東京タワー
大いに笑わせてくれて、ホロリと泣かせてくれる〜〜
親子の絆、中でも‘母親と息子’という関係は、ときにマザコンっぽくなったり、息子溺愛ダメママっぽくなってしまいそうだが、
そこにいたのは、我が子を愛し、信じて、穏やかな心の広いオカンと、
どこにでも居そうなぐうたらで、しかし母を労わる心優しいボク、
そして時々絡む全くの‘自由人’なオトン・・・
彼らに関る親戚、ご近所さん、友人、仕事仲間たち、
みんなが‘いい人たち’なんだ。
そして誰もが幸せ、不幸な人なんていない、
まだまだこれからっていう時に逝ってしまったオカンでさえ幸せだったんだろうと思えるし。
でも本当に素晴しいオカンだな・・・
苦労を苦労と思わない・ホントなら怒りたくなるとこも残念がる・イライラする素振りを見せない、
ボクに映るオカンがしみじみと温かく伝わってくる。

そんなオカン役に樹木希林〜〜もう何も言うことはありません。
まさに適役、ゆったりと温かく包み込んでくれる、この物語のオカンそのもの。
若いころのオカン役に実娘の内田也哉子というのもやってくれるな。
ルックス・雰囲気もそっくりで演出効果は抜群だ。

オダギリジョー〜〜蟲師のギンコとは比べ物にならんぐらい良い。
気だるく自堕落な雰囲気からナイーブで繊細、優しく愛情深いボク。
希林さんとの‘オカンとボク’はとても和めた。
そしてファッション・・・ピンクのスーツやマフラー、何とも言えない?コーディネイト・・・何故か不思議とカッコいいんだ!

小林薫〜〜自由人なオトンは凄く嵌ってた。いつも通りの熱演です。

私自身、年代的にボクが過ごしてきた幼少期、学生時代など懐かしく共感を覚えたり、
またオカンにも母親をダブらせたり・・・そう、いかにも‘日本の母’みたいなところ・・・もうバアサンなんだもんね。。。
自分は・・・年老いた母を父を大切に出来ているんだろうか。。。