2013年03月23日

10000円で何を買う?

XHM


春めいてきて、お出かけしたくなる季節ですね。引っ越しシーズンでもあって自転車が欲しいと思う人が増えますね。
私のブログも止まっているのにこの季節はアクセス増えます。


さて知人から自転車の相談受けました。自転車相談は大好きなんです。
小径が良くて予算10000円!
自転車に詳しい方なら、ばかいうな!そんなの自転車じゃない、やめとけ!となるでしょうね。
まあ、その通りなんですが
でも私も貧乏だし、この予算になる気持ちもわかります。
のでまじめに考えて見ました。

まずは知り合いでいらない自転車がないか、ききます。方々に言っておくと情報くれたりします。
時間にゆとりがあるなら、果報は寝て待てで朗報届くこと結構多いです。
次にリサイクル自転車ですね。自治体や自転車店で再生したもの。
次がヤフオク。ヤフオクは新品と中古が混じってますが中古をみます。ただ自転車の知識がないと判断難しいかもね。親切そうな自転車に詳しい感じの方の出品を狙うといいかも。あとあまり乗ってなさそうなのとか。古いレトロモデルも個人的には面白いですが、マニア向けかな。
リサイクルショップでも自転車時々見ます。

まずはこの辺を当たります。でもこの手のは好みのにバッチリめぐり当たるとはいえないので、のれればなんでもいいというくらいでないと難しいですね。

自転車は修理やメンテがつきもの。面倒見てくれる自転車店の確保も重要です。

メンテも考えて自転車店で買いたい人もいるだろうし自分の好みも少しは入れたいし、
ボロはいや。という方もいるでしょうね。

というわけで新品も調べましたよ。

前にも書きましたが、ポイントはこの辺
1.近所乗り重視か、輪行重視か用途を限定。安い自転車は基本重いので輪行には向きません。本当に折りたたみいるかよく考える。
2.余計なものは諦める。サスとか変速とか。サスはパワーロスになるし、ほとんどデザイン重視のため。外装変速機周りは錆びやすいので横着な人には向きません。
3.自転車以外の著名ブランド要注意。車とかファッション系のブランドはブランド料が取られてるのでちょっと損。ま、デザインが好みならそれも魅力ですけど。
4.フロントのギアの大きさチェック。16インチ以下で普通車より小さいとスピードはかなり遅いです。
5.実物で比較できればの場合ですがカラーリングなどのデザインだけでなくブレーキとかペダルとかのパーツをよく見ます。デザイン重視の安い自転車はなんとなくこの辺ケチるのでチープです。まあこの辺は自転車に興味がないと見ただけではわからないとは思いますが。
6.安い自転車ほど雨ざらしにしないとかまめに面倒を見てあげないとあっという間に錆びだらけになって乗る気がしなくなります。
7.オシャレに気を使う女性はチェーンガードが必要かも。洋服が汚れたり巻き込まれたりします。

できれば自転車店で買いたいけど、この予算は厳しいかな。

新品一万円はあまり過剰な期待できないけど、気になるものいくつか。

asahi


これはサイクルベースアサヒのオリジナル。
よけいなものがついてなくて悪くない。
一万円超えるけど鍵やライト、カゴもついていてお得、実質一万円。
デザインもお洒落で安っぽくないし。ただスピードはあまり期待できなさそう。
近くにお店はないけど、郊外にはあるのでメンテも一応合格。
http://www.cb-asahi.co.jp/item/69/21/item100000002169.html


西友系で売ってるサイモトのコロネットの20インチはブリジストンのベガス風、ツートーンもオシャレでオートライト、カゴなどついて12000円。鈍重な感じだけど近所乗りだけなら良さげ。メンテは西友で対応するけどちょっと不安。画像などネットでは見つけられませんでした。


raychellHC-20R

raychell HC-20R
これはネットでよく見かけるブランド。なんちゃってモデルが多いけど、これは無印自転車風、シンプルで潔い。チェーンカバーついてデザインも嫌味がなく女性向き。実売10000円ちょい。セオサイクルでも大阪ギアのブランドで似たようなのが15000円で置いてました。こちらはべガス風ハンドルにローラーブレーキで差額の分の良さはあります。少し余裕あるならこちらお薦め。

http://www.e-otomo.co.jp/raychell/raychell/lineup/city/0060.html



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輪行向きのは選択肢ほとんどないけど、これは少し気になる。
Dahon Curve風 12kgはこの値段なら立派。一応前後Vブレーキ。クランクギアも割と大きめ。脚は伸びきらなさそうだからポタリング向け。あとネットでの購入になりそうだから、修理のこと考えないとね。安いから遊びで改造とかにもいいかも。


少しでも基本性能や安全面にコストをかけていそうかで見てみました。試乗はしてませんし、耐久性などは一定期間使ってみないとわからないもの。参考にしていただきつつ、ご自身の責任でご判断下さい。

ちなみに私の知り合いは紹介したリサイクル自転車店でいい買い物をしましたよ。

2012年05月03日

小さいけど小顔で脚長、スマートだぞ! M451 ManhattanBike

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一般に男性で背が低いのは異性へのアピール的には不利。
女性は場合は背の高いのが不利といわれる。

でもなんでも揃うような完璧な人はなかなかいないわけで、
背が高いけど、脚が短くて頭でかい男とか、
背は低いけど脚も短いという女もいて。

背が高くて脚も長い見事な女と背が小さくて脚も短いけどという女とどちらが好きか?
まあこの辺は好みでしょ?という事になるか。

女性が小さい方が比較的好まれるのは、可愛らしさや従順さを求めてという日本人男性の趣向が反映しているんでは。海外に行くと日本人の体格の小ささを実感しますね。
特に女性は海外の女性と並ぶと小柄で人形みたいな感じ、それはそれで魅力だなあと思う。
という事は男は相当不利という事だな…。

小径車は車輪が小さい分全体に小振りで、その小ささが魅力になっている。
凝縮感とか可愛らしさとか日本人の志向が色濃く出ているように見える。

その中でも特にダイアモンド(菱形)/ホリゾンタル(トップチューブが水平)の伝統的なロード系の20inchや16inch版はよく知られた形がそのまま小さくなったような自転車/Miniveloは可愛らしく見えた。少し前までは高価なモデルやオーダーでしか見かけない珍しいタイプの自転車だったのでよけい欲望を刺激した。
今は、各社お求めやすい価格のものも出ていた随分見かける事も増えた。そういう意味ではあまのじゃくな私はちょっと購買欲が低下したかな。

top_img1


このタイプの自転車、フレーム自体も完成形があって完成度が高く、走行性も良くて、オリリ畳んだりしないって言うなら、あまり不満はないのね。なので小径車の入門としてはお薦め。
いくつか試乗してますが、実はあまり差がわからないというか、これで十分いいんじゃない?と思う事が多くて、ネタとしてはあまり書くことがないのが悩みの種…。選ぶにしてもデザインとタイヤの太さの好みでいいんじゃないの?て思ってしまう。

そんななかでこのManhattanはひと味違う気がした どこが?、?、と思ってメーカーさんの話を伺うと、
このモデル、フレームもフォークも殆ど700cのそれに近いのだそうだ。
小径にあわせてブレーキ台座の位置を変えたりしているだけだとか。
なるほどそう思ってみるとフロントフォークの股の部分は上の方まで切れ上がって随分脚長だ。

manhattan1


自転車のヘッドチューブ、正面からの顔に当たる部分、このタイプのフレームでは小径のために長くとる傾向がある。タイヤが小さいんだから当たり前。するとちょっと馬ズラ気味になるのだな。
気がつくと意外と気になる。フロントキャリアをつけたりしてデザイン的にうまく処理しているのも多い。Manhattanはそのトップチューブが短いので顔の印象が随分違うのだ。
脚長で小顔、小さいけれど美形ってこと?

