風の動物病院のブログ

沖縄県豊見城市の動物病院のブログです。病気の情報、日々の診察、日々の生活、そしてちょっとした遊び心の写真を載せていきます!もちろん色々な相談があればできる範囲で考えを述べさせてもらいます。

カム・アムド026中国青海省 アムド地方

ある宿坊にお邪魔。
普通は入れない時間にも入れてもらって、写真も撮らせてもらって。
偉いお坊さんがお経を読んでいて、若いお坊さんがそれをじっと聞く。

もちろん小坊さんたちも。
でもね、やっぱり子供って世界共通なんだろうね。
いくら体力が有り余っていても、その分眠いときは眠い!
じっと聞いているようで実はウトウト(笑)
もしくは写真を撮っているこちらをチラチラ(笑)
まあどんなに修行中であっても子供の行動は決まってるんだなあと。

そしてそれは人間だけに限らず。
ウチの猫も思いっきり遊びまくっているかと思えば、いつの間にか爆睡。

まあ子供の頃ってそんなもんだ。


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以前にも書いたけれど、沖縄は悪い意味での感染症天国。
その最たるものがフィラリア。

記事はコチラ→そんな天国いらない! 〜フィラリア編〜

沖縄には当たり前にフィラリア症の子がいるわけです。
京都にいたことも他の病院に比べてフィラリア症の発見が多かった私ですが、それを遙かに凌ぐのが沖縄。
特に南部地域は本当に多い。


画面ではフィラリアの幼虫=ミクロフィラリア(mf)がウネウネと動いているのがわかると思います。
幼虫自体ははっきり見えないかもしれないけれど、赤血球が不自然に動いているのがわかると思います。
もちろん聴診でも心雑音はバリバリに聞こえるし、貧血も起こしているし。

で、この血液を染色してみると・・・・
ミクロフィラリア
こんな風にフィラリアの子虫=ミクロフィラリアがはっきり見えるわけです。

貧血は起こすし、溶血は起こすし、循環不全は起こすし、その他諸々・・・・

状態が悪い子も少なくないし、そのまま亡くなる子も少なくはない。

毎月たった1錠の薬を飲ますだけで間違いなく予防できるのに。

そしてそれをみんなが行うことで汚染地域、流行地域の汚名を返上することができるのに・・・



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イラン020イラン

アジアでは当たり前のように見るトゥクトゥクやリキシャ。
リキシャは元々は日本の人力車から来たもの。
それが自転車となり、エンジン付きとなり。

いつか沖縄に戻ったらトゥクトゥクやリキシャを輸入して乗り回したいなぁなんて昔は思っておりました。

で、同じようなことを考える人がいるのは当たり前か。


今や沖縄にはトゥクトゥクを売りにしているお店やなんかも多数あるみたい。
こうなるとそんな昔の考えはさらに興味が覚める天邪鬼のワタクシです(笑)

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突然ですが、ちゃんとノミ・ダニ予防してますか?
どんなものでもそうですし、先日も書きましたがノミやダニはいることは証明できてもいないことは証明できないんです。
そしてノミやダニは痒い!だけじゃすまなくてあまりにも数が多くて吸血量が多くなると貧血になるし、そして何よりノミやダニが媒介する感染症が怖い。
人間だって毎年死んでますしね。

ノミ糞
で、この子はノミだらけ、ノミ糞だらけ・・・
ノミ取り櫛である程度糞を取って・・・
くしを洗おうと水に浸けると・・・・
糞=元は血液なので成分が溶け出してくる・・・
赤く染まる水。
これだけ吸血されるわけです。
場合によってはこれ以上。
その過程で痒みは当然のこと、感染症も媒介されると。

「見たことがない」=ノミがいないではないんですよね。
この子は明らかにノミが這いずり回っていましたが・・・
ここまでなるのは多くはないけれど、少なくもないわけです。
こういったことからちゃんと大事な子たちを守ってあげてください!!!!!!!!

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インドネシア023インドネシア ジョグジャカルタ

旅での楽しみの一つがチャイ屋さん巡り。
と言うよりも巡らなくても歩き回っていると目につくし、目についたら歩き回って疲れている体を労わる(笑)わけです。

で、ここはちょっと街中のチャイ屋さんよりはちょっとオシャレというかお高めで外国人や地元の人でも少し余裕のある人しか来ないようなカフェ。
そういうところってあんまり好きではないんだけど、ここは地元の音楽好きと写真好きが集まるようなお店。
だから壁にはいろいろな写真があるし。
写真を見ながら風を感じながらコーヒーを楽しんでいると・・・
一人がベースを弾き始めた。
その後仲間が徐々に集まり始めてセッション。
心地よい時間が流れてきた。

どちらかというと街中の庶民が立ち寄る店ばかり行くことがほとんどだけど、珍しくここは心地よかったな。

今の悩みが近くにそう言った店がない・・・・
那覇ほど観光客や人が集まるところでもないし、郊外ほど家賃も安くはないから中途半端といえば中途半端な場所。
どうも久しぶりに帰ってきて思うのが、昔は誰も見向きもしなかったど田舎(失礼!)の空家や外人住宅なんかを利用したカフェやなんかが乱立している。

だとするとそのブームに乗れるような場所でもないんだよね。
でも那覇よりも相場は低いし、人口は多いし良い場所だと思うんだよね。
誰か病院の近くでカフェやらんかなぁ・・・

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今までも何度も書いてきたFIP(猫伝染性腹膜炎)。
臨床獣医師をやっている以上、無力感を味あわされる疾患の一つ。
今までも何度も遭遇してきたし、そして沖縄でも。

FIP黄疸
ただ、直接的に診断がつくのは遺伝子検査のみ。
すぐに結果が出てくるものではないし、ある程度間接的な証拠で決定していくしかない。
そしてその救命率の低さ。

診断は疑いが強い、治療法が確立していないというのは獣医師泣かせではあるし、そして飼い主さんに取っても辛い現実。

そしてまだ開業して間もない私の元に来た子。
脱水もあったけど、何よりこの黄疸が気になる。


これも過去の記事に書いたけれど、FIPの場合肝酵素の上昇を伴わないビリルビンの上昇(黄疸)が起こることが知られています。
もちろんだからといってFIPと断言できるわけでもないし、FIPであれば必ず起こる現象というわけでもない。

その他の臨床症状なんかと照らし合わせて仮診断をしていくしかないんだけど。
この子は急激な脱水が起こったからまずはその脱水の補正も行わないといけないから入院してもらい、脱水の補正とその他の検査を並行して行うことに。

でも次の日徐々に呼吸も荒くなってきた。
そして神経症状も出てきた・・・・

急いで飼い主さんに連絡。
でも来れそうな時間には間に合わないかも・・・・
その後、なんとか都合をつけたからということで急いで来院されました。
痙攣も出ていたからなんとか薬で痙攣を抑えて眠ってもらっていたから、来院時には少し落ち着いてはいた。
飼い主さんに痙攣している姿は見せたくないし、痙攣は続けば身体中にダメージを及ぼすから止めないわけにはいかない。

