研究者ツールのブログ

理系研究者への論文の書き方や便利なツールです。

スペースでそろえてある表はいろいろある。これをエクセルに取り込む時には
×スペースを区切りとして使用 → スペースが連続したところは縦がずれる
△ 固定長データ → 文字数が合わないと使えない
など、手間が結構かかる。

以下のやり方はエクセル上で固定長フィールドとか使うよりはるかに速いのでおすすめ。
(terapadの例)

(0) (スペース4つ・6つくらいをスペース2つにすべて置換しておく。)
(1)スペース2つを\t(terapadのタブ)にすべて置換。
(2)ファイルを保存。.txtでOK。
(3)エクセルにドラッグ。


2つ以上連続したスペースをタブに変える。
その前に3つ以上連続したスペースを2つのスペースに変換する。
ということ。
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2021 Wei Wang
パシフィック・ノースウェスト国立研究所 エネルギー貯蔵材料イニシアチブ ディレクター、データ駆動アプローチによるエネルギー材料の研究開発。レドックスフロー電池、電解質の溶媒和。
2020 Omar Farha
ノースウェスタン大。ACS Applied Materials & Interfacesのアソシエイト・エディター。MOFでセンシング、触媒、ストレージ、セパレーション、浄水など。
2019 Jun Lu
アルゴンヌ研究所。リチウムイオン電池関連。新型電池。Znー空気、Li空気、Li-CO2など。
2018 Guihua Yu
テキサス大オースティン。ハイドロゲル、ナノ構造導電性高分子、熱電変換素子、メソ多孔体を使ったスーパーキャパシタ、レドックスフロー電池、二次元材料、微生物燃料電池など。
2018 Ah-Hyung Alissa Park
コロンビア大学。炭素鉱物・固体廃棄物のエネルギー変換、多層流システムにおける静電現象など。
CO2還元、CO2キャプチャーも。
2017 Xianqin Wang
ニュージャージー工科大。バイオフューエル・燃料電池。
2016 Liangbing Hu
メリーランド大。エネルギー貯蔵。繊維・素材を使ったエネルギー貯蔵。バイオマテリアル。
2015 Javier Garcia Martinez
アリカンテ大分子ナノテク研究所所長、スペイン、IUPACの次期会長。触媒(クラッキング?)でRive Tech社を設立。COP26など政治的な貢献も多数。
2014 Ive Hermans
Wisconsin大。不均一触媒、先端同定法。
2013 Shizhang Qiao
アデレード大。K、Zn、AlなどとSなどの電池。MOF、CO2還元、窒素固定
2011 Ryan P. Rodgers
フロリダ州立大。
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歳を取ってきて、欧・米・他のRising Starを知っておくことが重要になってきました。
防備録として。

Harry Gray Award for Creative Work in Inorganic Chemistry by a Young Investigator
無機系の若手研究者に贈られる賞。PhD取得後10年未満。
広義の無機化学において革新的な研究、学際的または複合的な研究も含まれる。

2021: Smaranda C. Marinescu
   小分子還元、CO2還元の触媒・電気化学触媒・光触媒探索。
2020: Hemamala Karunadasa
   ハイブリッドペロブスカイトなどの無機材料合成と物性(発光・電気化学触媒など)
2019: Jillian Lee Dempsey
   ナノ粒子のホットエレクトロンや錯体分子を用いた光触媒、電気化学触媒
2018: Dwight Seferos
   特にSe,Teを含むπ共役高分子の開発と物性探索(OLED、トランジスタ、熱電、電池電極、光伝導体)
2017: Nilay Hazari
   有機金属系均一触媒。
2016: Eric J. Schelter
   希土類の化学。希土類分離、分子磁性、中間原子価など。
2015: Emily A. Weiss
   光とナノ構造の相互作用を使って触媒、エレクトロニクス、生体センシング。
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Springer Nature
(Scientific Reports, Nature姉妹誌)

著者なら申請なども不要で図を使って良い。ただし引用を適切にすること。


https://www.nature.com/nature-portfolio/reprints-and-permissions/permissions-requests#types

Springer Natureで出版された論文の著者は、最初の出版の際にジャーナルのクレジットが表示されていれば、通常は再利用の許可を求める必要はありません。

原著論文の著作権の所有権は著者にあり、寄稿文またはその抜粋、補足情報を複製する際に、著者がジャーナルでの最初の出版および参照出版を認めた場合に限り、著者は以下の非独占的権利を保持する。
・著者が執筆した印刷物(書籍または論文)に、寄稿文の全部または一部を複製すること。
・著者および著者が当時勤務していた学術機関は、授業を行う目的で寄稿文を複製することができる。
・著者が作成したコントリビューションに含まれる図や表を、著者が作成した口頭発表やその他の著作物で再利用すること。
・本誌の印刷版またはオンライン版の発行から6ヶ月後に、査読を経て掲載が認められた寄稿文のコピー(ロックされたワープロファイル、またはそのPDF版)を、著者自身のウェブサイト、著者の機関リポジトリ、または著者の資金提供団体のアーカイブに掲載すること(ただし、出版社のウェブサイトにもリンクすることが条件)。

