風の動物病院のブログ

沖縄県豊見城市の動物病院のブログです。病気の情報、日々の診察、日々の生活、そしてちょっとした遊び心の写真を載せていきます!もちろん色々な相談があればできる範囲で考えを述べさせてもらいます。

コロナのワクチンのクーポンが届いた。
が、クーポンが届いただけでワクチンが打てるわけではない。
今のところなんの役にも立たないクーポンが届いたわけです・・・・
意味あんのかな、これ・・・

接種対象者が
65歳以上の方→当てはまらない
基礎疾患を有するもの→当てはまらない(めちゃくちゃ健康体なのだ)
日常生活における、必要不可欠な仕事を担う職種に従事するもの→????


さて、アメリカでは獣医師はエッセンシャルワーカーとして認定されている。
今までも書いたことはあるけれど、獣医師は農水省の管轄。
そして農水省にとって重要な獣医師とは、大動物臨床や食品、公衆衛生に携わる獣医師なのです。
我々小動物臨床は基本的に農水省にとってはおまけみたいなものなの。
と多くの小動物臨床従事者は思っているんじゃないかなと思っているのです。

獣医師会や県獣医師会は獣医師の地位向上をなんて言っているけれど、まあ具体的に何をしているかは私には不明(所属はしていますよ)。

そして豊見城市の言う日常生活における、必要不可欠な仕事を担う職種に獣医師は含まれていない。
なのでやっぱり接種対象者ではないということです。

まあ、別に特段、他の人を押しのけてワクチンを打ちたい!と思っているわけではないから(必要だとは思う)、もっと必要な人がいればその人たちを優先していただいても全然文句はないのだけれど、やっぱりアメリカと違って獣医師はエッセンシャルワーカーではないのね、と単純に悲しいだけなのです(笑)。

今までの豊見城市の対応を見ていればそりゃそうだよね、とはなるけどね。



実は獣医師という職業の闇はここには書けないくらい深いのかもしれません(汗)


ということでいつの日か、獣医師がエッセンシャルワーカーと日本で認められる日がくればいいなと。



何度も書いていることなのですが・・・・
ブログのコメント欄で症例の相談を書かれることがあります。
獣医師として光栄ではあるのですが、それに答えるというのはこちらにもそれなりに責任が生じます。
なのでいい加減な返答はできないということはご理解ください。

その子を直接診ていない、ということは非常に大きなデメリットです。
それでも検査結果などを元に何か言えることがあることも確かです。

しかし、その検査結果、データが不完全であれば何も言えません。
中には犬なのか猫なのかすら書かれていなかったり、性別も年齢も書かれていなかったりと。
みなさんは病院で問診表を書きますよね。
動物種、性別、年齢、避妊去勢の有無、品種、予防歴、既往歴(今までの病気の有無)などが必ず書くようになっていると思います。
そのこと自体も大きな情報なのです。
それすら書かれていないことも少なくない。

そして血液検査で悪いところ(基準値を外れている)部分だけを書いて、どうすればいいですか、ということが非常に多い。
なぜ、他の項目は書かないのかが不思議でならないのです。
検査データはすべてを見て初めて色々なことを考えられるのです。

さらに言えばその他は異常なしでした、と。
本当に異常が無いのかどうかはこちらが判断することなのです。
そしてその他ってどれだけの項目を測定したのかわかりません。
足りない項目があるのか、無いのかも判断できないのです。

全てのデータを書いてあれば、この項目が足りないから検査してもらって、ということもいえるのですが、「その他は正常でした」というのはどの数値が正常で、その項目を測定していないのか、追加で必要な項目があるのかどうかがわからないのです。

例えば腎臓。
SDMAをよく出されて聞かれるのですが、ほとんどの場合が尿比重を測定しない。
BUNやCreは書かれているけれどUPCを測定していない。
ならばかなり判断は難しくなるわけです。

例えば肝臓。
いわゆる肝臓の数値(ASTやALT)のことなんかを書いてはあるけれど、GluやT-choは書かれていないことがほとんど。
BUNやNH3も書かれていなければTBAも書かれていなかったりと。
となるとやっぱり何も言えないのです。

病院によっては違うのかもしれないけれど、最初の問診に時間をかけるのはそういったこともすべてお聞きするからです。
そこから判断して、追加の検査を行ったりする。
通常の診療でもそうですし、セカンドオピニオンとなるとさらに時間がかかることも少なくないのです。

ということは省略されたデータを書き込まれても、コメントしようがないですし、時数も全く足りないわけです。
それがこういったブログやなんかで質問にお答えするのが非常に困難な理由なのです。

