
メンソールはいきなりとらじの唄をオーダー。裕子はビール派なのでビールをオーダーした。「やっぱ、生ぎもだよね」と裕子が言うので、生ぎも。肉の方は四人いるならということで盛り合わせをオーダー。この盛り合わせは、ステーキ、カルビ、上ハラミ、上ミノ、てっちゃんが盛り合わせになったもので、600グラムで5,530円という特価品。この店は、全品塩味でのオーダーが可能なので、塩味でお願いした。
まずステーキ。適度のサシが入っていて、塩&胡椒、すり下ろしニンニクで下味が付けられている。これを無煙ロースターで焼く。メンソールがほとんどレア状態で肉を取ると、それから少し遅れて裕子が肉を取った。今日子と來未もそれに続く。ニンニクの香りがいい感じ。
九条といえば、その土地柄、1,000円以上のものは焼き肉と入ってはいけないらしい。その中で、国産和牛にこだわっている。松阪牛、佐賀牛、前沢牛と、ブランドにはこだわることなく厳選しているらしい。値段の方は、上ハラミが950円、オーダーはしなかったけど上ロースが1,490円、ロースが1,100円。白肉系もなかなか良い。
この日はチシャが切れてたのは残念な限りなんだけど、キムチもほどよく発酵し、酸味が効いたものだし、豆もやしも分量が多い目でコストパフォーマンスは高い。キュウリは残念ながら化調が使ってあった。使わなくてもいいのに…。
店は、四人用の座敷が三つであとはカウンター席となる。ご夫婦でやってる店なんだけど、奥さんはタイ人なので、メニューに書いてあるとおりにオーダーしないと聞き返される場合がある。たとえば、メニューに心臓と書いてあれば心臓、赤せんと書いてあれば赤せんとオーダーしないといけない。ハートとかハツとか、あるいは赤せんまいとかいうと、ややあって、「あっ、赤せんですね」と反応が返ってきたりする。
さて、この店の裏目ニューとしては奥さんの故郷の名物料理であるトムヤムクン(1,500円)がある。焼き肉を一通り食べたあとにトムヤムクンで締めるというのがお洒落だったりする。で、メンソールははっきり言って余り期待はしてなかったんだけど、このトムヤムクンがべらぼうに旨い。店主には悪いけど、裏目ニューにしておくのは勿体ないくらい。是非表メニューにして欲しい。ついでに、トムヤムクン以外のタイ料理メニューも拡張して欲しいと思う。
(店 名) うぶや
(ジャンル) 焼き肉屋
(所 在 地) 大阪市西区九条1-13-2
(電 話) 06-6583-4587
(営業時間) 17:00-25:00
(定 休 日) 水曜日