遂に江口君が仕事復帰しました!遅えよ馬鹿!!思えばヘルニアにかかって新宿歌舞伎町にある大久保病院に入院して約二週間、あんなにぶくぶくだった脂体がげっそり痩せてまるで別人のよう。
退院したら退院したで今度は風邪をひいてしまい、精神面に深いダメージ。僕らが心配して江口君に何回も電話しても全然電話出てくれなかった。申し訳なくて出れなかったんだと。本人いわく、廃人同然だったという。ある意味泣けるしある意味情けねー話さ。
そんなこんなで彼はこのクソ忙しい時期に、一ヶ月なんもしないで寝て暮らした。僕は本気で江口君とはもうお別れかなと思ってた。クビってことだ。ついてこれねえ奴は置いてくしかない。
いよいよ今日、代々木ワンダーステーションでのレコーディングは最終日を迎えた。長かったなー。
「NO FUTURE NO CRY」の歌入れ。めっちゃくちゃキーが高くて気が遠くなる。喉を振り絞って歌った。血の味がした。うえーん
まさに最後のサビを歌いきろうとしたその時、窓ガラスの向こうから僕に手を振る物体が目に入った。冷たいほど真っ白なむくんだ顔。怯えきった目。一瞬、とうとう僕も霊感を身につけて見てはいけないものを見てしまったのかと恐怖した。あ、なんかの本で読んだことがある!と思ってこんな時には般若心経を…と冷静になってちゃんと見たら、江口君だった。
おいおいおい
歌入れが無事終わる。あびちゃんが絶叫コーラスを入れる。その間、僕はなんだか居心地悪そうに座っている江口君とは一言も話さず目も合わせない。
そして録音終了。ご飯休憩に入る。
江口君
「あのぅ、峯田くん…。」
僕
「……あ?」
江口君
「あのぅ、その、、、すいませんでした!!!」
彼の目元には涙がたまっている。
まだ風邪が治っていないらしく特大のマスクをしている。そして腰には笑えるぐらい立派なコルセットを巻いている。そしてそれをお腹の肉が邪魔している。歩き方もおかしくなっている。なんだか心底かわいそうにみえてきた。
僕
「おい、後ろ向け。」
江口君
「えっ…?!」
僕
「いいから黙って後ろ向くんだよ。」
江口君
「…はい。」
グサッ
僕は指先にありったけの力を込めて浣腸をした。
江口君
「ふごぉぉうッッ…!!」泣
地面に崩れ、立ち上がることができない江口君。顔を真っ赤にして僕を見て、それから少し笑った。
僕
「おかえり。待ってたぜ。」
うおおおお!!
抱き合うメンバー。
やっとみんな揃った。そっからはもう病人だろうが常人だろうがもう関係なく全裸でワンダーステーションスタジオ最後の晩餐を楽しむ。
体臭、口臭、わき臭、肛門臭、全部が最高レベルに臭い江口君のせいで今夜の飯は最高にマズい。それでも僕らの周りには愛が渦巻いていた。
久しぶりにメンバー、スタッフ全員で迎える至福の時。僕は何度かこれを経験したことがある。そう、愛ってやつだ。
もう何日も風呂に入っていないという江口君の足の指の爪の臭いをどうしても嗅ぎたいという無謀なチャレンジャー、村井君。即死。続いてチン君、例のごとく後ろに吹っ飛び後頭部をテーブルにぶつける。あびちゃん、嗅ぐ前から号泣。なだめる僕ら。最後、僕。はっきりいって、今までの人生で初めて遭遇した種類のそれはそれは素敵な臭いでした。もはやここはアウシュビッツ収容所。
「そんなことはない。」と江口君自らが嗅いだ瞬間、トイレに猛ダッシュ。泣きながら吐く。
その一部始終をビデオカメラ回してた斎藤、さすが。
最後はエンジニアの近藤さんと固い握手をしてお別れ。必ずいい作品にします。
さよなら、ワンダーステーション。
素敵な思い出をありがとう!!!
最近冷えこんできましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。あっそ。
チン君おぼえてるかなあ。初めて僕とした会話。
のど飴を二粒左手に乗せて、手首を右手でポンと叩いて口に放りこむ例のアレをやってみたら喉の奥に見事命中。サザエさんの「ん、が、んん」をリアルに体験することができた。やったぜ。
いよいよだな。
日本列島を台風23号が直撃。今回のはでかい。洗濯物干してたのをうっかり忘れて慌ててベランダ出てみると、ありゃまーfuck。洗濯バサミごと吹っ飛ばされててお隣りの家々の庭先で泥まみれになってたとさ。ご愁傷様でした。





もしも、尊敬しているミュージシャンは誰かと聞かれたら僕は躊躇なくこう答えるだろう。