風の動物病院のブログ

沖縄県豊見城市の動物病院のブログです。病気の情報、日々の診察、日々の生活、そしてちょっとした遊び心の写真を載せていきます!もちろん色々な相談があればできる範囲で考えを述べさせてもらいます。

一時期テレビではよくこんな症状があれば病気かも?なんて不安を煽りまくる番組が乱立していたし、実際書店なんかに行ってもそんな本が出ていたりする。
でも不安を煽るというよりもやっぱり気をつけたほうがいい症状なんていうのはたくさんあるし、だからと言ってそれが必ず病気に直結するわけではないこともあるけどね。

でもそういうことの積み重ねが病気の早期発見につながる、もしくは手遅れにならないための必要性でもあるわけです。
(演出という名の煽りは良くないと思うけどね)
吐くとか、下痢とか、食べないとかってわかりやすいけれど、水をたくさん飲むとか、食欲が以上に亢進しているとかって逆にわかりにくいこともあるしね。
特に動物ってその手がかりが少ないんだよね。
頭痛とかってわかんないし、目がチカチカするとか、三重肉とかってわかりにくいよね。
肩が痛いとか、指先が痺れる感じがするとか。
自己申告がないとわからない初期症状って実はたくさんあるけれど、獣医療では基本的にそういった症状を発見するってかなり困難。

でも明らかにおかしいというのはいくつかあって、以前にも書いたけれど体重って実はかなり大事。
ご飯はよく食べているけれど・・・というのも実はよく遭遇する。
ご飯をよく食べていたら健康というのはもちろん幻想だけれど、でもそれを大きな指標にして病気が進行しちゃうこともあるんだよね。


ということで今日はとあるわんちゃん。
実は以前から体重減少をしてきていたんだけど、ご飯も食べているし、散歩も元気に行っているということで検査の同意がなかなかえられなかった。
もちろん我々に強制力はないから、病気の可能性を伝えるしかないのが歯痒い。

でとある時になんかお腹が腫れてきたということで来院。
エコーでお腹を見ると・・・・
肝細胞癌エコー
かなり巨大化した肝臓腫瘍。
痩せてきていた原因はコイツか。

肝臓癌の多くは症状がなかなか出てこない。
沈黙の臓器の一つだからね。
血液検査にも現れないことも少なくない。
(この子は肝数値は少し上がっていたけれど)

現れることが多いのは痩せる(体重減少)が一番先に出てくることが多いと思うんだよね。
次にTP(血清総蛋白)の減少。
でもTPが下がる時点でかなりヤバいことになっていることも多い。

なので実はエコーでしか早期発見できない病気の一つでもあるけれど、その次にと言われればやはり体重減少なんだよね。

ここに来て飼い主さんもことの重大さをやっとわかってくれた。
そして手術となったわけです。






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先日の記事で(変な方の)宗教のことを書きました。
 記事はコチラ→慈悲の心

そのコメントで
まぁでもこの騒動で一番笑ったのは、
「宗教の話を言われたら、自分は筋肉を信仰してます!あなたもどうですか!とすすめましょう」というネタでした。
良い筋肉を育てるためには、十分な睡眠・良質な食事(栄養)・適度な運動が欠かせませんから
メンタルも勝手に良い状態で維持されます。自宅でやるだけならお金もかかりませんし。
いるかいないかわかんない奴を信じるくらいなら、自分の体にある筋肉信じた方が
確実だし心身健康になれるし最高じゃんっていう。

ふざけた話かもしれませんが、わりと真理だなとも思うんです。
(自分が筋トレ好きだからそう思うのかもしれませんが)
人間、心身は健康な方が幸せを感じやすいですし、
幸せでいるために宗教があるならば、お祈りするより筋トレした方が手っ取り早いです(笑)


いいよね、こういう考え方(笑)
いわゆる、筋肉は裏切らないというやつですよね(笑)
それに筋トレってお金をかけることもできれば、お金をかけずにできたりもするから万人に向いているとは思う。
私も若い時は結構好きだったし。

で、今は?と言われると。
時間やらなんやらと言い訳にして全くやっていません(汗)
でも、実はやらない(できない)理由もちゃんとあるんです。

それは手術。
予定手術はもちろんわかっているからいいんだけど、結構緊急手術もある当院。
しかもそれが子猫とか、成犬、成猫であっても部位によってはめちゃくちゃ細かい手術がある。
尿管の手術とか、子猫の消化管とか。
マイクロ器具
手術器具も特殊なマイクロ器具を使ってコンマ数ミリの手術をしないといけないことがある。
それが緊急手術だった場合・・・

もしその日に筋トレをしていたら手がプルプルしちゃうんだよね、きっと。
コンマ数ミリのものを切って、縫合してってできるかどうかわかんない。
わかんないまま手術して手がプルプルしちゃうことを考えると、いつどんな子が来るかわからないと思うと怖くてできないんだよね。


夜中にお酒を飲んでるから手術は対応できませんよ、は通じると思うんだよね。
でも今日は筋トレでプルプルしてるから手術対応できませんよ、はどうなんだろ(笑)
ちょっとそれを言う勇気はないので、筋トレはお預け中なのです・・・




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動物用のグッズって本当に色々出ていて、もはや我々獣医師よりも飼い主さんの方が詳しかったりする(汗)
で、グッズと言っても動物のためだったり、人間のためだったり、それぞれが一緒に生活するのに便利だったりとその目的は様々。
有効活用するのはいいことだと思うけどね。

でももちろんトラブルもあるし、そのトラブルが重大なものかそうでないのかの見極めも大事。

ということでとあるグッズを使っていた猫ちゃん。
爪カバー
爪カバー(?)。
床や壁が傷つかないようにするというのもあるみたい。
さて、材質的にはシリコンに近いものかな?
ある程度伸縮性もあって便利っちゃあ便利なのかもしれない。

で、この子、実はこの爪カバーが取れなくなったということで来院。
もちろんちゃんと取れました。



この子の飼い主さんは定期的に外してちゃんと爪をケアしてをしていたからいいけれど(というかそれがおそらく正しい使い方)、猫は爪研ぎをして古い爪を剥がしてということが必要。
それをしなければ巻き爪になって肉球に食い込んじゃう。
なのでもしこんなカバー的なものを付ける場合には定期的に外して、爪を切って、外側の古い爪を剥がして、新しい爪に新しいのを付ける、ということをしないといけない。

でもどんなものでも付けると外れないという事故(?)は人間でもあるよね。
それで救急隊員や消防が出動することもあるらしいし(過去に書いた気がする)。

ということで色々な便利グッズはあると思うし、みなさんも使われているものもあると思うけれど、きちんとそのグッズの特性を知って、正しく使ってあげましょう。




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さて、ちょっと昨日の補足。
子猫













 



堕胎予定だったけど、せっかくの産まれてきた命。
幸せになってもらいたい。

こういった事例は実は少なくないけれど、問題はその後なんだよね。
どれだけ世話ができるか、行き先は見つけられるのか。

我々や普段、保護活動している人たちはそのことを考えて堕胎か、生ませるのかを悩むわけです。

ここから先はちょっと口が悪い言葉が出てくるけれど、お許しを。

そして関わりのない人たちは簡単に口を出してくる。
実は今回の子たちも母親を連れてきてくださった方たちは堕胎の方向で考えて当院に来られました。
でもそも前段階のお話を聞くと、周りは産ませてから避妊手術すればいいという言葉もあったみたい。
でもそれって親子ともども手術をしないと意味がない。
だって産まれてきた子たちがまた子を産んでというサイクルが出来上がってしまうからね。

でも5匹(今回1匹は死産で合計6匹産まれた)の手術費用は誰が出すの?
そういう口を出してくるやつに限って金は出さないし、手も出さない。
責任や労力も背負う気がないやつに限って命だのなんだのと綺麗事ばかりの言葉を並べて、でも金は出さない。
一切何もしないんだよね。
そう言った人たちの言葉に悩んだり、ときにはそういう人たちが誹謗中傷を投げかけたりする。
責任がないっていいよね。
綺麗事ばかり言えるし。
そして堕胎を覚悟で病院に来た方は実は内心罪悪感でいっぱいだったりするんだよね。


いつの世の中も、どんな世界でも口は出すけど金は出さないって連中はいるんだよね。

某プロ野球球団のように金は出すけど、口は出さない。
でも優勝できるチームを作れって言った某オーナーはすごいよね。

人でも時間も手間も金もかかることに口だけしか出さない人たち。
でも自分はいいこと言っていると酔いしれている人たち。
口を出す前に時間を差し出して。
口を出す前にそういった活動をしている人たちにお金を出してくださいな。
口だけ出して迷わせたりしないでね。



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この仕事をしていると、どこかで決断の線引きをしなくてはいけないことがあるのです。
手術をするのかしないのか。
どちらの薬を使うのか。
さらに言えば積極的治療を行うのか緩和療法を行うのか。
緩和療法を続けるのか、安楽死を行うのか。
もちろん我々の独断ではなく、飼い主さんとの話し合いで決めていくことになるのですが。

みなさんもご存知の通り、沖縄には野良猫(もしくは地域猫)が多い。
そしてもちろん避妊手術が施されていない子たちもかなり多いわけです。
それが数が減らない理由でもあるのは紛れもない事実。

でもボランティアさんたちや地域の方々が個人的に手術をおこなってくれていたりするわけです。
その中でどうしても妊娠している子たちもいるわけです。
そこで一つの決断をしなくてはいけない。

