2014年06月

2014年06月28日

オオセスジイトトンボその後

天候が不順で車から離れられない。

先日狭山丘陵を歩いていたら突然雷が発生し、山の中での雷鳴のすごさに生きたここちがしなかった。

駆け込む場所を見つけてあったので、さいわいにもカメラを濡らさずにすんだが、二度と経験したくないと思った。

それからは梅雨が明けるまでは、直ぐに車の中に逃げ込める場所で撮影することに決めた。

きのうはオオセスジイトトンボのその後の観察に出かけた。

昨年草が刈り取られたせいか、今年もクロイトトンボやセスジイトトンボの姿が少なく、オオセスジイトトンボの食料が不足しているせいか、初めて共食いしている光景に出くわした。

一昨年までは今頃の時期だと産卵するカップルが池の中でたくさん見られたが今年は一対しか確認できなかった。

昨年から個体数は減少しているように思えるのだが。



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成熟した♂は警戒心が強く近づけない
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♀が♀を捕食している共食い
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産卵カップルはこの一対だけ
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オオモノサシトンボも見られた
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2014年06月25日

キイロサナエ定着

地元で見つけたキイロサナエがいた場所に、定着しているか今日も訪れてみた。

午前中の二時間だけだったが、♂が2頭縄張りを形成していたので、♀が産卵に訪れるのではないかと様子をみていた。

11時30分ころ水面を飛ぶ個体を発見し、近づいてみるとキイロサナエの♀だった。

卵塊を尾の先にためこみ、3回ほど打水して飛び去った。

キイロサナエが定着している場所だと確信が持てた。



縄張りを形成する♂
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産卵する♀
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mino621 at 21:46コメント(0)トラックバック(0)トンボ 

2014年06月24日

キイロサナエしたたかに

地元のキイロサナエは生息場所がコンクリートの側溝になってしまったため、昨年から姿を消してしまったが生き残ったと思われる個体が、少し場所を変えて生息していた。

♂だけ2頭見られたが来年も見られるとは限らない。

環境を奪われてもしたたかに生きているキイロサナエに感動を覚えた。



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真昼は暑さを避けて腹部挙上行動をとる
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人が近づくと木の上に飛び立つ

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mino621 at 19:52コメント(0)トラックバック(0)トンボ 

2014年06月23日

オオシオカラトンボ産卵

先週あたりからオオシオカラトンボをたくさん見るようになった。

まだ新鮮な個体だが、もう産卵行動を開始している。

オオシオカラトンボは♀が産卵するときは、♂がその上空で脚を出したまま護衛することが多い。

他の♂が侵入してきたときに、つかみかかりやすいためなのかは定かでない。

この♀は単独で産卵していた。



オオシオカラトンボ交尾態
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産卵中の♀
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mino621 at 10:47コメント(0)トラックバック(0)トンボ 

2014年06月22日

平地のトンボ

歳のせいか、珍しいトンボを追いかけて遠い場所まで遠征するのが億劫になったこの頃は、平地のトンボをきっちり撮ろうと近場にでかけることが多くなった。

平地の普通種といえども、ショウジョウトンボやコシアキトンボの交尾態など、まだ撮影できていない。

飛びながら交尾し続け、しかも短時間で交尾を解消してしまうこれらのトンボの交尾態を撮影するのは本当にむずかしい。

今年こそはと挑戦しているのだが、いまだに撮影できていない。

希少種を追いかけて普通種をおろそかにしないように、平地のトンボの良いところが引き出せれば最高だと考えるようになった今日このごろ。

何だか年寄の言訳みたいに聞こえる。



最近撮影した平地のトンボたち
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今年はじめてのチョウトンボ
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2014年06月20日

目標達成

今年の目標にアオヤンマの交尾態を撮影することを挙げていた。

アオヤンマの活動は今が全盛なのになかなか♀の産卵や交尾態に出会わない。

♀が草むらに飛び込むのを見るのは朝が多い。

朝早くでないとだめなのかと思っていたら、午後3時ころに偶然交尾態を発見した。

♀は♂の活動が活発でない朝と午後を選んで産卵に訪れるようだ。

♂が一匹も縄張り飛翔していない草むらをなんとなく眺めていたら、かすかに♂の頭が動き、何だろうと近づいてみたらアオヤンマの交尾態が止まっていた。

逃げないように遠巻きに撮影しながら近づいたが、気が付かれて、飛んで草の中に消えてしまった。

偶然が作用しないとこんな機会はめぐってこない。



アオヤンマ交尾態
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mino621 at 15:05コメント(0)トラックバック(0)トンボ 

