と言っていただけて、アーツカンパニーの温かさもしみじみとかみしめました。

●このプロダクション、仙台にはよく来るのだそうで旅慣れた皆さんは思い思いにおいしい食事などされるようだったのですが、私はどうしても青葉城に行きたかったので、ご挨拶の後ひとりタクシー乗車。街の中心にある鶴ヶ城とは全然違って山奥にどんどん分け入って行くタクシー。戦国の世に作られた感じがすごくしますね〜。夕方でもうほとんど終ってたのと、青葉城は城趾があるのみで天守閣がないのでちょっと満たされなかった気もします。荒城の月を作った土井晩翠が生まれるちょっと前、この青葉城は官軍に壊されてしまいそこに軍施設が建ったのだとか。彼は盛者必衰のあわれを、天守閣のない青葉城に身にしみて感じていたに違いありません。仙台のシンボル・伊達像を発見してちょっとスッキリして帰路へ。タクシーのおじさんオススメの冷やし中華発祥のお店龍亭でスタンダードな冷やし中華をいただきました。ちょっと長かった今回の旅、家族旅行に一人旅、演奏旅行といろんな要素があって多角的に楽しんだという感じですね。リフレッシュできました。

会津から仙台へ

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月07日

7月7日(月)
●朝家族を見送ってから、午後の移動までは会津若松を散策。運動不足の上に食べまくっていたので、大きな荷物をホテルにあずけて、全部歩いて移動。3キロ歩いて着いた飯盛山の急斜面に設置されたエスカレーターにはとっても惹かれたけどここも我慢。汗だくになり疲れきった身体で山の上からお城を見下ろす…隔絶した場所から炎に包まれるお城を見た白虎隊の気持ちを想像しながら少し佇みました。子供の頃に毎年のように行っていた飯盛山や鶴ヶ城…なつかしい気もするし、でも視点が全然違って新鮮ですね。鶴ヶ城内にはお城を眺めるように「荒城の月」の直筆の歌碑がたっていました。土井晩翠は仙台の青葉城とこの鶴ヶ城を想ってこの詩を書いたのだとか。これから仙台にいく身としてはより気持ちが盛り上がってきます♪そうそう、地図を見ていたら「鶴ヶ城」の近くに「亀ヶ城」もある!そちらには行きませんでしたが、会津若松城・猪苗代城と言うよりもずっとすてきですね。

●磐越西線・東北新幹線と乗継いで仙台へ。明日ここで公演があるのです。今日はリハーサルに行かなくてもよくなったのでまずばちょっと散策。仙台駅西口ロータリーにあるこの「青葉の風」というモニュメントは、私の祖母の甥、昆野恒(こんのひさし)が作りました。なんかよくわかんないけど巨大でした。こういうのってどこで作るんでしょうねぇ・・なぁんて庶民な感想しか出ませんが。母の祖父の兄はNHKドラマの「あぐり」で有名になった吉行あぐりさんと再婚してたとか。昆野さんも吉行さんも血は繋がっていませんけど、ちょっと辿ると独創的な人ばかりが親戚な気がします。昨日からなんだか自分のルーツやその周辺を旅している気分ですね。

●夜はお姉様方に連れて行っていただいて「」の絶品牛タンを堪能。ちゃんとお話しさせていただくのか初めての方ばかりという、人見知りな私には試練かとも思える状況でしたが、だって、旅慣れた皆さんの行きつけの場所だもの〜興味の勝利。初めて味わう牛タンのお刺身やタタキは絶品!お酒もグイグイ飲んでしまい、気付いたらすっかり打ち解けてました♪ありがとうございましたぁ!

そばの里

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月06日

7月6日(日)
●家族とともにタクシーで移動して、お墓参り。うちの代々のお墓は山都という所にあります。山都はそばの里をアピールポイントにしていて、東京のスーパーでもたまに山都のおそばを見かけるようになりましたが、数年前にラーメンで有名な喜多方市に合併してしまいました。インパクト薄くなっちゃう〜(><)。

●今年一番の猛暑の中を行くのは私でも大変だったのに、両親はよくがんばったなぁと思います。姉は今回同行してくれてるけどお嫁に行ってるし、兄は遠いし、これから先はどうなるのかなとちょっと思ってしまう。お参りが済んでから、こちらでの事をいろいろとお世話になっているOさんのお宅にご挨拶。役場に勤めているそこのおじさんは古文書を読んだりするのが好きで、日本画家の石井柏亭の本に、私の山都の実家に2週間ほど泊まったことが書いてあり、のちに学習院の院長になる安倍能成も一緒だった記述もあることなどを語ってくれました。祖父の姉に趣味で日本画を描いてた人がいるのでその関係ではないかと思われます。ご先祖様の事は何度聞いてもこんがらがってよくわからないのですが…バイタリティのある女性が多かったみたいです。そういえば母方の親戚に彫刻家がいて、仙台駅に彼のモニュメントがあるという話になったので明日見つけたら写真でも撮ってこようと思います。

