2015年10月

2015年10月17日

地元のキトンボ

毎年一度は訪れている地元のアカネ属の宝庫を訪ねた。

今年は全般にとんぼたちの活躍時期が早いので、時期を逸しているかと思ったらまだたくさんのアカネ属が活動していた。

5年前と比べればキトンボの姿は寂しく、♂でも5匹くらいしか確認できず、連結産卵しているペアーはやっと一組を目にしただけだった。

時期が遅かったのか、数が減ったのか分からないが、だんだん厳しくなってきているのも事実だ。

10時半ころ到着したが、キトンボのほとんどの♂は縄張り飛翔していて時々しか止まらない。

連結産卵しているペアーに会ったのは正午丁度だった。

午後からのカトリヤンマの飛翔写真はあきらめて早々に帰路についた。


縄張り飛翔している♂
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静止
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産卵しているペアー
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2015年10月16日

自然光で

カトリヤンマは10月も中旬になると夕日が照り付ける明るい場所でホバリングを始める。

飛翔写真を自然光で撮影できるチャンスなのだが撮影技術が未熟なのかカトリヤンマ本来の目の輝きが出せない。
 
自分はフラシュをたいて目の輝きを出したカトリヤンマの写真の方が好きだ。



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2015年10月15日

アキアカネ三連結で産卵

久しぶりに田園地帯を歩いてみた。

稲刈りが終わった田んぼにはまだうっすらと水が残っている。

こんな水たまりをどうして探すのか、何組かのアキアカネのペアーが産卵に訪れていた。

産卵を撮影しているとぎこちない飛び方をしている連結体が目にとまった。

何と♂ー♂ー♀の三連結体だった。

スムーズな飛び方で♀も産卵できているような体制であったが、やはり無理だったようで、わらに留まった瞬間に先頭の♂が離れて最初のペアーに戻った。





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2015年10月12日

定着して久しい

川原を歩いているとツマグロヒョウモンにたびたび出会う。

関東地方にもすっかり定着したようだ。

このチョウはアフリカやインド、インドネシアの熱帯から韓国、中国などの温帯まで生息していて1980年代は近畿地方以西でないとみることができなかったが1990年代は関東地方にも定着した。

幼虫がスミレや園芸種のパンジーやビオラまで食するので東京の銀座を飛んでいる写真を新聞でみたことがある。

先日♀を追いかけている♂を見つけて撮影したが交尾までは至らなかった。



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mino621 at 20:20コメント(0)トラックバック(0)チョウ 

2015年10月11日

暗闇の中

10月初めのカトリヤンマの産卵は暗がりでおこなわれるので足を踏み入れるのが大変だ。

この時期はスズメバチも獰猛になり、うっかり近づこうものならたちまち攻撃されてしまう。

うろのある木はくまなく目を通し、いないことを確かめてから中に入る。

暗闇を好むジョロウグモの巣に気ずかずに顔にベタとつけてしまった時の驚き、思わず悲鳴を上げてしまう。

日影を好むヒカゲチョウにもよく出会う。




オオスズメバチが群れて木の皮を集めているのだろうか
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ジョロウグモの巣
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ヒカゲチョウ
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mino621 at 20:30コメント(0)トラックバック(0)ハチチョウ 

2015年10月10日

稲穂の上

毎年稲刈り前にナツアカネの産卵写真を撮りにいっているが、今年は行けそうもないので昨年の10月24日に撮影した写真を引っ張り出してみた。

近くに鶴見川が流れているこの田園地帯には稲穂の上を何組ものカップルが毎年産卵に訪れる。

農薬を使わないで稲作をを行っている田もあるので数が多いのだろう。

ナツアカネたちにとっては貴重な場所に違いない。




産卵するナツアカネ
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mino621 at 20:00コメント(0)トラックバック(0)トンボ 

2015年10月09日

気候安定

9月下旬から10月にかけて気候が安定しているので、いつもなら川原にギンヤンマの姿は見えなくなるのに今年はまだたくさん残っている。

草地に留まっているアキアカネも数が多い。

毎年この時期は寒暖の差が激しく、急に寒くなるとトンボの数はそれに比例して少なくなる。

とは言っても真夏に活躍していたシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コフキトンボは見られなくなった。



縄張り飛翔するギンヤンマ♂
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mino621 at 21:01コメント(0)トラックバック(0)トンボ 

2015年10月08日

警戒心

カトリヤンマも10匹に一匹くらいは警戒心のない個体がいる。

カメラを近づけても逃げないで思い切りアップを撮らせてくれる個体に出会うことは少ないので夢中になってしまう。

あまり近づきすぎてピントがずれてしまうことがしばしばある。



産卵に余念がないカトリヤンマ♀
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mino621 at 08:24コメント(0)トラックバック(0)トンボ 

2015年10月07日

秋空とアカネ

ポツンと真っ赤なカラスウリがぶら下がっていると子供のころに栗拾いをした記憶がよみがえる。
 
裏山に栗拾いに出かけるシーズンに必ず見た光景だ。

丁度このころ運動会があるのでカラスウリをもぎ取ってゆく子が多かった。

足のふくらはぎにカラスウリを塗ると足が軽くなり早く走れるという謎めいた風潮が子供たちの間でささやかれていたからだ。

一度隣の子に借りて塗ってみたがスウーとするだけで何ということはなかった。

勿論、かけっこが早くなるはずもなく、ビリにはならなかった記憶だけは残っている。
 
秋も深まってきて青空に群れを成して飛んでいるアキアカネも目にするようになった。



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mino621 at 09:24コメント(0)トラックバック(0)トンボ植物 

2015年10月05日

アキアカネ来訪

きのう夕食を食べていたらかみさんが虫が飛んでいると蛍光灯を指さした。

見るとアキアカネの♀が留まる場所を探して飛び回っていた。

やっと垂れ下がっているひもを見つけて静止した。

夜だったが網で捕まえて外に出してあげた。



家の中を飛び回るアキアカネ♀
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ひもを見つけて静止
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mino621 at 16:12コメント(3)トラックバック(0)トンボ 
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