みのりエコノミクス

個人投資歴15年以上。金融市場・経済について考えます。豊かな社会になりますように。since 2012


この3連休は、データ分析や銘柄分析などに精を出している管理人です。

そんな中で、誰にとっても基本的だけど、ありそうで(見やすいものが)あまりないデータを作ったのでご紹介します。それは、日経平均株価の長期チャートです。

以下に、1949年からの過去69年間の長期チャートを掲載します。各年の始値、高値、安値、終値をローソク足でグラフにしたものです。


nikkei225


なお、2017年の終値は直近の11月2日のものです。現在、22,539円。これは1996年の高値を超える水準で、ここからさらに上値を追うとなると、バブル前後の1987年から1992年の領域に突入することになります。

はたして現在の株高はバブルなのか、それとも実態に基づいた適正価格なのか、議論の分かれるところですね。


参考に、元データも添付もしておきます。

▼日経平均株価の年足データ

始値 高値 安値 終値
1949 176.21 176.89 98.5 109.91
1950 108.56 114.99 85.25 101.91
1951 102.1 170.32 102.1 166.06
1952 167.8 370.55 167.8 362.64
1953 364.89 474.43 295.18 377.95
1954 362.88 377.27 314.08 356.09
1955 361.1 425.69 345.89 425.69
1956 428.59 566.3 420.14 549.14
1957 549.45 595.46 471.53 474.55
1958 475.2 666.54 475.2 666.54
1959 671.28 976.93 664.69 874.88
1960 869.34 1,356.71 869.34 1,356.71
1961 1,366.74 1,829.74 1,258.00 1,432.60
1962 1,425.30 1,589.76 1,216.04 1,420.43
1963 1,418.25 1,634.37 1,200.64 1,225.10
1964 1,204.40 1,369.00 1,202.69 1,216.55
1965 1,227.11 1,417.83 1,020.49 1,417.83
1966 1,430.13 1,588.73 1,364.34 1,452.10
1967 1,441.35 1,506.27 1,250.14 1,283.47
1968 1,266.27 1,851.49 1,266.27 1,714.89
1969 1,733.64 2,358.96 1,733.64 2,358.96
1970 2,402.85 2,534.45 1,929.64 1,987.14
1971 2,001.34 2,740.98 1,981.74 2,713.74
1972 2,712.31 5,207.94 2,712.31 5,207.94
1973 5,232.86 5,359.74 3,958.57 4,306.80
1974 4,259.20 4,787.54 3,355.13 3,817.22
1975 3,777.40 4,564.52 3,627.04 4,358.60
1976 4,403.06 4,990.85 4,403.06 4,990.85
1977 4,998.85 5,287.65 4,597.26 4,865.60
1978 4,867.91 6,097.26 4,867.91 6,001.85
1979 6,041.57 6,590.69 5,925.87 6,569.47
1980 6,560.16 7,188.28 6,475.93 7,116.38
1981 7,150.95 8,019.14 6,956.52 7,681.84
1982 7,718.84 8,026.99 6,849.78 8,016.67
1983 8,021.40 9,893.82 7,803.18 9,893.82
1984 9,927.11 11,577.44 9,703.35 11,542.60
1985 11,558.06 13,128.94 11,545.16 13,113.32
1986 13,136.87 18,936.24 12,881.50 18,701.30
1987 18,820.55 26,646.43 18,544.05 21,564.00
1988 21,217.04 30,159.00 21,217.04 30,159.00
1989 30,243.66 38,915.87 30,183.79 38,915.87
1990 38,712.88 38,712.88 20,221.86 23,848.71
1991 24,069.18 27,146.91 21,456.76 22,983.77
1992 23,801.18 23,801.18 14,309.41 16,924.95
1993 16,994.08 21,148.11 16,078.71 17,417.24
1994 17,369.74 21,552.81 17,369.74 19,723.06
1995 19,684.04 20,011.76 14,485.41 19,868.15
1996 20,618.00 22,666.80 19,161.71 19,361.35
1997 19,446.00 20,681.07 14,775.22 15,258.74
1998 14,956.84 17,264.34 12,879.97 13,842.17
1999 13,415.89 18,934.34 13,232.74 18,934.34
2000 19,002.86 20,833.21 13,423.21 13,785.69
2001 13,691.49 14,529.41 9,504.41 10,542.62
2002 10,871.49 11,979.85 8,303.39 8,578.95
2003 8,713.33 11,161.71 7,607.88 10,676.64
2004 10,825.17 12,163.89 10,365.40 11,488.76
2005 11,517.75 16,344.20 10,825.39 16,111.43
2006 16,361.54 17,563.37 14,218.60 17,225.83
2007 17,353.67 18,261.98 14,837.66 15,307.78
2008 14,691.41 14,691.41 7,162.90 8,859.56
2009 9,043.12 10,639.71 7,054.98 10,546.44
2010 10,654.79 11,339.30 8,824.06 10,228.92
2011 10,398.10 10,857.53 8,160.01 8,455.35
2012 8,560.11 10,395.18 8,295.63 10,395.18
2013 10,688.11 16,291.31 10,486.99 16,291.31
2014 15,908.88 17,935.64 13,910.16 17,450.77
2015 17,408.71 20,868.03 16,795.96 19,033.71
2016 18,450.98 19,494.53 14,952.02 19,114.37
2017 19,594.16 22,539.12 18,335.63 22,539.12