そう、生ませるのか、堕胎するのか。
もちろん私には明確な答えがない。
そしてもし答えを出したとしてもその責任を負えるだけのものはない。
私が育てるわけじゃないのに生ませるべきだなんて口が裂けても言えない。
私が業を背負うとしても、堕胎した子たちの命は帰ってこない。
だからそれは保護した方達の方針であったり、話し合いの結果決めていくことになるわけです。

ある意味命の選別を行うことになるわけです。
その線引きなんて明確な基準なんてないし、生まれてきた子たちの世話や譲渡先を私が請け負うわけにはいかないというのが現状なのです。

さて、今回、おそらく妊娠しているでろう猫ちゃんが保護されてきました。
保護主さんの気持ちはすでに(一応)決まっていて、堕胎依頼で来られました。
もちろん色々話をした結果、堕胎という形で決定したわけです。

妊娠判定
もちろんエコーでも胎児を確認
















もちろん心拍もきちんと確認できました。

これを堕胎するという選択に関しては賛否があると思います。
が、そのどちらの選択をするにしても線引きには色々な要素が加わるわけです。
単純に善悪の問題ではない。
それを保護主さんと現場の人間で決定していかなくてはいけないわけです。


で、触診の感じからするといつ生まれてもおかしくないと私は判断。
しかしその日の夜は夜間救急当番だったので、次の日に急いで行うことで了承を得ました。
そして次の日。
朝出勤をして、入院の子の管理、世話をして、病院の子たちの散歩や世話(半分以上は看護師さんがしてくれますが汗)、そして手術器具の準備をして。
午前の外来が開始。
午前の外来が終わり次第手術を開始予定。
慌ただしく診察をしていると・・・・
看護師さんが「産まれるかも」と私に報告。
すぐに入院室を覗くと・・・
生まれていました。
しかもすでに2匹。
こうなると手術は中止。

子供たちは????
ここからは私の線引き。
産まれる前の堕胎手術は受けるけれど、生まれた子たちの安楽死は受けない。
これは理由云々とか善悪じゃなくて、私の決め事。
手術が手遅れで生まれてしまったとしてもこればかりは私の決め事。
もちろん手術をお受けするときにこうなる可能性のこともお話しはすることにしています。
そして今回はその通りになってしまった。
昨日の時点の触診が正しかった。

で、こうなると全力でお産のお手伝い。
残念ながら1匹は死産となってしまいましたが、残り5匹は介助も必要でしたが無事生まれました。
子猫
この子たちをどうするか。
大きな問題だけれど、私の線引きは変わらない。
こういう場合は保護した方達と話し合い、できるだけ最良の方向に向かうようにお手伝いはします。
だって、ウチの病院で産まれたんだもん。

あの慌ただしい診察中に頑張って産まれてきてくれたんだからできるだけのサポートはしていく。
これも線引き。


この仕事だけじゃないけれど、線引きというのはどこかで必ず引かないといけないことがあって、その線引きの基準は様々だけれど、でも少なくともこうやって産まれてきた子たちができるだけ幸せになれるような形に持って行きたいというのが願いでもあります。




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ボロブドゥールインドネシア ボロブドゥール
世界三大仏教寺院の一つ。

某宗教団体が問題になっているけど、今更感もあるけど、この問題ってこの団体だけじゃなくてずっと続いているよね。

色々旅をしているともちろん宗教なんて当たり前に触れるわけだけど、一つ思うのは信仰心が強いことと、いわゆるカルト的に狂信してしまうことは別なんだろうなということ。
でもその線引きってなんだろうとは思う。


おそらく、全世界、どんな秘境であったとしても宗教って存在する。
なんらかの超自然現象的なものも含めて、「神」的なものを人は感じつづけたんだとは思うんだよね。
そしてそれが何らかの必要性、必然性があって、今日まで脈々と引き継がれてきたのが宗教だと思う。

そして今回の騒動でもそうだけど、そして今までもそうだけれど、カルト教団を取り締まれとか、新興宗教を認めるべきではないなんんて議論はあるけれど、そしておそらくそれはきっと正しい部分もあるのだけれど、何を持ってカルトとするのか、何を持って新興宗教とするのかって難しい。

一神教の世界からすると日本の八百万の神なんて全く理解でいない世界の話だし、神様がたくさんいるなんてカルトだ!と言われればそれを理解させることなんておそらく至難の業なんだろうなと思う。

仏教やキリスト教、イスラム教(いわゆる3大宗教)だって歴史はあるけれど、歴史があるってことは始まりがあるということで、最初はどの宗教だって新興宗教だったりもするわけだよね。

寄付金だってお布施と何が違うのかということになるし、金額かと言えば、海外では富豪がする寄付金なんてとんでもない金額だしね、我々庶民からすれば。

ただね、やっぱり宗教って、特に途上国を回っていると特別なものでもなんでもなく、生活の一部なんだよね。
心の拠り所というよりも、日常そのもの。
おそらく海外の言葉にはない、日本のいただきます、ご馳走様という言葉と同じくらい。
だからおそらく宗教って必要ないものと主張する人もいるけれど、必要というか必然なのかもしれない。
私自身は色々な国で色々な宗教のもとに育った文化、生活に触れるのが好きなので宗教自体を否定する気にはなれない。
信仰心はないけれど、それぞれの宗教には興味があって、勉強ほどじゃないけど、触れてきたつもりではある。

ただね、唯一思うのは「信じれば救われる」とかって神様じゃないよね。
心が狭すぎる(笑)
信じないやつは救わねーぞって、どれだけ俗なんだよって思っちゃう(笑)

神様が人間を超越したものであれば信じようが信じまいが、寄付をしようがしまいが、慈悲の心を持って救ってくれよ!と思う。

神様が本当にいるのなら絶対にお金なんて要求しないと思うんだよね。



あ、そういえば法隆寺がメンテナンスのためのクラファンをやってたらしいけど、募集の数倍のお金(億単位)が集まったそう。
それだけ日本人も実は心の奥底で宗教を大事にしているんだなという表れかなと。
ただ、全く課税されない宗教法人の税制に関してはなんらかのことを考えないといけないのかなと毎月のように税金関係の書類が届く事業所、小さな会社からすればなんともと思う事例でした(笑)




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破行、いわゆるびっこ。
足が痛そうということで来院する方も少なくない。
で、その検査はというと確かにレントゲンが有効だったりもするんだけど、その前に、ということは実はたくさんあって、その痛そうな歩き方でなんとなく察しがつくことも。
歩き方、そして座り方が結構大事だったりするんだよね。

ということはですよ、実は診察室に入る前から診断がついているということも実はある。

さて、とあるワンちゃん。
かかりつけの病院が休みということで来られたんだけど、犬種、年齢、そして足が痛い。
この時点で実はある程度絞られてくる。
で、病院に入ってきた時を実は見ていたので、その歩き方を見た時点でもう診断はついちゃった(笑)
しかも診察の順番が来るまで待合室で座っていたので、その座り方でさらに当たってるなと。

じゃあその診断は?となるのだけれど、それだけで診断名を言うのは流石にね。
しかもかかりつけが休みで来たので、かかりつけでもきちんと見てもらうためにもその診断に納得してもらう必要があるわけです。

なのでレントゲンを撮ると・・・

股関節形成不全
典型的な股関節形成不全だよね。
そもそも形成不全どころか脱臼しているレベル。











あとはかかりつけでどうするか(基本は手術だけどね)を相談してもらうことに。

ということで実は診察って診察室に入る前から始まっていることもあるのでした。」



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ほらね、中国がやり始めた。
というかやってしまったという方が正確なのかもしれない。
そんな国とどうやって仲良くやっていく?
武器を捨てれば仲良くやっていけると思う?
中国やロシアの脅威ってそんな単純なものじゃない。
何かにつけて中国を刺激すべきじゃないというのは武力にビビっている、すなわち武力は抑止力になっているというパラドックスということに気がつかないのかな。

中国が正しいと思っている人ってどれだけいる?
沖縄の知事も「中国と台湾、中国と米国の関係において、県民や国民がその不安に巻き込まれることは絶対にあってはならない」」って言っているけれど・・・・
ということは見て見ぬふりをしよう!と言っているようにしか見えないんだよね。
中国と台湾の問題に踏み込むと巻き込まれるからという風に聞こえませんか?

