みのりエコノミクス

個人投資歴15年以上。金融市場・経済について考えます。豊かな社会になりますように。since 2012


2013年04月

株式市場に関わる人なら誰でも知っておかないといけないのは、運悪く想定外の事象が積み重なった場合、市場は瞬時にどれほどの変動を見せるのかという点です。

有名な1987年10月20日のブラックマンデーは、米国や日本で市場最大の暴落をもたらしましたが、その原因は金利説や金融引締観測など諸説あるものの、はっきりとしたことはわかっていません。

そもそも、市場はみんなが売りたければ下がる、買いたければ上がるという心理的な面があるのだから、機械的な分析だけで理解することができません。だからこそどんな状況であっても想定外の急変動は起こりうるものだと考えて、備えておかなければいけません。

個別株を保有している人も、株価指数のETFや先物を売買している人も、代表的な株価指数(日本でいえば日経平均)が最大で1日にどれほど動くのかを意識しておくことはリスク管理上、とても有益だと思います。

私はよく日経平均オプションのプットをリスクヘッジ付きで売っていますが、この戦略を行う場合は特に最悪の下落率・下落幅を意識することが重要です。

歴史上の日経平均の1日の変動率のランキングが以下です。

▼上昇率ランキング
1位 +14.15% 2008/10/14 リーマンショック後の反騰
2位 +13.24% 1990/10/02 バブル崩壊後の反騰
3位 +11.29% 1949/12/15 戦後の金融引締策「ドッジ・ライン」後の反騰

▼下落率ランキング
1位 -14.90% 1987/10/20 ブラックマンデー
2位 -11.41% 2008/10/16 リーマンショック
3位 -10.55% 2011/03/15 東日本大震災

これを見ると、上昇も下落も15%ほどの変動がありうるということになります。

もし日経平均が1日で15%下がったら、自分の保有株はどうなってしまうのか?先物やオプションの売買をしているとき、瞬時に15%動いてもいいように証拠金を十分に確保できているか?こういった点をあらかじめよく考えておく必要があると思います。

目に見えないサイバー空間で勃発する、サイバー戦争の懸念が世界的に高まっています。

報道では、既に米中間で何度も衝突が起こっていると言われています。日本もいつサイバー空間の紛争に巻き込まれるかわかりません。深刻な社会混乱や経済的被害を生じさせないためにも、官民が協力し合って万全のサイバー防衛体制を築かなければなりません。

サイバー戦争に備えた防衛に関わる、情報セキュリティ関連企業を上げました。サイバー空間での有事が勃発した際には、大きな需要が発生すると思われます。


ラックホールディングス (3857)
情報セキュリティをコアにしたシステムソリューション事業。情報システムの診断・監視サービスを強化中。


UBIC (2158)
コンピュータフォレンジック(科学捜査)企業。電子データの収集・分析などの情報システム解析事業、不正調査、監査システム構築など。


綜合警備保障 (2331)
総合警備サービス企業。PC・ネットワーク監視、ITセキュリティ予防接種、情報セキュリティコンサルティングなど、情報セキュリティ分野にも注力。


トレンドマイクロ (4704)
セキュリティソフト『ウイルスバスター』が有名な情報セキュリティ企業。法人向けのサーバ・ネットワーク・ストレージの監視・保護、情報漏えい対策など。

米国が量的緩和の縮小に向けた動きを見せています。昨日発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録によると、景気指標が改善してきているため、量的緩和はそろそろ出口を模索すべきだという意見が議論が真剣に交わされているようです。

エコノミストの見通しでは、量的緩和第3弾(QE3)は夏には減額、年内に終了するとのこと。海の向こうでは日本が空前の金融緩和を始めており、当分の間、円安ドル高と日本株高のトレンドが力強く続きそうです。

世界の流動性維持や、米国債の買支えのためにも、日本の金融緩和は大きな役目を果たすかもしれません。ただし、一歩間違えれば都合よく利用されて思わぬ危機を引き起こす可能性もあります。慎重に趨勢を見守っていかなければなりません。


金融政策にらむドル円、日銀緩和は米国の「緩衝材」か

ロイター 2013年04月11日

 為替市場は日米金融政策の方向性の違いをにらみ始めた。米国が量的緩和の出口戦略を模索し始めた一方、日本は異次元とも呼べる超緩和政策を続ける構えであり、この面からはドル高・円安要因が続くことになる。

