2006年08月

2006年08月31日

あの子たち・・・その後

こんな状態で、よく生き続けてきたもんだなぁ・・・

正視できないようなヒドイ状態で救助されたワンコたち。
毛を刈って、からだをきれいにして、
すっかり「犬」らしくなりました。
あれから10日の間に、少しづつ元気を回復し、
ホッとすると同時に、
抱え持つ障害の深刻さに、こらえきれない悲しみと怒りを覚えています。


VOVで保護している子たちの様子をお伝えします。


10
癸隠亜憤貉保護者宅)
チワワ(黒)/雄/未去勢
前肢・後肢とも障害があり、しっかりと立つ事はできませんが、
フラフラしながらも何とか立って、ごはんを食べに行き、排泄もシートまでしに行きます。
ノミ・ダニのため顔が変形するほどに腫れていましたが、きれいに戻っています。
他の子が正面から顔を寄せると「ヴ〜!」と怒っています。
動けない分、精一杯に自分を守ろうとしているのでしょうか。
おちびちゃんなのに、たくましい子です。

10
No10





No10-2








2323(一時保護者宅)

チワワ/雄/去勢済み
怖がりで、見慣れない人に対して「ヴ〜!」とうなって歯をむくしぐさを見せますが、決して噛むことはありません。
それどころか、すぐに慣れて、「犬が変った」ように、めっちゃめっちゃに甘えん坊さんになり、全身クネクネで擦り寄ってきます。かわいいです!
一度外へ出すと、再びケージに入れるのは至難の業!
わかるヨ・・・二度とあんな生活に戻りたくないよね。

1
2





4
5







25
25(入院中)
パピヨン/雌/避妊済み
心臓に雑音がありますが、日常生活にはまったく気遣いないそうです。
お腹に乳腺腫瘍がありましたが、手術して切除。
とてもきれいな毛並みをしていて、人懐っこくて、おとなしいです。
あんなところに居たとは思えないくらい、優しい表情をした子です。

25

No25-1





No25-2

No25-3








46No 46 ミニチュアダックスフント /雄/去勢手術済み
4〜5歳くらい?
血液検査の結果では、内科的疾患はありません。
フィラリアは陰性、糞便検査後、投薬駆虫もしています。
ノミ・ダニによる皮膚炎があり、脱毛部位多いのですが、回復の見込みです。
栄養状態の偏りからか?歯茎がやせており、口臭がややきついです。歯石除去もしました。
排泄は、サークル内ではシートにできます。
サークルの外では、たまにマーキングをしたがるのですが、気をまぎらして制御可能でしつけ中です。
他の犬・猫とも相性良く、誰にでも人懐こくて、活発です。
あんなところで暮らしてきたのに・・・この明るさ、陽気さには感動してしまうほどです。
うちであずかっています。
ぼく、『ポッキー』だよ!

No46-4
No46-3





No46-1

No46-2









49(一時保護者宅)
チワワ/雌/未避妊・・・・・49






角膜炎で目が見えていません。
足に大きなイボがあり、除去処置しているところです。
じっとして動かず、呼んでもほとんど反応ありません。
重症の心疾患があり、体が急に膨れてきたので、浮腫か腹水か!・・・と心配し、休診中の病院に駆け込んで診察していただいたら・・・・
「よう太りましたねー。毛もはえてきたわね〜。」ホッとして、力が抜けました〜。
一番弱々しい子ですが、しっかりゴハンも食べて、おしっこやウンチもちゃんとシートにして、そこをちゃんと避けて座ってるそうです。
VOVで保護した子の中では、一番容態が心配される子ですが、がんばって生きてます。

49
No49-1





No000-1
No49-3







50(入院中)
シーズー/雌/未避妊いきている50






皮膚炎と眼疾患があります。
陰部から腫瘍が外に飛び出ていますが、避妊手術の際に一緒に切除できるそうです。排泄などに問題はありません。
乳腺の腫瘍もいくつかあります。
顎の骨が壊死しており、処置が必要です。
現時点では、その他内科的には問題ないと思われますが血液検査後詳細判明の予定です。
おっとりとした表情のちょっと寂しそうな目をしたおとなしい子です。

50
No50-1






No50-2

No50-3






No50-4

No50-5








5151(入院中)
シーズー/雌/未避妊
腹部にヘルニアがありますが、避妊手術の際に同時に処置すれば完治します。
現時点では、他に内科的問題はないと思われますが、血液検査後詳細判明の予定です。
眼疾患もありますが、よく見えているようです。
顎の骨が壊死しており、処置が必要です。
皮膚炎が重症で、レスキュー時より赤みは減っていますが、まだまだ痛々しいくらいに全身の皮膚がざらついていて、経過観察が必要です。
見た目に反して?VOVの保護犬の中では一番活発で、激しく?人懐っこい子です。
元気があまってよく吠えてます・・・。