中国の台湾に対する対応が正しいと思うのならそれでいいと思うんだけど、私にはそうは思えない。
チベットしかり、ウイグルしかりね。
香港もそうだし。

なぜ政治が強く言わないんだろうね。
話し合いで解決できると主張している人たち、出番ですよ!と言いたい。

中国なんて今の体制である以上は隣人は隣人でも危険な隣人でしかありえない。
今回のミサイル発射なんてなくてもとっくに脅威の国なんだけどね。
客家円楼003

旅をするにはエキセントリックな国で旅のしがいがある国なんだけどね・・・






















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確かちょっと前にコーヒーをすぐに飲み干してしまう、なんて記事を書いた気がする。
それだけ自分の中に時間的な余裕を持てていないなぁなんて思ったり。
でもそれで何かが変わったかというと実はあまり変わらない。
時間の余裕というよりも心の余裕だね。
実際にある時間を余裕を持って使えないということだろうと。

何かにもやもやしていたり、理由はたくさんあるんだろうけれど、でも何か得体の知れないものに焦りを持ってしまっているんだろうね。

そしてそれは食事なんてもっとそう。
これは心の余裕云々じゃなくて本当に時間の問題(笑)
昼は手術が終わってすぐに昼食をとって、とにかく休憩時間を確保する。
そのために昼もかきこんでいるような気がするし、夜は夜で早く寝るためにまたもや胃袋に入れ込む。

もちろんね、食べることしか楽しみが見出せない今の生活、時にはランチなんて優雅なことを言っているけれど、でも食べる速度はMAXな訳です(笑)
それが習慣になっているようじゃダメだね(汗)

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となるとある程度強制的にゆっくり食べる状況が必要なわけで・・・・

で、とあるお店。
少数の限定のお店。
なんとか予約を取って(緊急オペが入らないことを願いつつ笑)
コースなので1品ずつ出てくる。
ガンガン食べるわけにはいかない(笑)
2時間くらいかけてゆっくりと料理を楽しむ日、そんな日も年に数回くらいは許されるかなと。







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時々話題に上るのが年配の方のペット飼育。
問題点は二つあると思うんだよね。
一つはよく言われているように、自分の寿命(まあそれも失礼な話だけど)と動物の寿命とという話。
確かにそうなんだけど、でも自分も長生きするかもしれないし、どんどん色々なことを失っていくのが歳をとるということでもあると思うんだよね。
なのでその主張もわかるんだけど、お年寄りがペットにこだわってしまうことも理解はできるんだよね。
難しい問題です・・・・

そしてもう一つ、獣医師の立場から思うのは、現代のペット飼育事情についていけないということ。
昔からの飼い方しか知らなくて、現代の飼い方は医療を知らない。
その結果、動物を傷つけてしまうというもの。

実際に先日あったこと。
南部にお住まいのご年配の方。
夜で暗くなって車も走らないから大丈夫と思ってノーリードでワンちゃんを出してしまった。
その直後車に轢かれ、ほぼ即死状態。
病院に搬送されてきた時にはすでに亡くなっていた。

確かに以前はその辺りは畑しかなくて、街灯もなく、暗くなるとそれほど車は走っていなかった。
でもそれって20年以上も前。
今は住宅も増え、スーパーなどの店もたくさんある。
そもそも21時よりも前。
暗くなってすぐくらいだよね。
その年配の方が若かった時はそうだったかもしれないけれど、沖縄本島南部ももはやそんな真っ暗なということはなく、車もガンガン走っている。
変化に気づかないというか、以前のままの感覚でおられたわけです。
悲しいことだけどね。

暗くなったらとかノーリードとかはもはや現代の飼い方ではないし、リスクしかない。
それをなかなか伝える人もいないし、もちろん自分でそんな情報を得るということもないわけです。


そしてまた別の事例。
これも多いんだけど、先日当院を利用されている方が新しい子を迎え入れたと。
でもその子は元々かなり年配の方の家の犬。
その飼い方があまりにも見てられないということで引き取ってきたということらしい。
そしてその子の健康診断をしてみると・・・・
フィラリア陽性
ガッツリとフィラリア陽性。
その方が若い頃にはまだフィラリア予防なんてなかった時代。
ワンちゃんが6歳くらいで亡くなっていた時代。
それが徐々に伸びたとしてもそして今は15歳くらいが平均寿命だとしてもそれの一端がフィラリア予防の普及だということももちろん知らないはず。
狂犬病の予防接種以外は何もしていないというのは実は意外に多い。
そもそも知らないということがほとんど。
中には狂犬病の予防接種すら知らないとかも普通にある。
動物に医療を予防をという概念すらない時代からアップデートされていないという悲しい現実がそこにあるわけです。
ミクロフィラリア(mf)
顕微鏡で見てもミクロフィラリア(mf)がウヨウヨ。
かなりの濃厚感染なわけです。

この世の中、誰も教えてくれないことって実はたくさんあるし、人と人の繋がりが希薄(それでも沖縄はかなり繋がりが強いけどね)になっている現代では自分から情報を取りに行かないと情報は入ってこない。
しかもその情報量が多すぎてそのアップデートについていけないということは普通にあることなんだよね。


なので犬にはご飯と水さえあげておけばという昔ながらの飼い方から全く変わらずということが年配の方には少なくない。
もちろん中には少しずつではあるけれど情報をアップデート、もしくはきちんと我々獣医師の言うことを聞いてと言う方も増えてはいるけれど、でもそもそも動物病院なんて存在すら特別なものなんてこともありうるわけです。

色々な人が色々なことを教えていければ少しはこういったことが減っていくんだろうけれど・・・


だから年配の人はペットを飼うなと言うのは悲しいんだよね。
だって自分自身も獣医師を引退して隠居の身になったとしても動物には周りにいてほしいと思う。
もちろんどうやっても動物を幸せにできないとわかれば諦めるのかもしれないけれど、人生の最後を諦めて、捨てて、どんどん色々なものが無くなって、と言うのは悲しすぎる。
もちろんあの世には何も持っていけないから最後は全てを捨てることになるんだろうけれど、でもこの世でもあまりにも捨てるものが多すぎるとなんのために生きているんだろうなんて思うわけです。

そう言ったサポートが何らかの形で作られていけば、年配の方達に動物を飼うなということは無くなるのかも。
自分自身の終活を考えたときに動物との生活を捨てる、諦めるのはやっぱり悲しい。





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このブログではある程度お馴染みになってしまった誤食。
多くは催吐処置をするわけだけれど、現在、当院ではアポモルヒネという薬剤を使っています。
以前はトラネキサム酸を使っていたんだけど、投与量(ml)がかなり多くなるのと、ちょいちょい痙攣の副作用を聞くようになって(私は経験ないですが)、結構前からアポモルヒネという薬剤に変えました。
夜間救急に勤めている友人は数千件の催吐処置で数頭の痙攣を経験したらしいです。
かなり確率は低いと思うのだけれど、それでも痙攣って嫌だよね。
そしてトラネキサム酸は時々吐かないことも実はある(汗)
もちろん両方の薬剤共に副作用を利用したものだけどね。

でもこのアポモルヒネ、本当によく吐く。
ほぼ間違いなく吐く。
今までで吐かなかったことはないくらい吐くので当院ではこのアポモルヒネという薬剤を使っています。
痙攣ていう副作用もないしね。

で・・・・
吐くことと、吐くことは全く別。
何を言ってるの?と思われるけれど、催吐処置という意味で言えば吐くということ自体はまず100%できる。
問題は誤食ということの解決策としては「目的の異物を吐く」ということが本来の目的。
もし誤食をした子が吐いてもその吐物の中に「目的の異物」がなければ意味がないわけです。
なので吐くことと「目的に異物」を吐くことはまた別なのです。

そう、吐くことはほぼ100%なのだけれど、それが異物を吐いてくれるかどうかは別。
そしてそれで吐かなければ結局全身麻酔で内視鏡での除去になるわけです。

そうそう、過去にもあったね
 →革製品の落とし穴 その2 革製品と唾液、胃液の罠

革製品で柔軟性がなく、しかも大きくで噴門部(胃の入り口)を通らないで異物を吐いてくれなかったこの記事でした。
しかも革製品は唾液や胃液でツルツル滑るという最悪の展開でした(汗)

さて、今日は飼い主さんのマスクを食べてしまった、しかも小さな小さなワンちゃん。
体重も1kg台。
ウレタンマスクを丸々食べたとのこと。
最初は簡単に考えてたんだよね。
だってマスクは何度も吐かせているから。
今回も吐かせてすぐに終わり〜〜〜〜なんて思っていたのだけれど。
そして催吐処置。
吐きましたよ、確かに。
ガッツリご飯系は出てきました。
でも目的のマスクは出てこない。

そもそもこの小さな体で本当にマスクを丸々って可能なのか?
飼い主さんにもう一度確認するけれど、目の前で飲み込んだから絶対に間違いないとのこと。
ならば内視鏡使うしかない。
全身麻酔になることも了承してもらって、いざ内視鏡を入れる。

口から入れて、食道を通っていざ胃の中へ!
っていう動画を載せられればいいんだけど、二人で処置しているとそこまでは不可能(汗)。
なので内視鏡は動画や写真がないのはお許しを。

そしていざ胃の中へ!
ん?真っ黒?(真っ暗ではない)。
内視鏡の画面に真っ黒な物体が画面いっぱいに現れた。
これ?
これか!