世の中、いろいろな投資商材や投資のノウハウがあふれており、いったい何から手をつけていいのかわからない人も多いと思います。

そんなときに、一つの考え方の基準になる良いデータがあります。

それが以下のグラフです。


siegel_returns_large


これは、日本でも有名なJeremy Siegel博士の著書「Stocks For The Long Run (邦題:株式投資)」に登場するもので、過去200年(!)という長期にわたって、株、債券、金、米ドルのパフォーマンスを追った、非常に貴重なデータです。

商品ごとの年間リターンの平均は以下のようになるという結果が出ています。

▼過去200年間の年間リターン
株式(Stocks):6.6%
長期債(Bonds):3.6%
長期債(Bills):2.7%
金(Gold):0.7%
米ドル(US Dollar):-1.4%

この結果を見ればわかる通り、見る期間を長くすればするほど、株式(Stocks)が有利となります。



この歴史的な事実をふまえると、資産運用は、数十年にわたる長期投資は株式をベースにして、余裕資金で様々な商品を短期売買するというのがベターなスタイルだと思います。

21世紀以降、世界的な低成長の時代に入っており、株式投資のパフォーマンスも減少するという説を唱える人もいます。それでも、世界的に見れば人口は増え、新興国の経済成長も続くと考えられます。過去200年、戦争や金融危機などを乗り越えて株式がパフォーマンスを出してきたことを考えれば、今後もそれが続くと考えるのが自然なように思います。

株式による長期投資のやり方は既に決まっています。できるだけ世界中に分散させ、低コストな方法を選ぶだけです。数十年といった長いスパンで運用する場合は、この考え方をとればよいです。難しく考える必要は何もありませんが、プロでも個人でも、パフォーマンスは限定されている上に、人によって違いが出ることはあまりありません。最近話題のNISAやiDeCoなどを利用する場合もこのスタンスで問題ありません。

一方、短期売買に関しては正解はなく、その瞬間瞬間で利益を得るチャンスは変わっています。ありとあらゆる金融商品や投資手法の中から、己の情報や判断力で勝負する必要があります。ここでどれだけパフォーマンスを出せるかが、投資家の腕の見せ所ということになります。厳しい世界ですが、ある意味ではとてもワクワクする、チャンスに満ちた世界です。

このブログでは、長期投資と短期売買、両方の意義や楽しさを伝えていきたいと思いっています!

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筆者は資産運用業界で働く人間であり、また個人的な興味もあって、様々な投資商品を試した経験があります。日本の個人投資家として購入できるものは、ほとんど全て試していると思います。

その中で、投資商品として最も優れていると判断しているのは、FX(外国為替証拠金取引)です。

FXは、単なる投機だとか、パチンコと変わらないなどと批判されることも多いです。確かにそういう側面が無いとは言えませんが、そもそも、資産運用の世界はすべてそういうものです。

また、投資と投機の違いに関して衒学的な議論をする人も世の中には多いですが、私の感覚では、本質的な違いは無いと思っています。投資する人間の主観的な心情の違いでしかありません。