もちろん画像診断も。

となると本来は受診してもらうということにやっぱりなるんですよね。
結局リモートって限界がある。
するとなればきちんとビデオ通話的に対面でやらざるを得ないし、データのやりとりもしないといけない。
そこまでするとなると、やはり料金も発生せざるを得ないことにもなるわけです。
残念ながらそこまでの時間が私には取れないのが現状なのです。

もちろんできる限りコメントにはお返ししようと思うのですが、病気の診断がそんなに簡単にできるのであればかかりつけでもわかるはずと思うのです。

緊急の場合はやはりお近くの病院に行かれた方がいいと思いますし、相談を書かれてもいいですが、時間がかかることもあるということ、データはすべてのデータを示していただくことをお願いします。

もちろん質問するな、という意図ではありませんからね。


いつか人員も増えて、私自身に少し余裕ができればオンラインでの相談を(もちろん有料で笑)するのもひとつありかなぁ・・・(笑)


あとこの記事にはコメントは書き込みできませんので悪しからず・・・・


アトピーや慢性(もしくは進行性)の皮膚炎は一応現代医療では治らないことになっています。
いつか将来、治癒する治療が開発されるかもしれないけれど。
今はいかに皮膚を「いい状態」に保つか、というのが治療の中心。

なので当院にも治らない、何度も繰り返す、といった相談で受診される方がいます。
そこで当然ながら「この病気は治らない」ということをお伝えしないといけないわけです。
逆に言えばすべての病院は(特に)アトピー性皮膚炎は治らない、維持をしなければいけない疾患であることをお伝えしないといけないのです。
それをしていないと、治らない、繰り返す、ということになってしまうわけです。

そのためには痒みのコントロールとスキンケアが非常に大事なことは何度もこのブログでも書いてきました。
そして痒みのコントロールは今はJAK阻害剤やIL31阻害剤というステロイドみたいな副作用をほとんど気にせず使える薬、時にやっぱりステロイドということになるわけです。

そしてさらに大事なのがスキンケア。
これがある意味曲者(?)。
皮膚が治らない子のほとんどがこのスキンケアができていない。
人間の方ではもはやトピックにもならない当たり前のスキンケアが獣医療域ではある意味トピックになるくらい今は重要視されている。
でもそのスキンケアをきちんとしていない、指導していないということも少なくない。

さらに言えば、飼い主さんの協力も非常に大事なのだけれど、それがなかなか・・・
いつもひどくなって来院される方はまず間違いなくスキンケアを継続できていないのです。
実はそれほどスキンケアは非常に大事。

ということで前置きが長くなったけれど、他の病院でよくならないということで来院されたワンちゃん。

脱毛・色素沈着
来たときはこんな感じ。

足の毛は搔きむしって無くなり、皮膚は色素沈着が起こってしまってます。












頸部搔痒

頸部もこんな感じ。
なのでアトピーという病気そのものを説明させてもらうことから始まるのが皮膚科領域でもあるのです。
そして痒みのコントロールの大事さもスキンケアの大事さもお伝えして、それを良しとしない(手間、費用で)飼い主さんもいれば、そんなの初めて聞いた!ちゃんとやります!なんて飼い主さんもいる。


 
この子の飼い主さんは後者の方。
ということできちんとされる方はきちんと指示を守ってくださる。

発毛
するとやっぱり結果はでるんです。
きちんと発毛もするし、痒みもある程度はきっちりコントロールできる。













頸部発毛
首のところもきれいになった。

そしてここからも大事。
これは「治った」のではなく、「いい状態に持って行けた」だけなのです。
アトピーは治らない病気。
でもいい状態にもっていき、そしてその「いい状態を維持」することが治療となるのです。

そのためには手間ひまかかることもあるし、費用もかかることはある。


でもそれはアトピーだけじゃなくて多くの慢性疾患で言えることだよね。
ただやっぱり「所詮皮膚」と思われているのか、多くの慢性疾患の中で皮膚は状態が良くなると治療をやめてしまう方、そして獣医師もいるわけです。

アトピー性皮膚炎は根気強く、そして永続的にきちんと治療、ケアが必要なのです。
そしてその時に大事になるのがスキンケアであることはきちんと理解していただければと思います。


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尿路系のトラブルは緊急を要することが少なくない。
結構当たり前にあるトラブルでも放っておくととんでもないことになりかねない。
即刻命に関わることがあるのが実は尿路系のトラブルなのです。

そしてよくあるものの一つとして尿道結石による尿路閉塞(いわゆる尿閉)。
当然排尿ができないわけだから急激に腎臓に不可もかかるし、尿毒症にもなる。
さらに血中カリウムが上昇すれば心停止にも陥る。
それが数日かけて、というのではなく、急速に起こるので尿道結石による尿路閉塞は緊急疾患になるのです。

