May 2005

DD-6フットスイッチ改造

c0118425.JPGあまり経験のない事に挑戦、エフェクターの改造だ。






BOSSのデジタルディレイDD-6は本体のフットスイッチで、ディレイのオンオフ以外にもディレイのタップが出来たり、LOOPのStart/Endの決定をしたりするのだが、鍵盤弾きにとってはエフェクターっていったん足許に置いてしまうと演奏中にツマミを弄ったりするのが難しいし、手許に置くと演奏しながらタップができない。で、スイッチを外付けにしよう、ということだ。

本体をあけて電子スイッチに繋がっているのは2本の線。これならいけるか、とBOSSの汎用フットスイッチFS-5U(アンラッチタイプ。ラッチタイプのFS-5Lはダメだった)につないでみたらばっちり使えた。

FS-5Uはシールドを使うタイプのフットスイッチなのでどうせなら本体にフットスイッチ用のジャックを増設したい、いやケースを移し替えてつまみを弄りやすく大きいのに替えるってのはどうか、とあれこれ考えたのだが、本体ケースの中は結構部品がタイトに詰まっていてジャックの増設は厳しそう。つまみ類も小さな特殊なポットで基盤に直付けしてあり、ケース移し替えも大変な事になりそうで結局断念。

DD-6はステレオインアウトも出来るのだが自分はモノでしか使わないので、アウトのBのジャックを犠牲にしてここをフットスイッチ用のジャックにした。本体のフットスイッチ部はスルーしたのでダミーになった。

実に素人的改造ではあるが、これでいちいち設定変えるのにキーボードの下に潜り込まなくても済むし、足でテンポタップしながらエフェクトレベルをいじったりもできるようになった。

こう言うの、始めると楽しくてはまりそうです。

芸の勉強をする

3b5e5e69.jpg資料やら部品を買いに新宿へ。
目指すはタワレコとハンズだが探してたCDがいきなり品切れ、がっくし。

で気分をかえて三丁目の末広亭に飛び込む。寄席観賞。てか予定して来たのだが。
学生時代以来からだから20年くらいぶり。座席が新しくなってたが中はほとんど昔のままで感激。昼いちの部だがけっこうお客さんも多かった。

目当てはミュージカルソー(ノコギリ)演奏の都家歌六、漫才のWモアモア、落語の三笑亭可楽。
他にも計20組近い出演者が出たが、古典、創作落語、漫才、手品、講談、曲芸、ノコギリまで幅広い演芸を楽しめて¥2700は超お得。
しかも昼夜入れ替えなしなので、その気になれば12時から9時までたっぷり楽しめる。
今日は仕事もしなきゃなので5時迄で切り上げましたが。

なかにはつまんない人とかもいましたが、それもあり。あんな形で日本の演芸をライブで楽しむのは心が豊かになる気がするってぇもんです。

さあ、仕事しなきゃ、、

酔いました

国際フォーラムにてカエターノヴェローゾのコンサートを観る。

実はチケット発売の頃に財政ピンチでどうしようか迷っていたまま
今日の公演最終日になっていたのだが、偶然今日は休みになったし
、やはりこれは行っておかねばと当日券狙いで会場へ。

月末のこの時期にきついのだが、これを逃すと次は当分無さそうな
気がするので。

会場にはやはり当日券狙いのお客さんが長蛇の列で、一瞬
帰ろうかとも思ったが、並んでみたら2階席の結構いいところが
とれた。実際2階席は意外にも結構ガラガラだった。

内容は名曲からカバーまで織り交ぜた約2時間。
演奏はジャキスモレレンバウムが中心になっての知的に抑制の
効いたセンスのいいものだったが、なによりもカエターノの
役者っぷりが素晴らしかった。

粋でオシャレで男前、ありゃ女の子だったらうっとりしますわな。
男でもうっとりしましたが。実に豊かな時間を過ごさせて
もらいました。

しかし、正直国際フォーラムはでかすぎ。ホントならゆったり
お酒を飲めるような所で観たいもんです。

打ち上げ@神戸

6c7b30be.jpgイベント終了後、神戸駅近くの居酒屋に飛び込みで入って打ち上げ飲み。

ガード下のいい感じの小さな居酒屋はとても家庭的。
焼き鳥、神戸牛のたたき、串カツをいただく。
どれもこれもやたらとうまい。さすが関西。

串カツって串で揚げるトンカツだと思ってたら、関西ではいわゆる串揚げなのでしょうか、盛りあわせを頼んだら豚肉だけじゃなくて魚や野菜なんかも串揚げで出てきた。

小振りなドンブリくらいのお椀にたっぷりのソース、ざぶんと付けて頬張れば
ビールも進む。関西の夜を楽しみました。

神戸にて

f0632e29.jpg神戸にてアーティストO氏のファンクラブイベントで演奏の仕事。

神戸から明石方面へのクルージング船上でのパーティ。
天気も素晴らしくちょっとしたリゾート気分を味わった。

一日二周回の客船に乗って一周回目でリハ、二周回目で本番なのだが、
慣れない船上での演奏。揺れでリズム感とかが分からなくなってちょっと冷えた。
すぐ慣れましたが。

本番は夜八時過ぎ、イルミネーションで煌めく明石大橋をくぐりながらの演奏は
なかなかいいもんでした。

でもお酒まわるね。

2駆のPanda

これ見た瞬間にパソコンのモニターにコーヒー吹いてしまいましたがな。

2駆のPanda

maarifa street / jon hassell

10d9332d.gifmaarifa street







実は僕はこの人のことをあまり知らなかった。
持っているアルバムは86年にECMから出ていた"Power Spot"と
80年にBrian Enoと共作した"Possible Musics"、それとDavid Sylvianの
"Brilliant Trees"でのセッション。

