みんなの動物病院からのおしらせ

さいたま市浦和区にある「みんなの動物病院」からのお知らせページです

カテゴリ: 設備・医療機械

血液生化学検査(院内で行なう内臓等の血液検査)の機械を
3月に更新いたしました。

これまでとの大きな違いは結果が出るまでのスピードです。
大げさではなく、従来の機械の半分くらいの時間で
結果が出せるようになりましたので、
お待ちのいただく時間も大幅に短縮することができましたし、
お陰で私たちのストレスも大きく減りました。

ただスピード以外、出来る検査内容は全く変わりません。

皆様には直接関係しない部分ではありますが、
こうやって少しずつでも快適なサービスを心掛けて参ります。
これからもよろしくお願いいたします。

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待合室の換気状態の目安として、5月上旬より受付に
二酸化炭素濃度測定機を設置しています。

一般的に動物病院では、特に猫の逃走防止の観点より
診察中の窓開け換気ができません。

当院は、お蕎麦屋さんの建物をリフォームしている関係から、
厨房で使用する非常に強力な換気扇を持っており、
これによる強制換気を常時行っておりましたが、
果たしてどの程度の効果あるのか、
裏付け確認はできておりませんでした。

今回の測定機導入後、待合室に患者様が5人(加えて犬猫も)以上
いらっしゃるときに、試しに換気扇を止めてみたところ、
二酸化炭素濃度は30分程度で800ppmを上回りました。
そこで換気扇をつけてみると、数値はみるみる低下し、
10分待たずに400ppm台に落ち着きました。
常時換気扇を回していると、420ppmより上がることは
ありませんでした。

院内の空気の入れ替えは、当院の高出力換気扇のお陰で
十分すぎるレベルで行えていることが確認されました。
我々も非常に安心できました。

皆様も待合でのお時間を、安心してお過ごしください。


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トリミング業界では「マイクロバブル」や「ナノバブル」といった微小な気泡を発生させる装置でスキンケアを行う機器が数年前より話題になっておりました。

ただし、機械による差もかなりある様で、
果たしてどの機械が良いのか、本当に効果はあるのかなど、私たちも色々と検討を重ねて参りました。そこで実際に各社の機械を使ってみて、当院トリマーが一番効果を実感できた「ナノバブル・オゾンペットシャワー」を、10月よりの導入し、使用を始めております。

細かな説明は下記プリントならびにホームページを参考にしていただければと思いますが、洗い上がりのふわふわ感や、ニオイの改善、皮膚病の子の症状の改善など、正直ここまで期待していなかった効果に私たちも驚いています。

当院にてトリミング・シャンプーを行う全てのわんちゃんに使用しています。
是非、効果をご実感ください。

ホームページはこちら↓
http://www.ilex.ac/product/ozonepetshower/feature.html


↓下記画像はクリックすると大きく表示されます。
オゾンシャワー解説
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待ち時間の短縮と、院内業務効率化を進めるために、25日に院内業務管理システムの変更を行います。


今まで以上にスムースでスマートな診療を皆様にご提供できると、スタッフ一同楽しみにしておりますが、新システムにスタッフが慣れるまで、場合によってはかえってお待たせしてしまうこともあるかもしれません。

 

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。


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「小さなできものができていて、
  とても気になっているのだけれど麻酔をかけるまではしたくない」

こういうお悩みを私たちはよく耳にしています。

腫瘍であれば、基本的には根っこの部分からしっかり取り切ってしまうことが大事です。
また取った腫瘍がどういう性質のものなのか(良性なのか悪性なのか)も
調べておくとより安心でしょう。
麻酔をかけての手術では、ここの部分をしっかり対応することができます。

ただし、飼い主様の中には高齢が故に麻酔に対して抵抗をお持ちだったり、
あるいはその子が病気を抱えていて麻酔をかけたくてもかけられない状態
の場合もあるでしょう。

そういうケースにも対応できるよう、
 「できものを凍結させて自然退縮を促す治療器具(クリヨペンM:CryoPenM)」
                             を導入いたしました。

大きな腫瘍には不適用ですが、①痛みも少なく②局所麻酔さえもいらないので
③短時間で終わります。
麻酔をかけないので④治療費も少な目で済むこともメリットでしょう。

ただし、どうしても①取り残しは生じてしまいますし、②良性悪性の検査もできません。
ここがデメリットだと思います。

既に数件実施しておりますが、経過は良い感じです。
ご興味のある方は、スタッフまでお尋ねください。

メーカーサイト
http://www.sceti.co.jp/medical/veterinary/detail01.html
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お世話にならないのが一番良いのだけれど、いざというときに、
これがあることで救命率を格段に上げられる設備・・・。
開院当初からその必要性が解ってはいても入れられなかった
簡易ICU装置をようやく導入いたしました。

難しく書くと「高濃度酸素による治療が、快適な温度・湿度管理のもとで行える犬舎」。

わかりやすく書くと「呼吸が辛い子たちを少しでも快適にしてあげられるお部屋」です。
ただ酸素を濃くできるだけでなく、お部屋の中で温度も湿度もしっかり管理し
ます。

願わくば、これが必要な子たちが来なければ一番良いのですが・・・。

これがあることで緊急な呼吸トラブルの子が来ても対応ができる、
我々の安心感の方が強いかもしれませんけどね。

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麻酔の管理をより安全に行うために、麻酔生体モニターを新調いたしました。
従来のオムロンコーリンBP508に比べ、より正確でリアルタイムの管理ができます。

画面が大きくなり、タッチパネルで直観的な操作ができるようになってくれたこと、
計測エラーの頻度が格段に少なくなったこと等、
手術をする側としてもより手術に集中できる環境となりました。
非常に優秀で頼れる仲間の登場です。
ご興味がある方はご説明いたしますので、お声掛けください。

少しでも皆様に安心できる医療をご提供できるよう、少しずつですが努力してゆきます。


新しい仲間(フクダME BioScope AM130C) : ツノが2本生えているのがチャームポイント
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