ただ、多くの場合は尿道から結石を膀胱に押し戻してあげれば一時的にでもその緊急事態は回避できるものでもあるわけです。
なので緊急事態ではあるけれど、その回避はその日のうちにできるということがほとんど。
もちろん中には結石を押し戻すにも結構苦労をすることもあるけれど、仙尾椎間ブロック麻酔なんかを使ってあげることで結構なんとかなるものです。

が、それでもなかなかということも一応は経験はしているけれど、戻せなかったという記憶は実は無い。
はずだった・・・

でも今回の子は、本当に戻せない。
いや、動かすことすらできない。
さらに言えば動かすことができる気配すらない。
苦労することがあっても、もう少しで動く、動きそうなんて手ごたえを感じつつ、あの手この手を使って押し戻すんだけど、今回の子は本当にそんな気配すら感じない。
どうやっても動かせる気配すら感じられないのです。

参った・・・・
というのが率直なその時の気持ち。

そして下した決断は・・・・
会陰尿道瘻の手術。
このまま開通できないと命に関わるし、膀胱に針を刺して尿を抜いたとしてもそれは一時的な避難にしかならない。
ということを飼い主さんとお話をさせたいただいて、緊急で手術となったわけです。


尿道切開
尿道を引っ張り出して、切開をして、そして尿道を皮膚に開口させる、という手術。

通常は管を通してからやるんだけど、この子はそもそも管(カテーテル)が通らない。

石のある場所を確認して、慎重に尿道を確認しながら切開をしていくのです。







尿道結石
で、結石部分に到達。

ん?????
金属みたいに光沢のある結石が出てきた。

これがガッチリ尿道に詰まって食い込んで全く動かなかった結石の正体。








そしてあとは尿道を皮膚に縫合して、尿道を開口して手術は無事終了。
尿道瘻の写真を撮るの忘れた・・・・


結石
これが摘出した結石。
こいつが本当に動かなかった、動く気配すらなかった結石。

もちろん私の腕の問題もあるかもしれないけれど、これほど動かせなかった結石は初めて。

なので今回は緊急手術となってしまいましたが、術後の経過も順調。
無事退院となったのでした。
 


そしてさすがに焦った尿閉でした・・・・・




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オリンピックが開幕しました。
で、個人的には仕事の合間に堪能しております(笑)

ソフトボール経験者の看護師さんは明日のソフトボール決勝に燃えております(笑)

そして思うのはやっぱり私のような中年のおっさんが若い人たちの活躍の場、努力の発揮場所を奪ってはいけないなと。
政府の政策のあいまいさや、足を引っ張るしか能のない野党の連中の賛否を論じることと、オリンピックの賛否は別じゃないかと思うわけです。
なのでやっぱり開会式式場に押しかけて警察ともみあいになるまで反対運動をすることはやっぱり個人的には理解できない。

私も若い時には色々なことを経験できたし、色々な場があったからこそ今の自分がいるわけです。
もちろん感染症という性質上、どうしても抑制しないといけないこともたくさんあるのは確かです。
そしてその抑制策のせいで多くの若い人たちが色々な機会を奪われていることはやっぱり社会にとっても人類にとっても大きな損失だと思うのです。

若い時の機会とおっさんの機会は全くその価値は違ってくるはず。
そしてそれはスポーツだけじゃなく、イベントだけじゃなく、色々なことでね。
芸術でも科学でも学問でも、そして遊びでも。

大人は子供のチャンスを簡単に奪いすぎる。
大人のチャンスなんてある意味それほど貴重なことは子供や若い人たちほど多くはないし、価値が無いとは言わないけれど、それでもある程度は許容できることも多いんじゃないかな。
甲子園の予選で学校関係者に陽性が出ただけで出場辞退なんて、子供の機会を軽く考えすぎ(のちに撤回されたけどさ)。
抑圧するなら中年以上のおっさんを抑圧すればよろし。

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これからも多くのことに賛否はでるだろうけれど、若い人たちが色々な制限がある中にはなるだろうけれど、それでもできるだけ多くの機会は奪わない大人でありたいなと思うわけです。









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またもや引っ張りました(汗)
さて昨日の肥満細胞腫の猫ちゃんの手術編。

おそらく画像検索をしてもらえれば出てくると思うんだけど、猫の肥満細胞腫って皮膚がイボだらけみたいになる=多発性に増えていくこともある。
犬ほど挙動は悪くはないけれど、どんどん多発性に増殖していくこともあると考えたら、やっぱり早期に手術をしてからの経過を見る方がいいんじゃないかと思うわけです。
このあたりは少し意見が分かれるところかもしれないけれど。

