ブログネタ
相場の流れにのって2! に参加中!
六義園の四季


日本株のシーズナリティについて考えてみたいと思います。

投資をしていると、特定筋から季節ごとに買われやすかったり、売られやすかったりする現象があることをよく耳にすると思います。

よく言われるのは以下のような現象です。

・1月は欧米の年金基金から買いが入りやすい
・3月は配当の権利確定が多いため買いが入りやすい
・4月は日本が新年度入りするため(日本の)機関投資家の買いが入りやすい
・「Sell in May」と言われる通り、5月は下がりやすい
・夏季は「夏枯れ」で下がりやすい
・12月は「お化粧買い」のため上がりやすい


また最近では、季節の移り変わりが人間の気分に影響に与えて、株価が変動するという説も出てきているようです。冬至から夏至にかけて日が長くなるごとに人間はリスク追及的になって株を買いやすくなり、夏至から冬至にかけて日が短くなるごとにリスク回避的になり、株を売りがちになるようです。そんな単純なことなのか・・(笑)と思ってしまいますが、季節が逆になる北半球の株式市場と南半球の株式市場とでは、株価のシーズナリティも逆になるという結果が出ているそうで、なかなか説得力を感じてしまいます。

そこで、日経平均株価のシーズナリティを実際のデータを使って調べてみました。

以下は日経平均株価の1991年~2013年の推移です。値は各月の月末のものを使っています。
b


生のデータをそのままグラフ化しましたが、これだとちょっとゴチャゴチャしてわかりにくいですね(笑)。

そこで、各年の1月の値を1として、各月が1月からどの程度の変化を示すかを指数化を行いました。その指数の1991年~2012年の平均値が以下になります。
a


はっきりと傾向が出ているのがわかりますね!日経平均は10月~11月にかけて底を形成し、4月に頂点を付けるという値動きが見られます。おそらく今まで市場と向き合ってきて感じた経験則と合致する方も多いのではないでしょうか。

頂点を付ける4月は、底をつける11月に対して、5.9%の高い値を出しています。つまり、日経平均(ETFや先物など)を11月に購入して4月に売れば、平均して5.9%のパフォーマンスを上げられるということになります!

全くこの通りの運用はしなくても、この日本株のシーズナリティの事実を常に頭の片隅に置いて日々の売買をしていきたいですね。