こんにちは、Kuniです。現在みんつく工房では、エスノグラフィー、LEGO Serious Play、ストーリーテリングなど、いくつかの研究テーマが同時に走っておりますが、一度我々のメソッドをまとめてみました。これはあくまでも、基本、であり、カスタマイズが必要なのは言うまでもありません。こちらまだまだβ版ですので、随時更新、進化させていきたいと思っております。何か、質問、コメント等ございましたら遠慮なくお知らせください。
Philosophy:
みんつく工房は、そのとして、MIT(マサチューセッツ工科大学)のダニエルキム教授の提唱する、「成長循環モデル」を採用しています。

革新的なアイデアを生み、カタチにするという「結果の質」を高めるためには、まず、イノベーションを生むチームの「関係の質」を高めることで、チーム内の会話に表れる「思考の質」を高める必要があります。
「思考の質」が高くなることで、仮説をすぐに行動して検証し、振り返りをかけるという、「行動の質」が向上し、結果としてより新しいアイデアを実際にプロトタイピングして試してみたり、実際に作ってみて世に問うことで「結果の質」が向上するのです。
みんつく工房は、メンバー間において「関係の質」を高めることをすべてのワークの土台としてワークショップ型を設計することで、「成長の循環」のスピードを早めることを意図してすべての活動を設計します。
Method:
みんつく工房の共創フレームワークは、商品開発、マーケティングの世界において、「共創によるイノベーションを生むこと」を目的としています。

その土台としては、関係の質を高めるための「対話型の場作り」の方法として、AI(アプリシエイティブインクワイアリー)、OST(オープンスペーステクノロジー)、ワールドカフェ、フューチャーサーチなどの手法を対話を促進するための手段として使います。
これらの手法は、いずれもメンバーの強みに焦点をあてた手法で、いるメンバーの強みを生かして共創を行うのにきわめて適しています。
関係の質の高いメンバーによるイノベーションを生むためのアプローチとしては、思考の質・行動の質を高めるためにオットーシャーマー教授による「U理論」によるチェンジラボを基礎としています。そのプロセスは3段階に分かれ、いずれも、チームメンバーとの共創により行われます。
フェーズ1: Co-Seeing~「顧客やステークホルダーに共感し、同化する」
U理論に基づイノベーションワークの第一段階は、Co-seeingと呼ばれます。このフェーズでは、普段「自分・自社の都合」という視点での思考フレームから脱するために、外部の顧客や自社のサービスのステークホルダー全体を、頭で理解するのみならず、「観て、感じる」ことで、「共感し、さらには、心理的に同化すること」を目的としています。IDEO社が提唱するエスノグラフィーによる行動観察などの手法や、ユーザー共創ブレストなどは、この目的で使われます。
フェーズ2: Co-Presensing~「過去の思い込みやフレームを手放す」
第二段階は、Co-presensingと呼ばれます。このフェーズでは、第一段階で行った顧客への共感、同化を通じて学んだことをもとに、今までの自社中心のものの見方を壊し、手放すことを目的としています。
このフェーズは、第一フェーズを一緒に体験した仲間と一緒に、その多様な視点と学びを生かし、学んだものをもとに共同で新たなものの見方を構築する、イノベーションプロセスの中でも最も重要なプロセスです。 このために、学んだものを共有するダウンローディングのセッションや、学んだものを相互に結びつけ世界観とするためのシステムシンキングや、LEGOシリアスプレイなどの手法が役に立ちます。
また、このプロセスは、最終的には、「沈黙」により内省することが非常に重要で、メンバーとともに自分自身を深く振り返ることで、今後生まれてくる新しい行動への覚悟が生まれ、行動の質の向上につながります。
フェーズ3: Co-Creating~「創造し、伝播する」
最終段階は、Co-creatingと呼ばれます。このフェーズでは、第二段階までで獲得した新たな視点と、覚悟をもとに、迅速にアイデアをカタチにし、周囲を巻き込んだ形で伝播させていくプロセスです。
このプロセスでは、まず、第二フェーズまでで得た手掛かりとなる新たなアイデアを、その場にあるものでプロトタイプを作成し、そのアイデアのエッセンスを結晶化するというステップから始まります。このプロトタイピングは、絵を描いたり、色画用紙や、LEGOや粘土を使ってカタチにする場合もあります。ここで、シナリオプラニングの手法を使って、カタチになったものを実現する未来シナリオを描き、想いと決意をもとにした未来ストーリーを作ることで、行動が明確になります。
最後は、ストーリーテリングの場を作ることで、未来のビジョンを語り、その想いに共感した人を巻き込んでアクティブなサポーターにしていく、伝播のフェーズが起こります。 このUプロセスによるイノベーションは、一回まわして終わり、ではなく、この循環を回し続けるためのシステムをチーム内に作り上げることが一番大事なことです。ワークショップによって実現するのは、そのモデルケースと成功体験であり、一度モデルケースが出来上がった際には、そのスピードを上げていくためのチーム内のシステムをどう作っていくか、それはそれぞれのチームにゆだねられています。
みんつく工房では、上記のような考え方、フレームワークを元に、クライアントの「想い」を元にした完全カスタマイズの共創マーケティングのワークショップを開発・実行しております。
ご興味がある方は遠慮なくお問い合わせください。お問い合わせ先は、co-marketing-workshop-lab@googlegroups.comになります。
Philosophy:
みんつく工房は、そのとして、MIT(マサチューセッツ工科大学)のダニエルキム教授の提唱する、「成長循環モデル」を採用しています。