51
No51-1






No51-2

No51-3






No51-4








5252(入院中)
シーズー/雌/未避妊
皮膚炎と眼疾患があります。
顎の骨が壊死しており、処置が必要です。
腹部に小さなヘルニアがありますが、避妊手術の際同時に処置すれば完治します。現時点では、その他内科的には問題ないと思われますが、血液検査後詳細判明の予定です。
体格のよい?とってもおとなしい子です。

52
No52-1





No52-2

No52-3







5353(一時保護者宅)
ヨークシャーテリア/雌/未避妊
内科的疾患などについては現時点では不明です。
保護時には、皮膚炎のためほとんど全身の毛が抜けていて、お肉のかたまりが歩いてるような子でしたが、ちょっとうぶ毛が生えてきています。ヨカッタ。
とても元気で、チョコチョコとよく動き回ります。
愛くるしい表情がたまりません。

No53-4

53





NO53-1

No53-2






No53-3

No53-4









生きている睇毀澄憤貉保護者宅)
チワワ/雄/未去勢
目が見えていませんが、カメラのフラッシュには反応します。
光るたびに、また誰かが触るたびにビクッとして少しおどろいていました。
内科的疾患は不明で、歯がありませんが、食欲はあります。
じっとして、ほとんど動きませんが、撫でると気持ちよさそうに体を寄せてきます。
見ていると、そっと抱きしめてやりたくなるような・・・そんな衝動にかられてしまう子です。

No000-1

No000-2






No000-3







「53匹も!!」

はじめはどうなることかと思いましたが・・・
それぞれ何とか落ち着いて、幸せへの切符は手にしたようです。

でも、たった53匹・・・なのです。

忘れてはいけません。
目を背けてもいけません。

こうして、残り短いかもしれない命を助け、
なんとか幸せになって欲しいと願っている傍らで、
毎日、たくさんの元気な犬や猫たちが
人の手によって”処分”されている・・・という事実を。

”たった53匹”の命を助けることの意味を、
”たった53匹”ではなくしていくための道を、
探り、すすんでいかなければならないと思うのです。


そういった意味でも、まだまだ、これから・・・です。



<お願いです!>

VOVで保護中のこの子たちを助けるために、たくさんの医療費と物資が必要です。
VOVでストックされていた資金も、底をついてきました・・・。
どうか、みなさま、ご理解、ご協力をお願いいたします。



〜義援金振込先 〜

 (郵便局)記号:14770/番号:13084751/名義:V.O.V
 または
 (銀行)紀陽銀行本店営業部/口座番号:1352087/名義:NPO法人VOV

〜物資の送付先〜 

 (郵便局)郵便番号 642-0011
    住  所 海南室山郵便局留め
    名前 NPO法人 VOV

 (クロネコヤマト宅急便)
    郵便番号 記入不要
    住  所 065-051 紀三井寺宅急便センター留め
    名前 NPO法人 VOV



必要なもの-

★小型犬用のゲージ ★サークル ★小型犬用リード ★小型犬用首輪
★ペットシーツ レギュラ ★ドッグフード固形(シニア用) ★ティッシュ
★ペットシーツ ワイド ★ドッグフード 缶詰 ★タオル

VOV


犬の一時保護をしてくださる方、新しい飼い主になってくださる方も募集しています。


よろしくお願いいたします。



minnkuri at 06:55|PermalinkComments(9)TrackBack(0)三重の53匹レスキュー活動 

2006年08月29日

ぼく、「ポッキー」だよ!

あれから、もう一週間になるんだなぁ・・・・

ぼくは、三重県の○○町というところから来たんだ。
真っ暗で、臭くて、たまらなく暑かったり、寒かったりするところ。
上の檻から、おしっこやウンチが降ってくる。・・・嫌だったなぁ。
「ハンショクジョウ」とか、「ブリーダー」とか言われてたな。
まわりには、部屋いっぱい、
ぼくらの仲間が檻に入れられて積み重ねられてたんだ。

