すぐにアプリに曲を聞かせて曲名をチェック。
これは間違いなくブレイクする。
3日前に滑り込みで取ったライブチケット、黒子首ワンマンツアー2022『Butterfly Crews』に行ってきた。
夕方に家を出て、会場となる東心斎橋の『Music Club JANUS』へ。
こんなライブハウスがあったんだ。
ぎりぎりで取った割に、整理番号は私よりも後ろの人が結構いた。
冬のライブハウスは初めてだけど、噂通り中はTシャツでもいけるほど暑い。
今日は寒さがましだったので、薄手のアウターで来てよかった。
天才肌のボーカル/堀胃あげは、お茶目なドラムス/田中そい光、天然のベース/みとの3人組のバンド。
まだ知らない曲も多いけど、やっぱり曲がいい。
アンコールを含めて90分だったのが、余計に短く感じられた。
初見殺しの絶対読めない系のバンド『黒子首』。
最初はなんか怖そうな読み方かと思ったら、これで”ほくろっくび”と呼ぶらしい。
かわいすぎだろ。
最初の入り口になった曲『トビウオ愛記』。
てっきりTRFのボーカルの声真似をしつつ、TRFの古い曲を歌っているのかと思いながら聴いていた。
懐かしいけど今聞いても新鮮だ、なんて初めて聴く曲なのに勝手にノスタルジーに浸りながら(笑
こっちはまた雰囲気が違うけど、ノスタルジーな雰囲気は共通している曲『Swimming cat』。
再生回数からすれば、まだまだ周りで知っている人はいないだろうけど、ここからブレイクするか。
2月に抽選でチケットが買えたライブ『湧出!FPP音泉 〜コロナに負けま編〜』に行ってきた。
SNSで水曜日のカンパネラのライブ情報を見つけて、そこにニガミ17歳が出ていたという神懸ったライブ。
私のチケットの整理番号を見てみると、これがなんと3番になっていて、いかに迷いなく即決で決済したかがわかる。
おかげでちょっと遅れて着いたものの、入り口前で自分の整理番号が呼ばれるまで待つ群れを、するすると追い抜いて入場。
今日はスタンディングライブなので、前の方よりも楽な姿勢で音楽を聴くことを優先。
4年前にも来たこのBIGCATでは、ウォーキングの後だったとはいえ2時間同じ場所に立ち続けるのが辛かった。
今回は客のエリアを前後に分ける柵の後ろを陣取れたので、柵に手をかけて見られるように。
これはかなり楽。
3組のうちのトリはニガミか水カンかと思っていたら、水カンがトップバッターでニガミがつなぎという完全に予想外の展開。
サイコロで決めた?
水曜日のカンパネラは、ボーカル脱退という普通のバンドなら解散レベルの非常事態に、新たなボーカル”詩羽”を迎えてスタートしたばかり。
水カンは曲が美しくてずっとライブハウスの大音量で聴いてみたかった。
”詩羽”も、偉大なる先代ボーカル”コムアイ”の曲を自分のものにしていて、新曲も含めて大盛り上がり。
これは最高だと思っていたら、次のニガミがその上をいった。
のっけから暴力的な音で、こんな社会情勢のなかでアレだけど、音がマシンガンのようにお腹に当たって爆発する感じ。
ホール会場のスケール感もすごかったけど、小さなライブハウスの間近のスピーカーから放たれる音の破壊力はまた別格。
今日のはその中でも最たるもの。
お腹に響きすぎて下痢になるんじゃないかと心配になるくらい。
音楽だけでなく、ボーカルの岩下優介のこれほど笑かしにくるMCも初めてで、もはやお笑いライブ。
バンドのMCって普通は微笑ましい笑いなのだけど、これは完全にお笑いのそれ。
水カンもニガミもアップテンポな曲が多いバンドなので、終始盛り上がりっぱなし。
落ち着く暇がない。
そんな奇跡の組合せもあって、今後これ以上のライブはないと断言できるレベル。
まさに究極のライブ。