ということで内視鏡の鉗子で掴んで引っ張り出すと・・・
マスク内視鏡
出てきました、マスク。
ウレタンマスクが。
これが内視鏡のカメラの全面に映し出されたわけです。
その画像があればよかったんだけど(汗)

まあ、こんな小さな体でよく飲み込んだなという大きさ。
で、そりゃ吐いても出てこないわという大きさ。




飼い主さんももちろん安堵、安堵、安堵。

簡単に吐いてくれることが多い異物の催吐処置だけれど、吐かせられないもの、吐き出してくれないものも持ちらんあるわけです。
そしていずれにせよ、誤食そのものがない方がいいに決まっているわけですが、どんなに気をつけていてもという部分もあるんだよね。
でもやっぱり気をつけなくてはいけないこともまた事実。
特に小さな子はね。



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みなさんもお分かりのとおり、腫瘍は体のどこにでもできる可能性があるわけです。
そしてそれをいかに早く見つけるかというのは本当に大事。
でもそれは簡単に言っているけれど、簡単ではないのも事実。

体表腫瘤はまだ飼い主さんが見つけてくれることが多いけれど、それが肝臓とかになると中々症状も出ないし、発見が遅れることもある。
いかに普段から体を触ってあげるかが、体表の腫瘤を見つける手段となるし、健康診断などでエコーを当てないと早期に発見できないものもある。

これも以前に何度か書いたけれど、その中間にあるのが口腔内。
体内ではないけれど、でもなかなか中まで見れなかったりして、そしてかなり悪性度の高い腫瘍が多かったりで手遅れとなりがちなのが口腔内腫瘍。

抹消性歯原性線維腫
まあ、こんなのがちょびっとある時点で見つけられるかどうか。

こんな小さいのを見つけたのは私(笑)
なぜならこの子はうちの子だから(笑)

毎日ではないけれど、しょっちゅう口の中はチェックする。
本人は嫌そうだけど(笑)
でもこれはちゃんとできるように頑張って躾けた。
他の躾はなってないけど(笑)


体を隅々まで見せてくれることと、人(動物もだけど)を噛まないことだけは徹底的に教え込んだ。
それ以外は・・・・
はい、ダメな飼い主です(笑)


ということでこれならちょっと切除して病理検査に回せる。
見つけたその場ですぐ切除。
まあ見た目からして悪いものではなさそうだけど、念のためにね。

そして病理検査は「抹消性歯原性線維腫」
まあ、良性のもの。
一安心かな。





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雪国で雪が降る、積もるのは当たり前。
それと同じように沖縄に台風が来るのは当たり前。

と思っていませんか?
私は思ってました。
通常・・・
あ、台風が発生した。
進路は?
沖縄に近づいてきているなぁ・・・
今が再接近か
通り過ぎたかな
うん、過ぎ去った!

という流れ。
台風が来るというのはこういう流れで来て、去っていくんだよね、本来。

7月最後の本日。
台風
いきなり現れ、そして去っていく。

沖縄は台風が来るだけじゃなくて、来ずにいきなり現れて去っていくという場所でもあったみたい(笑)

発生した時が再接近って・・・・















 

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さて、昨日はちょっと混乱している慢性腎臓病の診断について書きました。
 昨日の記事→慢性腎臓病の診断・検査について書いてみた

それはどんな病気でもそうなんですが、たった一つの指標だけで診断はできないということ。
必ずどんな病気でも総合的に診断していく、ということが必要だということはご理解ください。

今日も長いですよ????

そして治療に関してですが、慢性腎臓病は慢性疾患というよりも進行性の病気であるということは理解しておく必要があるということです。
単に治らないというだけではなく、その病気は徐々にではあるとしても必ず進行していきます。
よくなることもなければ、現状維持もないということです。
でもその進行を遅らせる、その病気の進行に伴う苦痛(症状)をいかに和らげてあげられるかが治療であるということです。

ちょっとここで大きくわんちゃんと猫ちゃんの腎臓病の違いだけほんの少しでいいので知っておいてください。
腎臓の機能は大きく2つの段階で尿が作られます。
その二つは濾過と再吸収と呼ばれるもの。
そしてその濾過は糸球体と呼ばれる場所で行われて、再吸収は尿細管と呼ばれる場所で行われるということ。
さらに言えなワンちゃんの慢性腎臓病は糸球体が壊れる、猫ちゃんの慢性腎臓病は尿細管が壊れることが多いという事実。
両方慢性腎臓病と言っていますが、実は細かな部分で見ると全く違う病気であるということは少しでいいので覚えておいてください。
小難しいことは覚えなくていいです(笑)。

さて、当院でのセカンドオピニオンで多いのが昨日も書いた通り本当に腎臓病なのかどうかということ。
これは複数回の複数の検査で考えていくというのが昨日の記事でしたね。
そもそもの前提が間違っていると治療が合っているのかどうかの問題じゃなくなってくる。
まずはきちんとした診断が必要なのはいうまでも無いわけです。

じゃあ今度は慢性腎臓病である、もしくは非常に疑いが強いとなってきた時にどうするかなのですが、治らない、進行性の病気である以上は今の所決定的な治療は無いと思ってもらった方がいいと思います。
前述した通り、進行を遅らせる、QOLをできるだけ維持するというのが大きな目的になるわけです。


で・・・・・
セカンドオピニオンに来られた方の一部が処方されている薬で多いのがACEIと呼ばれる薬とARBと呼ばれる薬です。
具体的に伏せ字をしながら書くと・・・・
ACEIがアピ◯ックとかフォ◯テコールという製品名。
ARBがセミ◯トラという製品名のお薬。

前者は一般的に心不全薬として販売されていて、後者は慢性腎臓病薬として販売されていますが、両者ともに基本的にはアンギオテンシンⅡという物質の働きを抑え込むお薬で目的は同じです。

で、これらを処方されているケースがとても多い。
実は当院でこれらのお薬を使っている子は実はめちゃくちゃ少ない。
なぜならばこれらのお薬はそもそも慢性腎臓病に直接効く薬じゃ無いから。
実は(当たり前だけど)どんな薬にも適応というのがあって、その適応じゃなければその薬を使う意味はない、もしくは余計に悪化するということもあるわけです。
どんな薬でもその適応に従って処方される、というのが当たり前だけど薬というものです。
でもなぜかこの二つの薬に関してはその適応がきちんと守られていないことが往々にしてあるのです。

ではこの二つの薬の適応というのはということになるのですが・・・・
単純に書くと
尿蛋白が出ている(UPCの上昇)
もしくは
腎性高血圧

がある場合です。
ACEIやARBは利尿作用も少しながらあって、脱水を助長するし、腎臓にも負荷がかかる。
なので適応症例以外は基本的には私は使っていません。

SDMA






さて、昨日の記事のワンちゃん。
この子はACEIという薬が処方されていました。
実は犬の方が尿蛋白が出やすい=糸球体腎症であることが多いので、実は犬では比較的処方することがあるのですが、そもそも本当に腎臓病なのかということを確かめないといけないわけです。
この子は尿比重も下がっていないし、実は尿蛋白も出ていない。
でも薬の効果で尿蛋白が出ていない(きちんと薬が効いている)のかもしれない。
一応飼い主さんにお話をして一度薬をやめてもらうことに。
しばらくの休薬期間ののち、再び尿検査。
やはり尿比重は下がっていないし、尿蛋白も出ていない。
ということはACEIというお薬は必要ないと私は考えるわけです。
そして昨日の記事の通り、複数回の複数検査でこの子の慢性腎臓病はどちらかと言えば否定的。
ということは治療そのものも必要ない、ということになるわけです。
ということでこの子は薬はそのまま中止、定期的に腎臓の検査を行うということで落ち着きました。

とある猫ちゃん。
腎臓病と診断されてやはりACEIというお薬が処方されていました。
日に日にご飯を食べなくなったということで当院を受診。
かなり脱水もありました。
検査の結果は慢性腎臓病であることは確かなのですが、尿蛋白は出ていない(そもそも猫は尿細管腎症が多いので尿蛋白がでないタイプが多い)。
そして腎性高血圧の症状も見られない(猫は腎性高血圧はそれなりにある)。
むしろ脱水しているのだから血圧は低い。
ということで薬をやめてもらって、点滴をすると脱水はすぐに改善されて、食事も取れるように。

ということは実は結構ある。
腎臓病=ACEIやARBというのは間違いな訳です。
使うことはあってもそれが適応かどうかの見極めが必要。
今使っていてもそれをやめろというわけではないですよ。
きちんと適応症例であれば使ってあげたほうがいいわけです。
ただ腎臓病=ACEIやARBという薬の処方という安易なことはダメなわけです。

意外と診断、治療がおざなりというか雑というか・・・
魔法の検査も薬もないので、きちんと手間をかけて調べましょうという長々としたお話でした。

ちょっと難しかったらごめんなさい。




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色々な質問が来ることもあるのですが、やはり中々過去の記事をしっかりとは読んでもらえない(涙)みたい。
まあ、こんな何年も書き続けていたら記事の数も結構多いから仕方がないのかもしれないけどね。
ということでちょっと問い合わせが多い、慢性腎臓病(CKD)について個人的意見も踏まえながら書いてみよう。

タイトルは・・・・
ちょっと(笑)

そして今日は診断について。
特に多いのがSDMAという項目で引っかかったというもの。
それで慢性腎臓病と診断されたけど、本当に当たっているのか。
とか、他の項目は大丈夫だけど、本当は慢性腎臓病の初期じゃないのかというような問い合わせやセカンドオピニオンが非常に多い。
それだけ腎臓病に関する関心が高まっているという表れでもあると思うので、実際の症例も含めて書いてみうようかなと。

かなり長くなりますよ?