ぼくは、からだが痒いだけだったけど、
どこか具合が悪い子もいたようだった。
つらそうに泣いたり、
いや、泣く声すら出せない子もいたな・・・

積み重ねた檻とガレキの向こうに、
外からの光がかすかに差し込んでた・・・
あそこは、どんなとこなんだろうって
何年も、ずっと・・・あこがれてたんだ。

陽のささない場所






あの日、
いつものように、僕らの住処に誰かが入って来た。
ゴハンかな?
「ワ〜イ、うれしいよォ〜!」
みんな一斉に、一生懸命に吠えたんだ、
「こっち見て!お願い、こっちだよ!」
「先にちょうだい!いっぱいちょうだい!」って。
一生懸命尻尾も振って見せたし。

でも、いつもの人とは違ってたんだ・・・。
見慣れない女の人が3人、
顔ひきつらせて僕らのあいだをぐるぐるまわって見ている。
目に涙溜めて、ぼくらに何か言ってくるんだ・・・

・・・ゴハンくれに来たんじゃないの?

外で、いつものおじさん達の声もする・・・・

えっ?みんな順番に、檻から外へ連れ出されてるよ!
みんな、何処行くの?何処へ連れて行かれるの?

・・・ぼくの檻も開けられた。
ぼくをさわってくれるの?うれしいなぁー。
でも、待ってよ、何するの?こわいよ〜
大きな手でぼくは掴み出される。

「いいとこへ行こうね、一緒に行こうね・・・」

女の人は言うんだけど・・・
ここよりいいとこって、そんなとこあるの?
信じられなかったけど・・・

雨が






僕は今、外にいるんだ。

ウンチとシッコと抜け毛のからまったドロドロの古新聞の代わりに
やわらかな、いいにおいの毛布が敷いてある。
そして、思い出したんだ・・・
ぼくがまだ、ほんの小さな仔犬だった頃、
こんな柔らかなところで眠ったこともあったなって。

うまれて初めて、からだも洗ってもらったんだ。
ドキドキしちゃったけど、気持ちよかったなぁ〜
いつもジュクジュク痒くて痛かった背中やおなかも、
もう、今はなんともない。

ここは広くて、いつも明るくて、暑くない。
こんな楽園にいられるなんて、今でも信じられないよ!
夢みたいだ・・・・

一緒に暮らしてる人達がいてね、
みんな、ぼくのこと、じっと見ながら話しかけてくれて、
いっぱいさわってくれるんだよ!
抱っこだってしてくれる!
ぼく、頭の先から尻尾の先までうれしくて、
からだが自然にビンビンクネクネしてしまうほどさ!

大きくて毛の長いやさしいワンちゃんと、
ちっこいおてんばなワンちゃんが
いつも傍にいて、一緒に遊んでくれるんだ。
だから、もう、寂しくない。

ちっこいワンコは、時々内緒で僕を柵の外へ出してくれるんだよ。
オカアサンにしかられてるけどね。

大きいワンコは、僕に礼儀作法を教えてくれる。
結構きびしいんだ。

そうそう、僕らに似てるけど、
なんだか少し違う生き物も3匹いるんだよ。
「はじめまして!」って礼儀正しくあいさつしたのに、
飛んで逃げちゃった。
失礼しちゃうよなぁ〜。

ごはんもおいしいし、オヤツももらえる。
今日も、「サクラさんからよ。」って、ガムもらっちゃった!
う〜ん、こんなおいしいものがあったなんて、
この年になるまで知らなかったんだよね〜。最高だなぁ〜。
でも、他の子に狙われてるからね、油断大敵!
毛布の下に隠して、時々出してはこっそり味わってるんだ。

今日は、初めて「庭」で遊んだよ。
「HACのおじさんからのプレゼントなんだよ。」って、
素敵な首輪に、
おうちのワンコの証明だからって、

「ポッキー」

って書いた札を付けてくれたんだ。僕の名前だよ。

ずっとずっと、あこがれてたんだ・・・
僕の名前、僕の名前、
「コイツ」じゃない、「犬」じゃない、「ワンコ」じゃない、
「ダックス」じゃない、

「ポッキー」さ!

うれしくてね、呼んでくれたらしっかり見るよ!
おすわりだって、覚えたんだから!

ずっとずっと、ここにいたいけど、
ぼくをもっとかわいがってくれる人を探すんだって・・・

誰か、ぼくを家族にしてくれる人いませんか・・・
まだまだ世間知らずなぼくですが、
これから、もっとおりこうさんになるからね!

がんばるワン!