そのまま飼い主さんとも時間をかけて話し合い。
でももちろんすぐに結論を出せるはずもなく。
ご夫婦で来られていたのでお二人で話し合ってもらう時間も作りつつ。
そして時折入院室のこの子を見て、また話し合い。

それでも徐々に呼吸が弱くなってくる。
苦しそうなそぶりにも飼い主さんには映ったのかもしれない。

悩んで悩んで、そして我が子の姿を凝視しながら出た結論は・・・・
安楽死。
色々な選択肢を示したけれど、もうそんなことを言っていられる状況でもなかった。
これがもっと他の疾患ならもしかしたら違う結論だったかも。
でも今回は・・・・

残念ながら助けてあげることができませんでした。
力及ばずです・・・・


過去のFIPの記事の幾つかはコチラ
  ↓
FIP 〜遺伝子検査と確定診断 その1〜
FIP 〜遺伝子検査と確定診断 その2〜

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皮膚疾患。
目に見えていて、でもかならずしも命に関わるわけではなくて、でも生活の質は落ちて。
だから皮膚疾患は結構やっかいだったりする。

しかも原因がわからないときも多々あり。
さらに言えば原因が一つとは限らないことも。
となれば方法は主に2つあって、
1.徹底的に原因を追及する
2.ある程度目星をつけて治療を先行してみる

2ではもちろんある程度の検査は行うけれど、必ずしも原因がはっきりするわけではない。
むしろ日常の臨床の場では原因がはっきりしないことの方が多いかも。
(お前の検査の精度が悪いんだ!というご指摘は今日の所はご勘弁を)

左大腿(1日目)
さて、その中でも猫の皮膚疾患は結構原因がはっきりしないものも少なくはない。
一応一通りの検査はするけれど、マラセチアや糸状菌、アカラスなんかは検出されないし(されないからといっていないとは言えない)、スタンプでも猫に多い好酸球性の皮膚炎でもない。
単に好中球と細菌が見えるだけ。
まあ舐めてたくっているからあたりまえなんだけど。
でも舐めたくっているというのは「痒い」ということ。
これも大きな情報ではある。
でもそれ以上は中々・・・・・



皮膚疾患って皮膚科専門医が言うほどダメなことって本当にダメなのかどうか疑問に思うことが多々ある。
その一つがステロイド。
かゆみがあるって事は絶対に舐めるし、舐めれば細菌感染と炎症が助長されるし、すると痒みはさらに酷くなってまた舐めまくるという負のスパイラルに陥るわけです。
もちろんステロイドを使えない状況は無くは無いけれど、その辺はまずは最初の検査や問診などで除外する。

んで、もうひとつ。
地域や人にもよるだろうけど、結構ノミ・ダニ予防をしていない人も多い。
「ノミはいません!」なんていわれるけど、いないことを証明するのはかなり困難。
もちろんアカラスや糸状菌でも言えるけど、猫の場合ノミの痒みの方が強いことが多い。
となるとノミの予防をしていない方にはまずはノミの駆除も平行するわけです。

その分金をふんだくる気だろ!なんて思われるかもしれませんが、原因がわからない以上、一つ一つ対処していくしかない。
痒みはステロイドで一時的に止められるかもしれないけれど、ノミがいるのであればもちろん一時的なその場しのぎ。

左大腿(14日目)
ということでもちろんステロイドも使ったし、ノミの駆除薬も使ったし、感染もあったから抗菌剤も使う。
その結果原因はわからずじまいだったけど、舐めるのも止まったし、皮膚もきれいになってきたし、毛も生えてきた。

獣医学上は原因がわかった方がいいけれど、飼い主さんや動物にとっては場合によっては原因なんてどうでもいいこともあるわけです。

もちろん原因がわからなければ繰り返すかもしれないけれど、まずは私の治療に反応したということも一つの検査結果と同じ。
すなわち原因が絞れたって事。

反応しなければそれはそれで原因が絞れるし。

となると原因を追及するがあまり痒みをずっと伴って原因がわかるまで痒みを我慢してもらう原因の追及ってなんなんだ?ということになります。

その場しのぎって基本的にはいい意味ではとらえられないし、実際にそうだと思うけれど、現場では時にはその場しのぎも必要だったりするんですよね。

だからノミが発見できなくても、可能性がある以上はそれも使うわけです。
逆にノミ・ダニ予防を普段からしていてくれる子であればノミやダニの可能性は消える訳ですから。

ただ、その場しのぎの治療でも構わないものなのか、その場しのぎでは絶対にダメなものなのかという見極めはシビアに行わないといけないし、皆さんはそれを的確に判断できる獣医師に診てもらって欲しいし、私も的確に判断でいる獣医師になろうと奮闘中です。

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インド020インド

インドって暑いイメージですか????

最近は沖縄もめっきり肌寒くなってきた。
天気のいい日に太陽に当たると気持ちのいい日差しではあるんだけど、日陰に入るとさすがに肌寒いのを痛烈に感じる。

「沖縄も冬は寒い」なんて言うと結構笑われるのだけど、実際寒いものは仕方がない。
となると次は冬は何度くらい?なんて聞かれて15℃くらいかなと答えると「やっぱり暖かい、寒いなんて大げさ」なんて言われるわけです。

じゃあ寒いってなんだ?ということになるわけです。
寒さというのは体感であって、かつ相対的感覚なわけです。

すなわちある気温を基準に寒いとか暖かいということを決めているわけではなく、夏に比べると気温が低い=寒いということ。
比べるものがあって初めて寒いという感覚が生じるはず。

だって内地の人が一桁台で今寒いって言っているわけでしょ?
ロシアの人たちからしたらそれって寒いうちに入らないよ~~~なんて思われるかもしれない。
氷点下になったとしてもそのときのロシアの内陸は氷点下50℃くらいになっているわけで、氷点下2℃では寒いなんて言わないというか、氷点下50℃から急に氷点下2℃に移動すると暖かく感じるわけです。

だから今気温10℃ちょいくらいの内地から沖縄にいきなり渡ると暖かく感じるはず。

でも夏からどんどん気温が下がってきているのを感じているとやはり今も沖縄は寒い!わけです。
だって夏からくらべたら随分気温も下がってきているから。

あくまでも比べて寒いとか暑いとかっていうのを感じるわけです。

昔からこのブログを読んでくださっている方々はまたこいつの寒がりが始まったよと思われているとは思いますが、そこはぐっと堪えてお静かに(笑)

インドは本当に広くて北部と南部では明らかに違うエリア。
北部の冬は陸路は雪と氷で閉ざされて空路だけになる地域もあるし、南部の夏はサウナのような湿気と暑さに数歩あるいただけで汗が滝のように流れる。

南部の人はおそらく北部では暮らせないだろうし、北部の人は南部では暮らせないくらいのギャップがあるわけです。
でも南部の人は冬というか乾期のある時期は寒いというし、北部の人は夏のある時期、ある時間帯は暑いというわけです。

