天満三丁目にある滝川公園の近くに、オープンキッチンの創作ダイニングがあって、そちらに行こうと思って電話で確認したら、臨時休業だった。ナナからは、「韓国料理が食べたい」と言われてたので、JR環状線天満駅から徒歩一分の『武福』へ。スモールサイズの店で、四人掛けテーブルが二つ、座敷があって、六人掛けと四人掛けのテーブルがあり、あとカウンター席が五席。メンソールが行ったのは18:00頃だったので、一番客だったんだけど、あっという間に満席になっちゃったから、予約した方がいいかもしれない。

 メンソールは例によってビールをオーダーし、メニューの吟味を始める。メニューはドリンクメニュー、定番メニューと、日替わりのお勧めメニューの三種類が用意されている。日替わりお勧めメニューは、ホワイトボードにも書かれているので、そちらを見ても良いが、ちょっと字が小さいので、手元のメニューを見た方がいいと思う。オーダーしたのは、甘エビの塩辛、小袋、春雨キムチ、サムギョプサル、韓国風すき焼き、そしてお勧めに従ってキムチのチヂミ。

 コブクロは、何となくわかると思うけど、豚の子宮をフェ感覚にまとめたもの。甘エビも余り塩辛っぽくないんだけど、米麹でうまく仕上げられていると思う。このあたりまでは、突き出しといった感じ。続いて出てきたのが春雨キムチ。メンソールは春雨とキムチの炒め物だと思ってたんだけど、出てきたのは春雨とキムチをスープ仕立てにしたもの。なので、あんまり辛くないんだけど、スープがおいしい。ナナも、炒め物が出てくると思ってたらしく、びっくりしてたけど、おいしいって言ってた。

 もうすぐ肉料理が出てくるだろうと思ったメンソールは、マッコリをオーダーする。実は、焼き肉系の料理には、マッコリが一番合うとメンソールは思ってる。ビールなんかも、ホップに含まれるイソフムロンという物質が、油を分解してくれるので、脂っこい料理を食べるときには良いと思うんだけど、腹が張るからなぁ....。腹が張ると言うことを抜きにしても、マッコリの酸味は、口内の油をさっぱりと流してくれるし、アルコール度数もそれほど高くないので、泥酔しないのが嬉しい。マッコリをオーダーすると、小降りの瓶に入って来たりすることがあるけど、ここのマッコリは、やや大型の湯飲み程度のサイズのものに入れられてくるので、大人数でなくても、マッコリをオーダーする際に躊躇しなくて済む。

 続いては、店長お勧めのチヂミ。ニラ、ニンジン、豚肉、イカとキムチが入った、お好み焼きと間違うほど分厚いチヂミが、一口サイズにカットされている。薄くて、粉々してて、モチモチ感のある、一般的チヂミと言われてイメージするものとはちょっと違ってる。この辺は好みの別れるところかも。このオリジナルチヂミは、ノーマル、チーズ、キムチ、ミックスの四種類が用意されている。

 ナナは、メンソールがオーダーしたマッコリに手を伸ばして、飲み始めた。ナナは、去年の夏頃にベリーダンス踊ってたんだけど、最近はどうしてるんだろ。メンソールは、あんまり仕事のこと聞かないからなぁ....。ナナとは、頻繁には会えないし....。メンソールは「リナ....」と言いかけてそれを飲み込み、「最近、ナナの気持ちがわかるよ」と言った。ちょっと怪訝そうな顔をするナナに、「メンソールも、ナナが好きだよ」と言ったら、「私を口説くのは100年早いわ。誕生日も知らんくせに....」と言われてしまった。「知ってるよ、3月25日....」と言いかけて、メンソールは凍った。しまった!。メールもカードも、コールもしてなかった。案の定、"Oh, you say that you love me. But you don't make even a call."と叫ばれてしまった。日本語で叫ばなかったのは、ナナの思いやりかな。

 すき焼きは、石鍋で調理する。肉はハラミ、タン、てっちゃん。あと、ネギ、厚揚げ、タマネギなどが入っている。味は、プルコギよりは、日本のすき焼きに似て甘辛く仕上げられている。食べ終わったあとは、うどんを入れてくれるんだけど、このうどんが半透明でツヤツヤしてて、角が鋭角に立っていて、めっちゃうまそう。実際、うまかったけど....。

 オリジナル韓日膳とある通りで、日本風にアレンジした韓国料理が食べれる店です。常連が多いようで、店の人と気軽に挨拶する人が多かったです。


(店 名) 武福
(ジャンル) 韓国料理(オリジナル韓日膳)
(住 所) 大阪市北区天神橋4-12-9
(電 話) 06-6358-7138
(営業時間) 17:30-26:00
(定 休 日) 月曜日(祝日の場合は翌日)