2009年03月06日
その8 苦渋の選択
※このお話しはフィクションです。
2XX6/3/19 19:16
電話を切った後里親さんに電話して、事の顛末を話した。
私達はお互いに慰めあい、互いに☆☆への不信を口にしていた。
『 このまま☆☆に返すと、里親さんのところにも行かれなくなってしまうかも知れない。
弁護士だろうとなんだろうと勝手に連れてきたらいいと思うんですけど。 』
『 なんでこんな風になっちゃうんかなー。
手術もするけど、術後の回復を待っての引渡しにさせてって言ってるだけのことなのに・・・。』
『 私、Fuuちゃんの事をずっと心配してくれてた人に報告しますので、またご連絡します。 』
そう言って電話を切った。
私の話を聞いて、同じように憤りを感じたBさんは、
ヨーヨークラブの方に話をするから待っていてと言った。
十数分後そのBさんから電話が入った。
『 皆、同じような思いをしてるって、アチコチから苦情が来てるって。 』
『 みんな我慢してるんだって、
今☆☆と揉めてヨーヨークラブは手を引いてくれって言われたら
まだ、里親の見つかってない21匹の子等を助けられんからって。 』
『 最後のヨーヨーが片付いたら、☆☆のHさんに申し入れして、改善して貰うように話すって 』
『 どうなったか全くわからへん子も居るし、貴方のブログにコメント寄せてた人なんか、
手術って言われて連れて行って、引き取りに言ったらさっき入れ違いで里親さんが連れて帰ったよって、
一時預かりさんの事を何やと思ってんやろな 』
『 私はケンカしてもいいと思ってるんですけど 』
『 止めてな!!それは 』
『 残りの子を助けられへんって言う事でしょっ・・・ 』
『 そう 』
( でも、本当に自分のミニブタだったら身勝手でもなんでも、守るためにケンカしませんか? )
『 他の一時預かりさんに迷惑かけられませんね・・・ 』
この会話の内容を里親さんに伝えると、 『 そっかー・・・。 』 と心が沈む話だ。
ここまで、里親さんと☆☆の話はいつの引き取りにするか、
家族と相談して連絡すると話で止まっていた。
ケンカもできないなら、
なるべく早く里親さんにFuuちゃんを引き取って貰わなければならないので、
家族と相談の結果ヤッパリ19日に引き取りたいのですが大丈夫ですね? と、
引き取れること確認する為の電話をしてもらうことになった。
私の話が出た時は勘違いされてるんではと、私を悪者にして貰っていいからと言っておいた。
里親さんからの電話を受けた☆☆は、最初感情的に私と連絡を取った事をなじったらしい、
里親ヤメて貰おうかとも、でもブログで連絡はしましたがと言うと、
『 あーそれで・・・メールだから、誤解したんだー 』 と勝手に納得しておさまってきたらしい。
それで里親さんが
『 ケンカとかそう言うのはやめましょうよ、ミニブタを助けたいだけですから 』 と言うと、
19日の引き取りという事で話が落ち着いたとの事だった。
その報告を受け、私は☆☆にFuuちゃんを予定より遅くなるが連れて行く旨連絡した。
☆☆は私が少し冷静になって考えたら、弁護士とか言われた事に恐くなって、態度を変えたと思っている筈。
里親さんは、さっきの電話の時 最初わーっと言われたので、私のことを心配してくれたが、
この電話はどちらも先程のことは全く触れず、淡々と話をした。
5時過ぎに自宅を出発、Bさんが電話をくれて付き添うと言ってくれたが、
それでなくても仕事中の電話で迷惑掛けているので、大丈夫ですとお断りした。
代わりに私を冷静にしてくれる、ミニブタのことに全く関心のないCさんに同乗してもらった。
( 譲渡会の日涙のせいで、運転中コンタクトがずれ片目で高速を走った。
今日はどしゃぶりの雨の中 そんなことになったら大変だ〜 )
以前Fuuちゃんを預かったことを話していたので、ミニブタに関心のない彼女がFuuちゃんを見て
『 えーこの子がそうなの?全然綺麗やし可愛いやん、まあ最初は酷かったんだろうけど。 』
と言ってくれた。
☆☆への道中私の話を聞いた彼女は、
Fuuちゃんのことを児童施設に預けられた子供に、置き換えた上で理解しようとしたようで、
全然間違ってないやんと同意してくれた。
ミニブタのことを人間同様に可愛がる人なら、当たり前の提案だしもっともな気持やと思う と言ってくれ、仕事では常に優れた分析力を発揮する彼女が、ミニブタ・バカな私達と同じ意見だったことが嬉しかった。
☆☆につくと、H夫妻が待っていた。
足元のケージには4匹?ほどのヨーヨーがいた。
そしてゴールデンにフレンチブルブル?
