2005年02月
2005年02月27日
高崎club FLEEZ
熊谷から帰り、脇腹の痛みを抱えつつ映画を縦続けに2本観た。僕の東京のパパ、田口トモロヲさん主演の「MASK DE 41」。田口さんかっちょえがったー。プロレスラー役なんだけど半年かけて肉体改造してムッキムキだった。DVDの特典映像で本気で練習してんのを見て涙が出た。
いよいよ試合の撮影。途中、おもいっきり相手役レスラー・ハヤブサの蹴りが頭部にヒットし、脳しんとうで起きあがることができない田口さん。
パパー!!!涙
それでもパパは立ち上がり、リング場外に倒れこむハヤブサに捨て身のプランチャー!!
うおーーー!!!
勇気もらいましたよ、田口さん。ありがとう。
二本目はカンパニー松尾氏によるハンディカメラ撮影・セックス・編集・文による「レディコミ志願兵出張撮影ドキュメント/オークション02 巨乳ちゃんと不思議ちゃん」。
これまでも松尾氏の作品は好きで観てきたが、今回のこれはまた最高の「映画」だった。日本全国をバイク一台で移動しながら六人の女性と出会い、まぐわう現代のイージーライダー的ドキュメンタリー型ロードムービー。AVを超えたAV。
様々なハプニングにも見舞われ、終盤、地方での撮影から一人、帰路につく松尾氏。回されっぱなしのカメラに夜の高速道路からやっと東京の夜景が現れる。
「こう、外から帰ってくるときの東京の夜景が好きだ。」
松尾氏の作品には時々ドキッとする字幕が入る。たまらない。人間のやるせない心情だったり、どうにもできない孤独感がたまに風景と重なる瞬間がある。松尾氏のカメラはその一瞬を逃さない。女の子の裸を撮るよりも、セックスを撮るよりも、むしろそういったものを撮りたがっているように思えて仕方がない。そしてそれこそ僕にとって最高の映画だ。感動しました。パラダイスガラージ豊田道倫氏による音楽も素敵でした。
一夜あけて、2月24日。銀杏BOYZは群馬県は高崎に移動。
ツアー二日目。高崎公演。タイトル「ぐんま土一揆」。共演:オナニーマシーン、でぶコーネリアス。
開演前、でぶの皆さんと話す。なんと彼らは埼玉に住む現役高校一年生。16歳。今回の世界ツアーの共演バンド募集企画にデモテープ一本と落書き一枚で応募してきた。会ってみて思ったが、ガラが悪い(笑)。いい意味で。メンバー4人と友達2人。6人中4人が高校を中退していた。話しを聞いてたら自分のぶざまだった高校時代を思い出した。
授業中も休み時間も机に突っ伏してウォークマンばっか聴いてた暗黒の時代。楽しそうにしてる奴らや女の子と楽しそうに盛り上がってる奴らを見ては心の中では「全員死ね」なんて思ってた。アメリカのコロンバインで起きた学校銃乱射事件みたいに今から頭おかしくなった男が学校に侵入して全員撃ち殺してくれたら、どんだけスカッとするだろう、なんて。
そんなに暗い話でもない。想像は自由だ。それでもそんな時に限ってポール・ウェラーの弾くリッケンバッカーの音は僕の憂鬱を消し飛ばしてくれるぐらい強烈だったし。カート・コバーンのテリトリアル・ピッシングでの歌い方はかっこよかったし。宮本浩次の眼球は顔からバッキョーンて飛び出しそうなぐらいだった。大袈裟じゃないね。救われたね。
500人ギューギュー詰めのライウ゛ハウスで汗もよだれも鼻水も垂れ流しながら、僕は歌う。
僕は不思議なことになぜだかいつのまにか歌う方の立場に立ち、今度はお客さんに救われている。不思議だねー。
終わって外に出ると大雪だった。帰り道の車中、スパルタローカルズの大傑作「SUN SUN SUN」とジェリーフィッシュの「こぼれたミルクに泣かないで」を聴きながらぼんやり考える。こんなに幸せな時間がいつまで続くんだろうな、って。
真っ暗な高速道路を走る僕らに雪がどんどん行き手を阻み、それなのにここはこんなに幸福なんだよ馬鹿野郎。こんな瞬間をあと何回。
翌日、江口君に連れられて病院に行くと、あばら骨が三本も折れていた。
今日のおやすみBGM♪
どこへも帰らない
/THE ピーズ
熊谷VOGUE
皆さん元気でしたかー?ハイハイそうですかー。いよいよ銀杏BOYZとしての初めての全国ツアーが始まりました。
あ〜〜あ。
素直な感想が「あ〜〜あ」だ。果たして峯田和伸27歳のこれからの人生にどのような影響を及ぼすのか、きっと貴重なものになるだろう全国ツアー。その名も「銀杏BOYZ 世界ツアー 2005」。これがまた七月まで続く。。
あ〜〜あ。
大丈夫かなー。体もつかなー。声はちゃんと出てくれるかなー。
まぁなんにせよ、不安だ。不安だけれども、
不安だけれども、
めちゃくちゃ楽しみだ。