この場合、出版社のウェブサイトに寄稿文へのリンクが張られていることが条件となる。

セルフアーカイビング
著者は、受理された最終版の原稿をセルフアーカイビングする権利を有する。詳細はセルフアーカイビング・ポリシーを参照のこと。http://www.nature.com/authors/policies/license.html

著者の再利用
著者は自分の論文のバージョンオブレコードの全部または一部を自分の論文に再利用する権利を有する。また、受賞した学術機関の要求に応じて、シュプリンガー・ネイチャーのコンテンツを含む論文を複製し、利用することができます。

著者は、論文の中で発表された論文を現行の引用基準に従って適切に引用しなければならない。

引用元:「AUTHOR, TITLE, JOURNAL TITLE, published [YEAR], [publisher - as it appears on our copyright page]」。

あなたの意図する再利用がカバーされているかどうか疑問がある場合は、journalpermissions@springernature.com に連絡して確認してください。

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査読者コメントへの回答を書く

査読者のコメントに対する回答は、修正原稿提出の中で最も重要な部分の一つです。
ここでは、修正で行った作業について説明し、第1ラウンドの査読での誤解を解消する必要があります。
効果的な回答を書くことで、査読者とEditorが修正原稿を評価するのに役立ちます。
また、研究がどのように改善されたかをアピールするこの機会を最大限に活用することが重要です。

回答の構成

・ レビューアのコメントに対して最も効果的な方法は、ポイント・バイ・ポイントで回答することです。
つまり、各査読者が指摘したそれぞれのポイントに対して、具体的な回答を提示するのです。
これにより、査読者やエディターは、指摘された各問題にあなたがどのように対処したかを容易に確認することができます。

・ ポイントごとの詳細は重要ですが、最も重要な改訂点の概要を簡潔に示すことも重要です
これは、より詳細な回答の序章として、査読者と編集者に原稿の改訂時に何に重点を置いたかを伝えることを目的としています。

ヒントと提案
・ 概要では、決定通知書でEditorが特に指摘した点を必ず取り上げてください。

・ ポイントごとの回答を書く際には、査読者が提供したすべてのコメントを含めてください。各査読者のコメントの後、次のコメントに移る前に回答を記入してください。

・ 必ずすべてのポイントに回答してください。必ずすべての指摘に回答してください特定の指摘に回答できなかった場合は、その理由を簡単に説明してください

・ レビューアの指摘のすべてに同意するわけではありませんが、回答のトーンを専門的かつ建設的に保ち、科学的根拠に基づいた議論を行うことを条件に、提起された問題に対するあなたの見解を述べても構いません。

・ 具体性が重要であると同時に、簡潔な表現も重要です。回答は簡潔に、要点だけを伝えるようにしてください。

・ 回答の中に図や原稿の一部を含めるのではなく、関連する情報が記載されている修正原稿の特定の場所を示してください
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ワードで論文やレポートを書く機会は多いです。
ここに化学式を書きたいこともあるのですが、Chem Drawをいちいち立ち上げるのも面倒です。
かといってアルファベットの上付き・下付きを駆使して書くのは、面倒な上にイマイチきれいに書けません。
そんなときは数式エディタがおすすめです。
数式エディタで化学式を書くときのちょっとしたコツをいくつか。
(1)docはだめ。docxで書く。
昔のワードは、拡張子が「.doc」になっているものがあります。これだと、イマドキのワードでは数式を挿入できません。「.docx」に保存し直しましょう。

(2)挿入タブの右端に「数式▼」というのがあるのでそれをクリックする。

(3)上付き・下付きはコマンドを駆使する。
化学式ではO2の「2」とか、Na+の「+」のように、上付き・下付き文字を多用します。ワードでいちいちマウスを使って文字を選択して・・・っていうのは面倒です。
数式エディタはコマンドのようなものがあり、簡単に上付き・下付きを設定できます。
例えば、数式エディタでは
O_2
と打ってスペースを押すと、勝手に下付きになります。同様に
Na^+
でスペースで上付きになります。
O_2^2-
でスペースを押せば上付き・下付き両方があるものも簡単に作れます。

(4)矢印もコマンドを駆使する。
「→」 は"-" ">"と打ってスペース。
「⇋」はややこしいんですが"¥lrhar"と打ってスペースで出ます。慣れればマウスより早いです。
「⇌」は・・・無いようです。なぜ逆向き・・・

(5)ギリシャ文字は「¥」を使う。
ギリシャ文字も「¥alpha」+スペース、とかで出ます。大文字は「¥Alpha」にすると出ます。

(6)行間を調整する
数式エディタの変なところは、勝手に行間を広げたり、センタリングしたりするところです。
行間は「ホーム」「段落」タブで行間を固定値、間隔を16ptくらいにして調整しましょう。
センタリング問題は、数式エディタの右側でスペースを押すと勝手に左寄せになります。



