メーリングリストに枚方ローカルの話題が流れていた。料理が大変個性的な店。人によっては受け入れにくいかもしれないが、なかなか面白い店なんだそうだ。月曜日に会う約束をしてたんだけど、デートコースがさっぱり浮かばなかったメンソールは、これに飛びついた。これでいこう。さっそく笑美子にメールを打つと、OKの返事が返ってきた。

 京阪電車の枚方市駅で待ち合わせて、店に向かう。南側に降りて市役所の手前を東へ曲がり、商店街に入ってすぐを南に曲がると突き当たりのちょっと左手に店がある。可愛い感じの店作りで、店の前にはメニューが置かれている。扉を押して店内にはいると、右手側テーブル席があり、奥がキッチンになっている。オープンキッチンじゃないんだけど、キッチンの様子は良く見えてハーフ・オープンキッチンといったところかな。店の内部は結構モダンな作りで、なんか気持ちいい。

 ランチのメニューは、ランチコース(\2,200)とそれより少し高いコース、それとは別にビジネスランチがあって、こちらは\1,700だった。メンソールがランチコースをオーダーすると、サーモンのババロアと鴨のポトフだと、料理の説明があった。ワインリストも別にあるんだけど、お勧めのワインリストというのがあって、シャンベルタンを見つけた。ハーフボトルで\3,500だった。もともとは\4,000と書かれているが、それを取り消して\3,500と書き直してあった。お勧めワインリストの一番上には、『春が来る』と書かれてたんだけど、それも消されて『春が来た』と書き直されていた。結構お茶目かもしれない。

 ほとんど金魚鉢のような丸いワイングラスが用意されて、笑美子が息を飲んだ。大きなワイグラスを用意されると、嬉しくなるのだそうだ。

 続いて出てきたのがウズラのポトフ。骨付きのウズラもも肉が丸々で出てきた。まず、一口。スープがめちゃくちゃセクシーなのだ。薄味だと思う。でも、一口味わってしまうと止められない止まらないのかっぱえびせん的状況に陥る。ウズラ肉も独特の匂いを上手く処理していて、目隠ししていれば鶏肉といわれても判らないんじゃないかな。添え付けの新じゃがには軽く塩がふられているんだけど、塩の結晶がそのまま残っていて、それが時たま口の中で弾けるたびに、新たな感激が駆けめぐっていくような感じ。アスパラも野生アスパラだと思う。笑美子的には、彩りから考えて人参がないのはどうしてだろうといっていた。さすがにその方面の仕事をしているだけに、メンソールとは観点が違うかな。

 メンソールの個人的な感想なんだけど、シェフはフランスでは牛肉をメインに持ってこないというところを主張したかったんじゃないかな。だからといっていきなりジビエや内臓肉を持ってきても、それになれていない日本人には受け入れられないかもしれないことを考えて、日本人の口に合うように柔らかく調理したんじゃないだろうか。ジビエを食べなれている人にとって見れば、どうしてウズラをこんな風にしちゃうの?、野性味はどこへ行ったの?。....と感じる人もいると思う。

 食後はコーヒー、紅茶に加えてハーブティーが用意されている。メンソールはカモミールティーをお願いした。これまたメンソールの個人的感想なんだけど、コースのあとにはコーヒーではなくてハーブティーでしめてほしいという思いがあるんじゃないだろうか。もちろんポイントはしっかりと押さえてあるんだけど、あっさりした感じの味わいだった。あっさりだといっても、決して軽いという意味じゃない。

 カモミールティーを飲みながら「これはディナータイムにも来なあかんな」メンソールが言った。笑美子が続けた。「美味しいからまた来たいというわけじゃない。次は何が出てくるのか....、という興味がある」と言った。と言うことで、近いうちにもう一度来ることになると思います。


(店  名) リブ・ゴーシュ
(ジャンル) フレンチ
(住  所) 枚方市川原町1-2
(電  話) 072-844-8007
(交通機関) 京阪電車『枚方市』駅を下車徒歩10分くらい
(ウ ェ ブ) http://homepage2.nifty.com/rivegauche/