相対的には内地に比べると沖縄の気温は高くて暖かく感じるのかもしれないけれど、住んでいる側からすると・・・・ね

早く夏が来ないかな・・・・


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こちらに来てからも電話等で問い合わせがあるのが腎臓病。
特に専門というわけではないけれど、師匠が心臓と腎臓が専門だからこのブログでも結構突っ込んだことを書いているからかもしれない。
で、「専門ですか?」とか「得意ですか?」と聞かれることも多く・・・・
正直なことを言えば専門でもなければ胸を張って得意と言えるわけではありません。
ただ、心臓と腎臓に関しては情報を入れやすいツテを持っているということ、そしてその情報を積極的に入れようとはしているだけです。
きちんと「専門です」「得意です」と言えればいいのかもしれないけれど、私の専門はあくまでも「町医者」。
この土地で色々な子達、色々な病気や怪我を見ることが専門です。
だから何かに特化した専門を標榜するつもりはなく、そして実際にできるだけのものは持っていないと思います。

で、今でも時折相談の連絡等をいただくのがSDMA。
でも以前に書いたことと実は変わっていない。
慢性腎臓病の早期発見のバイオメーカーという触れ込みだけれど、実際にその検査会社が検証しているのかどうかといえば、ちょっと疑問。
なぜなら某大学病院ではイオヘキソールクリアランスとの相関性がどうしても取れない。
科学とは再現性であるという言葉があるけれど、実験の方法が悪いのか、それともそもそも相関がないのか。
確かに重度の慢性腎臓病では上昇はするんだけど、売りが早期発見等のであればどうなの????
だとすると安易に私はSDMAで診断しようとは思わないわけです。

病気の多くは総合的に判断する必要があって、中にはSDMAの結果だけで相談される方がいらっしゃるんだけど、それだけで判断する病院はちょっとどうなのかなとも思います。
腎臓って尿を作るところ。
だったら尿検査は必須。
尿比重は?尿蛋白は?尿沈渣は?
実際にそれらがに大きな異常がなくて、それ以外の検査も問題なかったとしたら多少SDMAが上昇していても慢性腎臓病と判断するのは危険だと個人的には思っています。
腎生検していればまた別だけど。

腎機能検査

猫はまだまだいい検査が出てきて欲しいという状況ではあるけれど、犬、特に小型犬においてはシスタチンCがあるじゃないかと思うわけです。
これなら早期発見もある程度可能だし、イオヘキソールクリアランスとの相関も取れているし。
この子はクレアチニンが相当上がっていたんだけど、飼い主さんがさらなる検査を希望されたのでシスタチンCを測定したわけです。

我々獣医師も飼い主さんも新しい、正確な、そして早期発見が可能な新しい検査は待ち望んでいるわけです。
が、だからと言って何でもかんでも新しいものに飛びつくのはどうなのかなと思うわけです。

多くの方に問い合わせていただけるのは獣医師として嬉しい限りですが、これらの理由にで申し訳ないのですがSDMAの数値で問い合わせ頂いても答えは「なんとも言えない」としか私は言えません。
15kg以下の犬であればシスタチンCを測定すべきですし、一般血液検査に加え、尿検査は必須なのでまずはそちらをかかりつけの先生に相談するのが一番だと思います。

そして専門家でもない、胸を張って得意!と宣言できない獣医師に問い合わせていただきありがたいという思いと、専門家、得意!と思わせてしまって問い合わせていただいた方には申し訳ない思いを持ちつつ、少し感じた事、思っている事を書かせたもらいました。

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キューバキューバ ハバナ

フィデル・カストロが亡くなった。
子供の頃キューバ革命の本を読んで一発でファンになった。
キューバ革命の色々な本を読みあさったり、映画を見たり。
もちろんフィデル関係の本も、ゲバラの本も。
映画館に行けば観客は2、3名だったりもしたけれど。
そしていつか行きたいとずっと思っていたキューバ。
フィデルが生きている間に行きたいと思っていたキューバ。
無理矢理の強行日程で思った通りの旅ではなかったけれど、フィデルが生きている間にハバナで同じ時を過ごし、同じ空気を吸ったという満足感はあった。
もちろん会ったりなんていうことは不可能だけど。

それでも亡くなる前にキューバの地を踏みしめることができたのは良かったのかもしれない。

誰かさんの言うような独裁者でもなければテロリストでもなかった。
世界で唯一の成功した社会主義国を作り、世界最後までアメリカの帝国主義と戦った。
これからはどんどん民主化が進むのかもしれないけれど、彼の行いは私の中では歴史としてものすごかった。

またゆっくり時間ができたら本を読み直してみようかな。
DVDを探してじっくり観直しててみようかな・・・・

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さて、病理の結果です。
血管肉腫であれば腹腔内出血で死ぬということを回避するために手術。
他の腫瘍であれば完治を目指す手術。
結節であればこれも腹腔内出血を防ぎ、完治を目指す手術ということになります。

血管肉腫であればあくまでも脾臓の破裂を防ぐだけの可能性も十分あるわけです。
全身性のガンである可能性もあるわけですから。
こればかりは手術してみないとわからない部分もあります。
針生検(FNA)でわかることもありますが、今回は実は血液しか採れなかった。
それ以上何回も刺すと大出血のリスクもあるので1回限りの検査。

で、その結果は・・・・
病理

















血腫!!!!!!!!!!!
いわゆる血豆みたいなものです。
腫瘍性病変は無し!
でも脾臓の血腫でここまで巨大なものは見たことがありませんでした。
ここまで大きいものは私の経験不足かもしれませんが血管肉腫のみ。
なので飼い主さんにも血管肉腫である可能性が高い、その前提でお話をしていました。

なぜ血腫ができたのか????
それはもはやわかりません。
可能性としては腹部にかなり強い衝撃を以前に受けていたかもしれない。
でも虐待するような飼い主さんには見えない。
そんなことをする飼い主さんがCTまで取るとは思えないし、手術を即決するとも思えない。
そして何より最初の来院からずっとお話させていただく中での印象です。

となると交通事故とかはしゃぎ回りすぎてどこかでお腹を強く打ったか。
でも虐待じゃなければもはやそんなことはどうでもいいのかもしれません。
だって破裂する前に対処できたんだから。

でも最初の吐いた後にぐったりも、貧血も一応説明がつきます。
脾臓内で出血があるということは内部で破裂しているのと同等であると考えればいい。
となると吐いた時に腹圧がかかりさらなる出血を起こした。
それまで徐々に貧血がすすんでいるから、吐いた直後の血圧上昇からの一気に血圧低下。
それでフラフラしたとなるとつじつまが合う。

生き物の体はうまくできているんだか、そうでないんだか・・・・

今後またいつか吐いたときにそういった症状がなければ間接的な証明になってくれるはず。

ということで腫瘍でもなければ全身性の血管肉腫でも無かった。
私も飼い主さんも一応覚悟はしていました。
でも、血腫なら・・・・

飼い主さんに以下の言葉を発することができました。
「これで長生きできますよ!」

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さて、昨日の続き。
いよいよオペ。
問題は大きさと、その状況。
それはどんな手術でもそうだけど、開けてみなければわからないこともたくさんあるわけです。
全てが最初から見通せれば楽なんだけど、そんなオペは無い。
腹部膨満


お腹の中の腫瘤でお腹がパンパン。
毛を刈ってみるとよりよくわかる。

問題はこれから。
開けてどうなっているか。
どんな腫瘤が待っているのか。







開腹
お腹を開けた瞬間赤黒い、そしてボコボコになった腫瘤が目の前に。
こりゃ大変かも・・・・・・
もちろんそんなことも覚悟はしておかなくてはいけません。
ただ、見た目はかなり汚い。
俗に言う顔つきがよく無い。

そんな時はこいつの正体も悪いものか・・・と思ってしまうわけです。





オペ中

それでも少しずつ、少しずつ癒着をはがしたり、出血に気をつけながら血管も処理をして摘出を進めていくわけです。
なんとか頑張って欲しいと思いながら。










脾臓摘出
なんとか巨大化した腫瘤を脾臓ごと摘出。
もう破裂寸前。
あとしばらく放っておいたら破裂していただろうな。

この腫瘤の中には血液がたっぷり。
これが貧血の正体か?

