みらっちのブログ Returns

東証2部銘柄、ジャスダック銘柄への株式投資が主体のブログですが、全く関係ない話題も時々アップします。

鶴岡秀子女史が関わった、「ザ・レジェンドホテル タラサ志摩」のその後

かつて、千葉県の外房に30億円かけて全24室の超高級ホテルを作るという計画がありました。
「ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト」という会社で、2,000人弱の投資家から数億円の金を集めたものの、結局ホテルは開業せず、今となっては会社も休眠状態です。
その超高級ホテルのCEOになるはずだった鶴岡秀子女史、今はどこで何をしておられるのでしょうか?

そして、ザ・レジェンド・ホテルズ&トラストに関連した企業が、【6786】RVHのIRに突如登場しました。非常に驚きです。

2012年の一時期、「ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト」は、三重県にある「タラサ志摩」というリゾートホテルの運営受託を行いました。タラサ志摩といえば、絵画販売の上場企業【7523】アールビバンがオーナーの会社ですが、アールビバンって気の弱そうな独身男性に高い絵画を販売する会社だったりします・・・
タラサ志摩は非常に短い間ではありますが(数か月)、「ザ・レジェンドホテル タラサ志摩」として運営されていました。この時に支配人をやっていたのが、ラブリークイーン会長の井上武氏と、その妻である井上冨紀子氏。

しかしながら、RVHのIR発表によれば、近年のラブリークイーン(LQ)は以下のような経営破綻寸前の状況だったそうです。
「LQは、1947 年よりフォーマルウェアを中心とした婦人服の企画・製造・販売事業を展開し、北海道から沖縄までの幅広い販売網や充実した研修体制の構築による優秀な販売員の育成を差別化要素として、レディスフォーマルウェア市場において業界第 3 位(※)の規模を確立した企業でありますが、近年では、新規事業領域として進出した海外事業やEC展開が計画通りに進捗しなかったこと等により業績が悪化し、自助努力のみでは事業継続が困難な状況でありました。」

そして、服飾事業に関わる資産のみをRVHが新たに設立する新会社に移すとのことです。
すなわち、現在のラブリークイーンの法人格は、今後は不良資産と債務のみが残ることになり、清算もしくは破綻処理が行われるものと予想されます。
井上武氏は、会社が順調な頃はタラサ志摩の支配人になったりいろんなことをされておられたようですが、本業がアパレル不況の波に飲み込まれ、万事休すとなってしまったようです。

全盛期には講演やセミナーをやりまくり、「人生を変える 夢の設計図の描き方」なんていう本まで出していた鶴岡秀子女史。鳴かず飛ばずの今となっては、かつては鶴岡秀子女史の周囲でヨイショし合っていた人たちもいつの間にかどこかに消えてしまい、今はどこで何をやっているのかもわからない人たちが少なくありません。
でも、明確な形で「敗北」が明らかになった人といえば、井上武氏が初めてなのかも知れません。
井上武氏は、経営者という本業を持ち、(うわべだけではない)立派な社会活動も行っておられた方だっただけに、今回の結末は残念でなりません。

さて、改めて鶴岡秀子女史。
一体今は、どこで何をやっておられるのでしょうか?
鶴岡秀子女史は、数億円の出資金を集めてホテル事業を行っている(現実はともかく、名目は現在進行中)はずなのですが、会社の事務所もレンタルオフィス、セミナー事業のホームページは2013年で止まったまま、出資金はどこかに消えてしまい会社に現金は残っていないというのが現状です。
鶴岡秀子さん、雲隠れしていないで、2000人弱の株主(出資者)に対して現状と今後をきちんと説明されてはいかがでしょうか?

【8016】オンワード、禁断の果実?

最近、毎月ファミリーセールをやっている、【8016】オンワード。
ファミリーセールで買い物をしたのはいいのですが、買い物時に渡されたのがこのチケット。

・・・・・・
来月もやるの?

onward

こういうセールはめったにやらないから値打ちがあるのであり、こんなに頻繁にやられても・・・と思います。いったい、定価とは何なのか?オンワードは目先の売り上げを追うという禁断の果実に手を出していないか?と、あらぬ心配をしてしまいます。
こうした裏口的な販売方法で売り上げを伸ばすやり方は、メインの販売ルートの否定にもつながってしまいますので、(在庫処分的なやり方であれば否定はしないのですが)やりすぎてしまうとメインの販売ルートへの影響は広がるばかりだと思っています。

ところで会社四季報最新号によれば、オンワードホールディングスは「ブランド絞り減収、不振売り場縮小一服」とありますが、要するにこれって縮小均衡っていうことですよね。
いよいよテナント側も、商業施設の過剰出店についていけなくなったということなのでしょうか?
昭和の時代からあるような都心部の立地に優れた駅近の地下街でも、最近はテナントが埋められずに空き区画が出たりしているあたりに、僕のような流通関係者ではない人間でも最近は違和感を覚えています。