米国が資産買い入れを縮小すれば、市場にショックが走る可能性が高いが、その「衝撃緩衝剤」として日銀が緩和を継続しなければならないとすれば、日本市場の「歪み」は大きくなるおそれもある。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE93A06T20130411?sp=true

※2017/6/25、一部内容を追記しました。

※本記事は当ブログには珍しくライフハック系の内容です^^


投資の経験を積めば積むほど、無駄なコストを抑えて手元の現金を1円でも多く確保することの重要さや、生活の中から無駄をそぎ落として時間を捻出することの大切さを思い知ります。

私は部屋に置くものを減らして、シンプルな生活を心がけることによって、資金と時間を確保しています。

基本的な考え方は、後述する通りの"何も要らない生活"です。無駄があると考えなければいけない事が増え、コストが増え、時間を削られ、物が増えて部屋の中が狭くなっていきます。要らない物、要らない行動を徹底的に捨てていくことが大事です。

私は"何も要らない生活"を続けるようになってから、支出が一気に減って貯金が増え、投資に回せる資金が増えました。部屋もスッキリして居心地が良いです。普段の片付け・掃除の手間がほとんどかからないので、仕事や読書、娯楽に費やす時間も増えています。(一部、断りなく男性向けの記述をしています)


▼テレビは要らない
情報源としては量も質も速報性もインターネットに完全敗北。暇つぶしや娯楽としても2流なため、もはや無用のものになりました。私は仕事柄どうしても必要なので部屋に1台置いていますが、普通の人はもうテレビは必要無いと思います。テレビが無くなると一気に部屋が広くなるし、今までテレビ視聴に費やしていた無駄な時間も浮くので、勉強や仕事に費やせる時間が格段に増加します。テレビが無いせいでどうしても時間を持て余してしまうなら、FXの短期トレードでもして投資勘を養う方がずっと生産的です。FXを始めるなら、まずはDMM FXの口座を開設するのがおすすめです。

▼新聞・雑誌は要らない
知らないうちに支出してしまいがちな上に、情報源としても娯楽としてもインターネットに負けた新聞・雑誌は、もはや必要ありません。新聞はさっさと解約、雑誌はもう2度と買わないようにしましょう。有用なウェブサイトを見つけたり、ネットでの情報収集テクニックを覚える方がはるかに安いし、将来への投資にもなります。投資家には四季報が人気ですが、証券会社で口座を開設すれば四季報情報を見れるところがたくさんありますので、基本的にはそちらを利用した方がよいと思います。もちろん、どうしても紙の法が見やすいということであれば従来通りの四季報でも良いとは思いますが。

▼デジタルカメラは要らない
スマートフォンを1台持っていればそれで十分です。最近はほとんどのカメラよりスマートフォンのカメラ機能の方が性能が上です。

▼ネットの有料会員サービスは要らない
ニュースサイト、動画サイト、レシピサイトなどなど、あらゆるジャンルのサイトが有料会員サービスを提供して、毎月数百円くらいの定期課金を行っています。一度登録するとついそのままにして月額費を払い続けてしまうため、こういったサービスは必ず業者側に有利で、消費者側に不利な仕組みになっています。投資家は日本経済新聞の月額4200円の電子版サービスを使っている人も多いかもしれませんが、これも代替できるサイトはたくさんあります。株価は証券会社のサイトで見れますし、ロイター、サンケイビズ、Yahoo!ニュースなど無料で質の高いニュースサイトもたくさんあります。日経を読むことに拘りが無ければやめてもいいと思います。

▼掃除機は要らない
21世紀の今でも、最も汎用的な掃除方法は箒(ほうき)と雑巾です。最近はルンバや高機能な掃除機がたくさん出回っていますが、部屋の隅や家電の上など、細かいところを掃除しようと思ったら、どうしても箒や雑巾が必要になります。だったら最初から箒と雑巾だけでよいのです。箒は100円ショップでも売っているし、雑巾は着なくなった洋服で十分です。掃除をしながら体を動かすようになることも健康のために大きなメリットがあります。

