2011年08月

2011年08月31日

災害対策自転車は?その2(番外)

小径車に乗る前はMTBに乗っていた。
当時はまだ珍しくて街乗りとしてはちょっと高め。サスペンションなんてついてない時代。
でもこれはラフな乗り方や使い方にも耐え、かなり長持ちしたし丈夫で随分活躍してくれた。
後年はツーリング用のリアキャリアもつけて荷物運搬にも活躍した。
実はその経験からだけなのですが、釘を踏んだとか、タイヤが減り過ぎてバーストした(!)ということ以外パンクはなかったと思う。
ブロックタイヤは速度とか軽さは不利だけどそういうメリットがある。

このメリットは災害対策自転車としても当てはまるんじゃないか?
災害時、路面がひび割れるとか瓦礫が散乱するとか液状化するとか、とにかくいつもの舗装路と違う悪路の状況が生まれるに違いない。荷物を積む可能性もあるし、丈夫なMTBは災害時に力を発揮しそうだ。
実際中越地震のときにはMTBを駆った自転車部隊が活躍した。

小径のMTBはかなりマイナーな存在なのだが、ここのところファットタイヤやタウンライド系のMTBの人気が戻って来ているせいか、少し車種が増えて来た。
私自身、太めのタイヤがいいんじゃないかと思い少し変えたりしている。(これは後ほど改めて)
久しぶりに乗るとちょい太めもいいのである。
固めの乗り心地が苦手という人にもお薦め。
もちろん普段は街乗りだけど山道とかも走ってみたいという人に一番ぴったり。

で、試乗はしていないのだが、見かけたMTB的ミニベロを紹介。
まずは小径MTBの火付け的な存在なのかな?って思わせるHooligan。意表をつくCanondaleから。
街で時々見かけるから結構人気がありそう。
26,29サイズのMTBはちょっと大げさだなと思う人がいるんじゃないかな?
デザインも個性派、片持ちのフロントフォークが特徴だけど、そうじゃないHooligan8が意外とお得?
上位機種の9もシングルギアと思わせつつハブギア3段とこれまた結構個性派で好感持てる。
ストリート系の派手目のが好きな人とか女性にもにあいそう。
10Hooligan8_man

10Hooligan3_bbq


ルイガノは目立たないけど以前から小径MTBを出し続けている老舗。
Hooliganとは逆にクールにとかさりげなく乗りたいという人に
ルイガノらしくエレガントなムードが街乗りにも使えそう。
もちろん女性にも。

bikes-mv5_wt


スギムラは箱形フレームのミニベロシリーズにあわせてミニMTBをラインナップ。
ルイガノとは逆に男っぽいワイルドなムードを出していて、
このフレームはロード系よりこの方があっているようにも思う。
ミニヴェロの中でも結構個性派。

cx206mt4001

SBXのMC3はMTBというより街乗り入門車というタイプだが、
フレーム形状がMTBを20インチにしたような形状でMTBライク。
安いのでセカンドバイクとして、もっと本格ミニMTB化するとか。
よけいなものがついてないのでお得感高い。

mc3

おお、Meridaもミニヴェロ出したのね!っていうのはMC3に近いイメージでこちらもお買い得。
武骨なメリダにしては小洒落てて、しかも実売3万円台と小径入門としてもかなり有力。

pavea1


今回も試乗はしてないので紹介だけね。
ええ、折り畳みはないの?
ってそんな難しいこといわないで、って思いますが、
それは次回ね。







minivelofan at 00:34|PermalinkComments(6)TrackBack(0)clip!