まず言えることは一つの項目だけで腎臓病の診断(他の病気もそうだけど)はつかないということ。
検査というのは基本的には複数項目を踏まえて総合的に判断するものだということをみなさんには知っていただきたい。
まあ、骨折なんかは1回のレントゲン撮影で診断できるけれど。

なのでSDMAだけで何かが言えるかといえば何にも言えないというのが事実なのです。

まずみなさんもご存知かもしれませんが、典型的な検査としてBUN(尿素窒素)やCre(クレアチニン)の上昇が腎臓疾患を疑う最もポピュラーかつ、院内での検査に(おそらく)必ず入ってくるであろう項目。
でもこれらが上昇するのは腎機能の75%以上が失われた時。
すなわち残存腎機能が25%以下にならないと上昇してこないわけです。
それって遅くない?と思われているわけだと思うのです。
じゃあ、それをもっと早期に発見できないか?というのが飼い主さんや我々の思いな訳です。
だからこそ情報が混乱してしまう、ということになりがちなわけです。

FullSizeRender
こんなのはわかりやすいよね。
カリウムの上昇、BUN、Cre、Pの上昇。
重度の腎不全。
もちろんこれも複数項目で判断しているわけです。
中にはBUNの上昇だけで腎臓病と診断されているという悲惨なことも事実としてあったりするのが怖いところ。






ただ、これだけでは慢性腎臓病(CKD)なのか急性腎障害(AKI)なのかは判断つかないけどね。
でも明らかに腎臓に何かが起こっていることは確かなようです。


で、こうなる前に、ということをみなさんは望んでいるわけです。
じゃあその前にというのは何か、ということなのですが。
多くはBUNやCreの上昇の前に必ず尿比重の低下が起こる。
おしっこが薄くなるわけです。
もう少し観察しやすいという側面で見れば多飲多尿となるのです。
なので一般の血液検査で怪しい(上記の写真くらいぶっ飛んでるなら別だけど)、となった時に必ず尿比重を見なくてはならないのです。
尿比重の低下が起こっていないのに慢性腎臓病と診断するのはちょっと早すぎない?と思うわけです。

慢性腎臓病だと
尿比重の低下→BUN、Creの上昇という順番が正しい。
なので尿比重の測定をしないまま、腎臓病と診断されている(もちろん十分できる根拠があればいいけどね)ことも少なくない。
BUNが高いから腎臓病というのは明らかに乱暴な診断なわけです。
(BUNもCreもPも上がっていたらまずほぼ間違いないけどね)
BUNは食事の影響、脱水の影響、循環の影響、消化管出血の有無など色々な要因で変動します。

じゃあ尿比重が低下していたら腎臓病がと言えばそうではない。
なんでも単一の項目だけで判断しちゃいけない。
尿比重の低下は多飲多尿の結果起こる現象なのです。
多飲多尿が起こる原因は他にないか?
糖尿は?クッシングは?アジソンは?上皮小体機能亢進症は?感染症は?炎症は?ステロイドなどの薬剤性は?尿崩症は?ストレスは?運動は?興奮は?などなど。
多飲多尿になる=尿比重の低下が起こる要因はまだまだある。

なので組み合わせが必要なわけです。

そして・・・・
数年前に満を辞して登場したのがSDMAという項目。
まあ、みんな浮かれましたよ、浮き足立ちましたよ。
魔法のような救世主のような検査が。

売り込み文句としてはBUNやクレアチニンの上昇よりも早く、さらに尿比重の低下よりも早く上昇すると。
そしてBUNのような食事に影響されるような検査、Creのように筋肉量に左右されるような検査、尿比重のようにタマタマの飲水量に左右されるようなものではなく、確実に腎機能を反映するんだ!なんて売り込み文句はまさに夢のような売り文句だったわけです。

でも実際にはそうではなく、脱水や炎症、そのほかの要因でも上昇することはわかっていますし、腎臓の専門医の先生方もSDMA単体での評価は不可だと言っています(SDMA登場の時から私は言っていますが笑)。
一応検査会社的には
 SDMAの上昇→尿比重の低下→BUN、Creの上昇という順番らしいです。
おおむね当たっているとは思うけれど、尿比重の低下とそれほど変わらないのでは?
時には尿比重の低下が先に起こることもあるけど?というのが私の経験上のお話。
なのでやはり実際にはSDMA単体の上昇だけでは腎臓病か?と聞かれると「わからない」というのが実際のところなのです。

しかも多くのセカンドオピニオンや質問ではSDMAは一度しか測定しておらず、そのまま薬が処方(これに関しては明日書きます)されているという現状。
まだ夢から覚めていない、というのが現状としてあるようです。
SDMAは夢の検査でもなんでもなく、腎機能を見る一つの指標に過ぎないわけです。
じゃあ早く診断するためにはどうすればいいのか、というのは複数の検査項目においておそらく腎機能の低下は見られるだろうという判断を「総合的に」していくしかないわけです。

SDMA、尿比重、UPC(特に犬)、エコーによる腎萎縮や腎構造など。
それでもSDMAのみの上昇(あくまでも軽度の上昇)であれば様子見、ということになるわけです。
1ヶ月ごとや2ヶ月ごとの再検査で検査の推移を追っていく、ということになるのかなと個人的には思うわけです。

臨床レベル(もしくは商業レベル)では測定できないのですが、イオヘキソールクリアランスでGFRを測定するくらい?

もしくは腎生検?
いやいや乱暴すぎるよね。
何も確定もしていないし、怪しいレベルで腎臓の一部を切除してって。
しかも腎臓病って進行性だし、そもそもネフロン(腎単位)の減少が問題になるわけで、生検でその数を減らすってのも矛盾だしね。

ということはやはり定期的な検査でその推移を見て判断していくしかないわけです。
あくまでも早期発見=総合的な判断によるものだと私は思うわけです。


SDMA







とあるセカンドオピニオンできたわんちゃん。
慢性腎臓病と診断され、お薬を飲んでいたけれど、当院にて相談にこられました。
今までの検査結果ももちろん全てお持ちいただき、当院でも数回にわたる検査を実施しました。
投薬していた薬も尿検査や血液検査に影響する可能性があるのでそれもストップしながらの数回にわたる検査。
そして色々な要因を排除して行ったとしてもやはりSDMAの上昇は見られませんでした。
たった1回のSDMAの軽度の上昇で薬を処方されていたわけですが、実際にはSDMAもこう言ったことが起こりうるわけです。
夢の検査でもなんでもなく、あくまでも複数検査の一つにすぎない項目であるということです。
疑わしきは・・・・
再検査の繰り返し、そしてその推移を見ていくというのが医療では必要なこと。
SDMAは万能でもなく、夢の検査でもないということをまずは知っておいてください。
ちょっと今の獣医療の慢性腎臓病の診断の問題点ではあると思います。

ここまでぶっちゃけて書いてしまったので、明日は慢性腎臓病の治療の問題点もぶっちゃけて書いてしまおうかなと思います。






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キューバクルーズキューバ
そもそもの始まりはアメリカ資本を追い出そうとしたところから始まったキューバ革命。
その中心人物がカストロやゲバラだったりしたわけです。
そこからアメリカのキューバ外しが始まった。
なんて可愛いもんじゃなくて、いかに消滅させるかとまで考えていた歴史もあったりするわけです。
人類はずっとそうだし今ならなお、そうかもしれないけれど、結局は自分の価値観に合わないこと、もの、人に対して排他的に動く悲しい生き物だったりするわけです。

特に現代においては我こそは正義マンなる人たちもかなり多く見られるのが厄介。
正義かどうかじゃなくて、自分の価値観に合うか否かで正義と悪のレッテルを貼るわけです。

いかに相手にダメージを与えるか、というのが政治でも経済でも、そして一般の生活でもそんな行動、言動は数多く見られる。
そんな排他的な生き物なわけです。

キューバは長らく外貨の獲得に苦労してきた。
クレジットカードも使えないしね。

で、徐々に観光に力を入れるようになってきて、そして東西冷戦が終了するとともに少しキューバにも観光の光がさしてきた。

観光客の言葉を聞いているとほとんどがスペイン語なので、南米あたりからの観光客が多いのかもね。

キューバクルーズ
そしてその観光に大型のクルーズ船も含まれて、夕方に運河で涼んでいると大型のクルーズ船が出港していった。
次の目的地に向かうのか、それとも母国に帰るのか。

彼らはキューバをどう感じたんだろうね。
時には中南米で団結し、時には孤立し。







自分の気に入らないものを陥れる、というのは本当に人間だけの感情、行動。
気に入らなければ忘れ去ればいいのに、なぜか謎の正義感が振りかざされる。
それで気分が晴れるのかもしれないけれど、でも本当に心が晴れるもっともっと楽しいことがあるはずなんだけどね。
ネガティブなことで心を晴らすよりも、ポジティブなことで心は晴らす方がいいのにと個人的には思うわけです。

自分自身はそうやって生きていけるようにと思う休診日の本日。





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暑い日が続いております。
とは言っても私にとってはいい感じ。
これが一年中であればいいのになんて思っているわけです。
が、明日以降、台風が発生して天気も悪くなりそう。

そして当院も・・・・
最近、一時期の喧騒状態から脱して落ち着いてきています。
待ち時間も以前ほどじゃないかな。
まあ、夏は毎年こんなもんです。

それだけ夏は病気とかが少ないのかな?
怪我は多い気もするけど。

ただ、やっぱり気をつけないといけないのが熱中症。
以前にも書いたけれど、熱中症の検査って無い。
状況証拠で熱中症を疑っていくわけです。

体温が高いとわかりやすこともあるけれど、病院に来るまでには体温が下がっていることも。
それはうまく下がってくれていることもあるけれど、そもそも危険な状態になって体温が下がっていることもあるのです。

熱中症になればもちろん脱水が起こる。
脱水が起これば血圧は下がる。
熱を逃すために体は血管を拡張させる。
さらに血圧が下がる。
すると循環不全が起こる。
その結果、各臓器にいく血液が十分量供給されない。
それは各臓器に酸素が十分に供給されないということでもあるわけです。
そして各臓器がダメージを負うということになるのが熱中症なのです。

