みらっちのブログ Returns

東証2部銘柄、ジャスダック銘柄への株式投資が主体のブログですが、全く関係ない話題も時々アップします。

リーマンショックの直撃を受け、2010年に倒産した上場会社【8866】コマーシャル・アールイー。
その生まれ変わりに相当するのが、【3458】シーアールイー。

一昔前、「造注」という言葉がありました。
建設会社が工事を受注するのではなく、建設会社自らが不動産物件を開発するというものです(注文を造る)。
これにのめり込んだ会社は、不動産市況が崩れた時に軒並み倒産していますが、シーアールイーのビジネスモデルは一昔前の「造注」に非常に似ています。

今はいいけど、ひとたび不動産市況や物流倉庫需給が逆回転したら・・・
コマーシャル・アールイーの再現になってしまうかもしれません。
物流倉庫に関しては、未だ需要が旺盛で供給が足りていない、という前提でシーアールイーは事業を進めていますが、いずれ物流倉庫の需要は飽和し、いずれは供給過多に苦しむのではないか?と想像するのは、僕の杞憂でしょうか?

ただし、供給過多に苦しむのは競争力のない倉庫であり、競争力のある倉庫に関しては仮に需給バランスが狂ったとしても埋まる、というのが会社側の説明ではありますが・・・

そんな【3458】シーアールイー。
株価は高値圏にあるにも関わらず、またもや思い付きで購入しました。
中長期投資を行うのであれば、権利確定直前に購入するのは危険であるにもかかわらず、目先の割安感に釣られてついつい・・・

2000年代前半、ダヴィンチアドバイザーズ、ジョイントコーポレーション、大和システムなんていう不動産会社が彗星のように市場に現れ、そしてリーマンショックとともに彗星のように会社が消えていきました。
歴史は繰り返す、という訳で、今また急成長中の不動産会社の上場が増えてきています。

ただ、2000年代前半の不動産銘柄と比較した場合、当時は説明できないくらい高値が付いていた会社も多かった反面、今の不動産銘柄は「業界的に不人気」なため、それなりの値段しか付いていない銘柄がほとんどです。
従いまして、リーマンショックの時のように株価が数十分の一にまで下がるような不動産銘柄が続出する・・・といった状況になるのは考えにくく、また1単元あたりの単価も知れてますので、ほどほどの投資に抑えておけばそう大やけどすることはないと考えています。

そんなわけで、非常に適当な買いを入れてしまった【3458】シーアールイー。
今後の行方が楽しみでもあり、怖くもあり・・・

昨年に続く公募増資で、株価下落中の【3258】ユニゾホールディングス。
みずほフィナンシャルグループがOne Mizuhoではないことを象徴しているような会社です。

旧第一勧銀が日本土地建物。
旧富士銀がヒューリック。
旧興銀がユニゾホールディングス。

合理性が全く感じられない不動産子会社群。グループ内で余計な争いをするくらいなら合併せずにそのまま残しておけという判断なのでしょうが、それにしてもみずほフィナンシャルグループは何をやっているのでしょうね?

そのユニゾホールディングスですが、公募増資で株式数が約2割増加。
四季報記載の来季予測数字が変わらないとすれば、公募増資で増加する株式込みの1株利益が約250円。
ついに、PER10倍が見えてきました。
2015年頃はPERが20倍を超え、やや過熱感があった銘柄ですが、相次ぐ公募増資で人気が離散し、過熱感どころか割安感すら漂ってきたと思っています。

まぁ、割安であったとしても株価が騰がるかどうかは別問題ですが、業績予測と配当が概ね達成されるのであれば配当利回りは3%を超えることになり、優良REITと比較しても遜色ない水準です。
株価は下落傾向のためしばらくは含み損を抱えることになりますが、割安感を考えたら購入しても良いかな?と思い、ポチりました。
相変わらず売買タイミングが悪い僕ですが、今回はどうなることやら・・・


先日、ラジオNIKKEIの海の日の特別番組で、自らがスポンサーとなっている小規模投資顧問会社が出演していました。
推奨銘柄を聞いていると、「既に相当騰がっている銘柄への順張り投資」が多かったように思います。
確かに短期間で成果を出すとなれば、こういう銘柄を推奨するしかないのでしょうが、僕は「短期売買で僕のような零細投資家が勝つことは不可能」だと思っていますので、推奨銘柄はすべてスルーしました。

市場から見放された銘柄ではあるものの、数年後には2倍くらいにはなりそうな銘柄を紹介してくれるような投資顧問があればお金を払ってもいいのですが・・・

大阪府の人口は、約880万人。
松井府知事から今日産まれたばかりの赤ちゃんまで、全員含めてもこの人数です。

全く話は変わりますが、現在サマージャンボ宝くじが発売されています。
1枚300円で売られているくじ1,000万枚(300円×1,000万枚=30億円)中に、以下の当たりが含まれています。
1等 1枚(当籤確率1/10,000,000) 5億円
1等の前後賞 2枚(当籤確率1/5,000,000) 1億円
1等の組違い賞 99枚(当籤確率 99/10,000,000) 10万円
2等 3枚(当籤確率3/10,000,000) 1,000万円
3等 10万枚(当選確率1/100) 3,000円
4等 100万枚(当籤確率1/10) 300円
夏祭り賞 2千枚(当籤確率 1/5,000) 5万円

