みらっちのブログ Returns

東証2部銘柄、ジャスダック銘柄への株式投資が主体のブログですが、全く関係ない話題も時々アップします。

鶴岡秀子女史、伝説のホテルは今(その2)

鶴岡秀子女史が社長をつとめる、レジェンドホールディングスの第3期株主総会招集通知が届きました。
千葉県の外房に、「伝説のホテル」を作るとして、数億円もの資金を集めたにもかかわらず、ホテルの開業どころか土地取得すら出来なかったという、別の意味での伝説のホテルです。

2012年に開業するはずのホテルが未だ開業できず、30億円(当時)にのぼるとされるホテル建設費用を集めるのはもはや絶望的といえる状況の中、それでもなお未だホテル事業が途上にある、と会社側は強弁しています。
仮にホテル建設が無理だということになれば、株主から数億円の資金を集めたことの問題を問われかねませんので、今後もホテル建設計画は途上であると、説明し続けることになるのでしょう。
(伝説のホテルそのものが伝説に終わったなどとは、絶対に言えないでしょう)

また、ホテル運営会社であるザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト社の現在の実態はパン屋です。
そして、パン屋2店の年間売り上げが1,016万円となっています。レジェンド・アカデミアの売り上げが一部あるとのことですが、レジェンド・アカデミアホームページの内容は2013年から更新されていないようですので、大した売り上げがあるとは思えません。そのため、ここではレジェンド・アカデミアのセミナー売り上げはゼロと仮定します。
従いまして、レジェンド・ホテルズ社の売り上げの100%はベーカリー事業の売り上げと仮定します。

パン屋1店舗の年間売り上げが508万円、日曜日が定休日のため年310日営業で計算すると、パン屋の日商は16,300円。1日8時間営業とはいえ、ここから原材料費、ロイヤリティ、水道光熱費、家賃、人件費、広告宣伝費、各種経費、廃棄ロス、さらにはレジェンドホールディングス社への経営指導料が出ていくとなれば、日商16,300円という状況で利益を確保するのは難しそうです。

というのも、利益が出ないことは以下の大雑把な試算で明らかです。

メロンパンの平均単価を1個180円として、日商16,300円ということは、売れているのは1日約90個。営業時間が8時間のため、1時間で約11個の売れ行きということになります。
神奈川県のアルバイトの最低時給は930円ですから、開店前の準備に1時間(開店前にパンを焼いておく必要があります)、閉店後に30分(閉店作業、日報作成など)かかるとすれば、開店から閉店までアルバイト1人で回すとしても9時間30分の営業で8,835円の人件費が発生します。ここでは、社会保険料等時給以外の要素はゼロと仮定しています。
冷凍パンのため、売れ行きを見ながら焼けばいいということで、廃棄ロスは低めに見積もります。
メロンパンの食材原価率を販売価格の25%と仮定し、廃棄ロスを5%(1日95個焼いて90個売れる)とすれば、材料代が4,275円で、ここまでで既に13,110円。
光熱水道費を1日1,000円、家賃1日1,500円(駅前とはいえ、狭い場所なのでそんなに家賃は高くないと仮定)、ロイヤリティーを売り上げの5%として815円。この時点で16,425円。既に赤字です。
広告宣伝や消耗雑材や各種経費はどうするのでしょう?

何かしらのカラクリがない限り、ベーカリー事業は採算に合いません。
事業として店舗レベルでの採算が合わない以上、本部経費が賄えるはずもなく、鶴岡秀子女史の報酬が一体どこから出ているのか、僕には良くわかりません。


そして・・・
そもそも、ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト社の本業は、ホテル運営事業です。
土地をすべて取得できなかったので、建築許可の再取得が課題・・・などと言っている場合ではありません。
本当にホテル運営事業を行う気があるのであれば、「支援者、かつ自称すごい人」に資金面や実務面で色々手伝ってもらって、第三者に売却された土地を購入し、2011年当時で30億円と見積もられたホテル建築費も手当てしてもらい、ホテル開業にこぎつけるべきです。

ホテル開業に向けた努力を行うつもりがないのであれば、ホテル開業を信じて貴重なお金を投じてくれた個人株主に対して、出資金を返還すべきです。

この辺り、レジェンドホールディングスの株主総会に出席される方がいらっしゃれば、ぜひとも質問していただきたい内容です。さすがに僕は、このためだけに東京へ行くわけにはいかず、誰かの報告を心待ちにするに留めておきます。