そしてこれが吐いたあとにフラフラした原因か?
なんにせよ破裂する前に摘出できてよかった。

迷わず決断してくれた飼い主さん、そして頑張ってくれたワンちゃんにも感謝。


あとは病理の結果を待つだけ・・・・・

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生き物の体ってうまくできていて、でもそれでいて時々おかしなことがあって。
誰しも吐いたことはあるとは思うんだけど、吐くってかなりのエネルギーを使うこともある。
例えば酔っ払って吐くと、目が充血して血走って。
おそらくそれは吐く瞬間に腹圧が上がって血圧の急激に上がるからだと個人的には思っています。
で、そのあと急激に血圧が下がる。
特にお酒を飲んでいると血管が拡張しているから余計に下がる。
すると吐いたあとには顔が真っ青、もしくは真っ白になってたりして。
もっと効率良く吐けるように進化していてもいいはずなんだけど(笑)

で、前置きは長くなったけど、ある子が吐いた後ヨロヨロしてうまく立てないということで来院。
以前からたまに吐くことはあったらしいけど、今回のようにフラフラしてしまうことはなかったらしい。
確かに体質的にたま〜〜〜〜〜〜〜に吐く子はそれほど心配はしなくていいんだけど、今回はさすがに心配になって連れてこられました。

で、どうも貧血があるみたい。
実際に血液検査も貧血を示しているし、CRPも高め。
触診でも・・・・

ということでお腹にエコーを当ててみました。
腹腔内腫瘤
なんとエコーでは8cmを超えるマス(腫瘤)が・・・・
しかもエコーでは大きすぎて判断が難しいけど、肝臓か脾臓。
ここから出血しているんじゃないか?
でもお腹の中にはまだ血液らしきものは見えない。

肝臓や脾臓であれば吐いて腹圧が上がって出血を起こしてフラフラになったのもつじつまが合う。
もちろん他に原因があるのかもしれないけれど、こんな巨大腫瘤を放っておくわけにはいかない。
ということで飼い主さんには手術を提案。
でも問題は当院のエコーでは肝臓が脾臓かまではしっかりと判断できない。
ということでCTも撮りました。
結果は脾臓。
となると血管肉腫なんて典型的か・・・・
血管肉腫は名前の通り血管の腫瘍。
しかも悪性。
脾臓を取れば問題ないというわけにはいかない。
全身性の癌であることも可能性としては高い。
でもね、放っておけばお腹の中で破裂して大出血して死ぬ可能性もある。
ただ、全身性のものでああれば予後はそれほど良くはない。
双方の可能性とリスクを説明して、そして飼い主さんの決断は「手術」
そう、100%血管肉腫と決まったわけではない。
放っておけば破裂してしまう可能性と血管肉腫ではないという一縷の望みを持って手術に挑むことに。
しかもかなり大きいわけで大変な手術になる可能性も考慮して手術に挑むことになりました。

その手術に模様は明日。

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コロンビアで日本人バックパッカーが殺害されたみたい。
ネット上では色々意見はあるみたいだけど。
私自身が旅をしてきた中で一番頭に置いていたのが、「無事に帰国する」ということ。
一番の目的と言ってもいいかもしれない。
だったら行くなよという話にはなるんだけど。
でも写真も大事だし、現地の人との交流も大きな目的ではあるけれど、
やっぱり無事に帰国しなければ全く意味がない。

でもたぶん人から見て危機管理なんて適当に見えるような旅をしていたかもしれない。
それでも自分の中では身の安全というのは一番に考えてはいたわけです。

そのために一応現金の持ち方とかその他色々工夫したりして。

で、今回の日本人はどうもスマホかタブレットをひったくられて追いかけたらしい。
その結果もみ合いになって、撃たれたと。

強盗には絶対に刃向かってはいけないというのは旅をする上での大原則。
命以上の貴重品はないわけです。
お金がなくなろうが、パスポートがなくなろうが旅は続けられなくなるけれど、無事に日本には帰ることができる。
ましてやスマホやタブレットなんてなくなっても旅は続けられるはずなんです。
私ももしカメラが無くなれば帰国するというのは決めていましたし、もちろん盗難に遭わないように細心の注意ははらっていました。
極端なことを言えば現金やパスポート以上に撮影機材を大事にはしていましたが、やはり一番大事なのは自分の身。
自分の身が無事ならまた旅にいけるしね。
なので私の中での大事なものランキングは
1位 自分の命
2位 撮影機材(撮影済みのフィルム含む)
3位 パスポート
4位 現金

彼がどういった状況だったかは知るよしもありませんが、スマホ、タブレットのためだったとしたら残念でなりません。
せっかく旅という大きな経験をできていたのに。

こういった途上国での旅が危ないといわれるけれど、日本以外の先進国は強盗、置き引き、ひったくりは当たり前。
途上国だけではない。
でもだからといって旅に行かないという選択肢もないかな。
経験は撮影機材がなくても、スマホがなくてもできるんだから。

時折こういったニュースが流れるけれど、特に若い人たちにはどんどん旅に出て行ってもらいたいな。
もちろんしっかりとした優先順位を確立させて。

パキスタン027
パキスタン

パキスタンもよく「危なくないの?」なんて言われるけど、危ない地域もあれば、比較的そうではないところも。
そして危ない、危なくないは実は自分自身の考えや行動によっても変わってくる。
その振る舞いがまずければ危なくなるし、しっかりとした考え方や振る舞い、行動によってそのリスクはある程度は軽減できると思う。
もちろんゼロにはできないけど。

ちょっと逆説的にはなるけれど、リスクを負ってリスクを最小限にとどめるのが旅のおもしろさではないかなとも思う。


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毎日のご飯

PB150298
まずは山になるように盛りつける
食べ盛りだからガツガツ食べてはくれる



PB160299
でも食べているうちにご飯が平らになると・・・・
食べない!!!!!



PB160300
でもそれをまた真ん中に寄せてふくらませてやると
また食べ始める・・・・



PB160302
平らになっては盛り上げるを繰り返す
で、残り少なくなると・・・
また食べない・・・ 



PB160303
ここまで少なくなると真ん中に寄せて盛り上げても・・・
食べない!!!!!!!!



PB170308
最後の残りは手からあげる
これでやっと食事終了・・・


どんだけボンボンなんじゃ~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!