ぽっきー

minnkuri at 06:55|PermalinkComments(8)TrackBack(0)三重の53匹レスキュー活動 | ポッキーのこと

2006年08月27日

VOV保護犬の近況です

あれから一週間。
生き地獄の繁殖場から救い出された53匹ものワンコたち・・・

レスキュー時の様子

状態の悪い子は動物病院に入院、それ以外の子は一時保護先に引き取られ、それぞれとりあえず何とか落ち着くことができました。

なんせ、数が多いので・・・どんなに必死になっても、充分なことはしてやれないかもしれません。
それでも、あの悪夢のような状況に置き去りにされるよりは、
ガス室送りで殺処分にされるよりは、ずっとずっと、マシなはず。

奇跡的に手にした幸せへの切符。

そう、まだ切符を手にしたまでなのです・・・

それを受け取り、彼らを抱き受けてくれる人が一刻も早く現れてくれることを、
ワンライフ・VOVをはじめ、このレスキューに関わった多くの人が、
心痛め、応援してくださった多くの方が、
心から祈っています。

すべてのワンコたちの情報は、
ワンライフ
で公開されています。


ここでは、VOV保護の子たち10匹の近況をお伝えしたいと思います。

No10チワワチワワ  雄
年齢は、比較的若い?ようです
ノミ・ダニの寄生とそのアレルギーで顔面が変形していました。
内科的疾患なし
皮膚炎がありますが、回復する見込みです。
後ろ足が動かない状態(原因不明)だったのが、今は少しづつ立って、フラフラしながら水を飲みに行っているそうです。
食欲は旺盛です。


No23チワワ チワワ  雄(去勢手術済み)
歯もきれいで比較的若いと思われます。
内科的疾患なし
皮膚炎あるも回復の見込みあり
非常に元気で活発です。
何かを怖がる時にうなりますが、噛むことはないそうです。




No25パピヨンパピヨン

皮膚状態良く、きれいなかわいい子です
乳腺腫瘍がありましたが、手術を行って、現在入院中です。
とても人懐こい子です。


No46 ミニチュアダックスミニチュアダックス  雄(去勢手術済み)
4〜5歳くらい?
内科的疾患なし(血液検査済み)
糞便検査・投薬駆虫済み
ノミ・ダニによる皮膚炎あり、脱毛部位多いのですが、回復の見込みです。
栄養状態の偏りからか?歯茎がやせており、口臭がきつい(歯石除去実施)
誰にでも人懐こくて、活発
他の犬・猫とも相性良い
排泄はトレーニング中だが、サークル内ではシートにできます。
この子はうちで預かっています。


No49シーズーマルチーズ 又は チワワ 雌
かなり高齢です。
かなり重症の心疾患があります。
角膜炎で眼が見えません。
皮膚炎と、足に大きなイボがあります。
ほとんど動かず、呼んでも反応なく、見た目にも苦しそうです・・・。
それでもゴハンはちゃんと食べて、いいうんちをしているそうです。


シーズー
シーズー





シーズーシーズー
この3匹については、重症のため入院して様子をみています。
皮膚炎と眼疾患あり
内科的疾患もあるようですが、今のところ情報不足で不明です。
歯石が原因で顎の骨が壊死しているものもいるそうです・・・


ヨークシャーテリアヨークシャーテリア  雌
3〜5歳くらい
内科的疾患なし
皮膚炎重症で、からだの毛がほとんど残っていませんが、回復する見込みです。
非常に元気で、よく動き回っています。





No不明チワワチワワ  雄
かなり高齢です。
心疾患と、皮膚炎あり。
角膜炎のため、目が見えません。
活気はありませんが、ゴハンはよく食べるそうです。





不明確な点が多く申し訳ありませんが、わかり次第お伝えしますので。

すべてのワンちゃんが、”普通に暮らせる幸せ”を待っています。

新しい飼い主さんの募集に、皆様、どうかご協力をお願いいたします。



minnkuri at 21:14|PermalinkComments(14)TrackBack(0)三重の53匹レスキュー活動 

2006年08月26日

今回のレスキューを批判しておられる方へ

今回のレスキュー活動を中心になって勧めてくださっている団体のことを、批判・誹謗・中傷する声が聞こえてきているようです・・・

本当に、残念で悲しいことです。

コメントに入れさせていただきましたが、もう一度、ここで同じことを訴えさせていただきたいと思います。

『現場で実際にレスキューに携わった者です。
私は他の団体から応援で参加しました。
私は普段から、”レスキュー””譲渡”の繰り返しだけに終わってしまう「尻拭い」的活動のあり方には疑問を感じています。(wan lifeさんは違いますよ!)今回のレスキューを批判しておられる方々がお持ちの意見もよくわかります。

