2007年04月09日
2006年12月30日
2006,ありがとう
今年も終わります。これから実家へ行きます。
やはり、ここで締めの言葉ですね。
ブログをずいぶんお休みして、何人かの人から「生きてる?」と問われました。
すみませんでした。
生きてましたよ。それも超元気。
で、今年の私の5大ニュース
第1位 長男K男の結婚。K子が家族になりました。6月。すごく嬉しい。
第2位 その結婚式をD男の作業所が仕事として引き受けたこと。7月。
第3位 D男がJDS全国大会で「私達は今」で紹介されたこと。7月。
第4位 その前日、仙台市発達支援センターのセミナーでも紹介されたこと。
悩みながら、もがきながら、回り道の子育て、自分育ての23年でしたが、
ああ、これで良かったのだ、と区切りがつきました。
これからは私自身の生き方です。もちろん、K男もD男もまだ私に幸せを
たくさん分けてくれるでしょうね。楽しみ!
第5位 『2羽の小鳥』(フェルト製、私の手作り)がイランへ行きました。12月。
櫻井美紀先生がイランでワークショップで使用しました。
ふふっ、ちょっと国際貢献?
でも、なんといっても、家族全員が健康であったことが一番です。
来年はまた新しい気持ちで、ブログに向かいましょう。
みなさま、大変お世話様でした。
来年もよろしくお願いいたします。
2006年10月16日
歌えるようになったの!
聴いてください!うちのA子が歌えるようになったんですよ
とA子ちゃんのママ。
A子ちゃんはダウン症の2歳。小さい声で語尾を発音できるようになりました。
おーはなが わらった (たー) とA子ちゃんの声
おーはなが わらった (たー)
おーはなが わらった (たー)
おーはなが わらった (たー)
みーんな わらった (たー)
いーちどに わらった (たー)
ママもA子ちゃんもそれはそれは嬉しそう 楽しそう
歌うことって、こういうことですよ。
いっしょに歌うことって、こんなに楽しいことですよ!
A子ちゃんに合わせて、どうでもできる。
機械の音ではこんなことはできないものね。
こんなステキな親子の様子に、私は幸せをいただきました。
2006年10月15日
ギター・発表会
昨日、14日は私とD男の習っている年一回の「ギター発表会」でした。
クラシックギターです。習ってから4年。なんとか続けている。
私は「ラリアーネ祭」(モッツアーニ)。・・・冷や汗ものでした。
D男はヴォーカルの発表、「大きな古時計」と「スワニー河」。
D男は弾き語りを目標にしているが、今のところは先生の伴奏でヴォーカル。
それがね、まあ
親の私が言うのもなんですけどね、うまかった
先生もびっくり!「本番に強いですね!まったく」
6月の兄の結婚式でも感動する歌を披露してくれたが、今回はさらに良かった。
あんな大舞台(某ステージ)で、堂々として、声が素直に出て、・・・・・・・
まったく親ばかで、私の自己満足だけど、
D男が生まれて23年、ずーっと「歌」をあきらめないで歌ってきて良かった。
「スワニー河」は私も一緒に英語で歌ったのですよ。
D男はカタカナで覚えて、私は覚えられないので譜面を見ながらでしたが、
ステージでD男と二人で歌うことが出来て、いやあーまったく嬉しいことでした。
私ね、結婚するときに(30年前)家族とハモッて歌う、というのが夢でした。
それが今回実現したんです。30年来の夢の実現です。
まったく、D男は私に喜びをプレゼントしてくれるステキな人です!
ダウン症の人は音痴です。と言い切った先生がいましたが、そんなことはない。
「歌」はいつでも、どこでも、誰でも楽しめる、身近な素材です。
ぜひ、楽しんでください。
夜、夫とD男と私、かんぱーい
2006年10月13日
たった5文字で・・・
私が入院していた時のこと。
NK細胞活性化のために楽しいことを見つける努力をしていたが、
白血病の治療はつらいことも多いのは事実。
ある時、41度の熱が出た。3日も続いた。細菌に感染したらしい。
さすがの私も元気なふりもできない状態でした。
夫とD男が見舞いに来てくれました。
私は起き上がることもできなかった。
D男は何も言わず、私の手をそっと触っていてくれました。
何分かして、「さあ、帰るよ」と、夫。
D男は何か言おうとしていました。
「おかあさん、・・・・・・・・・・・」
「えっ、なに?」
「おかあさん、・・・・・・・・・・・」
「なあに?」
私の耳元にそっと言葉を置いていきました。
「おかあさん、し な な い で」
たった、5文字でした。
私の真ん中にど〜んと響きました。
直球の重さに私はそれから1週間程泣きました。
たった5文字に込められたD男の思いを私は深く、深く受け取りました。
この5文字を言えなくて、私も夫も友人も誰もかもが、何万もの言葉を使った。
たった5文字の深さ、たった一言の重さを知りました。
D男の言葉は私の力になった。
ありがとう。
2006年10月12日
6年前の今日!
