2010年09月

2010年09月20日

デフレスパイラル時代の自転車選び 30000円で何を買う?その3Dahon一族

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実は私の親戚縁者の彼方にある有名人がいるとのことを母から聞いて驚いたことがある。真偽のほどは信じられないが、この広い世の中でも不思議な縁というものがあって、おお、おまえも一族ではないか!ということがあっても不思議ではない。
Dahon一族には本家の他に、分家の広がりがあって姓名が変わってしまいながら顔つきをみると明らかに血筋が見えてネット上の意外なところででも目につく。

その顔つきには共通項があって、その折り畳み部分の構造をみると見覚えのある姿に気がつく。
古くからのDahonの移り変わりを見ていると、どんどんモデルがバージョンアップして改良されていっている。Dahonは多くのパテントを有していて、改良以前の機構をOEMとして商売をしているので、それが親戚縁者の血統に残っていっているのである。
改良以前だからとって不良品というわけではない。

価格の安い自転車はパーツ類のチープさはさておき、やはり不良部分が気になる。特に折り畳み自転車場合、フレームや折り畳み部分の不良は重大事故になりかねないだけに非常に重要な部分でもある。この部分の品質は眺めただけではわからない。溶接の精度や技術は見ただけではわからないのであるから、品質管理の面での信頼性にたよるしかない。なので格安自転車は、製造元、輸入元、販売元、販売店などで信頼できる「関所」がどこか必要なのではないかと思う。
そういう意味でDahonパテントは絶対ではないが一定の安心感にはなると思う。

このDahonOEMモデルは2万円台から買えるものが多くお買い得ではある。いくつかは4万円台のものがあるが実売では3万円にかなり近いものが多いので取り上げている。
(なおここで紹介してるものは類似車の試乗経験に依ってるもので、すべて試乗してるわけではありません。ご了解下さい。)

シボレー
DahonOEMの代表的なヒット作。この販売元はいろいろな車プランドの安い自転車をヒットさせている。かつてのボードウオークのペンイトやロゴを変えたモデルで、ハイテンスチールで重め、パーツ類も錆びやすいのが難点だが、走行性能も悪くないし、なかなか美しくお買い得。現在は生産中止らしい。

ルノー
シボレーと同じ販売元がルノーブランドを展開していてここにもDahonの血統がいくつか見える。
ルノーはデザインポリシーがかなりはっきりあって、カラーリングも含めて本家とは違った魅力がある。この中で特に14inchモデルは魅力的で、アルミフレームで軽量、小型、輪行重視モデルとして大変興味深い。16インチモデルもよけいなものがなくて、ここに出ている中では輪行向きで一番好感が持てる。実売で3万円に限りなく近い。

パントーン
ここも同じ販売元。パントーンはデザイン用品ブランドで、それにふさわしくカラフルな展開が特徴。かつての16inchモデルをベースにしていてフレームはシンプルで美しく安心感がある。
バンドブレーキとか16inchで6段変速が有効かは少々疑問が残るが、坂が多い街にはありがたいか。ダイナモライトが装備され価格もこなれていて、短距離の日常使いがメインであれば結構使えそう。

パナソニック
パナソニックもOEMモデルを続けて出している。MetroやかつてのHeliosを思わせるデザインのモデル。フロントキャリアやライトが装備され便利そう。車重が重いので輪行には不向きで、車載や日常利用に適する。

スギムラ/プログレッシブ
以前のボードウオークに酷似したデザインはカラーリングのせいか、これらの中でも平凡な印象で以前のモデルより面白みが減じたけれど、リアキャリアや泥よけが実用的で便利。これも日常利用のほうに向いている。

PONTIAC
これはネット上で見つけたよくわからないモデルだけど、これもダホンでかつて出していたフレームに酷似している。
VブレーキであるところがPantoneより良いけれど、しょうもなさそうな、なんちゃってサスで減点。惜しい。

Yeah
Dahonの量販ブランドでここは結構狙い目なのだが、このモデルももう販売中止になっていそう。(Yeahはヤーと読むらしい、イエーと読んでしまうのは私だけ?)今回紹介する中でもデザインも含めて、まとまりという意味ではかなりいい感じで、アルミフレームで小型軽量、よけいなものはついてなく、それでいて必要なところは押さえてあって、セカンドバイクに欲しいと思わせるもの。

このほかにもコメントの解体屋さんが教えてくれたものやあとから見つけたもの。

courrege(クレージュ)
フランス風のブランドでもともとの本業はフランス発女性服のブランド。以前からDahonOEMで女性向けにアレンジされていて、デザインやカラーリングもお洒落。どちらかというとアメリカンなワイルドさが残るDahon一族の中でも上品なたたずまいで好感が持てる。中身は本家ボードーウオークの以前のモデルに近く、女性には本家と違った魅力があるだろう。

HEAD
コメントで教えていただいたもの。以前のインパルスなどを思わせるものでまとまりが良さそう。今はお求めやすい価格では本家にないこのデザイン、ここに魅力を感じるならいいかも。

Outdoor
ほんの少しだけ血統が見える遠縁。フレームだけのOEM?デザイン重視の厚化粧モデルではあるが、デザインはPOPで魅力的。デザインに価値がありそう。背の高い人には向かない。

MINI
これも遠縁なので取り上げてなかったが、Outdoorが入るならこちらも入れるか。
MINIはデザインとしては車の雰囲気をよく掴んでいて魅力的。デザインが一番の魅力で中身はよーく見ると上記にモデルよりチープ感が垣間見える。デザインに惚れて買うモデル。サス付きの上位モデルもかっこいいけど、14kg超でなにせ重い。折り畳みでこの重さはなー。

街ではよくわからないブランドで他にも見かける。ブランド料とか商品企画の意図などから同じ価格帯でも中身が結構違うし、目的を割り切ればお買い得なモデルもある。
チープなモデルと片付けてしまうのではなく、こういうモデルの中から本当のお買い得を見つけて、節約するとか、アップグレードしつつ楽しむというのは、なかなか粋なのではないだろうか。


minivelofan at 00:23|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!2万円台 | 20インチ