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エチオピア024エチオピア

自分自身は宗教に対して全く信心深くないし、なろうとうも今のところ基本的には思っていない。
でも宗教のことを勉強するというか知ることは好きなので行く先々での宗教のことはある程度は頭に入れていくことが多い。

そして自分が信心深くないことの反動なのか、単に興味本位だけなのかはわからないけれど信心深い人たちを見るのは好きだし、話をするのも好きだったりする。

写真の人物が信心深かったかどうかはわからないけれど、エチオピア正教のイメージはこんな感じだった。

聖者なんて基本的にはいないと思っている反面、勝手なイメージを作り出している自分がいたりするわけだ。

彼は司教でもなんでもない一般市民のはずなんだけど、どうもこの被っている布がそれらしき雰囲気を醸し出しているのかもしれない。

で、布好きとしては手に入れたい。
そして案の定買ってしまったわけだ(笑)

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先日書いた大麻に対する記事はいくつかの誤解も受けたかなと。

誤解を承知で書いている部分もあるけれど、私自身は大麻の医療分野での利用に対して議論をすることには必ずしも否定はしてはいません。
ただ、日本では禁止されている以上、使用してはならないという大原則は破ってはいけないということです。
だから大麻の医療分野での利用を主張する人たちを必ずしも否定はしません。

問題は結局医療分野での利用を口実に嗜好品として使おうとしている輩が多いことが問題。
例の元女優しかり。

だからただ駄目というような内容に取られてしまっては少し思惑から外れるし、フェアではないので時々紹介している某雑誌とある記事を紹介。

ナショナルジオグラフィック

ナショナルジオグラフィック。
実は大麻のことは昨年の6月号で取り上げられていて、読んだ方もいらっしゃるかもしれません。

医療分野での利用は確かにアメリカの一部の州でも認められてはいます。

が、結局表に出てくる推進派は多くが結局は自分が嗜好品として使うための足がかりにするための手段であることが多いわけです。

もちろんそうではない人たちもいますが。

ただ、今の日本や日本もメディア、ネットも含めてですが、その思考が幼稚であることが問題の一つかもしれない。

こういったものはしっかりとした思考を根幹としたものでなければなし崩し的に、そう、嗜好品としての利用を正当化するための足がかりとして医療分野での利用をそれこそ利用している連中が喜ぶだけになってしまいます。

本当に医療分野に利用できるかどうかは私にはわからない。
日本の多くの医師がそんな作用がないというのならないのでしょうとなるし、実際に某元女優のような自分のための解禁を唱えている連中が一定数いるとなれば、そう言わざるを得ない部分も仕方がない。
本来ならばもっと成熟した思考をこの日本社会が持ち合わせていれば積極的に議論をし、海外での報告例に耳を傾ける必要はあるのかもしれないけど。

だからといって海外での使用例がないというのも嘘だし、しっかりと私が検証したわけではないけれどその使用例を思考の中から完全に排除するのも実はヒステリックなこと。
その上で否定するなり肯定するなりは個人が行えばいい。

ただ、あくまでも効果がある可能性があるからといって「法を破って使用していい」なんて論理は成り立たないということは繰り返して書いておきます。

ということでナショナルジオグラフィックのサイトに連載されていた大麻の医療分野での利用の記事をリンクしておきます。
これはもちろん一般に公開されているものなので問題はないでしょうし、だからと言って科学論文ではないので完全に肯定できるものでもありません。

これを読み、どう感じるかは皆さん次第。
ただ、繰り返しますが、今の日本は大麻は認められていない。
すなわちどんなことがあっても使用は不可ということです。

ただ使用不可ということは議論不可ということでもありません。
議論をすることは否定しませんし、将来的にその効果、副作用の観点等が議論され、認められるならそれはそれでよし。

ただ、それを嗜好目的としている連中の足がかりには絶対にしてはならないことは言うまでもありません。
実際にアメリカでも認められていることをいいことに嗜好として使用している連中が数多くいるんだからね。
そしてそういった連中がこれらの議論を遠ざけてしまっている原因になっていることは理解しなければいけないはず。

ナショナルジオグラフィックの記事へのリンクはコチラ
       ↓
「米国〈医療マリファナ〉本当の話」

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PB190312とうとう1kgを超えた!
うちにやってきたときが176g。
ご飯は食べるけど全然体重が増えなかった。
数日経っても180gすら超えなかった。
で、あるときやっと108gを超えて喜び、200gを超えて喜び。
その後は本当に順調に育ってくれた。
ミルクから離乳食に切り替えても食べるのもへたくそで、離乳食も半分以上はシリンジ(注射器)でしか食べてくれない。

それでも徐々に自分で食べるのがうまくなって。

出勤すると「ご飯、ご飯!」と大声で叫び、踏んづける時もしばしばありながあも足下に駆け寄ってくる。

下痢が止まらないときもあったり。

もしかしたらしっかり育たないかもという最初の数日間。

それでもここまで育ってくれた。
もちろんまだまだこれから。
もっともっと元気に育ってくれよ~~~~~~!



多くの飼い主さんや業者の方にもかわいがられて、看板猫としてもいい感じで育ってくれているし。
ただ、最近はやんちゃが過ぎる(笑)
頼むからゆっくり横になっているときに顔面ジャンピングバイトは止めてくれ~~~~~!

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弘法筆を選ばずとは申しますが・・・
多くの人は弘法ではないわけで。
ある程度のことを成し遂げるにはやはりある一定レベルの道具は必要だったりします。
写真でもやっぱりいいレンズは使うべきだと個人的には思っていますし、100均の包丁を使う料理人や料理好きの人はまずいないはず。
もちろんあまりにも高額なものを最初からそろえるというのもどうかと思う部分もありますが。
やはりプロとしてやっていく以上はある程度の道具のこだわりも必要なのではとも。

それは写真しかり。
とはいっても今はプロでもなんでもないですが。

手術然り。
やはりしっかりとしたある一定水準以上の道具は必要だと思います。

で、今日のお話は聴診器。
高額医療機器ではありません。
獣医師であれば誰しも持っているもの。
もちろん誰もがある一定水準以上のものを使っているはず。
もちろん私の聴診器もです。

じゃあどこまでこだわるかはその人次第。

私の師匠は循環器のプロ。
エコーや心電図なんかの高額機器に関してはそれほどこだわっていないというか、一般臨床獣医師が高額医療機器を簡単に手に入れられないことを知った上での指導が師匠の持ち味(?)

であればしっかりと5感を使え、しっかりと飼い主さんと動物のことを考えろという人物。
その師匠がこだわっているのが聴診器。
循環器のプロですから聴診は基本中の基本。

でもその基本が大事。
だったら通常の聴診器に少し上乗せするだけでいい聴診器が手にはいるなら手に入れた方がいいんじゃないの?という考えというか教え。
そして教え子の私はそれを実践しているかというと・・・・
ずるずると以前の聴診器をつかってました(汗)
もちろん安いものではないですし、一定水準以上のものを使っています。

が、循環器のプロの弟子を名乗る以上は・・・・(笑)

実は先日セミナーで師匠が来沖されていました。
もちろんそのセミナーには私も参加。
そのセミナーではいくつかの循環器に適した聴診器のお話も。
(師匠は聴診器マニア、コレクターでもあります)
セミナー後の会話

師匠「そういえばお前、○○(聴診器の名前)は持ってるんだろうな」

私 「すみません、まだ持っていないです・・・」

師匠「マジで?あれから何年経ってるんだよ!」

私 「・・・・・。買います・・・・」

そう、忙しさやちょっとした貧乏根性にかまけて勧められた聴診器を買わないまま時は過ぎていたんです。
本当に欲しかったんだけど、色々後回しになっていたのも事実。
他の先生方には「結構いいよ!持っておいても損はしないと思うよ」程度の言葉。

でも私には(笑)
厳しい!