細身のタイヤとやはり細身の直線のクロモリフレームはスリムな印象で小さいながらも精悍な印象もある。カラーリングやロゴも素っ気ないくらいシンプル、
愛玩的なデザインが多いこのタイプのなかでは潔さが感じられる。

走ってみた印象はこの姿と同じ、シャープで無駄がない感じ。
スピード感もあって走りを楽しみたい人にもいけると思う。クロモリなので体にも優しい。
ポタリングよりももう少し飛ばして走りたい人やスポーツ女子にもいいと思う。

店頭ではちょっと地味な存在かもしれないけど、なかなかできる奴です。

走行性 ★★★★★
携帯性 ★★
汎用性 ★★★★
デザイン★★★★
C/P  ★★★★

minivelofan at 13:55|PermalinkComments(5)TrackBack(0)clip!20インチ | 5〜10万

2012年01月25日

曙橋の小粋な小径車専門店 E-hicle(イークル)

小径車専門SHOPというとローロさん、サイクルハウスしぶやさん、グリーンサイクルとか有名ですが、ちょっと専門色強くて行きにくう!って思っている人もいるんでは?
(どちらも親切なお店ではありますよ)
交通の便もいい都心の曙橋に小径車専門ショップがあります。私は通勤サイクリングの途中で見つけました。

ご夫婦で経営されている小さめのショップです。
上記の店に比べて、ずっとカジュアルな感じで、ママチャリ代わりの日常使いの小径車なども相談に乗ってくれそう。女性がいるせいかお洒落でソフトな空気で、女性や初心者が相談に行っても気後れする事はないと思います。お二人とも気さくで話しやすい方ですよ。

そんなお店の空気やお店の規模を反映してか、本格的輪行とかスポーティ指向は薄くて、可愛らしいPET系小径自転車に力を入れているように見えます。これまでにありそうでなかったSHOPと思います。
Mint試乗できます。YS11シリーズ、ルイガノ8inchなど他であまり見ないモデルも実車があります。アクセサリー類もお洒落路線。

ぜひ寄ってみて下さい。


曙橋から靖国通りを新宿方向へ 白木目板張りのお店
〒162-0065 新宿区住吉町3-4-101
TEL/FAX03-6691-6468
定休日:水曜日/木曜日

minivelofan at 00:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!SHOP紹介 

2011年12月11日

100回記念 Birthis 222  世界唯一か、極小径リカンベント?

結局、仕事でサイクルモード行き損ね。
ネット情報などからは、tern以外は目新しい感じはなかったようですけど。

記念すべき100番目の記事、ここはやはりお世話になった17bicycleでいきます。

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社長は常々、小径折り畳みとリカンベントの可能性について語っていた。しかも特殊自転車ではなく日常的な自転車として。携行できる自転車として、誰でも楽に乗れる自転車として。

Strida、RevibeやManhattan1216(これなくなったのね)、Tartarugaあたりを非常に意識していた。S17が軌道に乗ったあと、Sとエクスウオーカーの融合を目指したのはむしろ自然な流れに感じる。
見せてもらった試作車はStridaの三角が直角三角形になったようなちょいリカンベント型の折り畳みであった。しかも8インチ。

これはありそうでなかった自転車。独創にこだわる社長らしい。
まず、車高が低く乗り降りが楽。足付きもいい。ハンドルの感覚は一般の自転車に近いのでハンドリングもいい。前にけりだす踏み込みは力が入りやすい。弓形のフレームにサスペンション効果があり、乗り心地も改善されている。折り畳みも三角の一辺を外す方式でわかりやすく、ワンタッチとはいかないがツータッチくらいで畳める。畳んだまま、転がせる。
試作車の時点でかなり完成度が高かったのであるが、細かく改良が加えられていく。
後輪ギアが9Tとなり走行性がアップ。なんとギア比6.8!
チェーンの動きをスムースにするためにS字に回すチェーンが追加、裾汚れを防ぐチェーンカバーが追加、ハンドルの剛性を上げるためにサブフレームを追加、タイヤ、チューブ交換がしやすいように分割型ホイールの採用、制動力アップのために前後バンドブレーキ採用などなど、完成度が上がっている。


S17もそうなのだが、これはこれまでの自転車にはない乗り味なのである。



これで¥40000!
セカンドバイクとしてはかなりポイント高いのでは?
後述するけどいじり遊びたい人にもうってつけ。

ひとこと言いたい所がないわけではない。
一番残念なのは、重量。
使い勝手を考えていろいろ追加したせいもあって、かなり重くなってしまった。印象としてはエクスウォーカーと変わらない。価格とか機能とか考えれば、ここにしわ寄せがくるのは仕方がないが…。
背もたれがないセミリカンベント風乗車ポジションはひとによっては、腰がツライかもしれない。
たち漕ぎができないので坂に弱いのはS17同様。前後バンドブレーキは制動力はアップした分微妙にスピードを落としたいときなどは微妙な使い勝手。

後の方の要望は、まあ無理難題と言われるかもしれない。ゆくゆくなにか解決されたらいいなということで。可愛い自転車なので可愛いカラーリングがあるといいのになあとは思う。



この自転車、もうひとつ隠れた楽しみがある。
後輪へと続くシートステイ部分にゆとりがある。このため後輪のサイズアップのカスタマイズが可能なのである。もうすでに多々見られるBirth Is 222マニア達は12inch,14inch化、多段化などのカスタマイズを実践している。

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12inch化や内装3段化あたりは定番カスタマイズとして良心的な料金で17bicycleショールームとなりのパートナーショップで受けている。吉野さんという気さくな方が相談に乗って下さるので興味ある人はぜひ。
ハイパーエクスウォーカーなども並んでいて、好きな人には堪らない。

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17bicycleは社長の我が道を行くという独創やデザインへのこだわりが強烈なメーカーである。それでいて多くの人に愛用されることを願っている。保守的になりがちな昨今のメーカーの中で、この相反する難題にチャレンジする姿勢は尊敬に値すると思う。

走行性 ★★★
携帯性 ★★★★
汎用性 ★★★
デザイン★★★★
C/P  ★★★★★

2011年10月02日

後出しじゃんけんは強かった? Peco 8&3 OX

OX_peco


ある製品がヒットするとモデルチェンジをする。ユーザーの声などを反映させて改良する。前よりいい製品になるはず。

あるヒット商品が出る。これは製品でなくてもよくて、音楽や小説でもいい。それを見聞きした人がここをもっとこうすればもっとよくなるといって制作する。もとよりいい商品になるはず。

普通に考えれば、これはどんどん改良、改善、改訂されて磨き上げられ、よくなっていくはずなのである。ところが、面白いものでそうなることは稀なのである。

ユーザーの声というのは、的確に使い勝手を検証し、よりよい建設的な意見もあるだろうが、無い物ねだりの部分もあって勝手な要望も言うだろう。そうした声を反映していくと結局あれこれ機能満載したものの凡庸で特徴のないモデルに堕していくことが多い。

創作でも不思議なもので粗っぽくても完成度が多少低くても、初めに新しい表現を生み出した「必然」が最も力を発揮し、それを追いかけるフォロアーというのは、質が低下するということがよく起こる。

商品でも創作でも、作る側の思想と使い手側の思想とのバランスや、売ることとの関係は難しく不思議なものである。


かつてブリジストンにはトランジットコンパクトという12インチでワンタッチで折り畳める小径車があった。価格は一般車並の4万でおつりがくるくらい。
スチールで車重の重いのが難点だったけど、畳んだ状態で転がして移動できるとか、隠れた名車で熱狂的なファンも多かった。

(以前この辺に書いてますhttp://blog.livedoor.jp/minivelofan/archives/2007-08.html)

実はこの「トラコン」を買う寸前までいっていた。相棒と一緒に馴染みの自転車屋に注文しにいった。そこでいろいろ世話してもらってる店員に難色を示されてしまった。まあそのときは、うーんなるほどそうだよなーと納得して検討し直すことにしたのである。
それからしばらくして生産中止。入手できなくなってしまった。

今でも時々乗ってる人見かけると、
ああ。小さくって可愛いなあ、あの娘で良かったじゃん…と振った娘に未練たらたらのような情けない状況に。
今にして思えば、そんなことには耳を貸さずに買っておけば良かったのである。
あばたもえくぼ。惚れたら何でも許せるのだ。
惚れ続けられるかどうかはつきあってみないことには分からん!
のである。

店員さんのアドバイスは別に間違ってはいない。
経験から親切に短所を教えてくれたこと。
今思うのは、その店員さんは小径車が特別好きということではなく、
スポーツ車や一般車全般の常識としてアドバイスしてくれてたこと。
トラコンには短所もたくさんあるけど、それでもよかったのだ。
私が惚れていたのは、普通の自転車の魅力ではなかったから。
自分の直感を信じるべきであった。
結局、そのときは自分の常識的な判断に負けて断念したのだ。
あー、ばかばかばか。


