ベッピン珊瑚マニュアル

 この度はベっぴん珊瑚のご購入ありがとうございました。

水槽セット1日目


ライブロック又は擬岩を組み底砂を敷く。白濁りが出てスキマーが噴火する場合は出力を落とすか停止。出来る限りスキマーは動かしてください。照明は消し透明度が出るまで放置。炭素源は不要でライブロックを使用する場合はバクテリアの素も投与なし。底砂は前もってRO水に漬けてリンを抜いてください。(べっぴんサンドの場合はRO水漬け不要)

■まだベっぴん珊瑚は使用しないでください。モンモリロナイトは初めからセットし3時間の間欠運転又は水流量を落としてください。モンモリロナイトは規定量の半分でスタートします。土壌バクテリアは嫌気スポンジに100Lに対して50ml程度染込ませてます。レアメタルも使用する際には初めから入れてください。

土壌バクテリアは濁らない程度に毎日100Lに対して1ml程投与し、スキアーの汚水カップが汚れ飼育水が透明になるように調整します。

ZENIーZAIYOシステムの場合は連続運転させます。べっぴんアクアセメントを使う場合は2週間ほどカルシウムの添加は止めて下さい。(セメントから水酸化カルシウムが出ます)

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水槽セット7日目

透明度が出てアンモニア、亜硝酸が検出する時期です。ORPは低く茶コケが出始める時期で一度水換えをしスキマーが機能しているかカルシウムリアクターは上手く作動しているかなど機材を点検する。

■炭素源・水素供与体(すっぴん)を投与し大量水換えはしないで小まめに交換してください。ぺっぴん珊瑚はまだ使用しないでください。

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水槽セット14日目

茶コケが消えアンモニア、亜硝酸が検出しないレベル落ち栄養塩が検出する時期です。100リットルに対しマガキ(3匹)、タカラガイ(5匹)、ヤドカリ(5匹)入れハギを泳がす。貝類は死に易いので注意します。ハギはコーレタンがお勧めでゴマハギ、トミニも働きます。サンゴも入れる事は出来ますが栄養塩が出ているので色揚がりは期待出来ません。

■生体が無い状態ならぺっぴん珊瑚はまだ使用しません。魚の呼吸が早い場合、アンモニア、亜硝酸がまだ残っているのでZENI-NAIYOの場合は連続運転させます。魚に問題がなければ3時間間欠運転に切り替えます。

サンゴを入れた場合はべっぴん珊瑚を投与します。モンモリロナイトのリアクターの出力を徐々に上げてサンゴ内に住む褐虫藻の発生を抑えます。OG-1やNIスッピンを投与始めて下さい。

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水槽セット1ヶ月目

栄養塩が減り水槽立ち上げ初期です。サンゴは様子を見ながら追加出来ますが、水質を小まめに測りノートに記入します。ノートに記録する事が大事でいつか調子が落ちた際に調子の良かった頃の記録を見て戻す事が出来ます。

■ぺっぴん珊瑚の使用量をノートに書きリーフタンクのパラメーターを把握します。CA+、KH+を使う方は最初の設定が非常に大事です。一度、安定するとあとは同じ量を毎日ドーシングさせてください。

CA+とKH+は3:1の割合が基本でカルシウム濃度が360~420ppm、KHが5~7ぐらいに合わせてください。カルシウム濃度とKHは反比例する傾向があるので同時に上昇させる事は難しくKHを優先にさせると良いです。添加剤の基本セットは冷蔵庫で保管しドーシングされる際には小瓶に移すか早めに使い切ってください。

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水槽セット2~3ヶ月目

水槽が立ち上がる時期でこれから半年に掛けて一気にサンゴを揃えます。水はピカピカと輝きORPは高めになります。

■ぺっぴん珊瑚は別の使用説明書のページの量を参考に投与し、試薬で測って水質のパラメーターを把握してください。サンゴのポリプの咲きが良く発色も良いようなら少々パラメーターの値が推薦値よりズレていても気にする必要はありません。ホビーレベルの試薬は参考程度にしてください。

モンモリロナイトやレアメタルを交換します。全部交換で構いません。

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水槽セット 半年経過

水質は落ち着いたけど藻が発生したりサンゴが白ボケしたり褐色に傾く事が出て来る頃です。日々のメンテ(底砂をプロホースで掃除しスキマーをカップを洗いコケや藻の駆除を行う)が大事で怠ると破壊する原因になります。

■白ボケ対策
褐虫藻が減りポリプ食化になる頃に餌が足りないと白ボケます。べっぴんオレンジ(アミノ酸)以外に植物性プランクトンフードのリーフチャージを兼用し、しっかりポリプに捕食させる事が大事です。照明が強過ぎる場合も白ボケしますので位置を下げるなどして変えてみましょう。

■褐色(茶石)対策
波長が合わない、照度が低い、栄養塩がある、茶色くなる素質、のうちのどれかでしょう。消記法で原因を突き止める必要があります。T5の場合は管が半年経過していると照度が落ちているので交換した方が良いです。

