
中)キンキの煮付け
右)生ハム&自家製マヨネーズサラダ
未花ねえさんから、「メンソール、割烹とビストロを足して2で割ったような居酒屋ができてるで」と、教えてもらったので、「レイナ、和食食べに行こ」と、言ったら。「メンソール、私、日本酒はダメなの。和食は好きなんだけど…」と、言われてしまった。「ワインもあると思うから…」と言って、無理矢理連れ出して、宗右衛門町にある『藤の趣悦』へ。カウンターかなと思ったら、奥の座敷席に案内されてしまった。「レイナ、二人きりやな。障子も閉めとこか」と、言ってみたら。「ダメよ」と、言われてしまった。
メンソールは、日本酒を飲みながら、お勧めのゴマ豆腐をオーダーする。3,000円のお勧めコースをもあったけど、この日のメンソールは、アラカルト気分だった。四角く固めたヤツじゃなくてざる豆腐みたいな感じになってて、柔らかい。ゴマの薫りもふんわりほんのりと柔らかい。ゴマ豆腐は毎日練っているらしい。つまり、作りたて。あと、これも毎日作っていると言われる生ハムを使ったサラダをオーダーしてみた。但馬地鶏を使ってスモークしているらしいが、スモーキーさはそれほどない。
「メンソールっ、私、自由でいたいの」と、レイナが言う。「でも、判った。ナナがメンソールと会わせてくれた理由が…」
「メンソールには判らんけどな…」
魚料理はかなり力が入っているみたいなので、一応聞いてみたら、キンキがお勧めだと言うことだったので、キンキをオーダー。あっさり塩味なので、キンキの旨みが際だっている。
料理が切れたので、オーダーしてみたのがセロリの醤油浅漬け。口直しというかつなぎのつもりでオーダーしてみたんだけど、醤油漬けと言うよりはポン酢漬けで、酸味が好きなメンソールとしては嬉しい限り。お代わりしてしまった…。
その後、トマトの櫛切りとか、タコの酢みそ和えとか。酢みそ和えと言っても、自家製酢みそマヨネーズを使っているので、味的にはかなり柔らかく仕上がってる。
店を出たあと、レイナにメールを送った。
「判った。ありがと。ごめん。さよなら」と…。
カウンター8席で、テーブル12席、座敷10席なので、結構広い。これをコックコートのシェフ1人と、サービス担当が1人。その割にはサービシング・タイムは結構早いように思う。あまり待たされてるという感覚がない。今回のメンソールは和食系のメニューばかりセレクトしたけど、和牛ステーキを参照&山葵を使ってアレンジしたようなメニューもあったりする。未花ねえさんは和洋折衷内酒屋的な言い方をしてたけど、普通に居酒屋のように思う。コース料理があったりする所がちらり割烹っぽい。ビストロ系メニューは、今回頼んでないので、何とも言えないということろ。
(店 名) 藤の趣悦
(ジャンル) 和食
(所 在 地) 大阪市中央区宗右衛門町6-24 清流会館一階
(電 話) 06-6211-2848
(営業時間) 11:30-14:00、17:00-22:30
(定 休 日) 日曜日