と前置きが長くなりましたが、
このトラコン、コンセプトとしては今でも素晴しいものがあり、
このまま埋もれさせておくのはもったいないのである。

と思っていたら、なんとそれとよく似たモデルが出ていた。
OXというメーカーはルイガノなどから出ている8inchの極小径車で気になったところで
そのあと本格的なminiveloMTBを出して一躍知られる所となった。
車椅子の製造メーカーで高度な工作精度を売りにしている。

基本思想はX型に展開、ワンタッチで折りたため、そのまま移動できるというトランジットコンパクト、スパイスにちょっとエクスウオーカーという感じ。
ただしディスクブレーキであったり、
3段変速のほかに8段変速モデルもあり、かなり本格的。
チープ感や重さが欠点であったトラコンの弱点を克服している。
デザインは高級感もあるがあまりスマートとかお洒落とか言う感じではなく、
小径車の可愛らしさみたいな所も今ひとつで、どちらかというと武骨な感じ。
機能的にはしょうがなかったんだと思うけど、
X型の直線から曲線に移るあたりのラインが今ひとつ美しくないと私は思う。

OX_FB_03


昨年のサイクルモードで試乗してみた。
車重は軽いなという印象。たぶん10kg前後?
ショートホイールベースで少々窮屈ではあるが、この走りはなかなかのもの。
ハンドリングの安定感もスピードも12インチとは思えない。
12インチぐらいになるとどこか癖のある所があるのだが(そこが面白かったりもするが)
そういう所がほとんどない。
8段変速モデルはさらに走行性が高く、距離の長いポタリングでも十分に使えそう。
初代フロッグよりもスマートに走る印象。

この手の自転車の用途の範囲で言えば、ほとんど欠点を上げられないほどの完成度。
素晴しい。昨年のサイクルモードではこれが一番印象に焼き付いている。

さて問題はお値段。
3段変速モデルで9万円
8段変速モデルで10万円

うーむ。
セカンドバイクでなくメインバイクなら高い感じはしない。
普段は街乗りで近所の買い物やポタ。あるいは、輪行で通勤。
めったにないけどたまーにちょっと遠出。
というようなニーズでいつも一緒にいるような使い方なら10万円は高くない。

セカンドバイクとすると、
9−10万円は決して安くはないね。
トラコンの魅力はがんばればお昼ケチって(?)貯めて買える価格にもあったからねえ。
遠出用の自転車はもう持っていて、
もう一台手軽で輪行しやすい、いい自転車が欲しいというなら、
Mintや5linksに並んで大変お薦めの自転車。

でもまだ乗ってる人見たことないなあ。


走行性 ★★★★★
携帯性 ★★★★★
汎用性 ★★★
デザイン★★★
C/P  ★★★


2011年08月31日

災害対策自転車は?その2(番外)

小径車に乗る前はMTBに乗っていた。
当時はまだ珍しくて街乗りとしてはちょっと高め。サスペンションなんてついてない時代。
でもこれはラフな乗り方や使い方にも耐え、かなり長持ちしたし丈夫で随分活躍してくれた。
後年はツーリング用のリアキャリアもつけて荷物運搬にも活躍した。
実はその経験からだけなのですが、釘を踏んだとか、タイヤが減り過ぎてバーストした(!)ということ以外パンクはなかったと思う。
ブロックタイヤは速度とか軽さは不利だけどそういうメリットがある。

このメリットは災害対策自転車としても当てはまるんじゃないか?
災害時、路面がひび割れるとか瓦礫が散乱するとか液状化するとか、とにかくいつもの舗装路と違う悪路の状況が生まれるに違いない。荷物を積む可能性もあるし、丈夫なMTBは災害時に力を発揮しそうだ。
実際中越地震のときにはMTBを駆った自転車部隊が活躍した。

小径のMTBはかなりマイナーな存在なのだが、ここのところファットタイヤやタウンライド系のMTBの人気が戻って来ているせいか、少し車種が増えて来た。
私自身、太めのタイヤがいいんじゃないかと思い少し変えたりしている。(これは後ほど改めて)
久しぶりに乗るとちょい太めもいいのである。
固めの乗り心地が苦手という人にもお薦め。
もちろん普段は街乗りだけど山道とかも走ってみたいという人に一番ぴったり。

で、試乗はしていないのだが、見かけたMTB的ミニベロを紹介。
まずは小径MTBの火付け的な存在なのかな?って思わせるHooligan。意表をつくCanondaleから。
街で時々見かけるから結構人気がありそう。
26,29サイズのMTBはちょっと大げさだなと思う人がいるんじゃないかな?
デザインも個性派、片持ちのフロントフォークが特徴だけど、そうじゃないHooligan8が意外とお得?
上位機種の9もシングルギアと思わせつつハブギア3段とこれまた結構個性派で好感持てる。
ストリート系の派手目のが好きな人とか女性にもにあいそう。
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ルイガノは目立たないけど以前から小径MTBを出し続けている老舗。
Hooliganとは逆にクールにとかさりげなく乗りたいという人に
ルイガノらしくエレガントなムードが街乗りにも使えそう。
もちろん女性にも。

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スギムラは箱形フレームのミニベロシリーズにあわせてミニMTBをラインナップ。
ルイガノとは逆に男っぽいワイルドなムードを出していて、
このフレームはロード系よりこの方があっているようにも思う。
ミニヴェロの中でも結構個性派。

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SBXのMC3はMTBというより街乗り入門車というタイプだが、
フレーム形状がMTBを20インチにしたような形状でMTBライク。
安いのでセカンドバイクとして、もっと本格ミニMTB化するとか。
よけいなものがついてないのでお得感高い。

mc3

おお、Meridaもミニヴェロ出したのね!っていうのはMC3に近いイメージでこちらもお買い得。
武骨なメリダにしては小洒落てて、しかも実売3万円台と小径入門としてもかなり有力。

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今回も試乗はしてないので紹介だけね。
ええ、折り畳みはないの?
ってそんな難しいこといわないで、って思いますが、
それは次回ね。







minivelofan at 00:34|PermalinkComments(6)TrackBack(0)clip!

2011年04月29日

災害対策自転車は?その1(番外)

ご無沙汰ですみません。
この間、いろいろありましたね。震災は自分にとっても大きな出来事でした。
私の故郷は三陸。親戚が被災しました。
重大な出来事で自転車から少し気持ちが離れいていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、ちょっと番外で災害に強い自転車を考えてみます。

たぶん、たくさんの方が自転車を見直したことと思う。電車が止まり、車が渋滞する中、もっとも有効な交通手段として活躍したのでは?

帰宅難民の際の自転車は、通勤しているかたなら、まあなんでもいいと思うのだけど、常日頃持ち歩くとか職場に自転車を常備していくとなると、条件が厳しい。駐輪場があればいいけどない場合、置き場所の問題があるだろう。

常日頃携帯し、輪行通勤するならば可能な自転車はかなり限られる。軽さ、移動性、コンパクトさなどかなりハードルは高い。ただし輪行ならば走行性は多少眼をつぶれる。
とにかく軽く、コンパクトといえばA-bike(A-bike rideなど模造品に注意)
非常に軽く持ち運びが楽、折り畳み形状がすっきりしているので、職場に常備できる。走行性も悪くないがサドルはかなり痛く交換もちょっと難しいのが難点。長距離走るといやになるかも。
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そしてMDEMini125 分解方式から折り畳み方式にパワーアップした。次に書くけれどもパンク対策も重要でその点このMini125は完璧。タイヤではないからパンクはしないのだ。最強の災害対策自転車のひとつ。6kgを切る重量も素晴しい。コンパクトさではA-bikeに負けるが、乗り味はこちらがサドルとサスの快適な分、有利。長距離は厳しいけれど、常備性に優れる。
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これよりは重いけど、走行性、コンパクトさなどでバランスのいいのがPacific、Louis Garneau、OXの8inch車。これは実用性も申し分ない。写真は少しハードボイルドなOX版。
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Stridaに14inch版が出ていた。もともとコンパクトな自転車だが14inchはさらにコンパクトで9kg台。縦型なので自立はしないが立てかけやすい。これかわいいね。乗り味が独特だけど上の2車種に比べれば普通の自転車の部類。
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もう少し普通の自転車を、という方ならSmartcog MINT
こちらはコインロッカーにも入るコンパクトさと走行性を両立している。重量9kg台も立派。急がなければ長距離でもOK。変速モデルもあるので坂が多くて必須という人には決まりかも。
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もう少し軽くという人にはYS11シリーズ。7kg台もあって同タイプのトレンクルの数分の一の価格。折り畳みタイプや分割タイプならコンパクトになる。3段変速付きもあるので坂が気になる人にオーケー。
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非常用にはちょっと高すぎない?という方にはBag&bike
3万円台で8kg台は素晴しい。保管時に少し長さが必要だけど、とりあえず一台という方にいい。
(アフターケア貧弱という情報が投稿されてますので留意して下さい)
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あるいは17bicycle Birth Is 222
こちらはExwalkerから走行性が向上し、折り畳みやすさも向上している。スタンドも用意されていて縦置きも可能。価格も3万円台で買いやすい。
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5links こちらはもう一回り大きいけれど、スマートに置ける。移動性と積載量が魅力。走行性もごく小径車の比ではない。
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駐輪場ないけど自転車通勤か非常用としてコンパクトに保管できれば自転車自体の大きさはそんなにこだわらないなら、折り畳みサイズに優れる三つ折りタイプのBD-1、BD-frog、Brompton、OriBike、Bikefriday。これらなら走りも満足なので実用性高い。
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折り畳み時の薄さにこだわった新型Halfwayも床面積的に保管しやすい。デザインは地味だけど本格的に走りたいという人にはコストパフォーマンス高い。中味にこだわる人向け。
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ということで結構選択肢は多いが、すべてを満足させるのはやはり難しい。
どこに重点を置くか?どういう使い方を想定するかが大事。
まあ非常用なので、ほこりかぶっていてもいいかもしれないけど、いざというときに空気が入ってないとか、ポンプもないとか気をつけてね。