しかし、
”現場”も見ずに、経緯だけを聞いてすべてを判断しないでください。

知識も、技術も、経験もあり、選択すべき”理想の手段”も理解していながら、
「臨機応変」な対応が求められる時もあるのではないでしょうか。

また、世の中をかえていくためのアピールの手段には、様々な方法があると思います。
今回のやり方がまずいとおっしゃっている方も、「不幸な命」をなくしていくという到達点は重なっているはずです。


正しいやり方、より効率よい、効果のある取り組み方を検討し、話し合い、時には批判しあうことも必要だと思います。

が、今は、
納得できない部分やこだわる部分がおありなら、そのためにご自身ができることを前向きに実践・協力されてはいかがでしょうか。

山崎○子先生も講演の中でおっしゃってました。(動物愛護活動をやっておられる方なら、ご存知ないはずないですよね。)

「動物愛護活動を妨げる一番大きな壁は、
愛護団体同士の”I care more than you!"という意識である。」と。

まったく、その通りだなあと、今回の件についても感じています。』


・・・

間違いや
違いを探して批判しあうのではなく




・・・・
できることを持ち寄って




・・・・・
本当に大切なものを守り、実現していきませんか。




minnkuri at 07:35|PermalinkComments(12)TrackBack(0)三重の53匹レスキュー活動 

2006年08月25日

生きる力

レスキューから4日目・・・

この短い期間の間に、色々なところで、色々な形で、本当にに多くの方が53匹のワンコたちのために救援の手を差し伸べてくださっています。

「何もできないんですが・・・」
「こんなことしかできませんが・・・」

皆さん、そんな風におっしゃってくださるのですが、
とんでもない!

目をそらさないで、この状況を見ていただくこと、
感じていただくこと、
そして、この事実をまわりの方に知らせ広めていただくこと・・・

目先のレスキューだけでなく、それを、こんなひどい状況が起こらないようにすることに繋いでいくためには、そのことが一番重要だと思うのです。

できる人が、できる形で、
どんな小さなことでも、
たくさん集まれば大きな力になる。

心傾けて下さっている皆様・・・本当に心から感謝です。


さて、ワンコたちの状況ですが、
WAN LIFEさんの一時保護されている子については、
ワンライフ
をご覧ください。WAN LIFEさんの対応の速さには脱帽!です。

レスキューされた子全部のリストは、
ハッピーハウス
でわかります。

和歌山VOVで保護している子の個別の状況は、現在確認中です。
対応が遅くて申し訳ありません・・・。

曖昧な形ですが、私が今知っている範囲でとりあえずお話ししたいと思います。

一番元気なのは、うちで預かっているミニチュアダックス(オス)です。
詳しいことは昨日書いていますので。

チワワが3匹、そのうち一匹は、内科的疾患がある模様で、ほとんど元気がありません。(写真無し)
4もう一匹は、健康状態は悪くないのですが、人に対して警戒心が強く、うなったり、咬むこともあります。ただ、状況が状況なので、ストレスがかかっているせいもあり、ゆったりと安心させて接してやれば、普通に接して抱いてやることもできます。心のリハビリの必要な子です。

6もう一匹は、ノミとダニのせいで、顔の形が変ってしまっている子です。





5この子はヨークシャーテリア
ノミダニによる皮膚炎で、カラダの毛がほとんど残っていません。
眼疾患もあるようですが、とても元気でちょこちょこ走り回っていました。人懐こいです。

7パピヨンです。
とてもかわいい顔をして、毛並みもきれいなのですが、乳腺腫瘍があり、手術が必要です。ただ、心疾患もあり、老齢であるため、もう少し健康状態を改善してからになるそうです。手術さえ済めば、心疾患は日常生活に差し支える程度ではなく、よい状態になるそうで、この時もよく動き回っていて人懐こかったです。

あと4匹はシーズーです。
どの子も眼疾患や内臓疾患、腫瘍や認知症を持っていて、健康状態はよくありません。
3この子は見た目はとても元気で、ずっと動き回って吠えていました。人懐こいです。




2
8






1あとの3匹は、元気がありません。
特にこの子は、この状態でずっとケージの隅で震えていて、呼んでもまったく反応ありません。




(本当に曖昧な情報で申し訳ありません。詳しいことは早急に把握してお伝えしますので。)

見る度に、胸が締め付けられるような状態の子ばかり・・・・
でも、ごはんをあげると、みんなしっかり食べているそうです。
一番最後の重症の子ですら、ヨタヨタしながらシートの上まで動いて、排泄しようとしているそうです。

救出した時は、こんな状態で生き続けられるなんて信じられない程の状態だったのですが、

それでも、この子らは生きてきたのです。
生き地獄の中を、生き抜いてきたのです。


この子らの、生きる力に望みをかけて、
充分なことはできませんが、私もがんばります。
みなさま、よろしくお願いいたします。



minnkuri at 08:39|PermalinkComments(4)TrackBack(0)三重の53匹レスキュー活動 

久々のオビセミ

53匹レスキューでどたばたしつつ、気になりつつも、
我が子も大事っと
予約していたオビセミに参加してきました。

今回は、初参加の明希ちゃん、そしていつものお仲間トコちゃんとシェヴァちゃんも一緒です。
あきちゃんとママはお疲れでしたが、
明希ちゃんは、最後までやる気満々でした。
さすがだ!