ここに入れてくれとさし出されたケージは、少し小さめだった。
頭からふうちゃんをケージに入れると、顔だけがコチラを振り向いた。
最後に抱きしめたかった!!
今日は朝からこのことにかかりきりで、
最後の日に十分相手をする事も出来なかった。
なにより守れなくてごめんね、Fuuちゃん!!
耳の薬と、ゲージの中で使っていたベットと毛布、公園の散歩で使ったリードも2つ入れた。
『 少し汚れていますが、里親さん宅で落ち着くように洗濯しないで持ってきました。
里親さんがいらなかったら捨てて下さい 』 そう言って渡して帰った。
H夫婦に涙を見せるつもりはなかった。
悔しさと、やるせなさ、心配と、寂しさ、いろんな感情が襲ってきた。
それをぎゅうぎゅうに隅っこへ押込んだ。
同乗のCさんは、私の気持を察してずっと関係のない話をしてくていて、
そのさりげない優しさが嬉しかった。
この日の私の正直な心境は 『 旅立ち 』 で書いたので、読んで下さったと思う。
以上が☆☆と私の間で起こったことの一部始終です。
2XX6/3/19 19:16
電話を切った後里親さんに電話して、事の顛末を話した。
私達はお互いに慰めあい、互いに☆☆への不信を口にしていた。
『 このまま☆☆に返すと、里親さんのところにも行かれなくなってしまうかも知れない。
弁護士だろうとなんだろうと勝手に連れてきたらいいと思うんですけど。 』
『 なんでこんな風になっちゃうんかなー。
手術もするけど、術後の回復を待っての引渡しにさせてって言ってるだけのことなのに・・・。』
『 私、Fuuちゃんの事をずっと心配してくれてた人に報告しますので、またご連絡します。 』
そう言って電話を切った。
私の話を聞いて、同じように憤りを感じたBさんは、
ヨーヨークラブの方に話をするから待っていてと言った。
十数分後そのBさんから電話が入った。
『 皆、同じような思いをしてるって、アチコチから苦情が来てるって。 』
『 みんな我慢してるんだって、
今☆☆と揉めてヨーヨークラブは手を引いてくれって言われたら
まだ、里親の見つかってない21匹の子等を助けられんからって。 』
『 最後のヨーヨーが片付いたら、☆☆のHさんに申し入れして、改善して貰うように話すって 』
『 どうなったか全くわからへん子も居るし、貴方のブログにコメント寄せてた人なんか、
手術って言われて連れて行って、引き取りに言ったらさっき入れ違いで里親さんが連れて帰ったよって、
一時預かりさんの事を何やと思ってんやろな 』
『 私はケンカしてもいいと思ってるんですけど 』
『 止めてな!!それは 』
『 残りの子を助けられへんって言う事でしょっ・・・ 』
『 そう 』
( でも、本当に自分のミニブタだったら身勝手でもなんでも、守るためにケンカしませんか? )
『 他の一時預かりさんに迷惑かけられませんね・・・ 』
この会話の内容を里親さんに伝えると、 『 そっかー・・・。 』 と心が沈む話だ。
ここまで、里親さんと☆☆の話はいつの引き取りにするか、
家族と相談して連絡すると話で止まっていた。
ケンカもできないなら、
なるべく早く里親さんにFuuちゃんを引き取って貰わなければならないので、
家族と相談の結果ヤッパリ19日に引き取りたいのですが大丈夫ですね? と、