2011年02月05日

優しい入門モデル Rail CS mini /KhodaBloom

すっかりご無沙汰ですみません。
サイクルモードはなんとか行きました。その時の発見をいくつか書いていきます。
まずは新顔!
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慣れた親しんだ環境というものは居心地がいい。
履き古した靴、長年使った鞄、使い慣れた部屋。
座るだけで希望のものが出てくるなじみの店、眼を閉じていても歩けそうな通勤路。
ぬるめの温泉やこたつのようにぬくぬくと気持ちがいいものである。

新しいことをはじめるのは、複雑な気分だ。
もちろん、新鮮な気持ちやわくわくした気分が気持ちに高揚を与える。力がみなぎってくる。
一方で知らないことからくる劣等感、恥ずかしさ、照れ、時にはプレッシャーで逃げ出したくもなる。
道具選びだって大変だ。
選ぶことは楽しいはずなのに何がいいのかわからない。
高いものはみんな大それたものに見えてしまう。自分の予算はだとばかにされないだろうか?けちけちしすぎだろうか?安っぽいものじゃないだろうか?分不相応すぎるんじゃないだろうか?こんな立派なもの自分に似合うだろうか?
などなど考えるとこれもまた逃げ出したくなってしまう。

これからサイクリングや自転車通勤を始めようというひとに、本格的なものがいいと薦めることはできる。どうせ買うならプロ向け、通向けの高級モデルがいいということは私にもわかる。
だからといってこれから始めようとする人になにがなんでもそういうものを買わなければだめだとは思わない。
確かにプロ用の道具は虚飾や無駄がなくていい。素材や耐久性もいい。
道具のせいにできないので、持った心意気が自分を鼓舞するという心理的な面もある。
しかし使いこなしや管理に技術やコツが必要であったり、何より高かったりするものである。

よくできた入門用のツールというのは実は結構大事であり、難しいのではないかと思う。
初心者はイメージを描いていたり背伸びをしたり、いかにも通ぽく見えることを望んでいたりするからだ。そして商品もそういうところをくすぐってきたりする。すると本来あまり意味の無いところにお金をかけていたり、格好だけ取り繕ったものに惹かれたりする。本当に必要なところを求めやすく提供する。これこそプロの生産者の腕の見せ所ではないか。

さて前置きが長くなった。
最近よく見かけるようになったKhodaBloomなるブランド、これはHodakaの新ブランドで、こなれた価格とでしゃれたデザインが眼を引いていた。
新ブランドが参戦してくる時、ユニクロのようにデザインと価格のバランスが重要なのではないかと思う。お買い得感でお客の信頼を得てブランドを確立していき徐々に利益率の高い高級路線も入れていく、そういう戦略が多い。その意味でKhodaBloomは絶妙だなと感じたのだ。

新規参入ブランドとして新鮮さをみせるデザインとラインナップ展開にはわけがあったのである。このブランドのセクションは女性二人でスタートしたものなのだそうだ。こうしたデザインセンスや価格設定は女性ならではの洗練がある。
女性ユーザーが増えたとはいえ、自転車の世界はまだまだ男の世界だと感じる。男の発想ではこうはいかないだろう。
デザインしゃれていて、安っぽさが無い。ちょっと本格的なムードを出しながら、それでいてマニアック過ぎるところもなく通勤やカジュアルなスタイルにも合いそうである。カラーリングやロゴなどもチープさが無く洗練されている。

デザインと価格の他に言えば、やはり、気配り。
乗り始めるのに必要なものはかなり初めからセットされている。泥よけ、キャリア、ライト、モデルによってはバッグまで。この辺も通な人はいらないとか自分で選ぶのだろうが初心者には便利でどうせ買うのだからデザインも含めてセットされてあるほうがいいのだ。

このブランドに2つの小径モデルがある。
上級のRailCSminiの乗り味もこのコンセプトを踏襲している。すこし太めのタイヤや柔らかめのサドルなどでわかるように、ママチャリとは一線を画しつつもスポーティーになりすぎずママチャリ感覚のお気楽さをのこした乗り味なのだ。安定感は文句ないし、スピードも出そうと思えば結構出る。サドルも固すぎず、ハンドル周りの感触も優しく女性にも抵抗感が少ないだろう。この辺は肌合いを重視する女性らしさではないだろうか?
いろいろついて5万円代、ついでにお財布にも優しい。

このモデルで特に面白いと思ったのがダイナモ。
ダイナパワーというかつて時々見られた発電タイプらしい。シートポスト下あたりで後輪のタイヤに直接密着するタイプ。スポーティーな自転車ではあり得ないが、通勤や街乗りとしては重宝。他にない特徴として面白いと思う。

もうひとつenafCTminiはもっとこなれた価格で3万ちょい。折り畳めないがミニヴェロとしてはお求めやすい一台で、この路線だとBSのVegasの独壇場だがそれとは違うものがいいという方、やはり外装でなければという方にはいい選択肢。お買い物むきだけど、ちょっとしたサイクリングくらいはできそう。

これから通勤、サイクリングを始めたいかたにお薦め。
そうそうカタログもなかなか綺麗ですよ。ぜひ手に入れて下さい。

Rail CS mini
走行性 ★★★★
携帯性 ★
汎用性 ★★★
デザイン★★★★
C/P  ★★★★★








minivelofan at 16:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!20インチ | 5〜10万

2010年09月20日

デフレスパイラル時代の自転車選び 30000円で何を買う?その3Dahon一族

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実は私の親戚縁者の彼方にある有名人がいるとのことを母から聞いて驚いたことがある。真偽のほどは信じられないが、この広い世の中でも不思議な縁というものがあって、おお、おまえも一族ではないか!ということがあっても不思議ではない。
Dahon一族には本家の他に、分家の広がりがあって姓名が変わってしまいながら顔つきをみると明らかに血筋が見えてネット上の意外なところででも目につく。

その顔つきには共通項があって、その折り畳み部分の構造をみると見覚えのある姿に気がつく。
古くからのDahonの移り変わりを見ていると、どんどんモデルがバージョンアップして改良されていっている。Dahonは多くのパテントを有していて、改良以前の機構をOEMとして商売をしているので、それが親戚縁者の血統に残っていっているのである。
改良以前だからとって不良品というわけではない。

価格の安い自転車はパーツ類のチープさはさておき、やはり不良部分が気になる。特に折り畳み自転車場合、フレームや折り畳み部分の不良は重大事故になりかねないだけに非常に重要な部分でもある。この部分の品質は眺めただけではわからない。溶接の精度や技術は見ただけではわからないのであるから、品質管理の面での信頼性にたよるしかない。なので格安自転車は、製造元、輸入元、販売元、販売店などで信頼できる「関所」がどこか必要なのではないかと思う。
そういう意味でDahonパテントは絶対ではないが一定の安心感にはなると思う。