FXが優れている点はたくさんありますが、代表的な点をあげると以下になります。



  • 為替は金融市場の核心
一口に金融市場といっても、対象とする商品や地域によって、様々なものがあります。市場間の関係は非常に緊密で、ある市場の変化は瞬く間に他の市場に影響を与えます。市場はどのように影響しあっているのか、市場のメカニズムの全てを理解して見通せる人は誰もいません。

ただし、何がより本質的な市場であり、何がそれに影響を受けた従属的な市場なのかを意識しておくことは大切です。特に、短期トレードではこの点の理解が非常に重要になります。

多くの日本人投資家は、日本株の代表的な指標である日経平均などをよく見ていると思います。ところが日経平均は、短期的には米国株と為替(ドル円)によって決まることが多い、従属的な市場です。日経平均を闇雲に追いかけるだけでなく、その変動要因である米国株と為替の方をよく見る必要があります。日経平均はあくまで例で、市場の様々な場所でこのような関係があります。

さらに言えば、筆者は、投資対象としても、最初からより核心に近い米国株や為替を扱うことに大きなメリットがあると考えています。そうすることで、金融市場のより本質的な変化にキャッチアップでき、些細な事象から来るノイズを減らすことができます。結果的に金融市場への理解が深まり、情報収集などの行動を効率的にすることもできるはずです。

米国株に関しては日本人には馴染みがなく、投資の敷居もやや高いですが、為替(FX)は誰でも手軽に利用可能です。



  • 世界中の通貨に投資できる
FXはドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、スイスフランなどなど、世界中の様々な通貨を取引することができます。日本経済や日本株ならドル円、欧州経済ならユーロ円などが連動して動きます。

また新興国の経済発展に賭ける際は、その国の通貨を購入するのが良い投資になります。南アフリカのランド(ZAR)などは非常に良い選択肢だと思います。

口座数No.1のDMM FXでは、20通貨ペアの取引が可能となっています。



  • 超少額から投資を開始できる
口座数No.1のDMM FXをはじめとして、通貨単位(取引できる最低単位)は10,000とするFX会社が多いです。これはドル円で、レートを1ドル120円とすれば、120円×10,000=1,200,000円の取引が可能だということです。

この取引を行うために必要な取引証拠金は、取引額の4%(倍率25倍)の、わずか48,000円となります。

株式の場合なら、単元株100株分の価格が、10万円弱~10万円台となる銘柄が多いため、FXは少額からのスタートが可能です。



  • 高レバレッジ
FXのレバレッジ(元手に対して何倍の取引ができるかを表す倍率)は現在25倍であり、非常に高いです。レバレッジが高いということは、少ない資金で大きな取引ができ、高い利益額を得ることができるということです。レバレッジが無い場合に比べて、投資の効率が格段に上がるわけです。

FXのレバレッジは、近い将来に10倍に制限される見通しです。ただし、信用取引(個別株の貸借を行って元手以上の取引を行うこと)のレバレッジは3倍、最近人気のレバレッジ型のETFでも2倍が多いことを考えると、10倍というのは圧倒的に高い数値です。この利便性を利用しない手はありません。



  • 低コスト
FXは、取引手数料は無料の場合がほとんどです。その代わりにFXの取引のコストとなるのが、スプレッドと呼ばれるものです。

FXでは、購入できる価格と売却できる価格の間に差異(スプレッド)を持たせることで、購入するときは売却するより若干高く、売却するときは購入するときより若干安くなるようになっています。このスプレッドがFX会社に収益をもたらすと同時に、利用者にとってのコストとなります。

口座数No.1のFX会社であるDMM FXでは、ドル円のスプレッドは、0.3銭です。1ドル120円として考えると、取引高に対して手数料はわずか約0.003%。一方で、一般的なネット証券会社の手数料は、取引高に対して0.05%程度です。

以上のデータから、いかにFXのコストが安いかがわかります。この意味をよく理解したら、通常の株式や投資信託などにお金を投じるのは非常にもったいないことがわかると思います。