革新的なアイデアを生み、カタチにするという「結果の質」を高めるためには、まず、イノベーションを生むチームの「関係の質」を高めることで、チーム内の会話に表れる「思考の質」を高める必要があります。
「思考の質」が高くなることで、仮説をすぐに行動して検証し、振り返りをかけるという、「行動の質」が向上し、結果としてより新しいアイデアを実際にプロトタイピングして試してみたり、実際に作ってみて世に問うことで「結果の質」が向上するのです。
みんつく工房は、メンバー間において「関係の質」を高めることをすべてのワークの土台としてワークショップ型を設計することで、「成長の循環」のスピードを早めることを意図してすべての活動を設計します。
Method:
みんつく工房の共創フレームワークは、商品開発、マーケティングの世界において、「共創によるイノベーションを生むこと」を目的としています。

その土台としては、関係の質を高めるための「対話型の場作り」の方法として、AI(アプリシエイティブインクワイアリー)、OST(オープンスペーステクノロジー)、ワールドカフェ、フューチャーサーチなどの手法を対話を促進するための手段として使います。
これらの手法は、いずれもメンバーの強みに焦点をあてた手法で、いるメンバーの強みを生かして共創を行うのにきわめて適しています。
関係の質の高いメンバーによるイノベーションを生むためのアプローチとしては、思考の質・行動の質を高めるためにオットーシャーマー教授による「U理論」によるチェンジラボを基礎としています。そのプロセスは3段階に分かれ、いずれも、チームメンバーとの共創により行われます。
フェーズ1: Co-Seeing~「顧客やステークホルダーに共感し、同化する」
U理論に基づイノベーションワークの第一段階は、Co-seeingと呼ばれます。このフェーズでは、普段「自分・自社の都合」という視点での思考フレームから脱するために、外部の顧客や自社のサービスのステークホルダー全体を、頭で理解するのみならず、「観て、感じる」ことで、「共感し、さらには、心理的に同化すること」を目的としています。IDEO社が提唱するエスノグラフィーによる行動観察などの手法や、ユーザー共創ブレストなどは、この目的で使われます。
フェーズ2: Co-Presensing~「過去の思い込みやフレームを手放す」
第二段階は、Co-presensingと呼ばれます。このフェーズでは、第一段階で行った顧客への共感、同化を通じて学んだことをもとに、今までの自社中心のものの見方を壊し、手放すことを目的としています。
このフェーズは、第一フェーズを一緒に体験した仲間と一緒に、その多様な視点と学びを生かし、学んだものをもとに共同で新たなものの見方を構築する、イノベーションプロセスの中でも最も重要なプロセスです。 このために、学んだものを共有するダウンローディングのセッションや、学んだものを相互に結びつけ世界観とするためのシステムシンキングや、LEGOシリアスプレイなどの手法が役に立ちます。
また、このプロセスは、最終的には、「沈黙」により内省することが非常に重要で、メンバーとともに自分自身を深く振り返ることで、今後生まれてくる新しい行動への覚悟が生まれ、行動の質の向上につながります。
フェーズ3: Co-Creating~「創造し、伝播する」
最終段階は、Co-creatingと呼ばれます。このフェーズでは、第二段階までで獲得した新たな視点と、覚悟をもとに、迅速にアイデアをカタチにし、周囲を巻き込んだ形で伝播させていくプロセスです。
このプロセスでは、まず、第二フェーズまでで得た手掛かりとなる新たなアイデアを、その場にあるものでプロトタイプを作成し、そのアイデアのエッセンスを結晶化するというステップから始まります。このプロトタイピングは、絵を描いたり、色画用紙や、LEGOや粘土を使ってカタチにする場合もあります。ここで、シナリオプラニングの手法を使って、カタチになったものを実現する未来シナリオを描き、想いと決意をもとにした未来ストーリーを作ることで、行動が明確になります。
最後は、ストーリーテリングの場を作ることで、未来のビジョンを語り、その想いに共感した人を巻き込んでアクティブなサポーターにしていく、伝播のフェーズが起こります。 このUプロセスによるイノベーションは、一回まわして終わり、ではなく、この循環を回し続けるためのシステムをチーム内に作り上げることが一番大事なことです。ワークショップによって実現するのは、そのモデルケースと成功体験であり、一度モデルケースが出来上がった際には、そのスピードを上げていくためのチーム内のシステムをどう作っていくか、それはそれぞれのチームにゆだねられています。
みんつく工房では、上記のような考え方、フレームワークを元に、クライアントの「想い」を元にした完全カスタマイズの共創マーケティングのワークショップを開発・実行しております。
ご興味がある方は遠慮なくお問い合わせください。お問い合わせ先は、co-marketing-workshop-lab@googlegroups.comになります。