大好きなメンバーと、大好きなスタッフと、日本全国をまわる。こんな幸運なこと、滅多にない。一回バンド解散してるからわかる。もうあの時は全国ツアーがまたできるなんて夢にも思わなかったもの。全然性格の違う人間同士が運命共同体となり、同じ車に乗って同じご飯を食べて同じ苦しさを経験するということはどれだけ大変なことか。ほんとに心を許せる仲間達とじゃないと無理だな、ツアーなんて。
あ〜〜あ。
お母さん、僕は幸せもんだ。またこうやってツアーができる。銀杏BOYZを大好きなお客さんたちがなんと全国40箇所で待っててくれてる。
体なんて壊れてもいい。声なんて出なくてもいい。そんなもん最初っから覚悟のうえだ。僕はお客さん全員の前に立って僕という全てをぶつけてやるー。「もうヤだ」っつってもやめねえからな。
初日。熊谷公演。タイトル「ニセ東京革命」。共演:サンボマスター。
「風とロック」の箭内さんの新雑誌の取材が入り、サンボ山口君と本番前にジョナサンで対談。古今亭志ん生とストーンズとフィストファックが入り乱れるメルヘンチックかつドメスティック・バイオレンスな内容。やっぱこの人と話すとダメだ。東北人特有のしょっぱさだけが耳につく最低に下品な笑い声が熊谷ジョナサン店内に響き渡る。
本番。一曲目「SKOOL KILL」の終わりにスピーカーの上からチン中村に飛び込む。が、かわされる。泣
一分間、立てない。
お構いなしに二時間歌い続ける。途中、「駆け抜けて性春」演奏中に客席中央部でお客さん将棋倒し。中断。350人全員が協力しあい、なんとか無事だった。
壮絶なライウ゛だった。こんなのが七月まで続くんだ。
怖い。けど、やる。
終演後、みんな笑顔だった。救われた。あるお客さんにこう言われた。
「日本のロックを変えてください。あなた達ならできる。」
僕は思う。
そりゃー無理だ。変えるもなにも、自分がロックやってるのかそれさえもわかりませんよ。ただねー、ただ僕は、あなた達と一回でも多く同じ空間にいたいだけなんだと思う。クレイジーで、キラキラしてて、むさっくるしくて、あったかい。そんな空間にあなた達と一緒にいたいんだ。
あ〜〜あ。
素直な感想が「あ〜〜あ」だ。果たして峯田和伸27歳のこれからの人生にどのような影響を及ぼすのか、きっと貴重なものになるだろう全国ツアー。その名も「銀杏BOYZ 世界ツアー 2005」。これがまた七月まで続く。。
あ〜〜あ。
大丈夫かなー。体もつかなー。声はちゃんと出てくれるかなー。
まぁなんにせよ、不安だ。不安だけれども、
不安だけれども、
めちゃくちゃ楽しみだ。
大好きなメンバーと、大好きなスタッフと、日本全国をまわる。こんな幸運なこと、滅多にない。一回バンド解散してるからわかる。もうあの時は全国ツアーがまたできるなんて夢にも思わなかったもの。全然性格の違う人間同士が運命共同体となり、同じ車に乗って同じご飯を食べて同じ苦しさを経験するということはどれだけ大変なことか。ほんとに心を許せる仲間達とじゃないと無理だな、ツアーなんて。
あ〜〜あ。
お母さん、僕は幸せもんだ。またこうやってツアーができる。銀杏BOYZを大好きなお客さんたちがなんと全国40箇所で待っててくれてる。
体なんて壊れてもいい。声なんて出なくてもいい。そんなもん最初っから覚悟のうえだ。僕はお客さん全員の前に立って僕という全てをぶつけてやるー。「もうヤだ」っつってもやめねえからな。
初日。熊谷公演。タイトル「ニセ東京革命」。共演:サンボマスター。
「風とロック」の箭内さんの新雑誌の取材が入り、サンボ山口君と本番前にジョナサンで対談。古今亭志ん生とストーンズとフィストファックが入り乱れるメルヘンチックかつドメスティック・バイオレンスな内容。やっぱこの人と話すとダメだ。東北人特有のしょっぱさだけが耳につく最低に下品な笑い声が熊谷ジョナサン店内に響き渡る。
本番。一曲目「SKOOL KILL」の終わりにスピーカーの上からチン中村に飛び込む。が、かわされる。泣
一分間、立てない。
お構いなしに二時間歌い続ける。途中、「駆け抜けて性春」演奏中に客席中央部でお客さん将棋倒し。中断。350人全員が協力しあい、なんとか無事だった。
壮絶なライウ゛だった。こんなのが七月まで続くんだ。
怖い。けど、やる。
終演後、みんな笑顔だった。救われた。あるお客さんにこう言われた。
「日本のロックを変えてください。あなた達ならできる。」
僕は思う。
そりゃー無理だ。変えるもなにも、自分がロックやってるのかそれさえもわかりませんよ。ただねー、ただ僕は、あなた達と一回でも多く同じ空間にいたいだけなんだと思う。クレイジーで、キラキラしてて、むさっくるしくて、あったかい。そんな空間にあなた達と一緒にいたいんだ。