シェヴァちゃん肛門腺の手術が済んで、
おしりの「マルハゲリータ」もほぼ完全回復!
良かったね、シェヴァちゃん!



トコたんとトコちゃんは、しつけインストラクターのY先生のところの坊やです。
クッキーより若いのに、と〜ってもおりこうさんなんですよ!



久しぶりで、楽しかったし、勉強になったけど、講義ではちょっと眠かったりして・・・。もったいないことしちゃったわぁ〜


さて、うちへ帰ると、あーちゃんがポッキーに”お座り”を教えていました。

ポッキー
「ポッキーね、オヤツ見せたらお座りするようになったよ!座った時に、『オスワリ』ってゆーたらええんでしょ。もう、だいぶんできるよ。」

うん、さすが我が子じゃ!(親バカ



おつかれクッキーは、帰ってからもバテバテでした。
オビセミでも、暑さのせいか、後半まったくやる気なし・・・


まあ、そんなことも、あら〜な〜・・・



minnkuri at 07:35|PermalinkComments(2)TrackBack(0)しつけ・トレーニング 

2006年08月23日

VOVの一時保護犬

三重のブリーダーの飼育放棄犬、53頭。
半端な数ではありません・・・。

そのうち、状態の悪い子を10匹をVOVの会員宅であずかっています。
治療をしながら、譲渡可能な状態になるまでケアしなければなりません。
一時保護に協力してくださる方を、緊急に募集しいています。
VOV

獣医師の診察の結果や性格等、詳しい状況がわかり次第、掲載していきますので。

とりあえずは、病院での写真をのせておきます。
一匹、チワワの画像が不足してますが・・・

1
2






3
4






5
6






7
8






そして、このミニチュアダックスちゃんを私が預かっています。
オス、(去勢済み)4歳くらい
人懐こくて活発
他の犬とも相性良い
フィラリア陰性
内科的疾患なし
糞便検査・駆虫済み
皮膚炎治療中(脱毛部位多い)
歯槽膿漏で口臭きつい
トイレシートに排泄します
ほとんど吠えません

9
9






9
不潔な環境の影響で、脱毛部位が多いのですが、
現在治療中。
いずれは毛がはえそろって、きれいになると、獣医さんがおっしゃってました。
この子は譲渡先を募集しています。

とってもかわいい、いい子です。




minnkuri at 11:56|PermalinkComments(9)TrackBack(0)三重の53匹レスキュー活動 

2006年08月22日

それでも生きている

糞尿にまみれた「生き地獄」・・・

ネットの動物愛護関係サイトで見たことはあったけれど、
現場を目の当たりにして、やはり絶句・・・。

「事故と病のため飼いつづけることができなくなったたブリーダーの犬達を助けてやってほしい・・」
というSOSがVOVに寄せられた。
残念なことに、まだまだ弱小組織のわれわれVOVには充分な力もなく、田辺の「ワンライフ」という愛護団体に協力を依頼し、三重県鷲尾市へ犬達をレスキューしに行って来た。


熊野
朝3時起き、4時出発。
熊野の、深い霧の中を、重い不安を抱えつつ、走る、走る・・・・


「一人で100頭もの犬を抱えて繁殖していた」らしい・・・・それだけでも充分悲惨な状況は予測つく。
ブリーダー?繁殖屋?・・・きっと、それ以下。

100頭のうち、50匹は、ブリーダー仲間が引き取ったとか。
きっと、状態のいい子を抜き取ったその残りの子達なんだ・・・・

現場に到着すると、飼い主の身内という方が3名待機していた。
「ほんとうにすみません。もうかなり以前からヒドイ飼い方していたので、中はかなり悲惨な様子です。犬たちも本当に可愛そうな状態です。どうか、助けてやってください・・。」
何度も深々と頭を下げられる。
入り口
ここで”ブリーダー”をしていたという犬たちの飼い主は、脳腫瘍を患って体調悪くなった上に交通事故にあい、復帰できる可能性は無いらしい。

