2011年02月05日

優しい入門モデル Rail CS mini /KhodaBloom

すっかりご無沙汰ですみません。
サイクルモードはなんとか行きました。その時の発見をいくつか書いていきます。
まずは新顔!
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慣れた親しんだ環境というものは居心地がいい。
履き古した靴、長年使った鞄、使い慣れた部屋。
座るだけで希望のものが出てくるなじみの店、眼を閉じていても歩けそうな通勤路。
ぬるめの温泉やこたつのようにぬくぬくと気持ちがいいものである。

新しいことをはじめるのは、複雑な気分だ。
もちろん、新鮮な気持ちやわくわくした気分が気持ちに高揚を与える。力がみなぎってくる。
一方で知らないことからくる劣等感、恥ずかしさ、照れ、時にはプレッシャーで逃げ出したくもなる。
道具選びだって大変だ。
選ぶことは楽しいはずなのに何がいいのかわからない。
高いものはみんな大それたものに見えてしまう。自分の予算はだとばかにされないだろうか?けちけちしすぎだろうか?安っぽいものじゃないだろうか?分不相応すぎるんじゃないだろうか?こんな立派なもの自分に似合うだろうか?
などなど考えるとこれもまた逃げ出したくなってしまう。

これからサイクリングや自転車通勤を始めようというひとに、本格的なものがいいと薦めることはできる。どうせ買うならプロ向け、通向けの高級モデルがいいということは私にもわかる。
だからといってこれから始めようとする人になにがなんでもそういうものを買わなければだめだとは思わない。
確かにプロ用の道具は虚飾や無駄がなくていい。素材や耐久性もいい。
道具のせいにできないので、持った心意気が自分を鼓舞するという心理的な面もある。
しかし使いこなしや管理に技術やコツが必要であったり、何より高かったりするものである。

よくできた入門用のツールというのは実は結構大事であり、難しいのではないかと思う。
初心者はイメージを描いていたり背伸びをしたり、いかにも通ぽく見えることを望んでいたりするからだ。そして商品もそういうところをくすぐってきたりする。すると本来あまり意味の無いところにお金をかけていたり、格好だけ取り繕ったものに惹かれたりする。本当に必要なところを求めやすく提供する。これこそプロの生産者の腕の見せ所ではないか。

さて前置きが長くなった。
最近よく見かけるようになったKhodaBloomなるブランド、これはHodakaの新ブランドで、こなれた価格とでしゃれたデザインが眼を引いていた。
新ブランドが参戦してくる時、ユニクロのようにデザインと価格のバランスが重要なのではないかと思う。お買い得感でお客の信頼を得てブランドを確立していき徐々に利益率の高い高級路線も入れていく、そういう戦略が多い。その意味でKhodaBloomは絶妙だなと感じたのだ。

新規参入ブランドとして新鮮さをみせるデザインとラインナップ展開にはわけがあったのである。このブランドのセクションは女性二人でスタートしたものなのだそうだ。こうしたデザインセンスや価格設定は女性ならではの洗練がある。
女性ユーザーが増えたとはいえ、自転車の世界はまだまだ男の世界だと感じる。男の発想ではこうはいかないだろう。
デザインしゃれていて、安っぽさが無い。ちょっと本格的なムードを出しながら、それでいてマニアック過ぎるところもなく通勤やカジュアルなスタイルにも合いそうである。カラーリングやロゴなどもチープさが無く洗練されている。

デザインと価格の他に言えば、やはり、気配り。
乗り始めるのに必要なものはかなり初めからセットされている。泥よけ、キャリア、ライト、モデルによってはバッグまで。この辺も通な人はいらないとか自分で選ぶのだろうが初心者には便利でどうせ買うのだからデザインも含めてセットされてあるほうがいいのだ。

このブランドに2つの小径モデルがある。
上級のRailCSminiの乗り味もこのコンセプトを踏襲している。すこし太めのタイヤや柔らかめのサドルなどでわかるように、ママチャリとは一線を画しつつもスポーティーになりすぎずママチャリ感覚のお気楽さをのこした乗り味なのだ。安定感は文句ないし、スピードも出そうと思えば結構出る。サドルも固すぎず、ハンドル周りの感触も優しく女性にも抵抗感が少ないだろう。この辺は肌合いを重視する女性らしさではないだろうか?
いろいろついて5万円代、ついでにお財布にも優しい。

このモデルで特に面白いと思ったのがダイナモ。
ダイナパワーというかつて時々見られた発電タイプらしい。シートポスト下あたりで後輪のタイヤに直接密着するタイプ。スポーティーな自転車ではあり得ないが、通勤や街乗りとしては重宝。他にない特徴として面白いと思う。

もうひとつenafCTminiはもっとこなれた価格で3万ちょい。折り畳めないがミニヴェロとしてはお求めやすい一台で、この路線だとBSのVegasの独壇場だがそれとは違うものがいいという方、やはり外装でなければという方にはいい選択肢。お買い物むきだけど、ちょっとしたサイクリングくらいはできそう。

これから通勤、サイクリングを始めたいかたにお薦め。
そうそうカタログもなかなか綺麗ですよ。ぜひ手に入れて下さい。

Rail CS mini
走行性 ★★★★
携帯性 ★
汎用性 ★★★
デザイン★★★★
C/P  ★★★★★








minivelofan at 16:19│Comments(0)TrackBack(0)clip!20インチ | 5〜10万

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