このDahonOEMモデルは2万円台から買えるものが多くお買い得ではある。いくつかは4万円台のものがあるが実売では3万円にかなり近いものが多いので取り上げている。
(なおここで紹介してるものは類似車の試乗経験に依ってるもので、すべて試乗してるわけではありません。ご了解下さい。)

シボレー
DahonOEMの代表的なヒット作。この販売元はいろいろな車プランドの安い自転車をヒットさせている。かつてのボードウオークのペンイトやロゴを変えたモデルで、ハイテンスチールで重め、パーツ類も錆びやすいのが難点だが、走行性能も悪くないし、なかなか美しくお買い得。現在は生産中止らしい。

ルノー
シボレーと同じ販売元がルノーブランドを展開していてここにもDahonの血統がいくつか見える。
ルノーはデザインポリシーがかなりはっきりあって、カラーリングも含めて本家とは違った魅力がある。この中で特に14inchモデルは魅力的で、アルミフレームで軽量、小型、輪行重視モデルとして大変興味深い。16インチモデルもよけいなものがなくて、ここに出ている中では輪行向きで一番好感が持てる。実売で3万円に限りなく近い。

パントーン
ここも同じ販売元。パントーンはデザイン用品ブランドで、それにふさわしくカラフルな展開が特徴。かつての16inchモデルをベースにしていてフレームはシンプルで美しく安心感がある。
バンドブレーキとか16inchで6段変速が有効かは少々疑問が残るが、坂が多い街にはありがたいか。ダイナモライトが装備され価格もこなれていて、短距離の日常使いがメインであれば結構使えそう。

パナソニック
パナソニックもOEMモデルを続けて出している。MetroやかつてのHeliosを思わせるデザインのモデル。フロントキャリアやライトが装備され便利そう。車重が重いので輪行には不向きで、車載や日常利用に適する。

スギムラ/プログレッシブ
以前のボードウオークに酷似したデザインはカラーリングのせいか、これらの中でも平凡な印象で以前のモデルより面白みが減じたけれど、リアキャリアや泥よけが実用的で便利。これも日常利用のほうに向いている。

PONTIAC
これはネット上で見つけたよくわからないモデルだけど、これもダホンでかつて出していたフレームに酷似している。
VブレーキであるところがPantoneより良いけれど、しょうもなさそうな、なんちゃってサスで減点。惜しい。

Yeah
Dahonの量販ブランドでここは結構狙い目なのだが、このモデルももう販売中止になっていそう。(Yeahはヤーと読むらしい、イエーと読んでしまうのは私だけ?)今回紹介する中でもデザインも含めて、まとまりという意味ではかなりいい感じで、アルミフレームで小型軽量、よけいなものはついてなく、それでいて必要なところは押さえてあって、セカンドバイクに欲しいと思わせるもの。

このほかにもコメントの解体屋さんが教えてくれたものやあとから見つけたもの。

courrege(クレージュ)
フランス風のブランドでもともとの本業はフランス発女性服のブランド。以前からDahonOEMで女性向けにアレンジされていて、デザインやカラーリングもお洒落。どちらかというとアメリカンなワイルドさが残るDahon一族の中でも上品なたたずまいで好感が持てる。中身は本家ボードーウオークの以前のモデルに近く、女性には本家と違った魅力があるだろう。

HEAD
コメントで教えていただいたもの。以前のインパルスなどを思わせるものでまとまりが良さそう。今はお求めやすい価格では本家にないこのデザイン、ここに魅力を感じるならいいかも。

Outdoor
ほんの少しだけ血統が見える遠縁。フレームだけのOEM?デザイン重視の厚化粧モデルではあるが、デザインはPOPで魅力的。デザインに価値がありそう。背の高い人には向かない。

MINI
これも遠縁なので取り上げてなかったが、Outdoorが入るならこちらも入れるか。
MINIはデザインとしては車の雰囲気をよく掴んでいて魅力的。デザインが一番の魅力で中身はよーく見ると上記にモデルよりチープ感が垣間見える。デザインに惚れて買うモデル。サス付きの上位モデルもかっこいいけど、14kg超でなにせ重い。折り畳みでこの重さはなー。

街ではよくわからないブランドで他にも見かける。ブランド料とか商品企画の意図などから同じ価格帯でも中身が結構違うし、目的を割り切ればお買い得なモデルもある。
チープなモデルと片付けてしまうのではなく、こういうモデルの中から本当のお買い得を見つけて、節約するとか、アップグレードしつつ楽しむというのは、なかなか粋なのではないだろうか。


minivelofan at 00:23|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!2万円台 | 20インチ

2010年06月18日

デフレスパイラル時代の自転車選び 30000円で何を買う?その2

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NSL160b


また大分間があいてしまいました。すみません。
書きたいのはいろいろあるのですが、なかなか雑事に追われてます。

書きかけになっていた特集の続きです。
Dahon一族の紹介は次回にするとして、それ以外にはないのかい?といわれると確かに困る。
以前にも紹介したがCPの高さでいえば国産の雄ブリジストンの出番だ。

スニーカーライト16inchは3段変速付きで?34800で予算オーバーだが、標準で泥よけ、ライト付き、販売店で1割程度の値引きがあると思われるので、一応予算内と見なせる。
これに鍵と輪行袋を買えば輪行に出発!

11.8kgはこの値段なら許せるし、3段変速は遠出には物足りないが、女性には使いやすいかもしれない。
無難なデザインに男心をくすぐる部分は少ないが、カラーリングも増えてさりげなく乗りたいかたにはいいかも。
折り畳みはよくある中折タイプで信頼度は悪くない。ハンドルを回すタイプはまどろっこしいが、玄関先や通路脇などの収納には意外と重宝する。

家の周りに坂はない、遠出はしない、坂は基本的にのぼらないという潔い方には、シングルスピードもあってこちらは更に安く、少し軽い。

もうひとつ、静かにニューモデルがラインナップされていた。
18インチ、外装変速モデルだ。かつてのトランジットライトスポーツを思わせる内容で、こちらもかなりお買い得。
16インチモデルより?2000高いが、なじみの店なら予算内に収まるかも。
走行性もあがっていて、重量も16inchとおなじでこの価格では立派。
なかなかの強力候補じゃないか!
黒や赤もあって男性、女性ともにお薦めできそう。

そしてなによりブリジストンは全国展開の販売網がある。地方の方でも面倒見てもらえるし、修理もお願いできる。輪行の方にも地方に行く際には心強くその安心感は何者にも変え難い。

18インチモデル
走行性 ★★★★
携帯性 ★★★★
汎用性 ★★★★
デザイン★★★
C/P  ★★★★★

minivelofan at 21:19|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!3〜5万 | 16インチ

2010年04月12日

イベントの告知 深川サイクル天国 4月25日開催

2010cycleheaven


なんと奇跡の4回目。
この輪業界屈指の素人/脱力イベントが4回目とは。

今年も濃い〜ラインナップで皆様のお越しをお持ちしています。
4月25日昼過ぎから日没まで。
荒天の際は29日に順延です。
でも明日は晴れそうです。良かったー。


試乗は無料です。身分証明証かCreditCard持参、メットある人は持ってきてね。

今年の強力ラインナップ
17bicycle  birthday登場か
Khoda bloom  注目NEWFACE  C/P高いぞ
KMX  2010モデルトライクは色っぽいぞ。
KHS/Manhattan  精鋭が並ぶぞ!
Mark-AG  折り畳みタンデムがついに実用化!
5-links  注目株の携帯自転車
Tartaruga  熟成のモデルがやってくる 
Bag&bike  究極のミニバイク
X-lider   謎の乗り物。君は乗りこなせるか。

以上
Nikirin ori masi CleanSpeed 
は残念ながら不参加となりました。
 
目印は深川いっぷく、深川ラボ。
深川資料館通りの白河3丁目あたりです。

初心者も普通の自転車好きも異端のマニアもにこにこ楽しむ謎のイベント。
のんびりアソビに来てね。

2010年03月20日

デフレスパイラル時代の自転車選び 30000円で何を買う?その1

7parrot

デフレスパイラルのご時勢、自転車好きといってもむやみやたらとお金をかけられる人ばかりではないだろう。好きな酒を減らしこずかいから少しづつ貯めて、身体のために自転車通勤するといって交通費を浮かし、ガソリンをケチってやっとの思いで貯めた3万円!という人もいるのではないかと思う。実際生きていくのに必要なものは自転車だけではないのだ。いろいろなことにお金は必要なのである。