その結果が、今日の日本経済新聞の記事になってしまうのでしょう。
(『』内、日本経済新聞2017年11月26日より引用)
『テナントの新規出店数がこの1年で3割減り、退店数を下回る「純減」傾向が続いている。SC自体の新規開設は堅調だが、古い施設を中心に既存の衣料テナントなどの退店跡地を埋められない「歯抜け」事例が目立ってきた。』
『SCをめぐっては商店街再生を目指した「改正まちづくり3法」が2007年に完全施行。郊外での大型店出店が規制されSC開業が減ると見込まれた。ただ実際は製造業の海外移転などで工場跡地が課題となり、自治体の誘致合戦もあってSC開業は底堅い。』
結局のところ、オンワードのようなSCに対して高い賃料を払えるアパレルテナントが店舗純増どころか純減を図っているため、こうした優良テナントに抜けられるようなSCが増えてきているということなのでしょう。

さらには、「イオンモール神戸南」のように、最初からオンワードのような優良アパレルが出店の対象としないようなSCも増えてきており、こうしたSCは
(1)商業施設の収益計画が狂ったとしても、空き区画が必要以上に発生するのはみっともないため、100均、しまむら、西松屋、ゲームコーナーといった安いテナント料しか払ってくれない店舗で埋める
(2)テナント料を下げてしまうと他の店舗からもディスカウント交渉をされてしまうため、空き区画のままにして別のテナント出店を待つ
(3)破格の条件を出し、敢えて集客効果に優れた優良テナントに入ってもらう

の、どれかしかないと思われます。

記事では最後に、イオンの岡田元也社長の「日本でもAクラス(のSC)でなければ生き残れない」なんていう発言で締めていますが、他方ではイオンモールがAクラスSCの近隣に自社競合するようなSCを出店してしまい、AクラスのSCをB級SCに格下げするような出店を平気でやっている現状をどう考えているのでしょう。
(関西だと、伊丹に優良イオンモールがあったのに、なんで伊丹昆陽を出すの?とか、北花田もそこそこいいはずなのに、なんで堺鉄砲町を出すの?とか、大日にも鶴見緑地にもイオンモールはあるのに、四条畷に出す必要ってあるの?等)

これまで優良企業とされてきたイオンモールの限界がいよいよ見えてきたとともに、不動産業と金融業の収益に依存しているイオンは、不動産業の先行きが厳しい状況をどう捉えてどう改善してくのか、非常に気になる部分だったりします。
歴史上においては、小売業のトップが三越からダイエーに変わり、ダイエーからイオンに変わりました。イオンがトップを譲り渡すのなれば、その先はどこになるのでしょうね?
日本国民の一人として、それがアマゾンという事態にはなって欲しくないのですが・・・

【6531】リファインバース

【6531】リファインバースの個人投資家説明会。

マザーズ新規上場企業にありがちな事業構成。
ありきたりの事業が収益のメインだが、それではマザーズに上場できずJASDAQか東証2部になってしまうので、割高な株価を正当化してもらいやすいマザーズに上場するために、一定の利益を出すまで至っていない「これはものすごい事業になりそうな」事業を掲げ、それを看板にして上場する。

【6531】リファインバースはその典型です。
産業廃棄物処理が売り上げと収益のメイン(会社の売上高の約2/3が産廃処理事業)にもかかわらず、「カーペットタイルリサイクル事業」という、マニアックな事業を前面に掲げてマザーズ上場を果たした、という印象を持ちました。
事務所の床などに使われているカーペットは、テナント退去時やリニューアル時には張替えを行うことになります。しかしながら、従来は建設廃材としての処理しか行われていなかったとようです。産廃として処理していたものを、産廃よりも安い費用でリサイクル可能というのですから、市場規模は数十億円程度ながら、その社会的ニーズは高いと思われます。
(中古カーペットタイルを買い取るのではなく、費用をもらって引き取るビジネスモデル)

しかしながら結局のところ、こうした新規事業だけでは安定した収益をたたき出すことができないため、安定した収益を出すことが可能な産業廃棄物処理で取り繕うという現実を見る限り、74億円という時価総額を正当化できるような状況ではないと考えています。

また、産廃の中から「中古カーペットタイル」だけを集めるというニッチビジネスを主力にするというのであれば、既存の産廃業者との信頼関係が重要です。
間違っても、既存の産廃業者のお客さんから「産業廃棄物処理事業」を奪うようなことをしてはなりません。事業領域の拡大と称した営業活動を行った結果、既存の取引先とトラブルを起こして事業がうまくいかなくなる会社というのは枚挙にいとまがありません。
あくまでも既存の産廃業者から「この部分に関してはお前のところでやってくれ」という分業関係を成り立たせるのがニッチビジネスですから、投資家説明会の越智社長の説明には違和感を感じました。

よく、投資家説明会で「この部分に参入すれば儲かるのではないか?」という質問に「そこは弊社のお取引先様のビジネスなので、そこに弊社が参入することはない」という回答する会社担当者の姿を見かけることがありますが、越智社長はその部分を見誤っている気がしてなりません。

リファインバースは本来であれば、「どうすれば他の産廃処理業者から中間廃棄物の処理委託を増やしてもらえるか」を考えるのが経営戦略だと思います。
現時点においては、高い時価総額を説明できるような経営内容ではないうえ、経営戦略に問題がある以上、リファインバースは投資対象にはならない、という結論に達しました。

本来であれば、この部分は会社側に質問したいところでありますが、この投資家説明会は会社側から伝えたいことだけを伝えて終わりという説明会ですので、腑に落ちない以上は投資しない、というスタンスで進みます。
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