栄養塩が消えない場合は炭素源を増やし1日に2回に分けて投与してください。同時にスッピンと土壌バクテリアを投与すると効果的です。またスキマーの出力が弱いとリンが減り難いです。

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6ヶ月~1年経過 リセットの必要性

順調であれば良いのですが藻が大発生したりシアノなどトラブルが発生しプチリセットを要する事もあります。その方法を説明します。土壌バクテリアは濁らない程度毎日投与します。炭素源もしっかり投与し栄養塩を抜きます。

サンゴは底床に並べ水槽から出さないようにします。量が多い場合は右と左と分けて作業します。水は回しながら作業してください。

ライブロックを取り出し水が減ると海水を足してください。ライブロックに藻がある場合は淡水で軽くブラシで洗い落とすか新しいライブロックと交換します。デスロックを使う場合は土壌バクテリアを投与して下さい。

レイアウトに溜まったデトリタスを取り除き綺麗になったライブロックを載せてサンゴを戻します。海水は半分以上換えないでください。白化の原因になります。早めにプチリセットする事で手遅れのフルリセットを
回避出来ます。

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LPS、ソフトコーラルの飼育

ベっぴんオレンジ(アミノ酸)とぺっぴんイエロー(ビタミン)を投与させると無給餌で飼育が可能です。十分に投与させて栄養を与えてください。大きなLPSには時々給餌させた方が良いでしょう。

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使用用品などメンテの秘訣

人工海水
添加剤を入れるので高級な人工海水は勿体無いと思いますが安物はお勧めしません。比重は1.023で合わせベルリンみたいに濃くしないでください。インスタントオーシャン又はレッドシーソルトのレギュラーを推薦します。

水温
23~25度に合わせます。高めの方が成長が早く色も良くなりますが水の痛みは早くなります。

照明
T5でもメタハラでもLEDでも良いですが波長は出来る限りUVがある方が蛍光たんぱくが育ち有利です。T5とLEDの組み合わせが最強でしょう。メタハラ、LEDの照明時間は8時間でT5のみの場合は10時間が良いです。藻やコケの量で調整してください。

スキマー
ハイパワーが人気ありますが添加剤が失われるので普通の性能でも十分です。ただし性能が足りないと問題があるのでクーラー同様にワンサイズアップがお勧めです。

カルシウムリアクター
ハードコーラルを沢山飼う場合は必要です。KHとCAを同時に上げてますので大変便利です。ワンサイズ大きなリアクターの方が成長には有利になります。

ゼオライトリアクター
モンモリロナイトはベントナイト性(溶解タイプ)のゼオライトですので強くポンピングさせてはいけません。一日1回軽く揺らすだけで
十分にバクテリアフィルムが剥がれます。小型水槽の場合は外掛けフィルターでも代用出来ます。流水速度は早いと白化(パステル)を促進させるので3時間間欠運転させたりバルブで絞る等などして調整してください。BPリアクターはポンプが強過ぎるので向きません。

底砂
基本的に底砂のメーカーは何でも良いですが3番目を選んでください。番目と4番目のMIXがベストです。パウダー砂は使用しないで下さい。厚みは3~4センチにしてZENI-NAIYOの場合はスポンジが浮かない様に固定してから砂を載せてください。べっぴんカルシウムサンドも有効です。

レイアウト
出来る限りシンプルがベストで背面にはもたれないようにし水回りを十分に確保してください。ZENI-NAIYOシステムの場合は底砂の面積を出来る限り広く取ってください。T5の場合は照度が足りなくなるので水面から30センチ以内に浅場のミドリイシを並べます。

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添加剤の調整
ベっぴんオレンジ(アミノ酸)が過剰になるとブラウンスライム(バクテリア)がガラス面に付きますので添加量を減らしてください。

ベっぴんグリーンはサンゴの緑を濃くしリンを消しながら色を揚げます。過剰になるとピンクのサンゴが赤くなるので調整してください。

ベっぴんホワイトはカリウムとヨウ素を含みBPシステムの場合は必ず使用してください。青味を増すと言いますが確認は取れていません。

ベっぴんイエローはビタミン剤でサンゴが生きるのに必要な元素です。入れ過ぎるとくすみますので規定量を超えないでください。

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添加剤エラー又はRTNの回避方法

添加剤の投与にエラーは付き物です。入れ過ぎないと学ばない物なので回避する技も覚えてください。まず、大量水換えか少量水換えの連続です。RTNの時も同じ様に対応してください。大量水換えをしてポリプが咲き出すと再び添加剤をスタートさせて添加量は前回より減らすなど調整してください。ノートに記入していると便利です。

RTNが出た場合は水換をし白化が収まるまで添加量を減らします。添加を止めると水質が変化するので良くないです。RTNは魚の白点病同様に生体を追加する度にリスクが高くなります。一気に揃えて追加しないようにしたいです。