▼洗顔クリームは要らない
最近は男性でも化粧水、乳液などを使ってフェイスケアをしている人も多いですが、全く必要ありません。そもそも、洗顔クリームを使うから本来肌に必要な皮脂まで落としてしまい、肌のトラブルの元になるのです。何もしなければ皮脂は汗と結びついて皮脂膜ができ、これが天然の保湿剤・保護膜になります。この自然な働きを守るのが肌にとってベストなのですから、とにかく何もしてはいけないのです。毎日、顔を水でさっと洗えばそれで十分です。皮膚に悪影響を与えてお金もかかるフェイスケアは、全部止めてしまいましょう。

▼シャンプーは要らない
洗顔クリームと同様で、シャンプーは頭皮や髪が健康でいるために必要な皮脂や常在菌を取り除いてしまいますので、止めた方がよいです。リンスをすればいいと言われる方がいるかもしれませんが、そもそもリンスというものが本末転倒なもので、シャンプーをするから髪にとって必要な保護膜が落ち、艶も無くなり、リンスが必要になるのです。最初から何もしてはいけません。今までずっとシャンプーを使ってきた方は、急に止めると頭皮が痒くなるといった症状が一時的に出るかもしれませんが、これは時間の問題です。シャンプーをしない状態に体が慣れれば、自然に消えていきます。
最近は「湯シャン」という言葉で、だんだん世間に広まりつつあるようです。噂によるとあの福山雅治も実践しているとか…。

▼電動シェーバー、電動ハブラシは要らない
髭剃りは使い捨ての剃刀、ハブラシはドラッグストアの最も安いもので十分です。どちらもホテルに行くとよく置いてありますので、それを持ち帰るのもいいと思います。

▼耳かきはいらない
いきなりこう言うと驚かれる方もいるかもしれませんが、基本的に人間にとって耳かきはしない方がよいです。耳かきをしても、ほとんどの耳垢を奥に押しやってしまうだけで、取れる耳垢はほんの一部です。また耳の中に傷をつけてしまうことによって、炎症や感染症を引き起こしてしまうこともあります。耳に関するトラブルのほとんどは、耳かきのし過ぎによって引き起こされます。本来、耳垢は耳の中の皮膚の角質が剥離したもので、新陳代謝によって自然に外に排泄されるものです。また、お風呂やプールの後に水が入って気になることもありますが、何もせずに自然乾燥に任せるのが最も良いです。

▼健康器具は要らない
テレビもネットもお店も、どこへ行っても手軽なダイエットや美容をうたう健康器具の宣伝で溢れかえっています。ああいったものは、消費者から無駄なお金をむしり取ろうとする詐欺的な行為です。日本中どこでも手軽にできるジョギング、水泳、腹筋、背筋、腕立て伏せ、懸垂。こういった基本的な運動をしていれば、それ以上何かにお金を費やす必要はまったくありません。動きやすい服装と、運動靴1足があれば十分です。

▼浄水器は要らない
浄水器のメリットをさかんに喧伝する業者が多いためついつい購入してみたくなってしまいますが、これも必要ありません。お金がかかるばかりで、実質的に何も特することはありません。浄水器はコストが高くつく上に、掃除を怠った際に雑菌が混じる危険もあります。日本の水道水はミネラルウォーターよりも高い基準をクリアしており、非常に安全です。私たちは高い税金を払っている代わりに、この質の高い水道システムを享受できています。この恩恵を存分に活かせばそれで十分なのです。

▼必要最低限の生活必需品は、最安値商品をネットでまとめ買い
石鹸、ゴミ袋、ハブラシ、ハミガキ粉、カミソリ、洗剤。こういった生活必需品はネットで最安値ショップを探してまとめて注文しておきましょう。どうせいつか必要になるし、保存の効くものばかりなのだから、在庫を気にする手間をかけずに済むように一気に買うといいでしょう。私の場合はどれも半年分ほどの量を一気に購入しています。

▼クレジットカードは1枚でよい
クレジットカードを複数持つのは大きな無駄です。マイルや店ごとのポイントを貯めたい方などが多いかもしれませんが、せっかく貯めても効率良く使い切るのは非常に難しいです。ポイントに釣られてついつい余計なものまで買ってしまうことも多いです。どのマイルやポイントを貯めるのか決めてしまって、カードを1枚に絞るのが最も効率的です。私は、実店舗を含めてどこで使っても、必ず購入額の1%の楽天ポイントが貯まる楽天カードだけを使っています。

