鉄筋ロボット

日経新聞(10/17付け)に『建物骨組み固定、ロボにおまかせ』という小さな記事があった。
千葉工業大学と大成建設は、建物の骨組みとなる鉄筋を針金で固定する結束作業を担うロボットを開発したと発表した。2種類のセンサーを使い、交差する鉄筋の上を動いて作業する。従来、10人で1日かかっていた作業がロボット1台ででき、省力化につながる。同社は2018年度から現場に導入する予定で、業界に普及させたい考えだ。

建物の骨組みを作る鉄筋工事ではコンクリートを流し込む前に交差する鉄筋を針金で固定する。鉄筋工事全体の約2割を占めるという。中腰姿勢で長時間働く必要があり作業時の負担が大きい。作業員不足などから、省力化が求められていた。

大成建設のプレスリリースによれば、ロボット本体の大きさは幅40cm×奥行き50cm×高さ30cm、全重量は20kg以下とコンパクトサイズとなっている。

同じく大成建設はコンクリートの床仕上げロボットも建設現場に導入するという報道もあった。技能者が中腰で行う作業の負担を軽減し、省人化や効率化を実現するという。コンクリートの床仕上げロボットは、重さ約90キログラムで、充電可能な着脱式のバッテリーで約3時間駆動。技能者がコントローラーを使って無線操縦する。技能者の仕上げ作業に比べて効率を3〜4倍向上できる、と。

こうした作業ロボットは今後も増えていくのだろうか。
職人の不足、高齢化など建設現場で働く人たちの確保も難しくなってきていると聞く。ロボットなどの導入によって、作業効率を上げて、働き方改革につながっていくことを願いたい。