さて、とあるワンちゃん。
血便でということで緊急来院されました。
そして来院時にはかなりぐったり。
その血便とは・・・・
熱中症メレナ
粘膜も粘液も血液も全部一緒に出ている。
これはおそらく消化管への血流が不十分で消化管に重篤なダメージがある可能性があるわけです。
そして血液検査で十度の腎不全。
腎臓や消化管は体の中でも血液要求量が多い臓器。
それだけ酸欠などには弱い臓器なのです。
もちろんそれまでの状況も踏まえて、総合的に判断してこの子は重度の熱中症じゃないかと診断したわけです。


そして、重度の循環不全からくる、重度の腎不全。
もうみなさんならお分かりだと思いますが、急性腎障害(AKI)で尿が生成されなければ、そのまま亡くなってしまう。


その辺りも踏まえて徹底的な治療が必要なわけです。
まず第一の勝負は尿が作られるかどうか。
その第一の関門を越えられなければ亡くなることも飼い主さんにお伝えして集中治療へ。

そして・・・
尿はほとんど作られることなく、次の日に亡くなりました。
力およばずです。




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「生きづらさ」なんてものが多く言われるようになった昨今。
まあ、確かにね、と思う部分もあるけれど、昭和の人間にとっても古い価値観を時代遅れと言われ、やれコンプライアンスだの不謹慎だの、多様性だの(多様性は今の方が失われていると思っているけれど、それも昭和の古い考えだろうか)となかなか生きづらいではあるのです。
まあ、昔はよかったなぁなんて過去に縋る中年の生きづらさな訳です。

さて、安倍元首相の国葬には賛否両論あるし、それはそれでいいとは思うのだけれど、一つ思うことは反安倍の人たちって本当にとことん嫌ったものはとことん嫌い続けてそれを表に出すんだなぁと。
ある意味私の価値観からすれば(これも多様性と思ってくださいね)、非常に粘着質だと思う訳です。

別に喪に服せとは言っていないし(強要はしないと発表されたが)、何かそれで大きな障害が出るわけでもなかろうに。
そしてそれを正当化するために憲法違反とか言い出すし。
信条の自由に反するって。
だったら普段の祝祭日も意味があるわけだから信条の自由に反するってすればいいのに。
曜日だって起源は旧約聖書なんだから政教分離に反するからって曜日の廃止を訴えればいいのに。
自分の心情だけをいくら主張してもダメだよね。
反安倍のためならどんなことをしても憲法違反だの自由だのを盾にとって主張するけれど、でもそれって結局「嫌い」の感情論だけで、憲法なんて関係ないんだよね、きっと。

そんな彼らって、私から見たら生きづらいだろうなぁと思うわけです。
誰かを嫌い続け、誰かを陥れようとし続けるってかなりのパワー(負のパワー)を使いまくると思うんだよね。



IMG_0911
無論、主義主張を訴え続けるってことは大事だと思う。
だから私もこうやって獣医医療に関することを書き続けているわけだしね(今日は違うけど笑)。
でもそれは誰かを憎むとか、嫌うとかじゃないんだよね。
もちろん中にはムカつくこともあるけれど、それを引きずり続けたり前面に出しても疲れるだけ。
負の感情はやっぱり違うと思うんだよね。

荒んだ心はこうやって青い空、青い海、そしてカレー(笑)で浄化すればいいのに・・・

とは言ってもこの沖縄もやっぱりいわゆる活動家という人たちはいて、この青い海と空を持ってしても彼らには通じないんだけどね。
辺野古の埋め立てには言及するけれど、リゾートホテルの建設による環境破壊に関しては何も言わない。
イデオロギーによって主張(環境に関して)が変わるわけだ。
だから世論に響かないんだろうなと思いつつ。


生きづらさって世の中によって起こるものと、自分が引き起こしているものと両方があると感じるわけです。




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飼い主さんの「かも」はよくある話。
それを確かめていくのも我々の仕事でもある訳です。

そのうちの多いものの一つとして誤食があるよね。
「食べたかも」というもの。
これが金属を含むものであれば簡単にレントゲンで確認できる訳ですが、それ以外はなかなかそうもいかない。
そして今回は猫でありがちな「スポンジマット」を「食べたかも」。
なんで猫ってアレがそんなに好きなんだろ・・・・(汗)

食べてすぐなら吐かせればいいし、詰まっていたら開腹ということに。
ただ、本当に食べたかどうかはわからない、ということでエコーを見てみることに。

胃内異物エコー01
さて、胃の中を見てみると・・・・

あら・・・・
あるね・・・・












胃内異物エコー02
この部分ね。
胃は結構ガスが溜まっていたりするとわからないことも少なくないんだけど、この子はガスはほとんどなく、しっかり食べたものが胃を充満させてくれていたからわかりやすかった。

となるとまだ胃にあるうちに吐かせるのが得策、ということで催吐処置を行いました。
 







催吐処置
出ましたね〜〜〜〜
やはり飼い主さんのおっしゃる通りスポンジマット。
本当に猫ってこれが好きだよね。
命取りになりかねないのに。

でもちゃんと気づいてくれた飼い主さんに感謝だよね。








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頑張ってくれる子たちはたくさんいる。
頑張って、頑張って、その先は・・・・・
それも色々な子がいる。
頑張って克服してくれる子、頑張りながらなんとか病気と付き合っていける子、そして頑張り虚しく力尽きてしまう子。
もちろん我々の力不足というのもあるだろうけれど。

肥満細胞腫と闘ったとある子。
手術、そして抗がん剤と繰り返し、ありとあらゆる抗がん剤が最後に効かなくなってしまった。
肥満細胞腫は手術と抗がん剤治療で完全寛解に持っていけることも多いではあるけれど、中には再発を繰り返し、抗がん剤も効かず、ということもある。
でもこの子は再発を繰り返して、とうとうある場所に出てしまった。
肥満細胞腫(胃壁)
その場所とは・・・
「胃」
胃壁がかなり肥厚して粘膜もかなりおかしい。
リンパ節のFNAで肥満細胞腫を確認した。

もう実はかなりの種類の抗がん剤を使用したけれど、完全には抑えきれなかった。
エコーで見る限りはかなり広範囲に広がっていそうで、でも獣医領域では広範囲の胃の切除は色々なことが確立されておらず、多くは残念な結果になる。
そう言ったこともお話しさせていただき、胃の切除は行わず、緩和療法に入ることに。

そしてしばらくした後、亡くなったとご連絡をいただきました。
本当にいい子で、抗がん剤治療もおとなしく受けていてくれました。
治療する側としてこんなに手がかからず抗がん剤治療もさせてくれる子でした。

力及ばずでした・・・・



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私は実は教員免許を持っています(笑)
そして実は獣医師免許も持っているわけです・・・

さて、最近ニュースで更新制だった教員免許の更新制度を廃止するというのがありました。
私が教員免許を取った時にはそんなのなかったけれど、そんな制度ができて、そして無くなる。
免許の更新が煩雑だったり、教員の負担が多かったりというのもあるみたい。

そしてもう一つのニュースが教員希望者が少なく、教員免許を持っているが、教職についていない人を募集するというもの。
まあ、私のような人間ということ?

そりゃそうだよね。
今の教員の状況って流石によっぽどじゃないと教員になんて魅力ないし。
いや、本来は魅力あるんだろうけれど、昨今の教員の仕事ぶりを考えると、教職という仕事の割合なんて本当に少なくて、とにかく雑務雑務雑務に追われ、書類作成に追われ、その教科を教えるなんてことは二の次三の次、四の次と。
まあ、教育界に蔓延る思想も嫌だしね。

そういえば眉毛を整えた女子生徒を別室登校にするという訳のわからない懲罰もニュースになってたな。
まとも教員もたくさんいるんだろうけれど、やっぱりクソみたいなことも見聞きする訳ですよ、この世の中は。
むしろどんなことでも悪ことがクローズアップされるという不遇の時代でもあるんだけどね。

どんなにその教科を教えたくても、そんなことに費やす時間がない。
なくはないんだろうけれど、そこは公務員。
時間の効率化ができていないというのもあるけれど、でも同情できるくらいの雑務と書類作成であることは確か。
デスクワークの大嫌い、大の苦手な私からしたらそりゃ同情するくらいの仕事量ですよ、本当に。

流石に不遇だよね。
獣医師もそうだけれど、先生と呼ばれる職業って金をもらうということが悪という考えが日本人の一部にはあって、先生は待遇とか休みとか、給与とかそんなのは考えちゃいけなくて、粉骨砕身、生徒のため、動物のため、患者のために人生の全てをかけないといけないみたいな風潮ってあるよね。
金のためじゃないでしょ?という考え方。
そしてそれは教育界全般にも蔓延っているから尚更タチが悪い。

もっと実力や内容によって報酬(あえて報酬という言葉と使おう)を上げたらいいんだよね。
しかもこのコロナでオンラインというシステムが普及し始めた。
もちろん対面の良さってあるけれど、一部オンラインをするだけで教員の数はグッと減らせるはずなんだよね。
そしてその登録者数で報酬が決まるってかなりやる気になるんじゃないの?
そうじゃない教員もいるだろうけれど、その報酬目当てで優秀な人材が集まる可能性はあるよね。
年収数千万とか一億とかってなったら優秀な人材が集まると思うよ。
そして淘汰された人の人件費を回せるしね。

学校の先生も大変だけど、その一方で伝えるという努力が足りないと感じることは多々ある。
忙殺されていることもわかるけれど、その教科をどこまで追求しているかといえばしていないもんね。
夏休みの自由研究って学校の先生こそやるべきじゃない?
そしてそれを生徒の前で発表するべきじゃないかな?
学術的なことじゃなくてもいいと思うんだよね。