●ホテルでの夕食にビールを取ったら、ビール瓶が福島県限定バージョンで野口英世の絵柄になっていました。明日ははたなばた。昨日買った期間限定のコアラのマーチのたなばた限定バージョンをあけると、中身をいくら探しても「彦星」がなーい!「織姫」は3つもあるのに!象徴的すぎます(^^)

ちょっと家族旅行

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月05日

7月5日(土)
●5時起きで自宅のいろんな雑務を終えてからお昼前に実家経由、福島は会津若松へ家族でバス旅行。その先にご先祖の実家とお墓があるのでお墓参りが目的ですが、みんなでこうして出かけるのはひさしぷり、大変なこともあるけどやっぱりうれしいですね。今日は移動だけなのでラクラクです。バスも実家の近所から出て会津若松まで行ってくれるのでそこからまた徒歩でホテル。バスでは「愚か女になりすまし」の音源を父と二人でイヤホン片耳づつで聴いてリラックス。・・結構量が多いなぁ。秋もがんばらなくっちゃね、ってまだその前にやらなくちゃならない事が山積ですが(^^;;

●夜はホテル内のレストランが朝食用のアッサリした所以外の店が先月いっぱいで全部クローズになっており(これが目当てでここに泊まったのに!)ぐるなびで探して近くの「花みずき」で郷土料理を堪能。鰊(にしん)を干した「身欠き鰊」は海から遠い会津ではとても身近で重宝な魚ですが、なぜこんな山奥でこんなに食べられるようになったのかというと、戊辰戦争が深く関わっているのだそうです。その身欠き鰊、うちではお正月のこぶ巻きで食べるだけでしたが、初めて食べた鰊の山椒漬けが結構美味くてお酒に合う!ので、作ってみたいなぁ、と部屋に戻ってからレシピを検索してみたりして、、気付いたらさりげなく漬け物に凝り出してる私です。

仕込み

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月04日

7月4日(金)
●明日から出かけるので、出先でもお勉強ができるように「トスカ」「おろか女になりすまし(みてくれのばか娘)」の音源を編集してICレコーダーにダウンロード。簡単な作業のつもりだったのに、曲名や曲の中身を編集したりしたとたんに曲順が大幅に入れ違ってしまって聴きづらい!どうしたらうまく思い通りの曲順にできるんでしょうねぇ、しばらくいろいろ試したんだけどダメだったので頭に来て、幕ごとに統合してしまいました。あー面倒くさい!

●夜は二期会で講師。毎回思いますが、いろんな発声があるなぁ。すべてはバランスだと思うので一概には言えませんが、のどの奥がもっと開けばいいのになぁと思う人が多いのも事実。今日はいつもすてきなお母さまに「吐いてみて、せぇの、オエ〜ッ」なんてやらせてしまいました(^^;;

●帰り道、スーパーに寄るとキャベツが安く売ってる!のでザワークラウトの仕込み。あとアチャールというタマネギのインド漬け物ね、キュウリも一緒に作りました。同じソースに、すぐ味がしみ込むよう細かく切ったものを和えて、これは晩酌用に。昨日タンドリーチキンの仕込みをしてあったので、付け合わせに最適♪ビールにも合う合う。いやー、おいしいなぁ。ザワークラウトは発酵食品なので外に、このアチャールは冷蔵庫にそれぞれ放置して明日から旅行、戻ったらきっとどちらも食べごろ!楽しみです♪

レッスン、ライオンイベント

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月03日

7月3日(木)
●お昼過ぎに実家で個人レッスン。彼女のレッスンはこちらも勉強させて貰う事が多いかも。というのはすべてに於いて、自分の言葉に置き換えないと納得できず、納得しないと行動に移せない人だから。私自身もロジックにハマってしまうと典型的にそういうタイプなので自分を見るようで、嬉しくも気恥ずかしくもなる感じです。普段の私はすごくファジーな中でたゆたっていて、言葉でそれを表現するのには別の意識が必要なんですが、それが彼女にわかって貰えるように少しづつでも言葉にする努力をする事で、自分の存在やその立ち位置がより理解できるような気がします。

●その後はまた今日もライオンへ。「乾杯の歌」の関係で昼間ずっとかけて書類を作ったのと、新しいチラシも作ったので、それを持って。今週のライオン出没率は異常に高いですね。「DEEPS」に「銀ツリ」に「BBP」…なんか最近チラシばっかり作ってるみたいですが、まだトスカのも作らなくちゃなんです。。暫定的に作ったのが何だか目をひくらしいのでまだ甘えてますが…。「乾杯の歌」のイベントはなんだか濃〜いメンツでコテコテにやりそうな気配…。

CDにもカレンダーにも掲載した写真ですが、カウンターで瀧田さん・竹川さん・大野康子ちゃんと本当はその横に鶴川くんがみんなで楽しく飲んでる写真、これが私大好きで、今回3人が出てるのでこれをメインにさせていただきました。このお店歴が長い方もそうでない方も、出演者とお客様、みんなで楽しく盛り上げるお店!っていう感じがわかって貰えたらいいなという気持ちのこもったチラシです。当日はとびきり楽しい一晩になりますように!