ブリーダー仲間?が犬の半数を引き取ったあと、身内が盆休みを使って世話していたものの、結局もてあまし、21日に”処分”の話が進んでいたのだとか。

とにかく中を見よう・・・本当はこわいのだけれど・・・
中へ

陽のささない場所





薄暗い部屋に足を踏み入れると、犬達が一斉に吠え始める。
そして、蒸れてよどんだ空気の中、形容しがたい生臭い悪臭に包まれる・・・
臭い、暑い
生き地獄





いる・・・いる!!
生きた犬達がいっぱいいる!
重ねたゲージ
物が散乱





全身ドロドロ
糞尿まみれ、毛は抜け落ち皮膚はズルズル
でも、動いている・・・
反応無い子





そして・・・きたないゲージ
見ている
白内障





見つめるじっと食い入るように見ている・・・
静かに見ている





疥癬
そして、みんな尻尾をちぎれんばかりに振っている・・
私を見て、
うれしそうに
こんな生き地獄の中で・・・

みんな、もっとつらそうに、悲しそうにするのよ。
こんなところで尻尾なんか振らないで・・・
涙があふれそうになる。
でも、泣いてるどころじゃない。

まわる子
目がつぶれ膿が出ている
見えないのに、気配で人を追っている・・・
ヨーキー






大きな乳房
大きな乳房
ここで、何度子を産まされたのか・・

”ブリーダー”?これが?


奥に一匹トイプー






どろどろのケージ
ケージも床も、糞尿でズルズルドロドロ・・・床







・・・どこからkatute






・・・・何が狂ってしまったのだろう・・・・過去の栄光







外へ


さあ、とにかく連れ出そう。


ポメ
見ている





寄り添う
何の種類





48匹目を連れ出したところで、
犬達の世話をしていた人が言った。

「あと、奥の部屋に、もっとヒドイ状態の子が5匹いるんですが・・・
 もう、以前から飼い主に処分せんかぁゆうてたんですが、
 殺すのはかわいそうやゆうて、そのまま置いてるんですが・・・
 どうされますか?」

「全部連れて帰ります。」

ワンライフのSさんがはっきりと即答。
犬保護の修羅場をたくさん乗り切ってきたSさん。
「何とかするわよ。」と、ポジティブなオーラを発しながら、
明るくしっかりとした対応で、テキパキと事を運んでいる。
動物達への熱く深い想いと、豊富な経験と、
広く確実で信頼性のあるネットワークとに裏打ちされた自信が満ちている。

「虐待されている動物保護の時なんか、『うちの犬だ。』って所有権ふりかざしてなかなか引き取らせてもらえないのよ。それに比べたら、今回はほんとに楽な作業よ。」

Sさんの気迫とパワーに後押しされて、最後の5匹に対面する。

この部屋から・・・
奥の部屋
こんなになるまで






ひどい
・・・・・






いきている
生きている





暗く、汚くて、臭くて、暑くて、寒い・・・
痛みと、かゆみと、
さびしさと・・・・

いったい、どれだけ長い年月を
生きていることだけに費やしてきたのだろう・・・・


とにかく積み込むさあ、車に乗せよう積み込む






雨が雨も降ってきた・・・

一刻も早く連れ帰って、
きれいにしてあげよう。


痛みや、かゆみを取って、
この子らを
抱きしめてくれる人を探そう・・・・



田辺のSさん宅では、トリマーや訓練士助手達が待っていた。
獣医師の手配も整っており、段取り良く、犬達の状態に合わせて仕分けて運んでいく。
シッポをふる子
トリミング中






トリミング済みきれいになっていく子たち。
重症、重体の子もたくさん、獣医師の元へ送られていく。
でも、53匹、なかなか追いつかない・・・
Sさんからの連絡を受けて、大阪や遠く名古屋からも応援部隊がこちらに向かっている。
みんな、深く強い志ある方たち。

わたしは、
指示されるままにウオサオしながら充分な手伝いもできず、
申し訳ない思いを残しつつも、
夜の仕事があったため、ここで帰らせていただいた。

今回のことは、氷山の一角。
日本全国に”ブリーダー”とはとても呼べないような「繁殖屋」がたくさんいて、
今も、無残な状況の中で生き永らえている動物達がたくさんいるのだ。
すべてではないし、これほどひどくはないにせよ、
ペットショップに並ぶ子たちのかなりは、
これに近い環境のなかで産み落とされ、かき集められ、箱詰めにされて
送られているのだ。