これは、主治医が説明してくれた病気のメモ。
急性前骨髄性白血病
と告知された日、が今日でした。
忘れようにも忘れられない日。
2000年10月12日。木曜日。
(なんと曜日まで同じ!)
今朝、ふと気がつきました。曜日まで同じなので、一層鮮やかに思い出します。
あの日の24時間のことが、細かなことまで鮮明なのです。不思議なことに!
今、とても元気なので病気だったことを忘れてしまいそうになるが、このことは
決して忘れてはならない!
「今、ここに生きていることの幸せ」
メモには、病気の原因や治療法、薬の名前、等など。
ファイルには、血液検査の結果表や新聞の切り抜きがしまわれている。
当時の混乱、不安、納得、でもやはり不安、・・・・・・・・
ファイルを開きながら、当時の感情がよみがえってきた。
私、すごくがんばったと思う。夫もK男もD男もものすごくがんばった。
ああ、あのときがあるからこそ、今があるのだと、深く感激している。
すべてに感謝!!
2006年09月11日
ことばが育てるいのちと心
『ことばが育てるいのちと心』
櫻井美紀・著 一声社
この二日間(10日、11日)どっぷりと櫻井美紀さんの世界に浸りました。
なんて贅沢なこと! そしてなんて幸せなこと!
10日はある会の主催する講演会にまぜていただいて聴くことができました。
本日は私の参加する(語り手たちの会 みやぎ)の主催する講演会でした。
この本の目次を見るだけで、内容がわかります。
第1章 子どもの成長とことばの力
ことばが人間を育てる 創造性を育てる 生きる力を育てる 他・・
第2章 こんな時にはこんなことばを
赤ちゃんが求めるまなざしと声・・・子守り唄から・・・
ことばの芽生え・・・絵本から・・・
感性に光を当てる・・・わらべ歌から・・・
他・・・
第3章 本のことばが育てるもの
自立への第1歩・・・「ジェインのもうふ」・・・
家族への愛・・・「大きな森の小さな家」・・・・
他・・・
どのページにも人間に対する深い愛情が満ちてます。読んでる私自身が愛されている自信に満たされます。あとがきに書いてます。
>今こそ、大人である私たちは生き生きといのちを輝かせ、幸せに生きることを考えたいものです。そして、「世の中は愛に満ちている、幸せを願う人々がこんなにいるんだよ、だからあなたたちも幸せにいきてね」と、大人たちから子どもに語りかけましょう。今、この時代に・・・・・。
2006年09月08日
気をつけてね!?
>私 「気をつけてね!」
出かけようとするD男に私は声をかけました。すると、
>D男 「僕は何に気をつければいいの?」
ときた。
>私 「うっ?? 何って、車の事故や、なんかを気をつけてね」
私は言葉に詰まってしまいました。
>D男 「ぼくは、気をつけてるよ」
憮然とした様子。
そうですよね。慎重すぎるほどのD男はいつも気をつけてるよね。
私は何気なく口からつるっと言葉が出てしまいました。
その言葉にD男からのするどい質問でした。
私はいったい何を心配したのでしょう?
社交辞令としての「気をつけてね」だけではなかったのかもしれない。
D男に対する不信感があったのだ、と気付かされました。
2006年09月07日
なこうか とぼうか
わらべうた
>なこうか とぼうか なこよか ひっとべ
>うまは としとし ないてもつよい うまがつよいので のりてさんもつよい ぱっかぱっか
>おちゃをのみにきてください はい こんにちは
いろいろおせわになりました はい さようなら
>ちんちろりん ちんちろりん かたさせすそさせ さむさがくるぞ ちんちろりん
>いちり にり さんり しりしりしり・・・・・・・
>からす かずのこ にしんのこ おしりをねらって かっぱのこ
ああ、おもしろかった
‘ゴーゴーキッズ’のわらべうたあそびの会の予習として、おもいっきり遊びました。講師は‘わらべうた’ではその名も高き、Kさんです。
本番28日が楽しみ、楽しみ!
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舞台は快感!
『青葉はつらつ明老祭』 演芸大会 に出演しました。昨日(9月6日)
(青葉区の老人クラブ連合会主催)
仙台市民会館・大ホール
手踊り 津軽甚句・黒石よされ 多夢多夢舎中山工房親の会 5名
老人クラブの会員ではありません。一般参加です。お間違いなく!
もっとも、あと数年で堂々の会員年齢になりますけどね。
あの大舞台で思いっきり踊ることの、まあ!なんて快感
写真はないので、想像してくださいませ。
ゆかたの裾に赤いけだし、かわいい文庫むすびの帯。
たった6分の踊りですが、どっと汗
> 途中とちったけど、なんとかまとまったね。私達ってすごい!
> 2回目だから余裕、客席の顔も見えたね。私達ってたいしたもんね!
> 次の舞台はいつ?
おいおい、まだぜんぜん踊りがなっていませんよ!
お師匠さんの厳しい指摘もなんのその、前向きの姿勢はエライ!
お弁当と記念品をいただいて、解散でした。
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