Play back⑤ #Departures

みなさんこんばんは。

連載も今回で最後になります。
また、今日は取り上げるレースの時系列が逆になってしまいますが、どうかご了承ください。

2017年ラストレースの全日本選手権オムニアム。結果は昨年よりも順位を下げ、12位でした。
最終順位には満足できませんが、昨年よりもレースの内容を組み立てて、表彰台を狙う走りができたことが良かったです。

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Photo:Itaru Mitsui

オムニアムも種目の内容が変わってから時間が経ち、1日で行うレース全体のテンポが良くなりましたが、
6種目の中のタイム種目で使うバイクを変えたり、ギヤも交換して選択する必要がある旧ルールでのオムニアムの方が好きでした。


10/14
伊豆ベロドロームで2回目のトラックパーティーがあり、選手として招待していただきました。
念願であったイベントとしてのトラックレースが日本でも開けるようになったことが本当に嬉しいです。
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レースは夕方から夜まで行われ、音響と一緒に会場の照明も暗くする演出があったりと、
初めてトラックレースを見る人にも、見て楽しめるイベントになったのではないでしょうか。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=644&v=9lFReeZA-RI
Youtubeにレース当日の動画もあるため、ぜひご覧ください。


そして、同日は自転車フォトジャーナリストである高木秀彰さんの訃報も伝えられました。

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Photo:Hideaki Takagi

自分が高木さんに最後に撮影していただけたのは、えひめ国体での写真でした。

写真だけでなく、レース会場で話す言葉の一つ一つや、レポートに掲載するときに加えるコメントなど、
フォトグラファーとして誰よりも選手のことを知ろうとしていた姿勢を知って行くほどに、もっと取り上げてもらいたいと思う、僕の憧れの存在になっていきました。

優勝したレースの後にはお祝いのメッセージと一緒に厳選した写真を送ってくださり、ブログの報告でも素晴らしい写真とともに掲載することができ、その度にお世話になりました。

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遅くなってしまいましたが、今までたくさんの写真と言葉をかけてくださり、本当にありがとうざいました。 
もう後ろ姿を見ることはできないけど、これからもどうか会場で見守っていてください。  



新村 穣

Play back④ #Control

こんばんは。

タイトルの通り、前回の記事の続きをあと2部ほどでお伝えしたいと思います。



今回は都道府県対抗大会とjbcfトラックチャンピオンシップについて。


ドイツ遠征で二番目の目的であった200kmマディソンの完走もできず、目に見える収穫はほとんどなかったが、沢田選手は日大に戻りインカレに向けた合宿のため、そして自分は都道府県大会に向けてこの経験を生かした走りをすることと、お互いの健闘を祈って羽田空港で別れた。



都道府県大会は例年、国体の前年に行われるリハーサル大会で今年は福井県が持ち回りで行われ、昨年はロードレース、トラックレースともに優勝まで届かなかった大会。 

しかし、ドイツ滞在の日数以上に想像よりも時差ボケがひどく、帰国した翌日が移動日だったが、朝食やマッサージの時間にも起きることができないほどに、身体が現地に順応し過ぎてしまっていた。


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Photo:Hideaki Takagi
 

レース当日には万全ではないものの、できる限りのコンディショニングをして、1kmタイムトライアルで1位、表彰台にこそ登れなかったが、悲願であった茨城県チームで4kmtpの予選を通過し順位決定戦に進めることができた。


予選で敗退するのと、順位決定戦に進み、レースで2回走ることのできるチームとでは経験による成長は比べ物にならないほど違う。大舞台での経験が少ないと、勝てるはずだったレースを落としてしまうことだってある。

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Photo:Hideaki Takagi



9月になり、昨年は出られなかったjbcfトラックチャンピオンシップにエントリー。

出場種目はスクラッチと4km個人追い抜き(の計測の機会が減ってしまったため、今大会で窪木選手(nippo)の持っている実業団記録の更新を目指した。


スクラッチでは予選・決勝ともに他の選手の動きをよく見て、自分の得意な展開で優勝することができた反面、個人追い抜きでは自己ベストからも程遠いタイムでの優勝となってしまった。


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Photo:Itaru Mitsui

走っている時は何も考えないで自分だけの世界に入れるし、トレーニングのように攻めて行った結果が自己ベストの更新ができた時は本当に嬉しくて、小さな努力が少しだけ報われるような気がする。


一年以上も記録の更新から遠ざかってしまっていて、焦りもあるけど、自分も日本新記録の波に乗れるように、次の走る機会も必ず狙っていきたい。

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Photo:Itaru Mitsui



振り返りは次回で最後になります。

明日も更新予定ですので、ぜひご覧ください。



 

Play back③ #Germany

こんばんは。
1日空いてしまいましたが、今日の内容は8月のドイツ遠征についてです。 

トラックレースの国際大会には毎年、ワールドカップや大陸選手権、そして世界選手権大会があります。
どの種目の選手でも、世界選手権の出場に向けて、11月より始まるワールドカップで上位に入り、得点を獲得することで、出場権を得ることができます。

ワールドカップに出場するためには、国内外で開催されるUCI公認の国際大会で手に入るポイントランキングを上位にする必要があり、今回はマディソン種目の国別ランキングを上げるために、Japan Track Cupなどで一緒に走ることのできた沢田選手に引き続き協力をしてもらいました。
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説明が長くなってしまいましたが、遠征先に選んだのはドイツ。
ヨーロッパでのレースはどこもレベルが高いのですが、時期やエントリーの問題から選択肢はなく、
UCIレースに合わせて、200kmのマディソンイベントにも参加しないか?と招待をいただき、こちらも経験を積むために出場を決めました。

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一つ目のUCIレースは雨天中止、
二つ目の200kmマディソンも落車に巻き込まれ、二人とも怪我で途中棄権となってしまい、
目標としていた結果は手に入りませんでしたが、選手二人のみでの遠征でしか経験できない出場の交渉から宿泊の手配、現地で必要な英語でのコミュニケーションなどはきっとこれからも役立つことがあると信じています。

それが可能だったのも、2015年にこの土地に吉井さん(明治大OB)と二人でレースに行った経験があってこそでした。奇しくも、両会場とも過去に訪れたことのある競技場で、日本では想像もできない粗さの屋外のコンクリート製1周333mや、屋根と照明があるだけの木製200m走路は、僕たちの想像をはるかに超えるパワーとコントロールスキルが必要でした。

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屋外であるレースの場合、天候は選べないし、マディソンを走る以上アクシデントはつきものなので、
行かなければよかったなんて今は全く思っていない。

それに2年ぶりに行ったドイツでは、役員の人や観客の数人が自分の走りと名前を覚えていてくれて、再開に歓迎をしてくれた。
次はもっといい走りで、会場に呼んでもらいたくなる選手を目指していこう。

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プロフィール

新村 穣(しんむら みのり)
生年月日:1993年10月16日
出身地:神奈川県横浜市
身長 :177cm
体重:75kg


Minori Shimmura
Age23
Track endurance cyclist

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