それだけ弟子として認識してもらえている証拠なんだろうけど。

聴診器
ということでさすがに沖縄まで来ていただいて、「まだか!」と言っていただいたのでやっと購入(笑)
これが重い重い(笑)

でも聴診は必ずするものだし、必要なものだし、そして何より飼い主さんの経済的負担にならない重要な道具。

もちろん使いこなさなければ意味はないけれど、そこは私のがんばり次第。

これで少しでもいい診断、早期の発見ができれば安いもの。


少しでも多くの動物たちの健康に役立つように使いこなさねば。
そしてがんばらねば!!!!

T先生~~~~~~~~~~~~~~~~!
買いましたよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!

「おせ~~~よ!」と言われそうですが(笑)

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沖縄は獣医師会に加入している動物病院がもちまわりで夜間対応をしています。
もちろん当院も。
まあ当番じゃなくても電話があれば受けていますが。
夜間対応で来る場合で多いのが・・・
肺水腫や尿閉、出産(自然分娩、帝王切開)あたりかな?
あとは急に跛行しだしたとか。
まあ様々ではあるけれど、皮膚疾患とかはさすがに来ないな。

で、先日夜間の電話。
内容は「湿布を食べました・・・」とのこと。
早速来院してもらうことに。
食べてすぐなら吐かせれば吐くはず。
吐瀉物
で、うまく吐いてくれました。
飼い主さんの申告では食べた湿布は1枚。
出た湿布もきれいに1枚。

湿布の誤飲は実はよくあるんだけど、なんであんなもの食べるんだろ?

臭いも・・・ねえ。

まあそれとは別に湿布薬の誤飲の問題はもちろん胃や腸に詰まるってことではあるんだけど、もう一つ問題が。

湿布薬というのはその成分が非ステロイド系の抗炎症薬、すなわちNSAIDsと呼ばれるもの。
人間ではよく使うわけですが、一昔前では動物には副作用が強くて使えなかった。
それは肝臓での薬物代謝が問題になるんだけど、詳しいことは過去の記事のどっかにあるはず(笑)。
でも今は副作用の少ない動物用のNSAIDsが出ているから動物用なら心配はしなくていい。
でも人間用の湿布薬のNSAIDsはもちろん御法度。
それを食べたとなるとやっぱり早急に取り出さないといけないことに。
吐かなければ内視鏡、内視鏡でもだめなら開腹と。
便と一緒に出てくるのを待ちましょうとは言えないのが湿布薬。

この子は誤飲してから吐くまでの時間が短かったから問題はないと思うけど。
でも一応、お薬も出して。

という事で夜間に多い電話の一つが異物の誤飲。
中には便と一緒に出てくるまで待てるものもありますが、そうではないものも多々あります。
それがいったい何なのかということよりも、しっかり動物たちの行動を管理してあげることが大事なんですけどね。


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本っっっっっ当に野菜が高い!
もうびっくりするくらい。
普通なら自然のものだからある程度は仕方がないなんて思わないといけないかもしれないけど、そうは思えない部分も多々あって。
見たわけじゃないから不正確ではあるけれど、この野菜の高騰を受けて農家の人が「高いのはわかっている、でも自分たちもギリギリ。高いからといって買い控えはしないでほしい、買ってほしい」っていうのがテレビであったみたい。

確かに生産数が必ずしも一定しない部分はわかる。
だから高くなることがあるのもわかる。

でもさ、豊作の時に価格調整のために捨てて価格をつり上げといて、不作になったら買い控えてほしくないとか、自分たちもギリギリなんて言うのは筋が通らないと思うんだよね。
大変だとは思うけどさ。

常に自分たちの思った通りの価格につり上げていてはさすがに「自然が関わってるから」なんて思えないんだよね。

一部かもしれないけれど農家の家を見るとでっかい!
よっぽど儲かるんだななんて邪推してしまうわけです。
邪推なら申し訳ないけど、でもやっぱりそういう部分を見ていると「ギリギリ」「買ってくれ」と言われても必要だからある程度は買うけれど、やっぱり普段通りには買えない部分もある。

それにさ、多くのスーパーに並んでいる野菜の多くは大量生産を前提にした行程をで生産されているし、大量生産に向いた品種がほとんど。
一部こだわった野菜とかもあるんだろうけど、そういうのはやっぱり元から高いし、それは高くてもその価値があるから買うんだろうし。

毎年毎年、「今年は雨が多い」「雨が少ない」「暑い」「寒い」から高騰というのが当たり前。
なぜ学習できない???????
と思ってしまうわけです。

なぜそう言った環境に対応した品種を作らない?
もしくはなぜそう言った状況にある程度対応できる設備を導入しない?
理由は簡単で簡単に価格調整ができるから。
豊作であれば捨てればいいし、不作であれば価格を釣り上げればいい。
いずれにせよある程度の収入が約束されているとどうしても思ってしまう。
だったらお金をかけて新たな品種を導入したり、流通ルートに乗るのには時間がかかっても自分たちで改良するなんて必要ないからねぇ・・・・
お金をかけて設備を導入する必要ないからさ・・・・

常に何らかの天候のせいにすればいいだけのこと。
自分たちの無変化は問わないわけだ。

それに消費者って農家のために野菜を買っているんじゃなくて、自分たちが美味しく、健康的な食生活を送るために買うんだよね。
それを「ギリギリなんです。買ってください。買い控えをやめてください。」ってちょっと違うかなと。

野菜も肉も魚も果物も好きだから買うけどさ。
でももうそろそろそう言った小手先の言い訳をするんじゃなくて、ちゃんとそういった気候に対する対抗手段を取っていかないといけないんじゃないの?

無論、頑張っている農家も多々あるんだろうけど。

もうちょっと色々な食材を使ったものを思いっきり食べたいなと思う今日この頃。
PB030184
なぁんてこいつらには関係ないんだろうな(笑)

あ、でも原油高とか円高とかって言い訳でフードも高くなってるか・・・・

原油安になっても円高とか、円安になってもなんやらとか・・・・

絶対に安くならないフードや薬・・・・





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PA240074最近はなぜかクローゼットのドアの上がお気に入り。
なぜそんなところでくつろぐ・・・・・?