鶴岡秀子女史、伝説のホテルは今(その1)

鶴岡秀子女史が社長をつとめる、レジェンドホールディングスの第3期株主総会招集通知が届きました。
千葉県の外房に、「伝説のホテル」を作るとして、数億円もの資金を集めたにもかかわらず、ホテルの開業どころか土地取得すら出来なかったという、別の意味での伝説のホテルです。
どのような構想であったかについては、WEB NILEあたりに記事が残っていますので、気になる方は以下の内容でググってみてください。

web nile the birth of legend hotels

今更、鶴岡秀子女史や、千葉の外房にできるはずの伝説のホテル(ザ・レジェンドクリフホテル)に興味がある人などほとんどいないと思いますが、平成29年9月14日付け株主総会招集通知の事業報告には以下の記載があります。(『』内は事業報告より転載)

『[ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト株式会社]
(ホテル事業、コンテンツサービス事業、コンサルティング事業)
ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト株式会社は、ホテル事業として、千葉県九十九里の直営第1号ホテルを計画していましたが、土地の代金未払部分をオーナーが外部売却されたことで開発許可の再申請が必要となている状況です。
ホテルコンテンツサービス事業として、「衣・食・住・学び」の食コンテンツであるベーカリーのパン加工販売を、レジェンドプロパティー一般社団法人が行っている障害福祉サービス事業の身体・知的・精神障害者の働く場として、神奈川県横浜市内の2事業所(アルテリアベーカリー洋光台店、アルテリアベーカリー保土ヶ谷店)にて行いました。
また、コンサルティングサービス事業として、レジェンド・アカデミアのセミナーを一部開催しました。
以上の結果、売上高は10,168千円(前年同期16,633千円)となりました。
(平成28年12月決算)』

また、対処すべき課題の中に、ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト社は経常赤字であるという記載があります。
さらに、『メイン事業でありますホテル事業におきましては、千葉県九十九里の直営第1号ホテルを計画しておりましたが、開発許可の再申請が必要となっているため、新たな直営型ホテルの開発検討が必要になっております。運営型ホテルにつきましては、引き続き国内外のプロジェクトを受注することが課題となっております。』
との記載があります。

株主数は1,948人となっています。
なお、平成28年9月に、1名の株主から500株を無償で取得した、という内容の記載があります。
仮にこの株主が公募で500株を取得したのであれば、55万円というお金が水泡になってしまったことになります。鶴岡秀子女史は、こうやって多数の個人株主に多大な迷惑をかけたことについて、何とも思っていないのでしょうか?

何かとツッコミどころ満載の株主総会招集通知ですが、ツッコミどころに関する考察は後程。
余裕があれば株主総会に行ってもいいのですが、今は何かとありましてそれどころでは・・・

松藤民輔氏、死んでいたとは・・・

平成29年9月11日、ジパング社長の松藤民輔氏が死亡しました。
生前は何かと問題も多かった松藤氏ですが、死人を悪くいうことはできませんので、ここでは冥福をお祈りいたします、ということにしておきます。

このまま松藤氏が元気に指揮をとっていれば、いずれ時価総額が数十兆円になるはずだった金鉱山投資会社ジパング。新たな金鉱山の買収を目指して動いている最中の松藤氏の死亡ですから、ジパング社の今後の先行きが懸念されるところです。
現在のジパングは、金山買収資金どころか運転資金にすら窮しているようにしか見えませんので、(社長だった)松藤氏の死去にともない、ジパングも今後大きな動きがあるかも知れませんね。

個人投資家への株式販売やら、裏口上場やら、松藤社長(当時)の信用取引失敗に伴うジパング株の強制売却とか、話題には事欠かさない銘柄ではありました。しかしながら上場廃止になってからは世間からも忘れ去られ、今となっては株主数が約10,000人もいる割には話題にもならない会社となってしまいました。

操業の目途が立たない金鉱山を実質的に支配しており、資産超過の優良企業であると主張している反面、資金繰りは厳しく、いつショートしてもおかしくない状況に陥っているジパング。亀田新社長の舵取りに注目したいと思っています。

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