全ての願いが叶う動物好きの救世主💕
ペットの便利屋さんミネルバの杉浦です🍀



年齢制限が理由で店を変えた場合
様々なリスクが後の店に被ってきますが…

犬が咬むとか変な癖がついてるとか
そういうこっちサイドの思いはさて於いて

問題は




病歴・通院歴がわからない
っていうのは結構怖いです。


きちんと事前にお話ししてくださる方も
もちろん多いのですが…
恐らく10年分全て説明されることは
まずあり得無いのではないでしょうか?

私もうちの犬の16年分の通院歴を
全て説明できる自信はありません…


完治したから報告しなくていいわ
とお考えで敢えて説明されない方もいます。
私もそのくちです。



例えば私の場合、愛犬が子犬の頃はずっと
気管支炎の治療のために通院していたことなんて
今の獣医さん以外に話したことはありません。


今は気管支炎は完治していますが、
愛犬の気管が弱いことには変わりないのにね‥。



愛犬を他のトリマーに預けることなんて
余程のことが無い限り絶対にあり得ませんが‥


でも預けるとしたら、
気管支炎のことなんてまず言わないでしょう。

トリマーには関係なさそうだし。




でもね、
私はそこまで聞いておきたいトリマーなんです。








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外耳炎とかも、一度治まったら言わないよね…
一生治るものじゃないのにね…(うちもなったけど)


 


例えばうちの場合、


気管支炎になったこと
外耳炎になったこと
膿皮症になったこと
脱毛したこと
アレルギー(植物)で顔が何度か腫れたこと



を、トリマーには初回から言わないと思います。


それよりも今の性格のこととか、
今の持病のこととか、気を付けてほしいこととか、
そういうことばかり話してしまうと思う。



そしてトリマー側からしても、
初回から張り切って16年分聞かされて
絶対に覚えきれない自信があるので
言った・言わないになるのであれば
あまり初回から一気に聞きたくないところ‥




生きる年数が長ければ長いほど、
相当な思い出と苦労があって当たり前です。


まだまだ元気とはいっても10才を過ぎていれば
何かしらで病院のお世話になったことがあるコが
殆どではないでしょうか?



トリマーの私から言わせていただくと
例えば幼犬時代に患って通院したことでも


このコは気管が弱いのか
このコは外耳炎になりやすいのか
このコは皮膚が弱いのか



それを頭において作業をするだけで
元気なコとは対応を変えて負担なく行えます。




仔犬の頃からとは言いませんが、
若いころから定期的に通ってくださってる老犬は
通院歴などを頭にインプットした状態で
私は作業をさせていただいております。


そうすることで
不調にだっていち早く気付くことができるのです。



あと数日遅かったら死んでた
私が回避したこともありました。

毎日触っている飼い主さんだと
気付かないような些細な変化でしたが
月1で触っていた私だから気付けたことです。




過去に骨折していたけど通院して完治した


生まれつき気管が狭いから手術して広げた


パテラだけど手術したから大丈夫



これ、普通の生活が送れるようになっていようが
体質や本質は変わったわけではないし、
そのコはそこが特に弱いっていう証拠だから
何年経過しても報告してもらいたいです、絶対に。

報告されないことめっちゃ多いんですけど…。



例えば普通のコに負担がかからない保定でも
パテラだったらそれがよくないかもしれないし、
終わった後にびっこを引いていようものなら
トリマーのせいにされますよね…。


前の記事でも書きましたけど、
そういう何らかのことが起きたら
飼い主サイドの一方的な意見だけで
ネットに書き込まれて拡散される世の中だから
リスクを考えたら本当に、年齢制限したくもなる

















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私の主観ですが、
仔犬の頃から通ってくださるコと、
老犬になってから通ってくださるコとでは、
同じ病気でも気付く速さが違うと思います。


でも、私たちトリマーに求められるのは
病気の早期発見ですので


「前のトリマーは気付いてくれたのに
あなたは全く気付けないトリマーなのね」



というレッテルが貼られます。


10年近く通っていたところのトリマー
たかが数か月前から触っているトリマーでは
変化がわからなくて当然だといいたいです…
流石にここは弱音を吐かせていただきます…



言い訳に聞こえると思いますが、


若い頃から知っているコだったら
体の変化はすぐに気付けます。



厚かましい言い方ですが、
第2の飼い主のつもりで私は接しています。

もちろんそれは飼い主様の次によく触っている
前提での話ですけど…。


私は大分マニアックな報告をする人間なので、
肛門膿の変化とかめっちゃわかりますし?



肛門膿の変化一つでも
体調とか環境とか食べ物とか気持ちとか
そういうの全部関わってくるんですよ?
殆どの方が知らないでしょ?



破裂したら大変とかいうレベルの報告をしないのが
私のスタイルです。ただの変態かもしれませんが。
占い師かってくらい的確に当たるようなので、
飼い主様にはよくびっくりされています。


でも何度も言いますが、
シニアになってから通うコだとこうはいきません








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預けるなら一生預ける!


そのくらいの気持ちで
トリミングサロン選びをされた方が
愛犬のためになります。




もちろん前回も書いた通り、
お店が閉店したとか、環境が悪くなったとか、
そういう理由で切り替えることの方が多いです。


年齢制限のあるお店に預ける場合、
あなたの愛犬は10才で亡くなる前提ですか?


例えば年齢制限の代表と言えば
専門学校に預けているモデル犬
なんかが該当しますよね。


私のお客様にも
専門学校経由の切り替えが多いですが、
まあもう…どこに怒りを向けていいのやら‥って
そんな気持ちにさせてくれますね。




これから20年近く一緒に暮らすはずだし、
犬にとっての10年って大きいです。
10年刷り込まれた記憶は絶対に消えません。


切り替えればいいや~!その時はその時!



そうお考えなのであれば、
それは飼い主さんの考えなので否定しません。


ただ、もしかしたら今から10年後、
あなたの愛犬を受け入れてくれない
そんなお店が増えているかもしれませんよね。




今ですら、


咬むから無理、
暴れるから無理、
予防接種してないから無理、



これは昔からあったけど‥


保護犬だから無理、
近所の住人じゃないから無理、
歯磨きしてないから無理、
不衛生だから無理、
ちゃんと手入れしてないから無理、



なんて理由で受け入れないお店が
次々に増えているのをご存知でしたか?

私もお客様や人伝に聞いて知りましたけど。

トリマーもお客様を選ぶ時代です。
もちろん、自分たちの生活を守るためにね。



私も今は制限はあまり設けていませんが、
今後このスタイルを貫き通すかは…一切わかりません。





















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