謎な生き物だ・・・・

こういうこともするしさ・・・
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憎っくき愛すべき生き物






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我々獣医師は時として理想と現実が違うことをふと忘れてしまうことがあるのかもしれない。
理想は理想だけど、現実問題を考えるとね。
その現実問題が飼い主さんの経済的な問題だったり、時間の問題だったり。
それを全く無視してというのはちょっと違うなと思うわけです。
専門誌を読んでいてもありとあらゆる検査をして、CTやMRIを当然のように書いていたりね。
そんなのすべての飼い主さんに提示できるわけでもないし、提示してもそれができない方もたくさんいるわけです。
まあその辺はまたいずれ。

今日はもう少しというかかなり私の中でぶっ飛んだ話。
鞭虫卵
この子はず~~~~と鞭虫という寄生虫に感染をくりかえしてる子。
で、今回は当院に来られました。
鞭検査をしてみると確かに鞭虫の卵が・・・・

う~~~ん・・・・
まあ駆虫していくしかないんだけど、色々お話を聞く限りは何度も駆虫はしているみたい。

で、私も思ったし、他の病院の先生も当然思うのが環境が汚染されているということ。

庭にいるんだからまず間違いないとは思う。


で、駆虫して半年くらい経つとまた軟便になって検査して鞭虫が確認されて。

で、この飼い主さん、ある病院で言われたのが「庭をコンクリートで埋め立てるか、土を全て入れ替えなさい」だって・・・
いやいや無理でしょ・・・・
費用はその先生が出すかといえばそんなことはなく。
そりゃ言うのは簡単だけどさ。
豊洲じゃないんだしさ・・・・・

そりゃ環境が汚染されているんだから入れ替えが理想ではあるけれど、それを飼い主さんが許容できるかといえばほとんどの飼い主さんが許容できないと思うんだよね。

この飼い主さんもほとほと困っていました。
そりゃ庭を埋め立てるとか、土を全て入れ替えるって簡単なことじゃないし。

じゃあこの寄生虫を放っておくかというとそういうわけにもいかない。
症状が出てきてから駆虫するからいつまでたっても減らないのでは?
という話をさせていただきました。
ちょっと難しい話なんですが、寄生虫にはプリパテンドピリオドという期間があります。
これを念頭に入れて駆虫をしないと結局は繰り返すことも少なくない。
じゃあこれを念頭に入れながら今までみたいに症状が出てからというのではなく、一定の期間ごとに与えてみようということ。
飼い主さんはそれならできるかもということでまずは何度かトライすることになりました。

環境中の寄生虫が全ていなくなるまで続けたり、続けても全てはいなくならない可能性はゼロではないけれど、まずはできることから。

理想や理屈は大事だけど、それが現実と乖離していては意味がないはずなんだよね。

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こんなこと言っちゃあ何だけど、子供の頃は別に獣医師なんて全く頭になかったり、なりたいとも思ってなかった。
でも生き物は大好きで触れたり見たりして育った。
スポーツも大好きだったから理科と体育と美術だけは成績がいいというわけのわからない状態だったな(笑)。
本当に自然の中で走り回っていたイメージ。
だから生物学者を目指して進学したんだけど、なぜか獣医師になっていたという不思議。

カンボジア021
カンボジア
でも途上国への旅はそこの人たちに興味があって行き始めたんだけど、それでも生き物にはやっぱり目がいく。

途上国での楽しみは色々あるけれど、ちょっと変な部分を挙げてみれば「不便」ということ。
言葉も不便だし、移動も不便。
停電も当たり前でし、シャワーも浴びれないこともしばしば。
でもそれでも現地の人たちからすればかなり快適な生活を送ることにはなるんだけど。

沖縄に帰ってきて、時々適当に足を延ばすんだけど、昔に行っていたところがことごとく開発、整備されている。

確かに今の沖縄ブームは空前絶後というくらい人がたくさん来ている。
内地からもそうだし、海外からも。
それはそれで沖縄にとっては喜ばしいことかもしれないけれど、何か違うんじゃないかと思うこともしばしば。

昔はほとんど人がいなかったところ、そしてそんなところに身を投じて自然(主に海だけど)を見て感じてとしていたところが、もはや多くの観光客が押し掛け(観光客が悪いわけではない)、整備され、便利にはなっている。
でも自然って不便だし、色々なことが整ってないし。
自然豊か(もはや豊かではないのかもしれないけど)な沖縄で自然を体験したいという心理はよく分かるし、ぜひ体感してもらいたい。
でもそのことでどんどん整備され、便利になったっていうのは何か矛盾を感じないかなと個人的には思う。
観光客は初めての沖縄だったりする人も少なくないはずだから、今の状況が当たり前。
それを変えてしまったのは沖縄で自然を手段として商売する人たち。

どんどん増加する観光客のために整備しないとという考えもわからないではないけれど、不便で、苦労して味わう自然の方が自然ではないのかな、その方がより体感できるのではないのかなと個人的には思うわけです。

まあ、昔に行っていたところが無くなったような気がして寂しいというか、嫉妬というか、つまらない個人的感情かもしれないけれど。

でも自然を味わいたち人たちのために不便な自然がなくなっていく矛盾を見るのはものすごく何か心の中でもやもやするんだよね・・・・

落ち着いたことにあの世界に復帰したいと思う反面、もう復帰できないのではという気持ちがあったり、復帰する気力がそういった光景を見るたびに衰えているような気がする今日この頃。

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PB030170随分大きくなってきた。
遊びも盛んになりすぎるくらいなってきた。

で、いよいよドキドキの検査。

さて、その結果は・・・・・・・











FIVFeLV陰性

FIV(猫エイズウィルス)、FeLV(猫白血病ウィルス)共に陰性!

また一つ段階クリア!

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バングラデシュ026バングラデシュ

バスで移動中、出発前やトイレ休憩、食事休憩で必ず乗り込んでくる物売り。
最初はうざったいのかなと思っていたら意外とそうでもない。

断ればあっさり引き下がるし、話せば売り物をほったらかして話してくれる。

人一倍人情味があって、人一倍シャイで。
そんなバングラデシュが好きでたまらない。

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ポインセチア
今日は別の病院で勤務している動物看護士さんたちが見学がてら遊びに来てくれました。

で、ポインセチアもいただき・・・・

え????
もうそんな季節か。
この前ハロウィンとかって世間は騒いでなかったっけ???

そうか、今年も終わりが近づいているんだとしみじみ実感。

今年は色々なことがあったなあ。

めっきり寒くなって、今年も夏を満喫できず。

でも今年はまずは開業。
そして徐々にでも軌道に乗せていければな。




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潮時っていつなのか、それが悩ましい時も多々あるのが日々の診療。
今日はある3歳の猫ちゃん。
この1週間くらいちょいちょい吐くらしい。
でも嘔吐って言っても放っておいていいものから、重篤なものまでいろいろ。
そしてその原因もいろいろ。
だからと言って全ての検査をするのは費用の問題もあってなかなか難しい。
で、いつも言っている通りそこで武器になるのが問診。
でも今回は実はあまり問診ではピンとくるものがなく・・・
でもそれは私の聞き出し方が下手だっただけ。
3歳ということを考えて、まあ他にも理由はあるけれど、触診の感じも含めて何の検査をしようかなと考えると、今回はまずはレントゲン。
血液検査でわかることも多々あるけれど、やっぱりまずはある程度絞りながら検査を進めないと動物にとっても飼い主さんの費用にとっても優しくないこともあるのでね。