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前回の続きです。

そうやって考えると、仕事ごとにどのメディアを使うべきかは変わります。
実際、みんなそうやって、対面で話をしたり、電話にしたり、メールにしたり、Zoomにしたりと
連絡手段を変えているはずです。

それでは、仕事ごとにどのメディアが良いか考えてみましょう。

学会発表:PowerpointかKeynote、とりあえずそれしかない場合が多い。

書類作成・送付・論文作成:
    相手がWord・Excel限定の場合が多い。
    過去の資料を微修正して済むことも多く、媒体をかえるのは大変。
    書類がWordなのは日本だけでは無い。
    例えばJACS・Angewandte・Scienceのテンプレートは
    Wordでしか配布されていない。(Natureはテンプレートが無い)
    20年後でもWord・Excelが中心のはず。
    共同編集をするなら、以下にWordを共同編集するか、で考えるべき。


マニュアル類:共有しやすく適宜修正しやすいメディア。写真・動画も貼りやすいものが良い。
       Google Document・Onenote・Slackの3択。

新しい論文の共有(論文紹介セミナー):
       Slackと相性が良いですが、Onenoteやgoogle documentでも行けるかも。

研究報告(ゼミ):現状Powerpointですが、Onenoteでも行けるかも。

ちょっとした事務作業:メールでWordなどのファイルを送付して集めて返信、しかなさそう。

出張情報:航空券・旅券の送付、日程の連絡、用務・費用など、共有すべき情報が多く、
     こういうのをSlackベースで進められると楽ではあります。

物品購入:Spreadsheetなどを業者と共有。ウェブサイトで直接購入や、生協での伝票払いなど、
     多様過ぎてひとまとめにしづらい。Slack、Teams、Onenoteなどでシェアできると嬉しい。
     ただし学生に見せにくい情報などもある。特に人件費など。

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前回の続きです。

・ メールは無くならない
・ Word, Excelもなくならない
・ LINEもなくならない


という条件で、どのようなシステムを使うべきでしょうか。

やりたいことは

・ 業績リストを何度も作り直さなくて済む
・ 実験データや元素分析結果が散逸しない
・ 新入生への説明が1つか、なるべく少ない数で収まる。
・ マニュアル類を探し回る必要が無い。
・ 装置予約も困らない。
・ 学生の出張管理も簡単。
・ なるべくいらないメールが減る。


ところで、メール・Slack系・電話の、理想的な役割分担はどういう感じでしょうか。
電話:相手が今、情報を共有できていることが確認できる(対抗馬:LINE・対面)
   適した場面:緊急の要件。締め切りを過ぎた人への連絡。地震の安否確認など。 
   適さない場面:不急の雑談。誰が主体かわからないこと(落とし物の連絡など)

メール:すべての情報がとりあえず届く。すべての人に連絡が行く。あらゆるファイルを送れる。
   適した場面:不特定多数への連絡
       (落とし物、装置を汚した人、本を持ってった人の確認など。グループLINEが対抗馬)
       Todoとの相性が良い。会議のリマインダー(Zoom URL付)。
   適さない場面:ディスカッションなど、情報が少しずつ増えるもの
          新人教育、学会発表マニュアルなどの年に数回定期的に必要になる情報

Slack:情報が蓄積され、修正なども可能。
   適した場面:マニュアルなど必要な人が確認する作業、微修正を繰り返す作業
   敵さない場面:無料であることが求められるとき(そういえばメールは無料だった!)
          情報を共有する範囲がコロコロ変わるとき
          こういうのに弱い人がいるとき。
          緊急・確実に作業が必要なとき。


ということで、装置の使用マニュアル類などは
毎年更新 → Slackで共有して修正 
または
     → Googleドキュメントで作成して共有、みんなで修正
のどちらかが適しているはずです。




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僕らが学生の頃は、電話からメールへの移行期間でした。
全てがFAXと電話で確認、の時代から、メールで世界中の人と何時でも連絡がとりあえるようになり、世界が変わったと感じました。

ところで、今はメールからSNSへ変わりつつある時代と思います。
しかし、それに伴って、連絡はメール、Facebook+メッセンジャー、LINEなど
ファイルのやり取りはメール、Slack、Dropbox、Google Driveなど、さらにそれに伴ってスプレッドシートやドキュメントなどのGoogle系オフィスソフトと、Word、ExcelなどのMS系ソフトを併用する必要が出ています。
会議は対面、Zoom、Teams、Webexなど
と、全て使えないと生活ができないという状況になっています。

そして明らかに、全員がこれらをすべて使いこなせる時代は永久に来ません。

ということで、今回のお題は

「研究室で使うならどのシステムが良いか?」です。

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右へ行くほど小さくなる、左から右へだんだん小さくなっていく、などの、傾向を表す英語表現です。
特にパワーポイントの発表などで短い表現が必要なので、それも載せます。

右へ行くほど小さくなる
Smaller to the right

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