それこそ英語の先生なら海外ヒッチハイクの旅(懐かしい!)とか、理科の先生なが学校の池の水を全部抜いてみたとか(笑)、社会の先生なら経済破綻したスリランカに行ってみたとかさ。
何もすることなく学校に出勤して出勤簿にハンコを押して、そして時間になったら帰るって本当に無駄・・・・
それを自分の教科の授業に活かせる何かを夏休みにしたらいいのに。
40日のうち、30日はそんなのに費やせるようにしたらいいのにさ、出勤だって。
でもそれでも忙殺されることも多いのが教員だったりする訳です。

まあ、更新制を廃止しようが、教員免許を眠らせている人間を募集しようが今の環境を変えないと集まらないんじゃないかな。
待遇改善はどの業界も必須だと思うけれど、それもわかっていないのかもね。

まあ、獣医療界、動物病院も同じだけど・・・(汗)




ちゅらさんビーチ
教員を考えたこともあるけれど、もはやなんの未練も魅力もないんだな(笑)

今は違うかもしれないけれど、本当にあの時の教員採用試験は腐ってた。

友人たちも「お前は教員になったら教育界から潰される」なんて言ってたのもあながち嘘じゃないと思う。









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「食べる」というのは生きていく上での大事な行動。
当たり前だけれど、食べられなければ生きてはいけないわけです。
そこで問題になってくるのが口腔内のトラブル。
中でもやっぱり猫ちゃんの重度の口内炎というのはいつまで経っても大きな問題の一つ。
もちろん口腔内ケアである程度はコントロールできる子もいるけれど、最終的には全ての歯を抜かないといけないことも多いのはこのブログでも何度も取り上げてきた通り。

全抜歯
で、とある猫ちゃん。
実は地域猫。
地域のかたがきちんとご飯をあげて、そして食べている量もそれなりに観察してくださっている。
そして以前から口内炎でたびたび来院。
その都度痛み止めを使っていたけれど、抜歯という選択を悩まれながら今回決断された。

まあ、それでも残っている歯も実は多くはないんだけど、でもやっぱり猫の抜歯は大変・・・・


この子は地域猫なのでなかなか普段のケアまでは難しいんだけど・・・・
犬はかなり口腔内ケアが浸透してきた感じがする。
猫もまだまだとは言え、少しずつ浸透してきているとは思う。

腸内環境と同じく口腔内環境の重要性が少しずつでも広まってきた結果だとも思うんだよね。
口腔環境が良くなくて、痛くて食べられないというのは生きていく上ではまずいよね。
そしてそれだけじゃなくて、口腔内環境と心臓病の関係、口腔内環境と腎臓病の関係、口腔内環境とアレルギーの関係、口腔内環境と癌の関係。
色々なことが言われているし、それを裏付けるデータも増えてきているのも事実。

今後は猫でももっともっと広がってくれるといいんだけどね。






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世間は三連休だったのね・・・(汗)
それでもGW以来の祝日=午前診療のみというのは実はかなり体力回復に寄与するのです(笑)。

さて、先日の記事(ふと思う世界)でいくつものご意見、感想をいただきました。
そして思った通り、多くは私の思いと正反対のご意見でした。
まあ以前にも書いた時にそんな感じだったしね(笑)
まあ、それでいいんです。
何でもかんでも賛同とか同じ意見ってつまらないし、怖いしね。
そしてそういった方々のご意見も実はよくわかる。
よくわかるからこそ、そしてそういう意見が多いのはわかっていて書いたりもしているからね。
科学の世界、獣医領の世界でできるだけ先進的な知見も取り入れつつなんて世界にいるけれど、心のどこかでノスタルジーを求めているんだろうなと自己分析。
それは時々書いていることだけれどね。

今の世の中の正しい意見、考え方に囚われていることが時に苦しくなっちゃう。
だからそうじゃないノスタルジーとか、ある意味実現不可能な楽園的な世界を求めるんだろうか。

そしてそれらの意見、考え方に正しい、正しくないなんて簡単に決められるものではないし、決めたとしてもどこかに必ず歪みが存在しているはず。
だからそれらの考え方を強要はしないし、否定もしない。
必ずしも正解を導き出そうとは思っていない。

でも多くのことで思うことがあるし、そしてそれが獣医領のことであれば多くの知見からおそらく正しいであろうことを発信はしているというつもりになっているという自己満足というか、欺瞞というか、パラドックスに陥っている部分もあるんだけどね。

でもそういう人間だから思うこともたくさんあって、そしてその一部がいくつかの人たちに届けばいいなと思って書いている、という部分もあるんだよね。

そんな色々な意見をくださっている方々の考えを知るのは非常に楽しい。
そしてそう言った方々はきちんと考えているのがよくわかる。
時に今のネット上は何も考えず、狂信的な思考に陥り、自分と異なった考えの人間を攻撃するという嫌な側面を多々見るんだけれど、このブログにはそう言った人たちの書き込みがない(非常に少ない)のは非常に幸せなことなのです。

インスタやFacebookの方にはなぜか時々(本当に時々)ちょっとおかしな人?と思える人からのDMが来ていたりするけどね。
でも基本的にそちらは私はタッチしていない。
DMの内容は看護師さんが知らせてくれるけど。

ということでこれからもきちんと思考をしてくださる皆さんにいいことも悪いこともどうでもいいことも知ってもらえたらと思っている次第なのです。



小休止









 













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ここのところ健康診断(ドッグドック・キャットドック)を希望される方が増えています。
もちろん理由、目的は病気の早期発見。
実際にそれで大きな病気が見つかって克服できたということも少なくない。
症状が出てからではということも少なくないのが実情なのです。
もちろん検査項目は人間の医療には及ばないからそれでもこぼれ落ちてしまう病気もあるのも事実ではあるのですが、完璧なもの、というのはないという部分もあることはご理解を頂かないといけないわけです。

さて、とあるワンちゃん。
今までそんなのを受けてこなかったから受診しようということで行ったドッグドック。
身体検査や血液検査、尿検査と進めていきながら、エコーで腹部をチェックしたところ・・・・
脾腫エコー
画面いっぱいの巨大な脾臓が映し出されました。
どこをどうエコーで当ててもやっぱり脾臓しか見えないくらい巨大な脾臓。











脾腫レントゲン
レントゲンでもここまで巨大。

実は画像検査を行う前の血液検査でも貧血という結果が得られていました。

その原因がこの脾臓にあるだろうという予測のもとに動くわけですが、それが内科的にできるのか、それとも摘出をするのかというところまでは検査ではわからずじまい。

ということで飼い主さんの希望でまずはいくつかの検査結果を総合してとあるお薬を使用。







でも薬の反応もあまり良くない。
貧血の改善が見られず、むしろ徐々に貧血は進行していくことに。
薬を変えるか、手術で摘出するかという選択に。

ということで飼い主さんはリスクを取りつつ、そのリスクを最小限にするための処置も行い、手術を望まれました。


脾臓摘出
かなり巨大化した脾臓。
病理の結果は腫瘍ではなく、髄外造血の所見。

これでもしかしたら貧血の改善が見られるかもという所見ではありました。


がやはり貧血は進行。
いくつかのお薬を提案しましたが、それらの薬にはかなり抵抗があるようで、結論としては緩和療法を望まれました。



そしてしばらくしてからこの子は永眠。
早期発見のつもりのドッグドックが実はすでにかなり進行していた病魔を見つけた、という結果になってしまったわけです。

もちろんこれは極端な例ではあるのですが、それでも早期発見につながる可能性があるのも事実。
実際に早期発見につながったことも多数あるわけです。

でも見つかった時には、ということもあるのが検査というのもなのも事実です。
でも検査をしなかったらもっと進行して症状に苦しんでから発見ということもあるわけです。

病気が見つかるタイミングというのはそれぞれ違って、早期発見のつもりが相当進行していたり、実際に早期発見となることもあって、タイミングによってはその結果が大きく変わることもあるけれど、でも検査をしないことには見つからない病気もたくさんあるわけです。






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時々書く、職業病。
何を書いたかもすらあんまり覚えていないけどね(笑)

ただ、動物を見ると獣医療の観点から見てしまうことも少なくないのです。
一般の人と同じ感覚で見れればいいんだけど、なぜか目についちゃう。

なんの話かというと、ニュースで北海道で鹿が民家に紛れ込んだという話。
自宅の菜園でまだ青いトマトを食べていて、なんてことをやってたんだけど、目についちゃったんだよね・・・・

その鹿の下眼瞼についた血をたっぷり吸って完全に膨らんだダニたちが・・・・
ダニ大量寄生
そのニュースの画像は流石に出せないので・・・
昔の当院に来た子の写真。
もちろん鹿ではなくてワンちゃん。

ここまでじゃなかったけど、これが一瞬にして目についちゃったんだよね。
シカよりも、まだ青いトマトよりもこいつが・・・・・





ちょっと草むらに頭を突っ込むだけでこうなる可能性は実は十分にある。
犬でも猫でも鹿でもね。
もちろん人間も。

ということで素直に鹿とトマトを見れなかった職業病の獣医師からのお願い。
ちゃんとノミ・ダニ予防をしてくださいね!