DahonのMetroD6が4万、本格的な輪行用小径車としてはこの辺が入門編となるだろう。しかし上記のごとくこの4万円もきついという人はどうするか。それが今回のテーマだ。
実際輪行するとなると自転車本体の他に、鍵、ライト、輪行袋、バッグ、メットなども必要でメットやバッグ抜きの最低限でも¥10000くらいは必要だ。とすると自転車は¥30000以下でないとということになる。

以前にも似たことを書いたと思うが、当時と状況が変わったので切実度も違うのではないだろうか、ということでこの条件で探していこう。
まずは年数回でもいいから輪行をしたいということを目的とする。

安い自転車で気をつけたいこと、覚悟することをいくつか。
・錆びやすいので雨ざらしにしない。メッキ部分が多いのでみるみる錆びる。
・溶接の精度が怖いので二人乗りなど無理な運転は禁物
・空気圧をまめにチェックする。(チューブやタイヤが粗悪なので)
・バンドブレーキの場合鳴きが出ると消せない
・キャリパーブレーキは効きが甘いのでスピードは控えめに

もちろんいい自転車でも当たり前ということも含まれている。

チェックポイント。
機能を限定しよう。
・スチールでもよしとする。アルミ溶接は高い技術が求められるので安いのは心配。
・サス付きは、見た目重視志向なので注意。実際に乗っていたことがあるが小径でチープなサスが着くとパワーロスばかりでほんとに進まない。
・一万台では変速は潔くあきらめる。変速自体は子供車にも着いていて必ずしも高級ということではないし、早く進むということでもない。むしろ内装3段の方が価格的にも高く信頼性が高い。
・クランク(ペダルのある方)のギアの大きさに注目、ギア比はこちらだけでは決まらないが目安にはなる。大きめのものを選ぼう。
・ブレーキに注目。バンドブレーキは安い自転車に多い(効かないということではないが鳴きが出る)
・Vブレーキがすべていいとは言い切れないが、将来交換することもできる。
・13kgを超えると男性でも持ち歩くのが嫌になる。また重量表記はあてにならないので必ず自分で持ってみること。しかも畳んだ状態で。石を持っているような気になることが多い。

ネットショップが安いのでそそられるが、自転車はかならずアフターケアが必要になる。
アフターケアの問題が安心かどうか確認すること。
街の自転車店でも修理してくれるかもしれないが、体験的にいうとネットで買ったものについてはかなり冷ややかである。丁寧に直す気がなくなる。これは心情的には致し方ないだろう。

狙い目はダホンの親戚縁者たち。
ダホンは改良以前のフレームをOEM生産している。改良以前と言っても以前は製品版として販売されていたもので、折り畳み機構もよく練られていて問題ないし、なによりも安心感がある。
じいーと見ていると顔つきに共通点があってdahonOEMの血筋がわかるようになる。
将来的にパーツを交換してグレードアップも夢ではない。
この辺はinaさんのこちらに詳しい。
http://www.yamaiko.com/oem/

まず2万円以下。これはかなり難しい。
もちろんネット販売ではいろんな自転車が売られていて、この価格帯もないわけではないが、かなり怪しいものも。
実際小径車の場合、重い、全然走らないという使えない結果になってしまうかもしれない。もちろん全く走らないわけではないので近所を乗り回すくらいなら使えないわけではない。

この場合、普段はご近所を乗り回し、たまーに本格的な輪行ではなく、電車や車で移動、目的地付近でのんびり乗り回すという使い方。

2万以下では輪行あきらめてくださいといういいたいところだが、これを見つけた。
Newton Parrot 16inch
http://www.cycle-yoshida.com/akibo/newton/7parrot_page.htm
これは昔dahonで最安価格で出ていたモデルとよくにていて、よけいなものがついていない潔さがあり、好感が持てる。ロングホイールベース、重量も12kg台で輪行も可、前後Vブレーキで、将来的にアップグレードできる。シングルスピードだが将来的に内装ギアに交換する道も残る。デザインも悪くない。
NewtonはDahonの廉価版ブランド。
山道でなければこれで輪行サイクリングが楽しめる。

このシンプルさと値段なら私もちょっと欲しいと思う。

折り畳み以外なら無印20inch。特にいいわけではないけれど、値段からすればよくできている。
ただアフターケアはかなり不安が残る。技術的に高くないからだ。ケアしてくれる自転車屋さんを確保しておこう。



2010年02月21日

開発者魂の底力 5Links

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5links


出尽くした感のあるオリタタミ方式もまだ改善の余地があるとばかりに新しい手法が生まれる。人の飽くなき欲望と追求の賜物だ。
ここのところ目新しさが減ってはいるが、それでも様々なチャレンジが見受けられる。この面白さこそこの分野の醍醐味ではなかろうか。

さて恥ずかしながら5linksの噂は当ブログのコメントから知った。そのサイトを見るとコンセプトや手法など並々ならぬ意欲を感じる事ができる。ラインナップもたった一機種ではあるが、R&Mも世に問うた一台のBD-1から始まっているのだから、何が始まるかはわからないのである。

このメーカーの出自はわからないが生真面目な設計者の顔とコンセプトメーカーの顔が見える。
そのモデルのアイデアは既存のものに大胆な改良を加えてあり、なかなかの独創性である。その独創性が姿に現れていないのはある意味損をしている。奇抜で乗るのが恥ずかしいという事はないが安売り自転車に見えそうでもある。

コンセプト自体は走行性の犠牲なしにいかに簡便に折り畳み、移動できるかであってそれ自体にあたらしさはない。折り畳み方式が面白いのであるが、ハンドルポストとフレームとの結合部分がスライドしつつ回転するというもの。結合部分のロックを外して上にずり上げる、そこを軸にコンパスのように2車輪を畳むのである。アイデア自体はストライダに近いがスライドさせる事でもっと一般的なフレーム構成に近い状態を実現している。

もうひとつの独創ははシートポスト自体を折り曲げて畳む事。これによって高さ調性をいちいちする事がない。これもbikefridayが近い事をしているが簡便にまとめている。

この2点によって簡単に棒状に折り畳む事ができハンドル付近を引っ張りながら移動できる。しかもキャリアを取り付ければ自立もする。さらにキャリーバッグなどをくくりつけられるキャリアも発売された。
このキャリアは大きめのバッグをつけても足に干渉しないように丈夫に移動できる優れものである。
この機能で重量は9kg台、立派である。
まずは実用を考えてよく練られた製品という印象を持つ。これはなかなかできる事ではない。

乗ってみると14インチらしい実用性の高い走行性で、公共交通での移動/輪行を前提とすれば十分である。ただ、YS-11同様にハンドリングに少々癖があって、その違和感は残る。

オーナーらしき方はサイクルモード当日は試乗した方が勝手に折り畳みを試すせいで調子が悪くなっていると嘆いていた。小径ファンとしては同情したいところだが、ユーザーは所詮そんなもんではないだろうか。誤った折り畳み方をして、簡単に不調になるというのは実用性を重視しているコンセプトにはそぐわないと思う。また実用性を重視したスタイルは色気という意味ではもの足りず、萌える気持ちは起こらない。

8万円という価格も少々疑問が残る。よくできたモデルとは思うが、ストライダが5万円台、ミントが7万円で買える事を思うと現実に選択肢に残るだろうか?8万円はかなり趣味性の高い価格帯ではないかと思うのだ。実用性には当然価格反映される必要があるだろう。
輪行を重視するポタリング派と日常的に移動手段として使う実用派とをすみ分けるのが必要ではないだろうか?
まああまり予算は問わず、収納や移動にらくちん、スーツでも乗れるような自転車をお探しならいい選択肢となる。

生真面目な開発者魂が独りよがりになって寛容さを見失っているとしたら残念。この貴重なモデルをぜひ熟成させて欲しいと思う。

走行性 ★★★
携帯性 ★★★★★
汎用性 ★★★
デザイン★★★
C/P  ★★

minivelofan at 11:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!14インチ | 5〜10万

2010年01月17日

8inch車に可愛い妹分が現れた! Bag&bike_2010

BBA06010S-2

単純な発想でいけば、小さければ、材料も少なく、軽いだろうし、安くでき、持ち運びもしやすく、場所も取らずにいい事尽くめだ。
Bag&bikeはその方向に最も近いポジションのミニミニ自転車だ。
以前にも紹介したがそのBag&Bikeがマイナーバージョンアップして新発売となる。