当籤金総額は、5億+(1億×2=)2億+(10万×99=)990万+(1,000万×3=)3,000万+(3,000×10万=)3億+(300×100万=)3億+(2,000×5万=)1億となり、合計が14億3,990万円です。
すなわち、30億円使って1,000万枚の宝くじを買えば14億3,990万円返ってくるわけですから、還元率は約48%となります。300円の宝くじを1枚買うと、144円が返ってきて、156円が取られる勘定となります。

また、1等が当たる確率は1,000万分の1ですから、大阪府民全員(松井府知事から産まれたばかりの赤ちゃんまで)がすべて違う番号のサマージャンボ宝くじを1枚ずつ買えば、880万大阪府民のうち、誰か1人に1等が当たることになります(当たらない可能性も約12%ありますが・・・)。

また、日本の丁半バクチ(さいころを2個振って、その目の合計が偶数か奇数か当てる)に例えた場合、1,000万分の1を当てるということは、20回連続で偶数か奇数かの予想が当たる確率とほぼ同じです。

僕は宝くじの話になると、この確率の話をするのですが、それでもなお「宝くじは買ってみなければわからない」という人がいれば、もう放っておきます。
そもそも、あれだけ派手に行っている宝くじの広告宣伝活動のお金がどこから出ているか・・・を考えたら、宝くじは割に合わないモノということくらい、普通はわかると思うのですが・・・


さて、今日(2017年7月23日)の日本経済新聞にこんな記事が載っていました(『』内:日本経済新聞記事より引用)
『2016年度の売り上げは18年ぶりの8千億円台となり、ピークの05年度から23%減った。最高賞金引き上げやインターネット販売の導入といったてこ入れも不発気味。自治体財政を助ける打ち出の小づちは存在感が薄くなっている。』

宝くじが売れなくなり、地方財政への貢献が徐々に小さくなっている現状に対して問題提起した内容となっていますが、論点が不可解です。日経新聞の記事はなぜか投資家目線で、宝くじの比較対象がNISAやETFなどになっていますが、そもそも投資に回すようなお金を持っている人が宝くじを買うことはほとんどないはずです。
日経新聞の記事が頓珍漢なのは、高給取りの日経記者は周りに宝くじを買っているような人はおらず、宝くじを買う人のイメージがつかめていないからこんな内容になってしまったのではないでしょうか?
現実には、預貯金が少なく、投資に回すようなお金がない人ほど宝くじを買っている印象があります。

また、他の賭博との競合についても書いてありません。
例えば、サッカーくじの場合はインターネット販売が行われています。しかしながら、宝くじでこれが出来ない理由はおそらく、ネット販売が主流になると既存の宝くじの販売店が困るとか、利益の地方自治体への配分が難しくなるといった、既得権を取り上げるようなことは出来ないという消極的な理由だと思われます。
でも、そうこうしている間にサッカーくじは1,000億円以上の売り上げを出すようになりました。サッカーくじは宝くじと客層が似ているでしょうから、宝くじはサッカーくじに顧客(特に若年層)の一部を持って行かれたと考えるべきでしょう。


お金を賭けること自体は大好きな僕ですが、それでも宝くじには手を出しません。
マカオで中国人客が大好きな大小賭博(さいころを3個振って、合計数字が11より大きいか10より小さいかを当てる、ただし3個のさいころですべて同じ目が出た場合は、無条件で客の負け)。大か小かを20回連続で当て続けるというのが如何に無謀な賭けであるかというのは、マカオに行ったことがない人であってもおわかりのことと存じます。
さすがの僕でさえ、そんな賭けはやろうとは思いません。

この大小賭博ですが、72回やると35回勝って37回負ける仕組みになっています。
従って、1回3,000円ずつ72回賭けると、72回賭けた結果として、平均で3,000円損します。
(平均すると客が若干損する仕組みにしておかないと、カジノは運営できませんから・・・)
他方、宝くじを1回3,000円ずつ72回購入すると、平均で約11万円損します。

この辺りの理由が、僕が宝くじを買わない理由です。


宝くじは夢を買うものだ、といって聞かない人がいますが、ジャンボ宝くじで1等が当たる確率は1年間で交通事故で死ぬ確率よりも低い以上、夢だなんて言っている次元じゃなないですよね・・・
(不謹慎な内容であることを承知の上で敢えて書きますが、日本で1年の間に交通事故で死ぬ確率は約4万分の1です)
年5回発売されるジャンボ宝くじを10枚ずつ買っていても、1等が当たる確率は交通事故で死ぬ確率よりも低いのが実情です。

宝くじは夢を買うものだ、なんて言っている人に限って、自分は事故・災害には遭わないなんて平気で言ったりもしますので・・・どう対応すれば良いのでしょう?

↑このページのトップヘ