2006年03月27日

大野耐一氏の現場改善魂 その 「標準」とは自らつくり出すもの

カテゴリ:体で覚えたい先人の言葉集

その 「標準」とは自らつくり出すもの

以下、大野耐一氏の言葉をそのまま引用します。

「仕事をやるときの基本は『決められたことを守る』ことが重要なんでね。
 でも、なかなか決められたことが守られにくい。上から決められたと思うんだね。
 自分が決めりゃいいじゃないか、と。これが改善なんだね。
 だから、まず決められたことをやってみる。
 決められたことをやってみんことには、それが良いのか悪いのかどうかわからん。
 そして、決められたことが守れんかったら、守れんのはどっかまずいんだ、
 と考えるのがよい。」

「標準作業というのがあるが、標準というのは、刻々変わっていかにゃ
 おかしい
んで、そいつを、標準というのを最善だと思ったらもういかん。
 標準というのは、改善するためのひとつのベースであってね、
 今より悪くなったやつは改悪であり、今より良くなったやつはは改善なんで、
 こんなものは人間がいい加減にきめるんでね、変わっていかねばおかしい。」

標準作業において肝要なのは、人と機械と物の働きを
 もっとも有効に組み合わせること
である。
 働く人間が阻害されてはならない。
 『標準』とは、現場の人間がつくりあげるべきものである。
 けっして上からのお仕着せであってはならない。
 しかし、企業全体の大きなデザインのなかで、部分のシステムが設定されてこそ、
 各部分の『標準』も緻密で弾力的なものとなるはずである。
 その意味では、『標準』は、現場だけでなく企業トップの概念として
 とらえておかなければならない。


引用
大野耐一の現場経営

トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして


ブログランキング(緑)←←応援クリックお願いします!励みになります


⇒⇒⇒◆成長の心得帖インデックス◆へ


この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
「『標準』とは、現場の人間がつくりあげるべきもの」
いいですね〜。まさしくそうあってほしいです。
でも、素直でない私は、上から指示されるだけで、へそ曲げちゃうんで、組織にはむかないんですね。
Posted by 道楽な伊丹 at 2006年03月29日 16:41