引き取れること確認する為の電話をしてもらうことになった。
私の話が出た時は勘違いされてるんではと、私を悪者にして貰っていいからと言っておいた。
里親さんからの電話を受けた☆☆は、最初感情的に私と連絡を取った事をなじったらしい、
里親ヤメて貰おうかとも、でもブログで連絡はしましたがと言うと、
『 あーそれで・・・メールだから、誤解したんだー 』 と勝手に納得しておさまってきたらしい。
それで里親さんが
『 ケンカとかそう言うのはやめましょうよ、ミニブタを助けたいだけですから 』 と言うと、
19日の引き取りという事で話が落ち着いたとの事だった。
その報告を受け、私は☆☆にFuuちゃんを予定より遅くなるが連れて行く旨連絡した。
☆☆は私が少し冷静になって考えたら、弁護士とか言われた事に恐くなって、態度を変えたと思っている筈。
里親さんは、さっきの電話の時 最初わーっと言われたので、私のことを心配してくれたが、
この電話はどちらも先程のことは全く触れず、淡々と話をした。
5時過ぎに自宅を出発、Bさんが電話をくれて付き添うと言ってくれたが、
それでなくても仕事中の電話で迷惑掛けているので、大丈夫ですとお断りした。
代わりに私を冷静にしてくれる、ミニブタのことに全く関心のないCさんに同乗してもらった。
( 譲渡会の日涙のせいで、運転中コンタクトがずれ片目で高速を走った。
今日はどしゃぶりの雨の中 そんなことになったら大変だ〜 )
以前Fuuちゃんを預かったことを話していたので、ミニブタに関心のない彼女がFuuちゃんを見て
『 えーこの子がそうなの?全然綺麗やし可愛いやん、まあ最初は酷かったんだろうけど。 』
と言ってくれた。
☆☆への道中私の話を聞いた彼女は、
Fuuちゃんのことを児童施設に預けられた子供に、置き換えた上で理解しようとしたようで、
全然間違ってないやんと同意してくれた。
ミニブタのことを人間同様に可愛がる人なら、当たり前の提案だしもっともな気持やと思う と言ってくれ、仕事では常に優れた分析力を発揮する彼女が、ミニブタ・バカな私達と同じ意見だったことが嬉しかった。
☆☆につくと、H夫妻が待っていた。
足元のケージには4匹?ほどのヨーヨーがいた。
そしてゴールデンにフレンチブルブル?
ここに入れてくれとさし出されたケージは、少し小さめだった。
頭からふうちゃんをケージに入れると、顔だけがコチラを振り向いた。
最後に抱きしめたかった!!
今日は朝からこのことにかかりきりで、
最後の日に十分相手をする事も出来なかった。
なにより守れなくてごめんね、Fuuちゃん!!
耳の薬と、ゲージの中で使っていたベットと毛布、公園の散歩で使ったリードも2つ入れた。
『 少し汚れていますが、里親さん宅で落ち着くように洗濯しないで持ってきました。
里親さんがいらなかったら捨てて下さい 』 そう言って渡して帰った。
H夫婦に涙を見せるつもりはなかった。
悔しさと、やるせなさ、心配と、寂しさ、いろんな感情が襲ってきた。
それをぎゅうぎゅうに隅っこへ押込んだ。
同乗のCさんは、私の気持を察してずっと関係のない話をしてくていて、
そのさりげない優しさが嬉しかった。
この日の私の正直な心境は 『 旅立ち 』 で書いたので、読んで下さったと思う。
以上が☆☆と私の間で起こったことの一部始終です。