極北の自転車

2008年02月22日

極北の自転車4 タンデムの変幻諸相 そのなるほどと唖然

4bcfaeae.jpg背中合わせタンデムは驚きだが、欧米には様々なタンデムが存在する。特にリカンベントメーカーはタンデムモデルをラインナップしていることが多い。それだけ需要があるのだろう。
リカンベントの短所の一つに後ろの乗り手が背中しか見えないことと一緒に乗っている割には話がしにくいことがあげられる。てなわけでもっと平等感があって会話が楽しめるモデルをということで考えられたのがコメントでも指摘があった半リカンベントモデルで写真の一番上。

これは結構理にかなっていて、コンパクトにもなるし、日本でも実用性高いのではないだろうか?この写真はHaseのものであるが、アメリカBilenkyからも似たタイプが出ていて、こちらはかの高名なおのさんのモデルに試乗させていただいたことがある。前後のペダルは連動していなくて体力差があっても一緒に乗れるし、走行ストレスは少ない。

何が何でも家族で乗りたいという欲望もあるだろう。4人だって乗れる。足が届かなくたって特注するのさ。
これならきっと5人乗り、6人乗りだってあるだろう。

ツーリングで乗るならやっぱりリカンベントじゃなくちゃ。いやいや、リカンベントの2輪タンデムはバランスをとるのがむずかしいでしょうが。じゃあ3輪ならいいんじゃない?ということで3輪タンデムも各社出ている。
なんか楽しそうだなあこれ。しかし、この長さ!分割方式も出ているけど日本人の感覚では尋常ではない。
お値段も尋常ではない。

これでもなんか不平等な気がするワ!と海外のご夫人が怒ったかどうかは知らないが、縦があるなら横があってもいいでしょうとばかりに、横タンデムも存在する。しかも4輪で芸のないことに2台を溶接したようなモデル。しかしこれ、2台で並んで走るのじゃあだめなのか?ねえ。合理的じゃないぞ。

ここまでくるとあきれ気味で作る方も作る方だが乗る方にもあきれてくるけれどこれでも終らない。この形をみてだいたい想像が着くと思うがとことんやるのが欧米人流なのだ。ということで続編につづく。

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2008年01月31日

極北の自転車3 Rowingbike(thys) おかカヌイスト?これぞ超個性派自転車

62d1d9cb.jpg国内だとリカンベントだけでも相当個性派だけど、その中でも異端と思われる自転車があって、その一つがこれ。ちょっと見にはわかりにくいが、ペダルにあたる部分が竿の上を前後する。それとハンドルも前後する。
体育座りのように足をかけて、なんとボートのオールを漕ぐように屈伸運動をするのである!

欧米ではママチャリのような実用の概念が希薄で自転車はスポーツ/レジャーとして捉えられているようだ。この自転車は、そのスポーツ/フィットネスの部分に特化したと言えば理解はできる。
あるいはボートのように鍛えたいけれど、海は遠いし河もないからな…ということも考えられる?

ロードもある意味スポーツに特化しているとも言えるし、そこを極めると世間常識を超えている部分でも似ている。
それにしてもこれは…。

メーカーサイトや国内でも存在するようでリカンベントの動画のサイトで見ることができる。
買うかは別にして乗ってみたいと言う興味は出ますね。
チェーンにあたる部分は、ワイヤーのようなもを使っていてギア関係の機構が独特である。
自転車で全身を鍛えたいあなた、いかがでしょう?

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2008年01月24日

極北の自転車2 rug un rug(Flevo)この自転車はどこに向っているのか

flevo
頭がこっちにムカッちゃっているので連発。
とにかくイっちゃってる自転車の極北はこれ。
なんだこれは! 常識を超えすぎている!
リカンベントでタンデムというのもすでに日本では常識外だが、ライダー同士はなんと背中あわせである!
つまり一人は後ろの景色を見ながら漕ぐのだろう。
しかしなぜに?なぜに背中あわせでなくてはならない?

欧米人の追求はむちゃくちゃではあるが、多くはそれなりに合理性があって、理にはかなっていることはかなっている、しかしこれは理解できない。目的はどこにある?

まあ話がし易いとか、前だけだと飽きるとか、少し車体が小さくできるとかあるのかもしれないが。
しかしこれが少なくとも製品版で2車種出てきた。(下写真)
需要があるということだから驚きである。
ちなみにこのデザインも驚きである。中心に蝶番があってその上にサスがついていてやじろべー状に動くらしい。チェーンの取り回しについては私の理解を超えているのでコメント不可。
変わりもの好きの私も久しぶりに見て再度絶句。
うーむ、すごい。



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2008年01月22日

極北の自転車1 Family triple traveler (Bikefriday) 3人乗り折り畳み自転車!

321cf2a4.jpg世界中の自転車を見聞きしていると(これはまさしくネット社会の恩恵だ)まあ良くもこんなものつくるよなーというものがたくさんある。以前にも書いたが欧米人のこうした追求というのは凄まじいものだ。
そうしたもののなかでぜひとも知らせたいと思うものについて紹介していきたい。
試乗記ですが試乗はしてないのであくまで番外として。

タンデム自転車は観光地などで一度は乗ったことがある人も多いだろうが、これもまた実に不思議な自転車だ。タンデムのメリットというのは実はそう多くなくて、息があったときに馬力が倍増すること、自転車が一台ですむことくらいで、ペダルの回転を揃えなくてはならないし、息が合わないとかえって疲れるし、自転車大きくて高いし…。

一方でやはり一緒に乗ると言う一体感は何物にも代え難い。力と息をあわせてと言うのは信頼確認装置として有用だと思う。なによりおもしろそう。
ということでこの手もたくさんあるのだが実際には置き場所と走行場所の問題がある。
その点Bikefridayのタンデムは分割折り畳みができ収納性と移動性が高い。車とセットならどこにでも行けそうだ。
ラインナプの中にはなんと3人タンデムまである。これは子供一人を含む家族で乗ろうというものだ。これこそ家族の信頼確認装置として有用だろうし、これでの旅なんてわくわくする。
こうなると体験型現代美術作品にさえなりそうだ。

残念ながら国内ではタンデムは走行にかなり制限がある。これについては後に書くけれどもまずは自動車優先主義を排してこの点をなんとか改善して欲しいと思う。


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