変更点は3つ。
ホイールが17bicycleのExwalkerなどと共通になり、正確には8.5inchで0.5inchサイズアップ。それに伴いホイールベースも少々長くなった。これによって走行性能がわずかながら向上している。
ホイール自体も17bicycle開発のチューブ交換しやすいタイプに変更となった。これは実用的には大きい。
またブレーキがディスクブレーキからキャリパーブレーキに変更、一見スペックダウンだが実用的には調整のしやすさなどが向上している。

小さな変更点だがこれで実用性がかなり向上しているし、コストアップも最小限に抑えられている。
ハンドリングやハンドルやサス周りの剛性の不安感など気になるところもあるけれど、ちびチャリがめっきり少なくなったいま、1m弱のサイズ、10kgを切る重量に、3万円とお求めやすい価格、何より貴重な存在である。

(写真はマイナーチェンジ前のもの)

走行性 ★★★★
携帯性 ★★★★★
汎用性 ★
デザイン★★★
C/P  ★★★★★

【追加情報】
補修、パーツ類の補充などのアフターケアの面での不備が投稿されてます。その点留意の上、ご検討下さい。

2010年01月10日

この鍛えた身体を見よ! MC-1A7(村山コーポレーション)

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うちの実家は東北の海辺のまち。この季節だとイクラがうまい。
元旦の朝、鮮やかなオレンジ色のグラデーションにセピアの醤油をたらしてご飯にかけて食べる。これがもうほっぺが落ちるほどにうまい。なかなか噛み潰せないほどにぷりぷりのイクラの歯ごたえと甘み。箸からこぼれおちたイクラはころころと食卓の上を転がる。

東京ッ子の相棒は驚嘆した。こんなイクラは食べた事がないと。
正直言って東京で食べるイクラはこれとは別物で少々高級な寿司屋でもこういうのものはなかなか味わえない。
(ついでにいうとホヤもね。東京のホヤは生臭くてまずいです、あれは採れたてでないと。)

で、うちの田舎のごちそうのひとつだが、これは料理か?というと疑問符はある。ある方に料理は関西で東北のものなんて料理とはいわないといわれ、かなり悔しかった。しかし、ウニやいくらのうまさは格別だが確かに料理というには口ごもる。醤油をかけるだけ。限りなく生食だ。

これは素材で勝負!なのだ。飾りはいらない。
素材の良さと新鮮さ、そしてそこに華を添えるご飯やわさび、醤油のおいしさ、それだけで勝負するのだ。そこにも、漁師や運搬業者、料理人のプロフェッショナルな心遣いが生きてはいるのである。
料理とはいえないが魂のこもった食べ物なのだ。

今年初めての試乗記はやはり国産で行きたかった。で、村山コーポレーションのMC-1A
MC1も質実剛健で素晴しかったが、このAで更にパワーアップしてきた。
MC1譲りの虚飾を棄てた潔いたたずまい。今では死語になった、これぞ日本男児!と思わせる。
ふんどし姿の引き締まった身体を連想するのは私だけか?

デザインや塗装など邪道だといわんばかりのアルミポリッシュのみ、鍛えた溶接技術の高さを見せつける裸身。必要な機能を追求したらこうなっただけといわんばかりの素っ気ないフォルム。
わかる奴だけわかればいいという主義。

これもひとつの美学だと思う。デザインを排したデザイン。これにも美はあるのだ。
色気は少ない代わりにとびきりのC/Pがついてくる。16インチで本格的に乗れて、携行も楽で、一番安い自転車といえばこのMC-1Aになるだろう。

乗ってみて驚くのは、その走行性能。ハンドリングやバランス、剛性など高級車と遜色ない。カプレオも出るなら更にスピードアップも可能だ。走行性だけを見ればCX-160には劣るけどMintよりもかなり上だ。
それでいて重量10kg、ムラヤマのこだわりで車輪で押して移動も可能。これで6万円、ネット直販なら5万円!
最小の支払いでいい輪行用自転車が欲しい人はこれできまりじゃないかね?
実だけあればいいという潔い人にこそお薦め!

元祖MC1も軽量化を図ってバージョンアップ。価格的にはMC1Aの方がお得かな。
(写真はカプレオモデル)
MC1Aはメーカーサイトでは見つけにくいのでこちらが便利
http://www.rakuten.co.jp/auc-takumikoubou/

走行性 ★★★★
携帯性 ★★★★
汎用性 ★★★★
デザイン★★★
C/P   ★★★★★


minivelofan at 10:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!5〜10万 | 16インチ

2009年12月30日

頑張れ!小さな巨人 JapanMaker CX-160ss ProgressiveRacing

cx160bl1

Progressiveと聞けば、目が輝いてしまう私の歳がばれてしまいそうだが、この言葉に反応するご仁は少なからずいるだろう。通称プログレ、70年代に隆盛したプログレッシブロックの事だ。
ロックがハードロックに進化していくのとほぼ同時期、ジャズ、クラシック、現代音楽などの要素を取り入れ、それまでにない高度で壮大な音世界を作り上げた。当時は感受性豊かだった私はそれまで聞いた事もない世界を垣間見せたプログレによってその後の人生を大きく変える事となったのだ。

Progiressive=進歩的であるから、これを冠するには並々ならぬ意気込みを感じる。全く分野は違えど、肩入れしたくなるではないか。しかもこれがなんと日本のメーカーなのだ。
一般車のほうで浸透しているスギムラのスポーツ車ブランドであり、どちらかというと後発ではあるけれど、その高いC/Pで気になる存在ではあった。ただ目につきはじめた頃は小径車などにはそれほど力を入れておらず、DahonのOEMを出している程度であった。

ところが数年前からCXシリーズを投入、かのルイガノライクな風貌と本家と比べ物にならないCPの高さでか巷でよく見かけるようになった。そして新CXシリーズではオリジナルフレームのミニヴェロを投入、そして国産では唯一と行ってもいいかもしれない本格的リカンベントのラインナップでブランド化を協力に推し進めてきた。この快進撃はひいき目差し引いても応援したくなるものであった。

そしてさらに16inchのミニベロまで出してきた。
これには驚いた。16inchは折り畳みのために、そのサイズ的な有利さから採用されるものであって、畳まないミニベロでは20インチの走行性の方が重視されるから、それほど多くは市販されていない。むしろオーダー車でしか入手できないレアな存在であった。それをスギムラ/Progressiveでは独特のオリジナルフレームで出してきたのだ。
Sugimura/Progressiveは以前にも増して気になるメーカーになったのだ。

さてそのCX160、フラットバーのほうに試乗してみたが、なんと!!!
驚くべき走行性能、これが16inchとは信じられない。
66T-12Tの高速走行は街乗りの実用としては充分、しかも小径特有のハンドリングのクイック感がほとんど感じられない全く素直な乗り味であった。乗っている感覚は20inchと勘違いしてしまいそうだ。

実は乗ってみるまで、その風貌からスクートみたいだという意見もあってか食指が今ひとつであった。どことなく優雅さが欠けていてどんくさいムードがある事や16インチのアンバランス感が、走行性を勝手に連想させていたのだ。
すまん。
その実力を知ったら俄然素晴らしいデザインに見えてきた。(現金だぞおまえ)
いやいやこれは素晴らしい。車体も小降りだから、込んでなければ前輪とハンドル外して輪行も可能だ。20inchでも大きいと感じる輩はぜひ一度お試しあれ。

スポーティーな16inchミニベロという世界をリーズナブルに提供してくれたProgressiveJapanを応援しよう。

走行性 ★★★★★
携帯性 ★★★
汎用性 ★★★
デザイン★★★★
C/P   ★★★★

cx1608s400





minivelofan at 02:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2009年12月19日

能ある鷹は爪を隠す bipodMINT (Smartcog)

サイクルモード行ってきました。3年前の一日乗りまくった時ほどは時間がありませんでしたが、気になるものは概ね試乗できました。劇的な感動はそれほどなかったのですが、小さな発見や驚きはいくつかありました。おいおい書きます。まずは今回の目玉!というには小さな自転車でしたが、乗りました。bipod MINT!

mint


bipodが設立された頃、Antとともに開発予定がなされていたモデルにKalimaがあった。12inchで後輪部分がブロンプトンのようにフリーでぶら下がるようになっていて、そのままキャリアがスタンドになるというものだ。フロントには大きなキャリアが着いて、ご近所自転車として有能そうないでたちであったし乗り心地、車重など申し分のないものであった。相棒がたいそう気に入って買う気満々になっていた。ところがやっとANTが出てつぎこそと思ったらKOMAが出て、次こそと思い待てども待てども出てこない。
走行しているうちにMintなる自転車の噂が…。
kallima