さらに補足すれば、一般のギャンブル(パチンコ、競馬、宝くじなど)の場合は、胴元が2~5割ものテラ銭を持っていくわけで、本当に馬鹿馬鹿しい仕組みだと言えます。



  • 24時間 
株式の取引を行う東京証券取引所の立会時間は、9時から15時です。近年はSBI証券のPTSも整備されてきましたが、まだまだ一般的でなく、元々の株価に影響を与えるほどにはなっていません。また、先物・オプションの取引所である大阪取引所は、商品によって立会時間が朝方までとられているものもあります。

そんな中、FXを取引できる時間は、基本的にどこのFX会社も24時間です。そもそも、立会時間などというものを気にする必要が無いのです。

出勤中の電車の中でトレード、仕事が終わった後のオフタイムでトレード、朝・昼・夜の空き時間を活用したトレードなどなど、どんな投資スタイルも可能にするがFXです。




・様々な投資手法

デイトレから長期投資、積立投資、オプションやバイナリーなど、FXは様々な投資手法が最も安いコストで柔軟に実行できます。

デイトレに関しては、株や先物などよりも、FXの方がコスト・取引時間・注文方法など様々な点で優れています。

長期投資も、投資信託や外貨預金より、FXの方が低コスト(売買時のスプレッドのみ)で行うことができます。




・おすすめのFX会社

大手のFX会社はどこも遜色ありませんが、最も総合点が高く、信頼度も高いことから、私が特におすすめするのはDMM FXです。以下のような特徴があります。
 -FX口座数 日本国内No.1
 -業界最安水準のコスト
 -スマホアプリなどのツールのスペックが最高水準
 -充実したポイントプログラム(取引の度にポイントが貯まり、あとでキャッシュバックされる)
 -LINE(業界初!)、電話、メールでいつでもカスタマーサポートを受けられる



FXの特徴を説明してきましたが、またまだ語り尽くせていません^^

これからも記事に起こしていこうと思います。

日経平均は高度経済成長期以来、57年ぶりの14連騰。

とはいえ上昇率は5%程度のため、極端な過熱感は感じられません。初夏にはヒンデンブルグ・オーメンの点灯、最近では北朝鮮情勢など、いろいろな懸念がありましたが、春頃と比較して着実に上昇を遂げています。


チャート画像



NT倍率はやや上昇気味ですが、値は12.4程度と、まだ過熱感はありません。

php



22日の衆院選は自民党圧勝が濃厚ですが、どの程度の議席を確保するかで株価への影響が分かれそうです。

先般より報道されているとおり、2017/6/1に、NYダウにおいて売りサイン「ヒンデンブルグ・オーメン(Hindenburg Omen)」が点灯しました。市場に不気味な雰囲気が漂っています。


▼ヒンデンブルグ・オーメンとは?

「ヒンデンブルグ・オーメン」点灯の条件は、以下の4つを満たすことです。
 1:対象指数が50営業日前の水準を上回っている
 2:対象市場において、52週高値更新銘柄数と52週安値更新銘柄数の両方が、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の合計の2.8%以上ある
 3:対象市場において、52週高値更新銘柄数が52週安値更新銘柄数の2倍を超えない
 4:短期的な騰落を表すテクニカル指標である「クラレンオキシレーター」がマイナスになっている

「ヒンデンブルグ・オーメン」が点灯すると、40営業日(約2カ月弱)の間、以下が発生するといわれています。
・77%の確率で株価が5%以上下落
・41%の確率でパニック売りが発生
・24%の確率で重大なクラッシュが発生


この売りサイン、前回は2015年6月中旬に点灯しました。このとき
NYダウは、2015年8月にかけておよそ15%も暴落しました。
下記のチャートを見るとわかる通り、2013年後半からおよそ2年かけて達成した2000ドルの上昇を、一気に吐き出した形になっています。


▼NYダウの過去5年チャート
ダウンロード



現在、米国ではトランプの弾劾が取り沙汰されています。NYダウ(および世界の多くの株式市場)は、トランプ政権誕生により2016年11月から大きく上昇してきています。ひょっとすると、今年夏まで間に、その上昇分をすべて帳消しするようなクラッシュが起きるかもしれません。

私もしばらくインデックス運用(ほぼ米国株に連動)は増やさず、その分、大勢の影響を受けない市場(例えば仮想通過や国内小型株など)に資金を回しておこうと思っています。

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