2014年06月19日

キイロサナエ再び

キイロサナエの♀の産卵場所を探したくて再び千葉に出向いた。

キイロサナエは広い場所に分散していて♂が集まっている場所が特定できない。

唯一、見つけたのがコンクリートの溝の周りで、3頭の♂がその近くで縄張りを形成していた。

コンクリートの溝には♀は産卵に訪れないはずだが、よく中をのぞきこむと、流れのしたはドロでおおわれ、コンクリートがむきだしになっていなかった。

きっとこの溝に♀が産卵に訪れるのだろう。

しばらく待ってみたが♀に会うことはできなかった。



縄張りを形成するキイロサナエ
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溝に巣を張ったクモに捕まったキイロサナエ
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2014年06月18日

春と秋の同居

春先一番に活動するシオヤトンボやハラビロトンボがまだ活動しているというのに秋に活躍するアキアカネやノシメトンボが顔を出し始めた。

トンボ暦では春と秋が同居している感じだ。

今年は秋のトンボの誕生も早いので真夏に活躍するマルタンヤンマやネアカヨシヤンマなどはいつもの時期をまっていると顔を見られないで終わってしまいそうだ。

7月初旬から見回らないと撮影のタイミングを逃してしまうかもしれない。

今年は5月初旬にムカシヤンマやサラサヤンマが活動したらしく、撮影の時期を逸してしまったらしい。

夏のトンボには出遅れないようにしないと。



春先一番に活躍するシオヤトンボもまだ活動している。
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ハラビロトンボも活動中
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秋に活動するアキアカネが羽化を開始した

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ノシメトンボもたくさん見られるようになった
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mino621 at 09:55コメント(0)トラックバック(0)トンボ 

2014年06月12日

ウチワヤンマの季節

先週は目にしなかったウチワヤンマが活動を開始した。

先日の大雨の後、都の公園で2頭だけ見たが、地元の公園でみたのは今年はじめてだ。

ウチワヤンマとコフキトンボとは活動時期が重なり、両者とも池の中に突き出ている杭などに静止するのが好きなため、しばしば場所取りが始まる。

たいていはウチワヤンマに占領されてしまうが、小さなコフキトンボは血気さかんで、何倍もあるウチワヤンマに立ち向かうこともある。

コオニヤンマなら、即捕まって食べられてしまうのだろうが、のんびり屋のウチワヤンマは相手にせず、ピクッと体を動かすだけで知らん顔。

コフキトンボも小型ながらトンボの中では一番洗練されているのではないかと思われるくらい飛翔スピードは速く、池の中を旋回しているオオヤマトンボでさえ追尾されることがあるくらいだ。

ウチワヤンマぐらいには捕まらない自信があるのだろう。



静止しているウチワヤンマにチョッカイをだすコフキトンボ
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ウチワヤンマに一等地を占領され、仕方なく下に止まるコフキトンボ
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一等地で縄張り占有
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2014年06月11日

アオヤンマに出遅れた

今年は川のトンボを優先したのでアオヤンマの撮影シーズンを逃してしまった。

アオヤンマは5月中旬の未熟体のうちが撮影しやすいが、もう成熟して草の中を飛び回ったり、止まって休んでも草の緑に溶け込み、なかなか探すのがむずかしい。

きのうは雨との予報だったが、晴上がったのでアオヤンマの交尾態にでも出会えればと遅ればせながら出かけた。

♂はたくさん縄張り飛翔しているのだが、♀が産卵にやってこないので交尾態は成立しない。

♀の産卵時間を把握しないと難しいのかもかも知れない。


縄張り飛翔に疲れて静止するアオヤンマ♂
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草の中を縫うように縄張り飛翔するアオヤンマ♂
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mino621 at 08:37コメント(0)トラックバック(0)トンボ 
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