ディパーテッド
オリジナル作品となる「インファナル・アフェア」が傑作だったので、この「ディパーテッド」は是非観たいと思っていた。
ディカプリオにマット・デイモン、ジャック・ニコルソン、そして監督がスコセッシ〜〜ハリウッド映画としては、まさにそそられる!
ハッタリで終わらないで欲しいと願いつつ鑑賞したわけだが、納得。
まず、思ったよりオリジナルにかなり忠実に作られていた。
キモとなる事件、エピソードは・・・案外すっ飛ばして独自のエピソードを基本の流れに乗せてくるのかなと、勝手に?想像していたのだが。
香港とアメリカの警察事情やマフィア事情がどれほど違うのかで、描き方も変わってくるのだろうけど、オリジナルのストーリー性を壊すことなく出来上がっている。
別段、細かい人物設定なんかは大して気にならなかったし、オリジナルの根底に潜むテーマ‘宗教思想’などは、入れようにも無理があるか。。。

ただこれはR15というだけあってか、殺し方が残酷で派手、血糊もリアルで多い。
香港版はもっと‘人間的感情’が湧き上がる作り方だったように感じたが。
死人の表情やそれに直面した人物からも‘ある感情’が読めるような。。

主人公二人は好演、緊迫感はとても伝わってくる。
ディカプリオのビリーは、上司のせいもあってか自己主義で、潜入先との感情の絡みや葛藤がもう少しあってもよかったんじゃないかと思う。
ジャック・ニコルソン・・・キモくてコワい、まさに怪演、ギトギト感はこの人をおいてなしか。。

私は、‘人間的感情’‘哀愁感’・・・いろいろ含めて、やはりオリジナルの方が好きだ。