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鹿児島から約570キロほど離れた鹿児島県南端のヨロン島(与論島)の与論町にて、Webカラー、RGB・CMYKカラー、ユニバーサルカラーデザイン(CUD)を含めたセミナー講師いたしました。

初めてのヨロンでしたが、ヨロンはとっても良いところでした。(ヨロンは沖縄本島に近く、琉球と奄美が融合した文化が残っています。)


与論島まずなんといっても感動するのは、海の青さと白い砂浜。
ヨロンはリーフで囲まれているため、外海の影響を受けず、近辺の波はとても穏やか。そのためウィンドサーフィンをしている姿も見かけました。

またお忙しい中の合間をぬって、少し案内していただきました。


百合ヶ浜

百合ヶ浜
ヨロンの東・大金久海岸。約1.5kmの沖合いに干潮時のみ現れる砂浜、百合ヶ浜にはグラスボートで行けるとのこと。(ちょうど写真のあたりに出現します。)

百合ヶ浜は百合の形をしているから名づけられたそうで、年齢の数だけ星砂を見つけると幸せになると言われています。過去に結婚式も行われたそうです。
百合ヶ浜もトンボロ現象の一種なんでしょうね。


与論城跡

与論城跡
15世紀初頭、琉球北山王の三男・王舅(オーシャン)によって築城されたと言われる与論城跡。ヨロン島の高台にあります。
その後、北山王朝の滅亡により城は未完成となりましたが、伏竜の形に積み上げられた200mにも渡る石垣は、高台からヨロン島全体とお隣の県・沖縄県を見渡せる絶好の場所です。ラッキーなことに、沖縄本島をすぐ近くに見ることができました。

また城跡にある城主(とこぬし)神社には旧暦の3月、8月、10月の年3回奉納される国の重要無形民族文化財指定「与論十五夜踊り」(一番組(日本本土風)と二番組(ヨロン・奄美・琉球風)で構成)が開催され、五穀豊穣、嶋中安泰を祈るそうです。


ヤンバルクイナ
また城跡には琉球から友好の証として贈られたヤンバルクイナ像があります。このヤンバルクイナ像、沖縄県国頭郡の辺見岬にあるヤンバルクイナ像と向かい合っているんですって。

 


 

もずくそば

与論島名物もずくそば
ヨロン名物「もずくそば」。ヨロンの特産「もずく」が麺に練りこんでいて、上に豚の角煮がのっています。とてもあっさりしておいしいもずくそばでした。
もずくもそうめんのつゆにつけていただくなど、新しいおいしさも発見。
そのほかもヨロン独特の料理や琉球のソーキそばなど、珍しい食事が数多くありました。


与論献奉(よろんけんぽう)

夜に懇親会を開いてくださいました。

ヨロン島に来た人をもてなす、とても有名な「与論献奉(よろんけんぽう)」。
地元の黒糖焼酎「有泉(ゆうせん):20度」を水やお湯で割らずに杯に並々と注いで、一人ひとり自己紹介(口上)をしながら飲み干してまわしていきます。

与論献奉
はじめに親(進行役)になる方が杯に焼酎を入れ毒見。
ここでは局長さんが、口上を述べて飲み干します。
あとから知人から聞いた話では、飲み干したあとは杯に残っていないことをみせるため、杯をひっくり返し、手に残った何滴かを自分の後頭部をなでて神(髪)に返すそう。


与論献奉そのあと焼酎が入った杯を島外から来た人(ここでは私)に渡し、親の役目が譲られ、口上を述べ飲み干し、次の方に回して最後に親(進行役)に返します。


この与論献奉、元々は薩摩や琉球から統治されていた島の人々が生き抜くための手段で、役人をもてなす行事だったそうです。最初に毒見をするのも「この焼酎は毒が入っていませんよ。」と、役人に証明させる行為の名残りだとか。

与論献奉
また与論献奉を行うことにより、お互いの親近感がグッと増し、またヨロン島の方々は人前でも物怖じせず、話ができるようになるそうです。

そのほか与論献奉では、ひじを肩の高さに合わせて飲むのがいいのみっぷりだそうで、「ほぉ〜、メモメモ」状態でした。(ちなみに飲めない方には、強制しません。)

最後に与論献奉とは別に祝杯ということで、再度氷で割った杯がまわってきました。
おひらきでは焼酎の水割りで乾杯。さすがに3年間禁酒してて、今はお酒のリハビリ状態の私にはきつかったので、水で乾杯したのでした。

改めて与論町商工会の皆様、関係者の皆様に御礼申し上げる次第です。
与論町はいいところですので、ぜひ機会がありましたら鹿児島県南端の与論島に足をお運びください。