ハードにハートフルに

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月02日

7月2日(水)
●結構ハードな一日。まずはAさんのレッスン初日。ほかの所でも教えてたのでお互いどんな感じかはわかるから安心といえば安心ですが、個人レッスンだと普段よりも時間がかけられるし踏み込んでいくので、当然ながら今までとは違う関係になりますね。でもベーシックな所をしっかりお話しできてよかったな。「歌う」って何か特別な事のように感じるけれど、実はとっても自然な事。「特別感」に限らず自分で自分にリミットをかけてしまうのはよくある事で、それに気付いてそれが解けた時の開放感ったらないですよね。生きるってその連続なのではないかと思うくらい。だからオバタリアン(死語だけど)は乙女に比べて図々しいんですね(^^)

●一緒にアジアンなお昼をいただいた後は二期会の愛好家クラスへ。勉強会後の後半になるとみんなこぞって大曲を持ってくるので教える方も気合い十分。こちらも今日も張り切ってがんばりました☆ハードルが高かろうとやりたい曲をがんばってやる人、信頼してる先生に次はコレだねと指定される人、いろいろですが、やってみたらどれもいい曲なのがクラシックのいい所。何百年もかけてものすごい人数が歌い尽くして、淘汰されて残った曲ばかりですからね〜。たくさんある曲のなかでこの曲と出逢えた幸せ、それを感じながら歌って貰えたらと思います。

●その後はライオンの出番。ふぅ。でも今日はヒラなので歌で勝負の日。結構ハードではありましたが、最大限がんばりましたよ〜。リハビリ(?)がてら、久々に「歌に生き、恋に生き」を普段のステージにかけてみたりもしたしね。日本歌曲はこれからしばらくスタンダードとして歌っていきたいと思っていて、今日の4ステは「さびしいカシの木」と「よかった」。有名曲はこの限りではありませんが、私の選曲基準はまず詩がすてきで、次に曲がその詩の良さを広げてくれているもの。詩が聴き手の心にスパーンと届くような曲が好きです。まだまだやりたい曲はたくさんあります。

「幸せ」の授業

  • author: minastagebuch
  • 2008年07月01日

7月1日(火)
●えーっと…、昨日は本当は飲まずに帰ってやろうと思っていた仕事があったんですが飲んだ上に帰ってそのままバタンキュー、そういう日は大抵3時とか4時とかにパッと目が覚めるんだけどそれにも失敗。音楽ビヤプラザライオンで通常営業日に配布している「音プラ通信」、今月こそは余裕をもった入稿を!と思っていたのに、また今月も時計をチラチラ見ながらの原稿書きです。オリンピックが来月始まるのと、村上くんが今月出番多いので「ビヤソング小咄」は「誰も寝てはならぬ」の話にしました。オペラ篇は私もよく知ってる話題が多いから下準備がそんなに多くなくて安心ですね。31号からは何篇にしようかしら。

●トップ記事は、ずっと書きたかったけど時期を待っていたもの、ドイツでの「幸せの授業」の話。日本語で紹介してあるのは今の時点でここだけみたいです。幸せになるにも、能力が必要なんだっていう発想はスゴイと思う。言われてみればそうですね、教育は、受験戦争とかに象徴されるように、あるものさしを作ってそれをクリアできれば、自然に幸せになれるハズ、という事ばかりやってるんだけど、幸せな条件を与えられても幸せに感じたり幸せを見つける能力がなければその人は幸せになれないし、条件がクリアできない人は幸せになろうとすらしない。すばらしい公共ホールを地方に沢山作ったはいいけどそれを使いこなすことができなくてコンサートが開催されないというはがゆさとも通じるものがあります。そんな好条件が揃わなくたって、幸せは感じられるもの。端から見てどんなにちっぽけだって、その人が幸せに感じられればその人は幸せで、それが一番平和。いろんな価値観が崩れつつある今、幸せを感じたり追い求める能力をつける授業の存在はすばらしい事だと思います。

●似顔絵もなんとか書けてライオンには6時頃到着。1杯飲んで〜のつもりがやっぱり最後まで飲んでしまいました。しかも近所でひとり二次会、ラーメンギョウザまで食べて帰宅すぐバタンキュー。あぁあ。

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