ただ、皮膚にできた肥満細胞腫が皮膚の肥満細胞腫とは限らないこともあって、消化管の肥満細胞腫が根本にあって、それが皮膚に広がってきた、ということもあったりもします。
なので皮膚の肥満細胞腫があまり悪い挙動を取らないことが多いといっても、きちんと消化管まで評価しないといけないわけです。

そしてこの猫ちゃん。
飼い主さんの希望もあって、手術時に麻酔をかけてからエコー検査、そして手術。


猫肥満細胞腫
たったこれだけの小さな小さなしこりを見つけたんだよね。
やっぱり飼い主さんてすごいよね。
毛刈りをしたらわかりやすいけれど、この子のこの密な毛の上から探し当てるって結構すごいことだと思う。

そして麻酔もかかったところで手術、ではなくエコーでじっくり消化管の評価。





その結果、おそらくエコー上でわかる消化管の異常は見られなかった。
ということであくまでも暫定的ではあるけれど、猫の皮膚の肥満細胞腫として手術をすることに。

猫肥満細胞腫
で、手術は無事終わりました。
実はもう一つ怪しいしこりがあったのでそこも切除。


病理診断はやっぱり肥満細胞腫。
犬で実は肥満細胞腫が続いていて、そしてそこで猫の肥満細胞腫も重なった・・・







すでに多発している場合は手術しても仕方のないこともあるけれど、単発性のものなら手術で取って、それで終わりということも結構あるしね。

しばらくは飼い主さんは多発しないか観察してもらえると思う。
見つけるとしたらそうとう早期に見つけてくれると思うんだよね。


こういうのを見ると飼い主さんあっての病気の発見だったりするのをつくづく実感するよね。



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飼い主さんの観察眼ってやっぱりすごいなと思うことは多々あって、よくそんなの気づいたよね、ということは実は少なくない。
例えばワクチンの時とかにある程度全身を見たりはするし、その時に獣医師が見つける異常っていうのも確かにあるけれど、逆に見つけられないよな、なんてのも飼い主さんが見つけてくれたりもするわけです。

特にまだまだ小さな腫瘍だったりするとなおさら。
そしてそれが長毛種であったり、毛の固い子だったりするとなかなか難しいとも思うんだよね。

猫肥満細胞腫
こんなのってワクチンとかの時の身体検査では早々見つからん・・・・

猫でやや長毛で、しかもミリ単位の大きさのもの。

猫の腫瘍が結構手遅れになることも少なくないのはやっぱり見つかりにくいというのと、悪性度が高いからというのが大きな理由の2つかなと。




まあ、もし見つけても「ただのデキモノ」として終わらせてしまうと痛い目にあうこともある。
もちろん多くの場合はただのデキモノであることも事実なんだけど、それがただのデキモノじゃなかったらと思うわけです。

この子も顔にほんの小さなデキモノがあって、飼い主さんが連れて来てくれた。
そして探しても探してもなかなか見つけられない(汗)
で、飼い主さんと一緒に探して(その間ひたすら耐えてくれたこの子も偉い!)、発見。

それを針生検(FNA)を実施してみると・・・・

猫肥満細胞腫
あ・・・・

肥満細胞腫。
これを見逃してたら、なんて思うと怖いよね。

猫の肥満細胞腫は犬ほど悪性度は高くはないけれど、のちに多発することもあるのと、実は本体は腸にあって、なんてことも実はあるので、放っておいていいものではない。
腸にあるものは結構悪性度が高いのです。



ということで診断がついて、のちに多発的に出てくることが嫌なのと、消化管に何かあったらヤバい可能性もあるので手術となりました。

かなり細かくエコーで消化管を見たいのもあったのでエコー検査は手術当日、麻酔をかけてじっくり検査をして、そして手術に挑む、という計画。

で、手術の様子は明日の記事で・・・・


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台風が完全に停滞しております。
台風が本島の西に抜けたから余計に南風が酷くて、雨もひどい。
ゆっくり抜けて、その後停滞。
これだけ長引くと色々心配。




そして低気圧は我々の体にも影響することがあると思う。
人間でも頭痛が酷くなったり、関節が痛くなったり。
そしてそれは動物たちも同じかなと思う。
理屈は一応あるのだけれど、それはいずれ書くかも(書かないかも笑)。

てんかんの子なんかは顕著に発作が出やすくなったりね。

そしてそんなものの影響を全く受けないと信じて疑わなかった私(笑)
なんか昨日からとにかく眠い・・・・
今日は祝日ということで午前の診療で終了。
入院の子もいないし。
本来ならめずらしくのんびりできる昨日の休診日、そして今日の午前診のみという日程。
のはずが・・・

