ベンジャミン・バトン
上映時間2時間47分は・・・長い!
でも全く気になりませんでした。

美しくも切ない物語・・・
人は生まれてから命尽きるまで、心と体は共に成長していくものだけど、
そうでなかったら・・・
ベンジャミンの人生〜中身は普通の人と変わらず子供から大人へと成長するのだが、体は老人から徐々に若返っていく。
いろんな経験をして悩み、学び、精神は大きく深みを増すわけだが、
肉体はそれとは逆行する・・・どんな感覚だろう、
中年期のある年齢までは受け入れたとしても、その先を考えると、
ましてや‘普通に歳を取る愛する人たち’のことを想うと。。。
本当にブラピはすごい!
こんなベンジャミンを、優しく潔く伸びやかに、苦悩は己の中に押し殺してさらりと演じてるんだもの。

女にとって「若返り」「アンチエイジング」は永遠のテーマ、
そう、「見た目少しだけでも」ということで殆どの人が努力するが
愛する人とのギャップがあり過ぎると・・・
デイジーの人生も、やはりベンジャミンが全てだった。
内面も外面もベンジャミンに映して自分を見てるような感覚。
二人の肉体と精神の年齢がいちばん似通った次期〜40代前半ごろは
最も幸福感に満ちたときだったようだ。

見所のひとつでもあるブラピとケイトの‘老いや若返り’の特殊メイクとCG、
顔のしわ・たるみ・ツヤ、ボディライン、髪の毛など、怖ろしいぐらいリアルで
作っていない現年齢の彼らはあの中にいたのか・・・も分からないほど。。

この物語の結末・ベンジャミンの行き着く先については、とても気になるところではあったが、
そういうことだったのですね。。

やはり人として生まれて、肉体と精神がバランスよく成長し歳をとれることは幸せなんだ・・・
家族や愛する人とともに歳をとり老いてゆく自分の人生を
しっかり歩いていかなければと感じました。