巨大結腸
ということでレントゲンを撮ってみると、「ああ、そういうことね」
巨大結腸症とまでは言えるかどうかの微妙なところだけど、結構結腸が大きくなってる。

いわゆる猫の便秘症。

でも猫の便秘症、巨大結腸症を舐めてはいけないのだ。

こちらの記事を参照してください
手術しか無理なんです ~猫の巨大結腸症 その1~








巨大結腸
でも便はある程度溜まっているけど、ガスも結構多い。
巨大結腸症であれば手術適応なんだけど、まだ巨大結腸症と言えるほどではないかもしれない。
でもいずれはそうなる可能性は高いかも。

手術には潮時というのがやっぱりあって、早ければ早いほどいいことがほとんどだけど、内科でコントロールできるに越したことはない。

今までブログに書いてきた巨大結腸症はとっくに潮時は過ぎていて、即結論は手術だったわけだけど、この子はもしかしたら内科でいけるかも・・・・

でも将来的にはやっぱり手術になるかも



なんてことを飼い主さんに説明していくわけです。

でも便秘でなんで嘔吐??????
となるのも当たり前。

原因は他にもあるかもしれないけれど、便秘でも嘔吐はあるわけです。
だって後ろから出てくれなければ前に出る=嘔吐な訳です。
そして飼い主さんに聞くとやっぱりかなり気張っていることが多いとのこと。

そして気張ってしばらくしてから吐いたのも見たことがあるとのこと。

便をするときに「にゃ~~~~!」ってないてから便をすることがあるとのこと。

それだけ気張ればお腹に力を入れすぎて嘔吐っていうことは十分にあるわけです。

さあ、じゃあ手術をするかどうか、すなわち潮時なのか、潮時が過ぎているのか。

今回はもしかしたら内科、というよりも食事療法でコントロールできるかもというのが私の判断。
ただしある程度年齢がいってしまったらどうしても手術という可能性も十分あるというのも私の判断。
ということは手術の潮時ではないかもしれないという判断ということです。

そして飼い主さんとの話し合いの結果、しばらく食事療法で経過観察。
ただし定期的にレントゲンで結腸の様子を見ていく必要はあり。
そこで潮時があれば手術ということになりました。

そしてその後食事を変えて、ちょっとお薬も飲んで、この子の嘔吐は止まりました。
便も今の所、快便だそうです。

後は今後の定期的なレントゲン検査が必要ですが。

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新しい子を迎えた時ってやっぱりワクワクしたり、不安があったり。
それでもやっぱりダントツにワクワクすることの方が大きいと思います。
今後やりたいことがたくさん思い浮かんだり。
特に子犬、子猫となるとこれからできることにたくさんの想いを馳せることになることが多いわけです。

その中でよく聞かれるのが「いつからお散歩していいですか?」というもの。
これは獣医師の中でも結構いろいろな考え方があって、まだ統一した見解は得られていません。
ただ、最初のワクチンをだいたい生後2ヶ月くらいで打つわけですが、これは母体からの移行抗体が落ちてくるから。
実際に抗体がしっかり上がってくるのが2回目のワクチン。

用心深い獣医師であったり、飼い主さんであれば3回目のワクチンが終わってからとおっしゃることも多いわけです。

じゃあお前はどうなんだということになるのは当たり前。

私は濃厚接触を避けながら、そしてあまり汚染されている空き地や河川敷、野山にいかないのであれば2回目のワクチン接種の後でいいのかなと。

2回目の接種が終わってしばらくすればある程度の抗体価が得られて、濃厚接触、汚染地帯でなければ感染の確率は低いわけです。
もちろんリスクゼロではないですが、低いリスクと得られる利点のバランスが大事なわけです。

生後2ヶ月くらいになってくると、うちの子もそうですが、もう色々なことに興味津々。
そして遊びやいたずらを通して色々なことを覚えていくわけです。

そして大事なのが社会化。
人間でいえばコミュニケーション能力や対人適応なんかが得られる大事な時期。
その時期に本来であれば兄弟同士で色々なことを勉強していくわけです。

でもなかなかそういうわけにもいかないこともあるのが日本のペット事情。
だったらそれを無くせというのではなく、それに変わることを与えてあげることも大事なこと。

だからお散歩と言っても実際に歩かせるわけではなく、外の環境を見せてあげる、いろいろな人に接する、遠目でも他の動物を見せてあげるというのは一定の教育効果があるわけです。

特に多くの人に接してもらうことで人慣れをすることができるようになるし、動物病院に来てもらった時に非常に検査や治療がスムーズにもいくわけです。

もちろん他人に危害を与えることもぐっと減るわけです。
だから犬であれば犬同士の濃厚接触は避け、猫なら猫同士の濃厚接触を避ければできるだけ多くの人たちや動物たちと出会う場を与えてあげることは非常にいいことなのではと思うわけです。

そういった利点を考えると2回目のワクチン以降でも十分いいのではと個人的には思うわけです。

ただ、それは相手がその時点で最低限の予防をしていることが前提となりますが。

IMG_7112
最近当院に通ってくださっている飼い主さんのところの子犬。
この子は1回目のワクチンも済んでいますし、ノミ・ダニ予防も済んでいます。
消化管寄生虫も検査も済んでいます。
そしてもちろんやんちゃ盛り、遊びたい盛り。

となると病院にどんどん遊びに来て欲しいわけです。




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そしてやんちゃ盛り、遊びたい盛りはうちの子も同じ。
うちの子もノミ・ダニ予防は済んでいますし、消化管寄生虫の駆除も済んでいます。

ウィルス検査はまだですが、猫のウィルス疾患は犬には感染しませんし、逆も然り。
犬と猫の共通の感染症を除外できればこう言ったご対面はありなわけです。

ただ、猫のウィルス疾患の除外ができていない、ワクチンもまだということで他の子猫とのご対面はできませんが、異種交流はOK.

もちろん今後、ウィルスチェック、ワクチン接種が済めば他の猫たちとのご対面も大丈夫かなと。
そしてそれは看板猫としての役割でもあるし、その役割を担えるような性格になるかどうかも問題にはなりますが。

それでも今後も来るであろう、子犬や子猫が安心して社会化の一歩をふみだせる役割を担って欲しいわけでもあります。

もちろん人間との対面も大事。
だから子犬、子猫の時期に用事はなくとも動物病院に行くのもその子にとっては大事なことなのかなと。
体重を測って、お熱を測って。
獣医師や看護士さん、待合にいる他の飼い主さんに触ってもらうことはその子にとって大きな、そして意味のある行為なわけです。

お散歩、実際に歩かさなくても抱っこでも、で多くの人に声をかけてもらい、頭を撫でてもらう。
子犬の時期の1ヶ月は非常に早く、大事な時期。

だったら3回目のワクチンを待たずして、多くの人に接してもらう利点は欠点を十分に補る行為なのかなと。

猫はあまり外の世界を知らせない方がいいのですが・・・・

動物病院はそうった場でもありますし、病院によってはパピーパーティーなんてものを開催しているのはそのためです。
もちろんそういったものに参加するのもあり、単に病院に遊びに行って体重を測り、多くの人たちに触れてもらう、場合によっては他の動物たちとの距離を縮めるという場でもどんどん利用していいし、むしろ利用してほしいなと思うわけです。

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