午後は完全に睡魔に負けてお昼寝モード。
気持ちのいいお昼寝というよりも何か頭が重くてそのまま睡眠に入ってしまった感じ。

低気圧に負ける、これも加齢によるものだろうか・・・・と少し落ち込む本日。

皆さんの身の安全、そして動物たちの状態が悪くならないように祈るしかないかな。





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南アフリカ南アフリカ 料理
南アフリカは行ったことないけれど・・・

どんなものか挑戦してみようと行ってみた。
だけれど南アフリカって不幸にも長らく白人社会だったわけで、アフリカ大陸全体を見ればちょっと違った部分はあるのかもしれない。
おそらく白人と黒人では全く食べるものはちがっただろうし、どちらを南アフリカ料理というのか私にはわからないし、このお店の南アフリカ料理がどちらかはわからない。


勝手な想像だけれどエチオピア料理も一つのアフリカ料理と考えれば全く異質。
でもアフリカ大陸も広いから地域で全然違う可能性もある。
(エチオピア料理に関してはコチラの記事→ハードな要因

まあ、そんなことを考えながらの食事もまた楽しかったりするんだよね。
未体験の国を想像しながら。


沖縄でコロナ陽性者数がまた増えてきた。
さすがに3か月って長すぎるよね。
最初の予定の7月12日をもっていくつかの店は通常営業も始めたし。
それが増加要因かどうかはわからないけれど、こんな生殺しの方策ではもうきっとダメ。
そして飲食、お酒を悪者にしていては本当に経済もボロボロになってくる。
いくつかの知っているお店も閉店したし。

国も県もそんな苦労はおそらく本当にはわかっていない。
コロナが発生し始めたときに何度もこのブログで書いてきた。
経済が死ぬよって。
経済が死ねば人も死ぬよって。

経済よりもコロナがって何度も色々な方面から言われたけれど、でも考え方は変わっていない。
だって大学卒業時に求人ゼロを体験したバブル崩壊世代だからね。

なのでコロナだからといって外食をやめたりはしてこなかった。
それも今でも考えは同じ。
さすがに飲み会は無くなったけどね。

もちろん自宅でも食べるし、でも外食もする。
動物病院だって色々な人に支えられている。
色々な業種の人が飼い主さんだったりもするわけだしね。
圧倒的な資本力があれば色々な業界を助けることもできるのかもしれないけれど、個人病院なんてたかがしれている。
でも時間のある時にランチくらいはできる。
逆に言えばたったそれだけのことくらいしかできないけれど。

そしてやっぱり色々な思いを馳せながらの食事は楽しかったりもするのです。
行ったことのある国、行ったことのない国。
昔ながらの沖縄の食堂。

楽しみながら食すのが一番いいんだと思いながら。






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IMG_0922そして台風のたびにジャングルと化す当院。
ぎょっとされる時もあれば、いいねぇと言ってくれる方も。

いっそのこと待合室緑地化を目指してみようかと。









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台風
風がどんどん強くなってきました。
おそらく明日(7/21)がピーク。

明日(7/21)も病院は開けてはいますが、もし来院を考えておられる場合は飼い主さん、わんちゃん、猫ちゃんの安全を最優先して判断してください!













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猫の(広い意味での)保護活動に避妊手術、去勢手術はどうしても必要で、そのあたりは多くの人が賛同できることだと思う(もちろん例外の人も極少数でもいるにはいるけれど)。
そしてその中には保護した時にはすでに妊娠してる、ということは決して少ないわけじゃない。

このブログでも何度もその手術(いわゆる堕胎を含めた避妊手術)のことは書いている。
ただ、そこに関しては色々な意見の人がいることは重々承知なのです。
でもそれは保護主さんがある程度は決定しないといけないし、その理由の一つは責任を持って里親さんを探せるかどうか、という部分も大きいとは思う。

それを無責任に抱えて、里親さんが見つからず、保護活動が多頭崩壊するということは時々聞く話。
だから堕胎を含めた避妊手術ということが必ずしも悪ではないと個人的に思うし、致し方ない部分があるのも確かだと思う。

その一方でまだ生まれていない胎児も一つの命であるという堕胎反対の人の意見もわかるけれど、多頭崩壊すれば本末転倒なのも事実なのです。
そしてそのキャパシティーはそれぞれの人で違うのも理解しなくてはいけないわけです。

