2006年10月31日

ミノルタの記号・その1〜宮崎美子編


1980年、ミノルタX-7のCFで一世風靡した宮崎美子。
80年代のラジオ番組・ミスDJリクエストパレード、TV番組・オールナイトフジなど"ジョシダイセイブーム"の火付け役ともいえる。
宮崎美子についてはWikipediaを参照していただきたいが、このCF効果は絶大で、初心者向け一眼レフX-7は爆発的に売れることになる。
同時期、大場久美子(OLYMPUS OM-10)早見優(Pentax MG)など女性アイドルを使ったCFも登場したが、やっぱり宮崎美子のインパクトには勝てなかったのか、X-7は同クラスのカメラの中では抜きん出て売れたといわれている。
彼女が出演したミノルタX-7のCFは、この有名な青ビキニ編(♪いまのキミはピカピカに光って by斉藤哲夫)のほか、フリスビー編(♪こんなんなっちゃった by忌野清志郎)や、涙編(♪君のプリズナー byCINEMA)などもあった。

ミノルタは70年代半ばから愛川欽也、研ナオコ(共にSR-T系)、篠山紀信(XE)、キャンディス・バーゲン(XD)とタレントを使ってきたのだが、いずれもCFとして成功したとは言い難い。
新型X-7は若者にターゲットを絞った機種。
宣伝会議では、当時流行った「女性を撮る」ことを前面に押し出そうとし、宮崎のほか2名の素人(一人はモデルといわれている)を使った若々しいCFのプロットができあがった。
撮影地はサイパン、2月に2泊3日で行われ、翌3月からは宮崎を使ったCFが第一弾として放映開始される。
そして同時に撮影した別の女性バージョンを次々打ち出す戦略だったが、宮崎のCFがあまりにも人気となりあとの二人はお蔵入り。
その宮崎人気と、春・入学シーズンで子供に買い与えるにはちょうど良い5万円以下という価格もあって、ミノルタX-7は売れに売れた。
またX-7は、1978年に登場した兄貴機・XG-E(後のXG-S)の骨格を使用している機種のため、故障も少なく利益幅も大きく、ミノルタに大いに貢献した。
やはりミノルタにとって「7」は魔法の数字なのか?
夏にはアキュートマット、グリップを搭載したX-7Blackが登場。
当時はシルバーが基本でブラックモデルを高級とする節があり「ライバルより一歩上」を望む高校生はこぞってブラックに憧れ、まさかの同機種買い替え需要も発生した。
たぶん今40歳を迎えるオールドカメラマンの中には、はにかみながら同級生を撮った記憶がある人も多いと思うが、撮影するファインダーの中には同級生ではなく宮崎美子が見えていたに違いない。

しかし、重くてピントも自分で合わせないといけない一眼レフから、AF搭載のコンパクトカメラ人気へと移行しつつあった時代。
1982年にミノルタの顔は斎藤慶子に変更となる(主にハイマチックAF2のキャラクターとして採用された)。
そして1985年の衝撃的なAF一眼レフ・α-7000登場まで、ミノルタの販売現場は泣かず飛ばずの状況が続くのであった。
  

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2006年10月29日

囲まれたんだけど

28f90ba9.jpgコンデジじゃ、そのときの迫力が出ぇへん!
ダイビング写真なんてつまらん・・・  
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2006年10月22日

あえて貼る(笑

c5863b15.jpg串本で写真家・赤木正和氏が講師をされた海中モデル撮影会に参加。
ビギナーのワタシ、珊瑚があるくらいの浅瀬で中性浮力を取りながらの撮影なぞ、とんでもない状態。
流れたり後頭部からひっくり返ったり思うように体を動かせず悪戦苦闘。
機材がどーだ補正があぁだという前のサイテーレベルなのであった。
  
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2006年10月15日

コスモス祭り

bde29002.jpgここかぁ、祭りのBlogはぁ!

今日は鶴見緑地でササッと。
というのもα-7DIGITALの露出計が少し狂って直ってきた方が不動に・・・嗚呼

α-7 DIGITAL+AF Macro200/4G(300mm相当) / ISO100 / 手ブレ補正on
MF / 中央重点的平均測光 / マニュアル設定 1/2000秒 F4.5 / RAW
  
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2006年10月14日

とよのコスモスの里

138a56f8.jpg「200万本のコスモスが咲きほこる」というので期待して行ってみたが・・・狭ぃっ!
広さは万博(公称30万本)の半分もない?
ピークも過ぎてて半分以上枯れてるし。

来ちまったものは仕方ない、と撮りはじめたら「はてぇしぃぃない、おぉぞらとぉ♪」by松山千春、「ほんのちいさなできごとにぃ♪」byチューリップなど通販で売ってそうなフォーク大全集が流れ始めた。
結局全部聞き終わる前に、撮るものがなくなって退散(笑
E-1+ZD 50-200mm/F2.8-3.5(400mm相当)/ ISO100
AF / マニュアル設定 1/1000秒 F3.5 / RAW  
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2006年10月09日

秋晴れ!

a7bec698.jpg普段はくすんだ感じの大阪の空も、今日はスコーンと気持ちいい青空だった。
SILKYPIX3.0を導入したのだが、今ひとつ使い方に慣れずPhotoshopで縮小(苦笑
E-1+ZD7-14mm/F4(22mm相当)/ ISO100
MF / マニュアル設定 1/125秒 F16 / RAW

→ 10/12 【画像追加してみました】

  
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2006年10月08日

雨上がり

f6064659.jpg奈良・今井町を散策。
久しぶりに手巻きカメラでゆったり時間を過ごした。

今井町は戦国時代から続いた城塞都市らしい。
「重要伝統的建造物群保存地区」に指定された1km×500mほどの地区。
道も狭く確かにそれっぽいが、明らかに昭和に建てられた風や朽ちている旧家もあり、「古い」というより「懐かしい」印象だった。
minolta XD+MC W.ROKKOR 17/4 / マニュアル設定 1/250秒 F11(たぶん)
Kodak Max400 / DiMAGE Scan Elite 5400II

→ 10/12 【画像追加してみました】
  
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2006年10月01日

SUGO

2eac5bff.jpgめいっぱい秋の仙台・SUGOサーキットへ。
だんだんスーパー耐久のこともわかってきたように思う・・・えっ?今頃になってかよという突っ込みはやめてん。

直ってきたはずのα-7DIGITAL、片方の露出計が2段くらいアンダーに出ちゃうのはなぜ?
ほとんどヤマ勘でマニュアル撮り、どうしたもんだかなー。
α-7 DIGITAL+400/4.5G(600mm相当) / ISO400 / 手ブレ補正on
MF / 14分割測光 / マニュアル設定 1/350秒 F16 / RAW

→ 10/12 【画像追加してみました】
  
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