蟲師
久しぶりの試写会・・・誘ってもらったのですが。。。
蟲師という映画について知ってることと言えば、
原作がコミック・主演はオダギリジョー・蟲とはどうも昆虫ではないらしい・・・という程度。
原作知らずでどれほど楽しめるのか。。。

100年前、日本の自然界には「蟲」と呼ばれる生き物がいた・・・
それは、精霊でもない、幽霊でもない、物の怪でもない。
それはときに、人間にとりつきいろんな症状を起こす。
そんな冒された人を癒し、蟲をいるべき場所に導くのが蟲師だという。
霊能者か超能力者か・・・なかなか興味深い世界感だ、面白そう。

まず監督の大友克洋こだわりの映像は抜群に美しい。
特にロケ地〜滋賀県を中心に京都、福井、岐阜で撮影されたらしいが、
まさに‘日本の大自然’そのもので癒される。
日本にもまだまだこんな風景があることをとても嬉しく思う。
そして、この物語には無くてはならないVFX〜
とても繊細で幻想的、美しい大自然と融合させても素晴しい出来だ。

映画の物語・脚本について・・・
一応、蟲師とは何かぐらいの知識で観たので、やはりわかり辛い部分もあり、
・・・ぬいの庭の沼や鉱脈?トコヤミとギンコの関係?主人公ギンコと淡幽の関係?ギンコとぬいの最後のシーンは?あの終わり方は・・・
ぬいを演じる江角マキコは大活躍だったのだが、わざと声をこもらせたセリフが聞き取りにくかった・・・重要なことを説明してくれてるだけどなぁ。。

まぁ、全てを理解せずとも、膨大なロケ風景に癒され、幻想的な世界観に浸ることができた。