なので、どの病院もそうだと思うけれど、最後の決定は保護主さんが決めるしかないわけです。

そしてとある保護猫ちゃん。
避妊手術目的できたけれど、どうやらお腹が大きい。
触診でも妊娠はほぼ間違いない。

そしてエコーでも。



妊娠が確認できたし、心拍もしっかりしている。
元気な赤ちゃんがまさに育っているという現実がそこにあるのです。

そしてそこからどうするか。
どの選択肢もそれなりの苦労や、苦悩があったりするのです。
どの選択肢も個人的には責められないことがほとんどなのです。

そしてこの子は。
「産ませます」とのこと。
実はこの方は個人で活動している、活動というよりも世話をしていると言った方が正確なのかも。
そして色々なことにきちんとされている方。

そして数日後。
無事生まれたとのこと。
この方なら大丈夫。



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インドネシアインドネシア ジョグジャカルタ

飼い主さんともちょいちょい海外の話をすることがあって、その中で時々聞かれるのは「住むとしたらどこ?」なんてこと。
これは中々難しい。
色々考えなければ住みたいと思う場所はいくつかあるけれど、考えれば考えるほどそのハードルは高くなる。

すなわち日本での便利さをどこまで捨てられるか、というのが大きな命題としてのしかかってくるのです。

インフラ、医療、福祉などなど。
日本で当たり前に受けられるものが受けられない、もしくは制限があるわけです。




例えば好きな国、地域で言えばウイグルなんて本当に大好きなのです。
でも中国共産党のことを考えると旅行と住むのは全く違うということになる。
正直中国の医療なんて信用していないし(笑)

なんてことを色々考えるわけです。
確かにそういった部分がある程度そろっていると考えるとタイなんかは住みやすいかもね。
でもタイの物価上昇を考えると、やっぱり相当お金を持って住まないといけない。
近年タイやマレーシアでの日本人の老後移住組の貧困化が問題になっているというのを聞くもんね。

昔の物価なら楽々安心して快適に住めた国がそうじゃなくなってくるわけですよ。

さすがにこの中年のおっさんになると、やっぱり心配なのは医療になってくるしね。
でもタイは国際医療が国の政策になっているのでかなり充実はしているんだよね。

そしてもう一つ過ごしやすいという部分ではインドネシアのジョグジャカルタ。
いわゆる古都になる。
ジャカルタのようにごちゃごちゃしてないし、バリみたいに観光地化もそれほどなされていない。
気候もいいし、ご飯もおいしい。

でも旅行でおいしいと思うのと、老後に日常食べ続ける、というのはまた違うよね。
となると老後の海外移住もものすごく魅力的ではあるけれど、どこかでブレーキがかかってしまうと思うんだよね。
うん、年をとったなぁと思う。
どんどん年を重ねるごとに無謀さが自分から抜けているのがなんとなくわかるんだよね。
少しそれはそれで寂しいのです・・・・


とある飼い主さんがもう少しで沖縄を離れるそう。
中には転勤で沖縄を離れるという人もちょいちょいいるのだけれど、その飼い主さんは沖縄はやっぱり旅行で来るのが一番いい、とのこと。
住むのはもういいや、ということらしい。

おそらくそれが私にとっての海外なのかもしれないな。

安定を求めるお年頃になったってことか・・・・・



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本日2つ目の記事。
連投。

どうしてもわからない。
あの過激な反オリンピックの人たちはなぜあそこまでオリンピックに反対するんだろう。
そもそも商業主義が嫌ならもっと前に反対すればいいだけのこと。
共産主義者、社会主義者なのかな?

オリンピックが感染拡大の原因になるというのなら集まってデモをすることは感染拡大の一因になるとは思わないのかな?
そして「帰れ」コールとか。
個人の写真に何かを投げつけるとか。
正直言って恥ずかしいと個人的には思う。
某国のようにも見える・・・・
そしてあれを見て、賛同者が増えると思ってるのかなとも思う。

開催に賛成、反対はあってしかるべきだとは思うから反対の人のすべてを否定するわけじゃない。
でもあの意地になってというか、必死になって中止を求めるのは正直私にはわからないのです。

コロナで大変な時にっていうけれど、それってやっぱり不謹慎厨ってことだろうなと思ってしまう。
私が大変だった時に彼らはきっと自粛なんてしてなかっただろうしね。
そもそもワクチン接種が終わっている人たちが来ることと、接種が終わっていない人たちが集まっていることとの差を考えると、おかしな動きだと思うんだよね。

