2006年01月27日

現物見てないけど勝手に検証オリンパスE-330(1) メカニズム編

一つのカメラで何日か持たそうという魂胆らしいよ。


さて、昨日のエントリーのコメント欄にhigeさんからこんなコメントを頂きました。

>え〜と・・・
>このモーターショーの話とは全然関係ないけど
>オリンパスから出たデジタル一眼レフカメラってすごいの?
>世界初らしいけど・・・

えーと、噂のカメラはオリンパスE-330
このカメラが世界初と謳ってるのは、公式サイトの注釈にもあるんですが、レンズ交換式のデジタル一眼レフカメラでライブビューを実現したっていう事なんですね。

はい、大事なところ、「レンズ交換式の」!!

ライブビューというのは、要するにコンパクトデジカメのように、撮影素子に写っている画像がカメラの背面液晶に写し出せるっていう事なんです。
高画素モデルのレンズが交換できないカメラでは実はソニーがレンズ固定式デジカメDSC-R1で既に実現しています。
んで、E-330がデジタル一眼レフでは世界初と。

実はコメント頂いて初めて知ったんですけど、実際にサイトを見た瞬間、「をいをい、ソニーがやりそうな事を取っちゃったらソニーどうするよ」と思ってしまったのは内緒。

コンパクトデジカメでできた事がなんでデジタル一眼で世界一とか騒ぐのかと言いますと、それは一眼レフカメラの構造がライブビューを実現できない形になっていたからです。


一眼レフ





デジタル一眼レフは、フィルムの一眼レフカメラのフィルム室部分に撮像センサを固定した構造になっています。そして、そのセンサ(フィルム)の直前に、フォーカルプレーンシャッタという形のシャッタが付いています。シャッタを切る前はクイックリターンミラーというミラーで光を上げ、ペンタプリズム(もしくは代用のミラー)で像の上下左右を整えてファインダーで見ます(青い線)。
フォーカルプレーンシャッタは、シャッタの四角の枠の中にシャッタ幕があります。撮影者がシャッタボタンを押すと、クイックリターンミラーはペンタプリズムの下側に張り付くように跳ね上げられ、光はファインダーの方へは届かなくなります。そして、シャッタが開いた時のみ光がセンサに当たるようになっています。すなわち、一眼レフカメラはファインダーで見た映像そのものを写真に撮れるカメラなワケです。
シャッタの四角の枠をフィルムアパーチャといいます。枠の形はそれぞれのフィルムやセンサのサイズに則っています(アパーチャサイズ)。フィルムアパーチャ









対して、コンパクトデジカメにはこのような物理的に光を遮るシャッタがありません。ですから、光は常にセンサに当たっています。そして、撮影者がシャッタを切ると、その瞬間(実際にはタイムラグあり)の光の情報のみを記録します。
この違いから、デジカメと言えども一眼レフ構造を持つカメラはシャッタを切るまで撮れた画像を見ることができません。

オリンパスは4/3インチ撮像センサを搭載したオリンパスE-1を発表してからE-300、E-500と発売してきました。そのE-300というカメラは上に描いた一般的な一眼レフとは異なり、クイックリターンミラーが横を向いています。そして通常使うよりも多い枚数のミラーを通して(構造上ペンタプリズムは使えません)ファインダーまで光を運びます。
その一部にシャッタの裏に隠された撮像素子とは別のセンサをファインダー光学系に組み込んでいます。ファインダーで見た絵を撮れるのが一眼レフですから、ファインダー光学系に組み込まれたセンサに写る絵も撮る写真と同じ絵なワケです。
">詳しい光路図はオリンパスのサイトでどうぞ。

ちょっと長くなりましたけど、もう一枚センサを入れたと、そういうことです。確かに世界初です。一眼レフでライブビューをやった事自体はtakaも評価は一応します。

まあ、takaなら恐らくこのカメラ使ってても8割9割ファインダー覗いて撮ると思いますけどね。
長くなるので細かい機能の意味や有用性については次にさせて下さい。

minoltasphoto at 19:16コメント(2)勝手に検証  

コメント一覧

1. Posted by hige   2006年01月29日 13:31
ほ〜。
なるほどね〜
まあ、takaにとってはこのカメラの有用性は低いってことかな。
2. Posted by taka   2006年01月30日 03:01
存在意義ゼロとはしないけど、あんまり興味はないかな。
これを使う意味のある撮影もあると思うけど。
気になるのは電池の持ちだな。

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