2009年12月

2009年12月30日

頑張れ!小さな巨人 JapanMaker CX-160ss ProgressiveRacing

cx160bl1

Progressiveと聞けば、目が輝いてしまう私の歳がばれてしまいそうだが、この言葉に反応するご仁は少なからずいるだろう。通称プログレ、70年代に隆盛したプログレッシブロックの事だ。
ロックがハードロックに進化していくのとほぼ同時期、ジャズ、クラシック、現代音楽などの要素を取り入れ、それまでにない高度で壮大な音世界を作り上げた。当時は感受性豊かだった私はそれまで聞いた事もない世界を垣間見せたプログレによってその後の人生を大きく変える事となったのだ。

Progiressive=進歩的であるから、これを冠するには並々ならぬ意気込みを感じる。全く分野は違えど、肩入れしたくなるではないか。しかもこれがなんと日本のメーカーなのだ。
一般車のほうで浸透しているスギムラのスポーツ車ブランドであり、どちらかというと後発ではあるけれど、その高いC/Pで気になる存在ではあった。ただ目につきはじめた頃は小径車などにはそれほど力を入れておらず、DahonのOEMを出している程度であった。

ところが数年前からCXシリーズを投入、かのルイガノライクな風貌と本家と比べ物にならないCPの高さでか巷でよく見かけるようになった。そして新CXシリーズではオリジナルフレームのミニヴェロを投入、そして国産では唯一と行ってもいいかもしれない本格的リカンベントのラインナップでブランド化を協力に推し進めてきた。この快進撃はひいき目差し引いても応援したくなるものであった。

そしてさらに16inchのミニベロまで出してきた。
これには驚いた。16inchは折り畳みのために、そのサイズ的な有利さから採用されるものであって、畳まないミニベロでは20インチの走行性の方が重視されるから、それほど多くは市販されていない。むしろオーダー車でしか入手できないレアな存在であった。それをスギムラ/Progressiveでは独特のオリジナルフレームで出してきたのだ。
Sugimura/Progressiveは以前にも増して気になるメーカーになったのだ。

さてそのCX160、フラットバーのほうに試乗してみたが、なんと!!!
驚くべき走行性能、これが16inchとは信じられない。
66T-12Tの高速走行は街乗りの実用としては充分、しかも小径特有のハンドリングのクイック感がほとんど感じられない全く素直な乗り味であった。乗っている感覚は20inchと勘違いしてしまいそうだ。

実は乗ってみるまで、その風貌からスクートみたいだという意見もあってか食指が今ひとつであった。どことなく優雅さが欠けていてどんくさいムードがある事や16インチのアンバランス感が、走行性を勝手に連想させていたのだ。
すまん。
その実力を知ったら俄然素晴らしいデザインに見えてきた。(現金だぞおまえ)
いやいやこれは素晴らしい。車体も小降りだから、込んでなければ前輪とハンドル外して輪行も可能だ。20inchでも大きいと感じる輩はぜひ一度お試しあれ。

スポーティーな16inchミニベロという世界をリーズナブルに提供してくれたProgressiveJapanを応援しよう。

走行性 ★★★★★
携帯性 ★★★
汎用性 ★★★
デザイン★★★★
C/P   ★★★★

cx1608s400





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2009年12月19日

能ある鷹は爪を隠す bipodMINT (Smartcog)

サイクルモード行ってきました。3年前の一日乗りまくった時ほどは時間がありませんでしたが、気になるものは概ね試乗できました。劇的な感動はそれほどなかったのですが、小さな発見や驚きはいくつかありました。おいおい書きます。まずは今回の目玉!というには小さな自転車でしたが、乗りました。bipod MINT!

mint


bipodが設立された頃、Antとともに開発予定がなされていたモデルにKalimaがあった。12inchで後輪部分がブロンプトンのようにフリーでぶら下がるようになっていて、そのままキャリアがスタンドになるというものだ。フロントには大きなキャリアが着いて、ご近所自転車として有能そうないでたちであったし乗り心地、車重など申し分のないものであった。相棒がたいそう気に入って買う気満々になっていた。ところがやっとANTが出てつぎこそと思ったらKOMAが出て、次こそと思い待てども待てども出てこない。
走行しているうちにMintなる自転車の噂が…。
kallima


Kallimaはどうなったんだー!と思っていたら、ん?この折り畳み方は、もしや。
そう、このMintこそKallimaの後継だったのだ。実際メーカーの方もそんなようなニュアンスのコメントであった。
その折り畳みはありそうでなかった中折れ縦折、への字形に折れ曲がり、サドルとハンドルはDahonなどとよくにた折り畳み方である。畳んだ状態でサドルを持って転がす事も可能、サドル/シートポスト部分に一工夫あって、ポストは2段伸縮なのだがその一段が折り畳み部分とリンクしてあって折り畳まれると一緒に縮んでいくのだ。アイデア自体はDibrasiとよく似ているが、細かい工夫もあってよくできている。さすが機構に凝るBipod。
折り畳むとかなり小さくなりスーツケースやコインロッカーに入るらしい。重さも9kg台。とするとプアマンズトレンクルでもあるか。

mint-812-300-thumb-320xauto

20081108_12_bipod_mint

14インチは走行性とコンパクトさでは実用的な接点でもあると思う。それに見た目も可愛らしい。
結構、独創的なのだが風貌はいたって平凡、下手をすると1万円自転車に見られかねない。7万近いのにシングルギア、一般人から見たら、なんでこんなに高いの?といわれそう。

乗ってみると、14inchだから高速とは行かないものの、実用上は十分すぎるほどに走る。シングルでも十分。気になるところがほとんどないほどに自然な乗り味である。今回はほかの自転車も同じ条件でたくさん乗ったので、その自然さが特筆できる。能ある鷹は爪を隠すのである。

まあよく見れば、どことなく、さりげなく高級感は漂っている。相棒の第一印象は「かっ、かわいい!!」というもので決して「ふつー」ではなかった。のでアピール力はありそうだぞ。
ぞくぞくするような色気ではないけれど、さりげなくそばにおいておきたいと思わせる、お嫁さん志向かな。

自慢げに乗るのではなく、さりげなく乗りたいね、これは。
キャリア、カゴなどのオプションも用意される予定で、遠距離に向かないなど用途は限られはするが、日常的な実用性は高そうだ。

走行性 ★★★★
携帯性 ★★★★★
汎用性 ★★★★
デザイン★★★
C/P   ★★★



minivelofan at 02:17|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!14インチ | 5〜10万

2009年12月06日

サイクルモードまで待ってね。

ここんとこご無沙汰です。
mint

Brunoとかスギムラとかムラヤマとか気になるのもあるんですが、
試乗できる機会がなかなかなかったり、
そのほか試乗したい自転車が減りつつあったりとか、
さすがにこれだけ乗るとグルメ現象も起こってきます。

小径車もよくいえば定着、過熱的なブームは一段落のように感じますね。
サイクルモードでいろいろ乗ってきてまた続きを書きたいと思います。

今一番気になっているのは、Bipod Mintですね。携行自転車としてよくできていそうです。



minivelofan at 23:10|PermalinkComments(7)TrackBack(0)clip!