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6日目!三宅唱監督&佐藤央監督!!

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(*写真はトークの写真)

会場いらしてくださったみなさん、ありがとうございます!!

残るところ、「未来の巨匠たち」もあと1日。

さて、本日は三宅唱監督、佐藤央監督の特集。

三宅監督、佐藤監督の作品はいかがでしたでしょうか?

現在、共に作業している両監督の個性と共同作業で生まれる作品の面白さが同時に堪能できたかと思います!!

また本日は、佐藤監督の新作『 結婚学入門(新婚篇)』の上映とトークでの思わぬサプライズも加わり、これまた盛りだくさんな日となりました。

それでは、本日もトークの模様をどうぞ!

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(*写真は佐藤央監督)

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(*写真は大谷能生さん)

『結婚学入門(新婚篇)』の興奮冷めやらぬ中で始まったトークは、佐藤監督のこれまでの作品の中での画面の作り方俳優との関係についての変遷や佐藤映画における衣装と美術の話題、同世代の監督について、時おり場内は笑いに包まれながら進んでいきました。

また、自身批評家でもあり音楽家でもある大谷さんから実作と批評についての話題になり、撮ることによって批評しているという佐藤監督の答えは佐藤作品や今回の特集された他の作品にも共通する話のようでした。

その後、話題は音楽の話題に代わり、最後はご来場のみなさんはご存知のあのサプライズでトークは終わり、『ヒズ・ガール・フライデー』へと。

みなさん、お楽しみいただけたでしょうか?

 
さて、明日はいよいよ最終日です。

最終日にふさわしい素晴らしいプログラムを組んでおりますので、是非会場に足を運んで下さい!!

それでは、明日劇場で!!

本日16h40より、佐藤央『結婚学入門(新婚篇)』がついに上映!

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(写真は、佐藤央『結婚学入門(新婚篇)より』)

みなさま、おまたせいたしました!

佐藤監督の新作『結婚学入門(新婚篇)』のスチル写真の公開です!

前作に引き続き、汐見ゆかりさん、スズキジュンペイさんほか、杉山彦々さん、小田豊さんなどなどが出演なされています。

上映前に、佐藤監督によるご挨拶もありますよ〜。

一部、北仲スクールでも撮影が行われておりましたが、

始終なごやかな雰囲気でございました。

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以前掲載いたしましたが、もう一度作品情報を掲載いたします。

『結婚学入門(新婚篇)』※最新作
監督:佐藤央
脚本:チームナム(高木幹也、佐藤央)
撮影・照明:四宮秀俊
音楽:長嶌寛幸
出演:汐見ゆかり、スズキジュンペイ、小野ゆり子、杉山彦々、竹厚綾、柴嶺亮、アプリ、天光眞弓、小田豊

あらすじ
カ ツラ会社で働く新婚夫婦。新婚旅行を前日に控えた彼らだが、突然部長の命令により、自社の新型カツラを売り込むべく、長官も出席するカツラシンポジウム に乗り込む。だがそこにはライバル会社のふたりも同じ目的でやって来ており……。『結婚学入門』三部作の第二作目となる今作は、前作よりもよりソフィス ティケイティッドで、よりドタバタな傑作コメディに仕上がった。本映画祭のための撮り下ろし作品。ワールド・プレミア上映。
2010年/DV/31分(仮)※作品の長さはチラシ掲載情報から変更となりました。

佐藤 央(さとう・ひさし)
1978 年生れ。法政大学卒業後、映画美学校に入学。修了制作作品『女たち』の他、成瀬巳喜男のキャメラマンとして知られる玉井正夫のドキュメンタリー『キャメラ マン 玉井正夫』も監督。また冨永昌敬監督との共作『シャーリーの好色人生と転落人生』(『好色人生』担当)が劇場公開され注目を集めた。本特集では最新作『結 婚学入門(新婚篇)』を本邦初上映。

* * *

本日は、佐藤監督、大谷能生さんをお迎えしてのトークショー。

そして、トークの後、佐藤監督の選んだハワード・ホークス『ヒズ・ガール・フライデー』の上映という、なんとも豪華な一日になっております。

黄金町でお待ちしております!

http://www.mirai-kyosho.kitanaka-school.net/program/index.html

佐藤央『結婚学入門(恋愛編)』|結城秀勇

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(*写真は、佐藤央『結婚学入門(恋愛篇)』)

本日、ついに初上映となる新作『結婚学入門(新婚篇)』の佐藤央監督。

佐藤監督の映画について、雑誌「nobody」の編集長・結城秀勇さんより、ご寄稿いただきました。

佐藤監督の「結婚学入門」は、3部作を予定しておられるそうで、「恋愛篇」がその第1作目にあたります。

新作「新婚篇」を見る前に、ぜひとも「恋愛篇」を見ておきたいものですねえ。


* * *

佐藤央『結婚学入門(恋愛編)』

「マネキンがなきゃ、どうしようもないじゃない!」……。いったい彼らは、マネキンを用いて「どうしよう」と思っているのか。講習会……? 新作カツラ……? 断片的な情報をつなぎ合わせてもいっこうに見えてこない。だが勘違いしてはいけない。マネキンは不在の中心たるマクガフィンなどでは決してないのだ。ほらあなたも確かに見たでしょう、建物の薄暗い隅っこに置き去りにされたマネキンを。僕も見ました。マネキンはある。だからこそ、いまここにないだけで、あることはあるマネキンのポジションを巡っての交換劇を、笑いもこらえずに見守ることができるのである。

『結婚学入門(恋愛編)』と題されたこの作品には、結婚そのものは週末に控えた友人の結婚式として会話の端に上るだけだ。だがホテルとマネキンという組み合わせはどうも結婚式を連想させる。ホテルの式場で、片隅にウェディングドレスをまとったマネキンが据えられた結婚式に参列したことなどないにもかかわらず。いや気づかなかっただけで、あの時がそうだったのかも。花嫁だったと思っていたアレは実は……。居並ぶ人々をそこにつなぎ止めておく口実にすぎなかったのかもしれない。

この作品のマネキンもまた、放っておけば散り散りになってしまう二組のカップルをつなぎ止め、内に秘めたる交換可能性を発揮して、様々な交差を導き出す。右手に持ったタバコを口の左端にくわえ、次いで左手に持ったタバコを口の右端にくわえる、あの杉山彦々の仕草の素晴らしきなめらかさをもって、混乱を装った秩序が18分を支配する。


結城秀勇(ゆうき・ひでたけ)

1980年生まれ。雑誌「nobody」編集長。

* * *

14時からの三宅唱作品の上映に続き、

佐藤央監督作品は、以下のスケジュールでの上映となります。

15h00 『女たち』『不安』『結婚学入門(恋愛篇)』
16h40 『シャーリーの好色人生』『結婚学入門(新婚篇)』
18h10 トーク 佐藤央×大谷能生(音楽家、批評家)
19h30 この1本 ハワード・ホークス『ヒズ・ガール・フライデー』

http://www.mirai-kyosho.kitanaka-school.net/program/index.html

佐藤 央(さとう・ひさし)

1978 年生れ。法政大学卒業後、映画美学校に入学。修了制作作品『女たち』の他、成瀬巳喜男のキャメラマンとして知られる玉井正夫のドキュメンタリー『キャメラ マン 玉井正夫』も監督。また冨永昌敬監督との共作『シャーリーの好色人生と転落人生』(『好色人生』担当)が劇場公開され注目を集めた。本特集では最新作『結 婚学入門(新婚篇)』を本邦初上映。

http://www.mirai-kyosho.kitanaka-school.net/films/satomiya.html
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