デモやなんかで主義、思想を主張することは民主主義の根幹の一つであるけれど、となれば共産主義、社会主義と矛盾する気もするけれど、まあ、それはいいか。

でもある一定の人数が集まってデモをするってコロナの感染拡大を理由に反対するのと矛盾することは確かだと思うんだよね。


オリンピックの是非はもとより、とにかく何でも反対ってそんなギスギスした世の中はやっぱり嫌だと個人的には思うし、ああいった集団には個人的にはある種の怖さというか、違和感を感じてしまうのだ。

人の幸せ、人の活躍の場なんかを妬む、僻む、嫉む、そして潰すということの方が私は嫌だ。


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成長過程というのは色々微妙に不都合なことが起こる。
我々人間も成長痛というのがあるのはみなさんご存じ。
身体が大きく変化する時にはどこかに負担があったり、その期間だけ不都合が起こったりするものなのです。

例えば乳歯。
乳歯が抜ける時って永久歯が乳歯を押しのけて生えてくるんだけど、そのおかげで入試は変な角度に曲がっていったりもするわけです。
その結果、一時的に歯並びが悪くなったりと。
もちろん違和感も感じたりもするわけです。

そしてとあるワンちゃん。
口の中が白くなって腐ってきた!と慌てて飼い主さんが来院。
確かに白くなってるところがあるけれど、よく見ると・・・・・・

乳歯+毛玉
これって、毛が絡まってるんだよね。
一瞬私もなんじゃこりゃ?なんて思ったけれど、結局は毛が絡まっている状態。

もちろん唾液とご飯のカスで異臭もあるけれど。

これも生え変わりの過程で起こらなかったことが起こったのかもなんて思ったりしたわけです。

イヤイヤされながらもこの毛玉を除去。


そして数日後、また・・・
う~~ん。
避妊手術の時に乳歯を抜いてあげれば解決しそうだけれど、もう少し先なんだよななんて思って同様の処置を実は何度か行って。
飼い主さんもやっぱり避妊手術を早めようかなんて考えていたところ、乳歯がきちんと抜けました!
そしてそれ以降、毛が絡まることもなく、平穏な日々を送っているのでした(笑)




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いい季節になってきた。
でも毛色が黒なのもあって、散歩はバテバテ。
散歩は楽しいけど、バテバテ。
楽しいけど、暑いのヤダ。
でも外には出たい。

我儘放題。

もっと夏を楽しもうよ(笑)











先日も書いたけれど、ただし、熱中症にはご注意。
先日も熱中症疑いで病院に到着時にはすでに亡くなっていた子もいました。
どんな状況かはわからないけれど、お出かけで誰も家にいないときはきちんとエアコン利用や換気などの工夫を忘れないでください!




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全然アップできません・・・
コメントにも返せていません。
時間が無いという一番言いたくない言い訳。
時間なんて本当はいくらでもあるのにね。
24時間フルで動いているわけじゃないからそんな言い訳は一番嫌いな言い訳なのです、個人的にはね。
でもやっぱり時間が取れない、いや、取らなかった。
で、少し徐々に(どんどん?)ガタが来ている体を休めながら。

もう少しお待ちください。
明日かもしれないし、明後日かもしれないけれど。
もっと先の可能性は無くはない。
でもできるだけ早期の再開を目指します。


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一昔前と飼い方というのは変わってきているのは事実。
それは人間の都合というよりも、犬や猫を守るため。
もちろん人間の社会環境が変わってきたというのもあるけれど、でもそういったことからも動物たちを守るためなのです。

なので猫であれば完全室内飼いというのが望ましい。
年間に何例もの交通事故の子が運ばれてくるし、何例もケガをしているこが運ばれてくる。
ノラ猫、地域猫ならある程度仕方がない部分もあるけれど、それが飼い猫となるとね。


さて、とある猫ちゃん。
外から帰ってきたけれど、なんとなく元気がないとのこと。
で、体を触っていると顔に膨らみが。
いわゆる波動感と呼ばれるものが。

皮下膿瘍
で、その部分を切開すると予想通りの皮下膿瘍。
おそらく喧嘩とかだよね。
そしてこれくらいで済んだのはラッキー。
もっともっとひどい子はたくさんいるけれど、ラッキーが続くかどうかはわからない。

喧嘩による皮下膿瘍ならまだいいけれど、交通事故とか目も当てられない。





ずいぶん完全室内飼いが浸透したとは言え、沖縄ではまだまだ外に行くことが当たり前と思っている人も少なくない。

とにかく猫は完全室内飼いでお願いたいのです。



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動物が長生きするようになって、ある意味慢性疾患が増えてくる。
長生きはしてほしいけれど、その分、年を取るわけだからなんらかの病気はどうしても増える。
人間もそうだよね。
人生40年なんて言っていた人間が、今はもう、人生100年なんてなっちゃっているわけです。