▼電子マネーはSuicaだけでよい
複数の電子マネーにチャージすると、やはり使い切れなかったり、無駄な買い物をしてしまうことになりがちです。電子マネーは電車でも実店舗でも使えるSuicaかPASUMOのどちらかにしましょう。他は必要ありません。

▼服装はユニクロのワンシーズン使い捨てよい
趣味がファッションの人が服装にこだわるのはまったく否定しませんが、私を含めた一般人はユニクロだけで十分です。普通の人があちこちの服屋に足を運んで値段を試着したり値段を比較したりするのは、大きな時間の無駄です。服選びだけで大事な休日が終わってしまいます。
ユニクロならすべての分野の衣料品が適度な価格・クオリティで揃っています。もちろんよく探せばもっと安くオシャレな衣料品が世の中にはたくさんあると思いますが、普通の人がそれを探す時間や手間をかけるほどの意味があるとは思えません。「とりあえずユニクロに行って、店舗に置いてあるものの中から必要なものを買う」という考え方で十分だと思います。
また服装を買い過ぎると、どうしてもあまり着ないものが出てきます。必要最低限な数を購入してローテーションし、着古したらすぐに捨ててまたユニクロで同種の商品を購入するという流れが効率的です。ユニクロはベーシックな商品ばかりなので、流行にされないし、低価格なので買い替えしやすいのも大きな魅力です。

▼その他「無くて済む」ものは絶対に買わない
家電で言えば、PC、スマートフォン、洗濯乾燥機、冷蔵庫、電子レンジくらいがあれば十分です。その他にも無くても済むもの、他に代用できるものは、何も必要ありません。









アベノミクスに反対する2人の論者の意見です。両者ともインフレーションを目指す政策は絶対に採るべきではなく、いずれ制御不能のインフレがやってくるという大きな危険を指摘しています。

私たち投資家も、いつか来るかもしれない破局に今のうちから備えておいた方が良いのかもしれません。

ロジャーズは実物資産を勧めていますが、日本人投資家からすると、円相場が混乱した際には手を出しにくくなると思います。

はたして、どんな手段が良いのでしょうか?


熱狂は失敗へ、財政ファイナンスに警鐘=与謝野元経済財政相

ロイター 2013年4月9日

「ギリシャ、ローマの時代から、国民が大熱狂する政策は大抵失敗に終わっている」と指摘。円安による政策効果については「日本経済にそんなに恩恵を与えるわけではない」との見方を示した。2%の物価目標については「2%も物価が上がれば国民は怒り、(利払い費の膨張で)財政の大赤字がどんどんどんどん増えていく」とし、取るべき手法ではないと批判した。

とりわけ、日銀による大量の国債買い入れについて、政府と日銀が「これは財政ファイナンスではない」と言っても、「財政ファイナンスであるということは明らかだ。決して健全な金融財政政策とは言えない」と指摘。「長期金利は理由もなくある日突然上がり始める。誰も打つ手がない。そういう性質のものだ」と懸念を示した。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE93804820130409


ジム・ロジャーズ/Jim Rogers 日本は金融緩和をただちに止めよ

月刊VOICE 2013年3月号

- 全体的にアベノミクスには賛同できない、ということですか。

ロジャーズ そのとおりです。絶対に賛同できません。先ほど述べたように、紙幣を印刷することは誰にとっても結局はよくない政策になるからです。

- アベノミクスは、金融緩和と並んで弾力的な財政政策を標榜していますが、先進国で未曾有ともいえる借金がさらに増えるとともに、金融緩和による長期金利上昇のリスクもあります。昨年、消費増税法が国会で可決されましたが、日本の国家財政については、どのような認識でいらっしゃいますか。アベノミクスはハイパーインフレを引き起こす、という日本の識者もいますが、その現実味はあるのでしょうか。

ロジャーズ すぐにハイパーインフレになるかどうかはわかりません。今年それが起こることはないでしょう。もし起こるとしたら時間がかかります。しかし、これだけ世界中で紙幣を刷るということはこれまで記録になく、人類が初めて経験する事態です。インフレになることは間違いありません。しかもかなり深刻なものに。

http://www.globe-walkers.com/ohno/interview/jimrogers6.html

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