動物愛護法が改変されて、少し光が見えてきたようにも思えるが、
金のためなら、あの手この手でスキをついて逃れる連中もいる。
何とかしたい。
何ができるのか。

VOVだけでは、何もできなかった。
ワンライフと、そのネットワークにある団体や個人の力があったからこそ
ここまでの思い切ったレスキュー活動ができたのだ。

犬を積んで帰る車の中で、Sさんが言っていた。

「私は活動のためなら、どんな団体とでも協力しあうのよ。『あんな団体とよく一緒にやるわね・・』って言われることもあるけど、やり方は違っても、一番大事な思いは一緒でしょ。合わせられるところをみつけながら、たくさんある団体や個人みんなが少しづつでも手を合わせたら、どれだけ大きく世の中変えてゆけるかと思うのよ。」


今回のレスキューは、まだまだこれからが本当に大変なところ。
莫大な費用と、人手と、時間がかかる・・・。
私もできるだけ多くの人に伝え、知ってもらい、できそうなところを見つけて協力していただけるようがんばっていきたい。

このブログにお目通しの皆様も、
どうかご協力よろしくお願いいたします。

〜義援金振込先 〜

 (郵便局)記号:14770/番号:13084751/名義:V.O.V
 または
 (銀行)紀陽銀行本店営業部/口座番号:1352087/名義:NPO法人VOV

〜物資の送付先〜 

 (郵便局)郵便番号 642-0011
    住  所 海南室山郵便局留め
    名前 NPO法人 VOV

 (クロネコヤマト宅急便)
    郵便番号 記入不要
    住  所 065-051 紀三井寺宅急便センター留め
    名前 NPO法人 VOV


必要なもの-

★小型犬用のゲージ ★サークル ★小型犬用リード ★小型犬用首輪
★ペットシーツ レギュラ ★ドッグフード固形(シニア用) ★ティッシュ
★ペットシーツ ワイド ★ドッグフード 缶詰 ★タオル

VOV


犬の一時保護をしてくださる方、新しい飼い主になってくださる方も募集しています。


53匹、みんな幸せになれ!





(お願い)

このレスキューに関する画像その他の「著作権」は
すべてNPO法人「VOV」にあります。



お問い合わせその他は、お手数ですが、
「VOV」までお願いいたします。

リンクはもちろん歓迎いたしますが、
動物愛護を語った詐欺行為など防止する意図でお願いをしています。
お手数で申し訳けありませんが、
ご協力をお願いいたします。



minnkuri at 11:55|Permalink三重の53匹レスキュー活動 | ポッキーのこと

2006年08月21日

犬52匹のレスキュー

今日、朝4時に出発して、三重県尾鷲市まで、元ブリーダーの飼育放棄犬52頭のレスキューに行ってきました。

現場は、見るに耐えない惨状でした。
報告したいのですが、ずっと運転し続けて、夕方和歌山に戻ってからも、すぐそのまま夜の仕事(職場の盆踊り大会)があり、帰宅したのは10時過ぎ・・・

今は頭が働いてません。
とりあえず、下の画像をごらんください。

詳細は、また明日にでも・・・。

入り口


この建物の中




中をのぞく


入り口より中を覗く




陽のささない場所




陽の差さないところ



重ねたゲージ



暗い、臭い、暑い、汚い・・・・・



覚悟がいります。



minnkuri at 00:19|PermalinkComments(11)TrackBack(0)三重の53匹レスキュー活動 

2006年08月19日

犬50匹レスキュー!

たいへんだぁ〜〜
VOVからの連絡で、明日早朝から三重県に50匹のワンコをレスキューしに行くことになりました!

100匹の犬を飼っていたブリーダーが交通事故?で飼い続けられなくなり、知り合いか親戚かが50匹までは何とかしたらしいのですが、(どうしたんだろう・・・?)残りを来週月曜日期限で”処分”の予定だとかそんなぁ・・・

詳しい状況は行って見ないとわからないんですが、田辺で犬のレスキューと譲渡活動を熱心にやっておられる「ワンライフ」というグループが、残り50匹をとりあえず引き取ってくださることになっています。
私は、そのお手伝いに。

基本的に、商売で使っていた犬ですからね、自分らで最後まで責任もって対処してやれよとも思うし、こんなぎりぎり期限直前でボランティアだのみなんて無責任やんか!と思ってるんですが・・・処分されるワンコたちには罪はありませんからね。仕方ない。

どんなことになるかわかりませんが、とりあえず、明日朝早いので、今日はもう寝ます・・・。

ではまた。



minnkuri at 20:49|PermalinkComments(1)TrackBack(0)三重の53匹レスキュー活動