Kallimaはどうなったんだー!と思っていたら、ん?この折り畳み方は、もしや。
そう、このMintこそKallimaの後継だったのだ。実際メーカーの方もそんなようなニュアンスのコメントであった。
その折り畳みはありそうでなかった中折れ縦折、への字形に折れ曲がり、サドルとハンドルはDahonなどとよくにた折り畳み方である。畳んだ状態でサドルを持って転がす事も可能、サドル/シートポスト部分に一工夫あって、ポストは2段伸縮なのだがその一段が折り畳み部分とリンクしてあって折り畳まれると一緒に縮んでいくのだ。アイデア自体はDibrasiとよく似ているが、細かい工夫もあってよくできている。さすが機構に凝るBipod。
折り畳むとかなり小さくなりスーツケースやコインロッカーに入るらしい。重さも9kg台。とするとプアマンズトレンクルでもあるか。

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14インチは走行性とコンパクトさでは実用的な接点でもあると思う。それに見た目も可愛らしい。
結構、独創的なのだが風貌はいたって平凡、下手をすると1万円自転車に見られかねない。7万近いのにシングルギア、一般人から見たら、なんでこんなに高いの?といわれそう。

乗ってみると、14inchだから高速とは行かないものの、実用上は十分すぎるほどに走る。シングルでも十分。気になるところがほとんどないほどに自然な乗り味である。今回はほかの自転車も同じ条件でたくさん乗ったので、その自然さが特筆できる。能ある鷹は爪を隠すのである。

まあよく見れば、どことなく、さりげなく高級感は漂っている。相棒の第一印象は「かっ、かわいい!!」というもので決して「ふつー」ではなかった。のでアピール力はありそうだぞ。
ぞくぞくするような色気ではないけれど、さりげなくそばにおいておきたいと思わせる、お嫁さん志向かな。

自慢げに乗るのではなく、さりげなく乗りたいね、これは。
キャリア、カゴなどのオプションも用意される予定で、遠距離に向かないなど用途は限られはするが、日常的な実用性は高そうだ。

走行性 ★★★★
携帯性 ★★★★★
汎用性 ★★★★
デザイン★★★
C/P   ★★★



minivelofan at 02:17|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!14インチ | 5〜10万

2009年12月06日

サイクルモードまで待ってね。

ここんとこご無沙汰です。
mint

Brunoとかスギムラとかムラヤマとか気になるのもあるんですが、
試乗できる機会がなかなかなかったり、
そのほか試乗したい自転車が減りつつあったりとか、
さすがにこれだけ乗るとグルメ現象も起こってきます。

小径車もよくいえば定着、過熱的なブームは一段落のように感じますね。
サイクルモードでいろいろ乗ってきてまた続きを書きたいと思います。

今一番気になっているのは、Bipod Mintですね。携行自転車としてよくできていそうです。



minivelofan at 23:10|PermalinkComments(7)TrackBack(0)clip!

2009年11月18日

(番外)日本人ならFujiに乗ろう! Fuji、このださい感じがかっこいいじゃないか。(?)


本題からはずれる内容ですが、気になっている事を書きます。
fuji


富士はまさしく日本の象徴。そのブランドFujiといえばフィルム、このブランドも独特で、フィルムでは世界的メーカーだったし、カメラでもどこかあか抜けないんだけど、実力はなかなか、しかも鉄面皮のプロ向けと初心者に優しいのと2刀流。結構好きなメーカーである。

自転車にもFUJIブランドがある。昔を知る人には懐かしいブランドらしい。いまでは世界的ブランドで日本の、というよりアメリカンブランドといっていいのでは?
その経緯はakiboのサイトで読めるけど、この創始者は日本という島国に収まらないなかなかの人だったようだ。バックボーンは素晴らしい。伝説があるじゃないか。

その経緯も気になってFujiブランド、気になっていたのだがここのところのPistbikeのブームで男を上げてきた感がある。だいぶ以前からこのタイプの自転車をリーズナブルに出していし、最近はカラーリングがしゃれたトレンディーな自転車になっている。
日本人ならアメリカブランドになってしまったFujiの自転車に乗ろうではないか!

しかし私が気に入っているのはそんなおしゃれブランドのfujiではない。
なんといってもダサイのがいいのだ!!

MTBを処分してからちょっと懐かしく思っている。悪路でも階段でもどこまでも相棒のようについてくる感覚は、Miniveloとも少し違う友情だ。しかもサンダルのように使いたい。普段着で乗りたい。キャリアもつけて荷物も運びたい。(大きな声ではいえないがこっそり裏道で二人乗りもしたい)
しかもその姿はおしゃれじゃなくていいのだ。高級車でなくてもいい。

この先は理解不能な感情だろうと思うので関心がある人だけおつきあいいただきたい。
おしゃれやかっこいいのを欲する感情は自然にある。それが気恥ずかしかったり、気取りがいやだったりという保守的な感情もある。それとは別にださいのがカッコイイじゃんという不思議な感覚もあるのだ。
カップヌードルやB級グルメの感覚に少し近い。高度な音楽もいいが、ちょっと下品でやんちゃな音楽が好ましい気分にも似ている。
しかしB級グルメと同じともいえない。この辺は自分でもよくわからない。

チェックのBDのシャツやTシャツにジーンズ、履き古したちょっと派手なツートーンのスニーカー。
誰もかっこいいとはいわないような、だけど、それなりに気を使った選択。
高いMTBじゃなくて、できるだけリーズナブル、GaryFisherとか人が羨むようなブランドじゃなくてダサそうなFujiブランド、しかもかっこ良くもないカラーリング、それがあえて欲しい。

さてこの感覚に共感する人はいるだろうか。いないだろうなあ。

このFujiブランドで昔ながらのおばちゃんが乗っておるようなミニサイクル(miniveloとはいわない)で、だけどギアもついていてなかなか走るようなのをだしてくんないかな。

minivelofan at 03:23|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!

2009年10月22日

COBRA (KMXkarts) 電気自動車の先は人力自動車か。

cobra

人力飛行機の事が気になっていろいろ見てみると、国内の大学生チームで30数キロも飛んでいるのだ。もちろん誰でも乗れるとか飛べるとかいう事ではないけれど、自分自身の力でこんなに飛べるのかという素朴な嬉しさがあるではないか。
自転車の喜びだってこれに似ているところがある。ただあまりに日常的すぎて忘れてしまっている。

トライクを自転車と思ってみると、大きいし高いし、2輪でバランスよく走れるものをなぜにわざわざ3輪で走るのかという不条理を感じるだろう。ところが物事は別に視点で見ると違って見える。

今年のモーターショウはエコカー、とりわけ電気自動車がブームらしい。設計が自由な電気自動車はコンパクトなものとか一人用とか、よりパーソナルなものも提案されるらしい。
ならば人力自動車があったっていいじゃないかと思うとトライクは違う乗り物に見えてくる。

実際トライクは自転車とは別のカテゴリーではないかと思う。乗り心地も楽しみ方も違う。私には人力自動車のほうがしっくりくる。一人用の車と思えばその大きさも価格もむしろ小さいものに思える。
立てかければ駐車場不要の独り乗りの自動車なら結構便利じゃないか?

さてKMX。トライクは高級なものが多い中、KMXとTW-Bentsは20万を切る実用的な価格で購買意欲をそそられる。私には駐輪場問題が今は解決できないが、いつかは買って乗り回してみたい。
車にもいろいろあるようにトライクにも個性がある事が試乗してみてわかった。
KMXはスポーツカー志向ではなく、4WDオフロード/シティ志向なのだ。さしずめJeepか。
少々まったり感のある走り味は、気ままに長距離を乗るとか、のんびりドライブ風に巡るとか、田園地帯や自然の中を駆け巡るという欲望を抱かせる。
寝そべって走るのは2輪リカンベントと変わらないけれど、こちらはバランスを気にしなくていいのだからより怠惰なのでもある。

角張ったフレームやごついめの印象はJeepのそれと近く、結構アクの強いデザインで、ラフに乗り回したいモデルだ。

走行性 ★★★★
携帯性 
汎用性 ★
デザイン★★★★
C/P   ★★★★