2007年08月17日

ペルー沖地震で津波注意報、太平洋沿岸で数十センチ

気象庁は17日、南米ペルー沖で発生した地震で、北海道浦河町で同日午前8時20分に最大20センチの津波を観測したと発表した。

同庁によると、地震の発生でエクアドルで40センチ、チリで28センチと南米の各地で津波を観測した。

日本では北海道から沖縄にかけての太平洋沿岸地域で10センチの津波を観測した。同庁は、夕方まで最大30センチの津波も来襲する可能性があるとして、引き続き津波注意報を出して潮位の変化に警戒を呼びかけている。

ペルー沖で発生した津波は、太平洋に面した各国の沿岸を複雑にはね返る形で日本に複数回にわたり到達するとみられる。

2001年6月にも今回の震源域付近で起きたM8.2の地震で、北海道・根室で28センチの津波を観測している。

また神奈川県藤沢市は同日、この地震による津波注意報を防災行政無線で流そうとした際、誤って東海地震注意情報を約30秒間流したことを明らかにした。ミスに気づいた職員が放送を中止し、直後に正しい情報に切り替えた。



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miraienomado at 13:00│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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