アメリカ人トランペッターで「第4世界音楽」って言うのをやっている。
ジャズ的な要素とミニマルミュージックやアンビエントミュージック
のエッセンスがダークに融合している感じ。
ミュートトランペットにハーモナイザーやらエフェクターをかけて
アンビエントな演奏をウネウネとする人。

ぐらいの認識で、すげーカックイイと思っていたがそれ以上追いかけたりは
していなかったのだが。
昨日ふとなつかしくなって紛失していた"Power Spot"を買い直しに行ったら
新譜が出ていたので買ってみた。すごいイイ!

そこはかとなくどこかに民族音楽を感じさせつつもどこでもない感じ、
感情をむき出しにすることなく淡々と音を紡いでいるのにものすごい高揚感。
元祖音響系アブストラクトアンビエントややジャジー。トリップサウンドだ。

上記リンクでバイオグラフィーを見てみたら、この方なんとシュトックハウゼンに
師事してヨーロッパで電子反復音楽を学んだらしい。
帰国後テリーライリー(初期電子ミニマルミュージックの第1人者)とのコラボ、
ロバートフィリップやブライアンイーノ、ピーターガブリエル、ダニエルラノア
なんかと絡んだり、最近ではライクーダーのプロデュース(!)でアルバム作ってたり
ヴェンダースの映画音楽なんかもやってて、ずーっと精力的に活動していたのです。
なんで全然ノーマークだったのかが不思議なのだ。。

ということでこのアルバムを機会にこの人追いかけます。

congotronics / KONONO N°1

d3507761.jpgcongotronics / KONONO N°1








コンゴで25年以上も続いているバンドで総勢12名。
3台のエレキ親指ピアノとパーカッション類、ダンサーまでいる。
親指ピアノに仕込まれているピックアップやパーカッション類、
アンプを動かすバッテリーなんかも廃車の部品を流用しているらしいし
写真をチェックするとマイクやミキサーまでひどく素朴な手作りだ。

しかし音はバリバリ歪んだ親指ピアノ類や激しいリズムでかなりトランシー、
躍動感が素晴らしい。伝統的な民族音楽を否定するでもなく執着するでもない
生活に根ざす感じが物凄い説得力でもあります。

何気なく聴いていると「あれ?サンバのCDだっけ」なんて勘違いをするような感じも
あって、世界の民族音楽って地球の裏側でぜーんぶ繋がってるんだなぁ、なんて
思っちゃいますよ。One Love!

The Thai Elephant Orchestra

79c18fb5.jpgThe Thai Elephant Orchestra
このCD、演奏者が象だ。







象サイズに作られた木琴、鉄琴、ゴング、ハーモニカからなんとテルミンまで演奏している。
森林伐採などで野生では生きて行けなくなっている象を保護して芸をさせいるらしい。

演奏と言っても音楽的に成立しているのかどうかは個人の基準に依るところだが、
下手なアンビエントものなんかよりも響くものがある。音の間の空気感も素敵だ。

ある意味でサウンドスケープとも言えるのかも知れない。が、自然の音やランダムな
自動演奏を収録したものにはない暖かさがあるのはやはり「象の体温」を感じるから
なのだろうか。

タイの人にとっての象の存在から考えてきびしい調教で演奏させているとも思えないし、
どうも象が演奏を楽しんでいるように聞こえるのでほのぼのします。




やってしまったよ。。。

今回の自宅カンヅメ仕事も大詰め。
なのに、やってしまったよ。入力用の鍵盤KORG WAVESTATIONにコーヒー(ミルク入り砂糖なし)をぶちまけてしまった。長年鍵盤を扱っているがこんなことは初めてだ。
慌ててひっくりがえして乾燥させるも電源は入ったが鍵盤、ボタン類が反応せず。

アーア。。修理に金かかりそうだわ。げんなり。
つーか、このシンセまだ修理してもらえるのかしら?

しかも横に置いてあったiPod(しかも2台)にもぶっかけていた。これは今のとこ問題無し。

だいたい、余裕が無くなってきて慌てている時に限ってこういう事をするものだが、今回のはダメージでかいなぁ。
ごあいさつ

冨田謙
Yuzuru Tomita for mintmania

「冨」は上に点の無い「わかんむり」、
ユズルは「譲」ではなく「謙」です。




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