あ・・・・
そのニュースの後味が悪かったのは麻酔銃で眠らせた後、安楽死したんだって・・・・
北海道の鹿の被害って大変ではあるんだろうけれど・・・・





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IMG_0905暑い日が続いております。
地域猫たちもダラリと・・・・
中にはこういった猫を無くそうという人たちもいるのは重々わかっているし、そういった人たちの考えもわかるので否定はしない。

ただ、地域猫たちが全くいなくなった世界はどんな世界なんだろうと思うことがある。
以前にも書いて結構大論争になったけれど、おそらく答えは出ない。





でもね、犬って散歩するから野良がいなくなったこの時代においてもどこかで犬が歩いている(もちろんリード付きの散歩でね)のを目にはするわけです。
でも猫ってそうじゃないよね、きっと。
自分の家の中だけしか猫を見なくなった世界って・・・・

彼らが過酷な世界で生きているってことを昔書いた時にかなり言われたけれど、そんなことは日々の診療で嫌ほどわかっている。
怪我、交通事故、虐待、感染症、時には病院に来た時にはすでに亡くなっているなんてことも珍しくない。
ガリガリに痩せ細って、なんてこともざらに目にしているわけです。

何も地域猫、外猫を増やそうなんてことを言っているわけではないのです。

ただ、こんな仕事をしていると、そしてこんな生活をしていると、珍しく外出した時に猫たちが寄ってきてくれて、(でも警戒はしていて)日陰に入ってきて、こちらを気にしながらダラリとしてくれる姿を見ると少しホッとするのです。

そんなのもなく、ただただ日陰でリフレッシュしているだけ、どこもかしこも猫がいない、という世界もなんだか寂しいなと思うだけなのです。

もちろんね、全ての猫が医食住に困ることなく生活していければいいなとも思うんだけどね。






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内地の先生と話をすると私の子宮蓄膿症の遭遇率の高さにびっくりされる。
まあ、病院が遅くまで空いているというのも一つの理由だとは思うけどね。
実際に執刀数はかなり多いと思う(汗)
その分、子宮蓄膿症の手術は相当速いらしい。
いいんだか、悪いんだか。

実はとある来客がある予定だった日。
犬の調子が悪いから見てほしいと来た子。
眼の充血(pyo)
問診と身体検査で実は結構察しが付くことも多いのがこの子宮蓄膿症。

なんで目の写真かって?
子宮蓄膿症の子でこうやって充血している子って実は結構多い。

その辺のことは過去の記事に書いているのでよければ読んでください。
     ↓
目が赤い! 〜目は口ほどにものを言う その2〜



pyoエコー
とまあ、予想通り、血液検査とエコー検査で子宮蓄膿症と診断。

となるともちろん緊急手術です。
子宮蓄膿症は見つかったらその日のうちに、というのが当院での原則。










開腹

ということで緊急で午後の診療が終わるとともに手術開始。
来客予定はあったけれど、最速で終わらせるから、という連絡を入れつつ。
 










摘出
無事摘出終了。
そしてこのオペを見ていた来客の友人は「めちゃくちゃ速いよね」と。

もちろん雑にはやっていないし、丁寧にかつ、最速でというつもりでは手術したけどね。

麻酔からの覚醒も問題なく、その後の入院経過も順調で元気に退院していきました。





速いことは別に偉くもなんともないけれど、でもできるだけ早く終わらせてあげることも必要っちゃあ必要。

でももっと重要なのは速さではなく、早さ。
早く見つけてあげて、早く手術してあげる。
時々あるのが次の日、とか週明けとかと言われてぐったりしてから当院に来る子。
いや、その日のうちにやってあげなよとは思うのだけれどね・・・・


ということで外科手術を含めて実は治療というのは速さではなく早さ(早期発見、早期治療)だと思うのです。
とは言え、子宮蓄膿症は予防できる病気なので早期の避妊手術がやっぱり大事かなぁ・・・・





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ちょっと昨日の補足。
ヒモは引っ張っちゃいけないということ自体はご理解いただけたと思います。
その理由は?
一応二つあって、一つは釣り針の時。
カエシがあって、刺さると抜けなくなってしまうということ。
これも何度か紹介しました。

そしてもう一つ、これが一番のヒモ状異物の特徴ですが・・・
アコーディオン過去の記事の写真より。
腸は内容物を送り出そうとするのだけれど、柔らかいヒモは送り出せず、逆に腸が手繰り寄せられてしまう。

その結果、こんなふうにアコーディオン状になるわけです。
結構腸が赤く写ってるのわかります?
充血(正確には鬱血)しているわけです。
どんどん腸にダメージが蓄積していって、壊死していくわけです。



この写真の記事はコチラ→嘔吐と見極め ~ひも状異物 手術編~


さらに手繰り寄せられると・・・・
穿孔01これも過去記事より。
ヒモは腸に食い込み、そして腸が切れて穿孔してしまうわけです。
そして引っ張るということはこれを人為的に早めてしまうということになるわけです。

だから引っ張っちゃダメなんです。

少しでも腸にテンションがかかればダメージを負った腸はすぐに切れてしまう。
切れれば内容物がお腹の中にバラまかれ、急性の腹膜炎となってしまってさらに命の危険に晒される。

この写真の記事はコチラ→ ~猫の嘔吐と消化管異物 その2~

そうなる前にきちんと開腹して正しく取り出さないといけない、というわけです。

昨日の子はなんの抵抗もなく、スルッと抜けてくれたので幸いでしたが、それが抵抗が少しでもあれば基本は開腹手術ということになるわけです。
それが腸が切れた後の手術とその前の手術では動物のダメージは全く異なるわけです。

ということで口、もしくは肛門からヒモが出ていたとしても引っ張らずに病院へ、ということでお願いしますね!




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ヒモ状のものを飲み込んでしまったら・・・・
何度かこのブログでも紹介しているけれど、かなり大変なことになる。
でもそのヒモが見えていたら????
これも何度も書いているけれど、引っ張らないでください!

もちろんそんなことを知らない飼い主さんはどうしても引っ張ってしまいがち。
その結果、結構大変なことになることも。
そして一方、ヒモは引っ張っちゃいけないと知ってくださっている飼い主さんも増えてきている気がします。
いいことだ!

で、とある猫ちゃん。
肛門からヒモが出てきているということで来院されました。
そしてヒモは引っ張っちゃいけない、まずは病院へということを確実に実践してくださいました。

じゃあ病院ではどうするか。
引っ張ります(笑)
でもそれは引き抜くためじゃなくて、状態を確認するためにその手応えを確認するために軽く、本当に軽く引っ張ります。
その感覚でどうするべきかを決定していくのです。

さて、この猫ちゃん。
確かに肛門からヒモが出てます。
そしてゆっくり引っ張りながら確認すると・・・・

ひも状異物肛門
綺麗にするっと出てきた!
少しでも手応えとして引っかかったらまずいのです。
でも手応えも何もなくするっと出てきた。

これで一安心。
慌てて引っ張ると腸が切れることも。

もし口から出てたとしても引っ張ると食道が切れることも。





ヒモを確認したら必ずすぐに病院へ!
もちろん状況によっては緊急手術になることもあるので、それはご了承ください。
くれぐれも引っ張らないように!



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今日は選挙投票日。
若い人たちは政治に興味がないとかなんとか言ってるけどそれって本当なのか?と思うんだよね。
幹事長が誰とか、誰が誰の派閥でとか、どこ出身とか、そんなことには興味はないと思うけどさ。
だって結局選挙時に連呼する政策とかって今の若い人の現在と将来にそれほど直結しないことばかりだと思うんだよね。
もしくは耳障りがいいだけの言葉とか。
興味がないんじゃなくて、何も届かない、感じないんじゃないかと。
結果、投票したい候補者がいない、投票率が低いということになるのかなと。
興味がないっていうのは若い人たちを馬鹿にしているよね。


それでも投票に行けという人がいるけけれど、投票する候補者がいなければどうしようもない。
それでも白紙投票でもいいから行けという人がいるけれど、単なる死に票だよね。
実は昔から思っているのだけれど、「該当者なし」という欄くらいは作ったらいいのにと思う。
そしてその選挙区である一定数「該当者なし」が集まればその選挙区の当選者なしくらいにすればいい。
勝手に議員定数の削減にもなるしね。
何がなんでも投票に行く勢力だけに向けた公約だけじゃダメになるだろうし。

先日も書いたけれど、今の政治、行政って頑張って働いている人たちにはあまりにも冷たい。
政治家がこんなことに予算を取りました!なんて自慢げ(?)に演説しても、それって俺の税金じゃんと冷めた目で見てしまう。
もちろん有意義なことに税金を使ってもらうのはいいよ。
でもあたかも自分の金で成し遂げたように演説していると冷めてしまう。
せめて納税してくれた人のおかげでこんなことが出来ましたくらい言えばまだ少しは気持ちよく納税できるのになと。
社会の政治は政治家がいなければ成し遂げられないかもしれないけれど、納税者がいないとそれも成り立たないんだよね。
そう言ったことを言ってくれる、働く現役世代に響く政治家、選挙候補者っていない気がするんだよね・・・


という記事を数日前に書き終えていました。
で、その後あの事件があってという・・・・・
賛否はあるだろうけれど、本当に稀有な政治家でした。
綺麗事や目先のことじゃなくて、本当に日本の今後を憂いていた唯一の政治家だったかなと。
ある意味究極のリアリストだったんじゃないかな。
もうあんな政治家はおそらく出てこない。
単に人気取りのための、そして外面重視の綺麗事ばかりの政治家だらけになってしまった。
きちんと「主権国家」日本としての舵取りができる政治家を望みます。

ご冥福をお祈りいたします。


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