ただ、もちろんその分、医療も発展してきて、治せるようになったり、治らなくても薬でコントロールしやすくなったりという側面ももちろんある。

その慢性疾患では犬では僧帽弁閉鎖不全症、猫では慢性腎臓病が代表的なところかな。

そして犬の僧帽弁閉鎖不全症は多くの場合は聴診で発見できる。
雑音があって、さらにはエコーやレントゲンできちんと診ていければという順番が立てやすいではあるかなと。





で、エコーで確認してもやっぱり僧帽弁逆流はあるからこれで決定的。
そして治療の開始となるんだけれど、逆流があれば絶対にすぐに薬の服用というわけでは実は無い(ということになっている)。
服用してはいけないというわけではなくて、早く始めても予後は変わらないというデータがでているということ。
そのデータが臨床的に(要は町医者でよくみる場合と合致するのかどうか)あっているのかどうかっていうのは時々疑問に思うこともあるけれど、一応治療開始の基準はあるんだよね。

で、それが左房と呼ばれる部屋が大きくなっている、左心房拡大の状態があるかどうかも一つの基準。
今は実は結構細かく基準が設けられているけれど、すべての子にすべての検査などを行うことも必ずしも正しいとは思っていないので、ある程度はざっくりでもいいと個人的には思ってはいます。


で、この子は・・・
左房拡大
あきらかに左房が大きくなっている。
これは大動脈の直径と比べてというLA/Ao比というのもを見て決めてはいくのだけれど、これも実は色々ある(笑)
まあそのあたりは学術すぎるのでこのブログでは割愛(汗)

でも大きくなっていることは確実なので治療の開始、となるわけです。






これからはこういった慢性疾患といかに付き合うか、が今後動物たちが長生きをし、年を取ってくる中で大事なことなのです。



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IMG_0897や~~~~~っと史上4番目の長さの梅雨が終わって、日差しが戻ってきた。

中々自然は順調に梅雨明けにしてくれなかった。
まあ、それが自然なんだけどね。
そうやって色々な環境変化や気候変動なんかがある意味生物の進化、多様性を作ってきたわけでもあるし、やっぱり自然っていいよね。

でもその一方でその自然が牙を剥く時もあるわけです。
熱海の土石流然り。

なんとも人間の無力さを感じるのが自然災害。
もちろん盛り土なんかが原因の一つとされていたり、メガソーラーがなんて声もあったりするわけですが。
森林の保水力、土壌保持力がいかにすごいかということでもあるんだろうけどね。


自然を楽しみつつ、自然というものそのものをどこかで覚悟しなくてはいけないはずなんだけれど、なぜか人間はどこか自然を侮っている部分もあるんだろうね。

自然の恵みって本当に恵みだったりする時と、時として牙が恵みだったりも自然レベルではあるんだろうね。

そういった意味では個人手的には昨今のSDGsって本当に自然に対しての覚悟を持っている人たちが叫んでいるんだろうかと訝しく思っている私はひねくれているのでしょうか。






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一度大きな病気を経験するとその飼い主さんはやっぱりその病気をものすごく気にする。
もちろんそれは当たり前の感情で、そしてそのことが病気の再発の早期発見につながることはよくあること。

とあるワンちゃん。
以前に肥満細胞腫が見つかり、手術、そして抗ガン剤とかなり頑張った。
その後も再発はなく、順調に日常生活を送れていたのだけれど・・・・・・

口唇部潰瘍
口唇部に潰瘍のようなものを伴うしこりが出てきた。
この飼い主さんはもちろんこの子をめちゃくちゃ大事にしておられるし、そして日常の健康チェックも欠かさない方。
そして肥満細胞腫を経験しているので見つけてすぐに連れて来てくださった。

こういったことが本当に大事だと思う。






形質細胞腫細胞診
再発か????と誰しも思うよね。
それなりに再発がある悪性腫瘍だからね。

なので細胞診をしてみてという流れ。
すると肥満細胞は見当たらない。
かわりに形質細胞が見つかった。

形質細胞腫という良性の腫瘍。
しかも時間の経過と共に消失することも多い腫瘍なのです。
そしてこの子も実は1週間後にはほとんど消滅してた。


もちろん消えない場合は手術、という選択肢もあるんだけれど、消えてしまえばあとは放っておいても大丈夫。


ということで再発という事態ではなく、しかも自然消失した良性腫瘍の形質細胞腫なのでした。

飼い主さんも私も一安心。
わんちゃんは知らぬ顔。




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動物の身体って何かあった時には必死でそれを治そうとする。
だから軽症なものであれば勝手に治るというのはある意味事実。
それは人間であっても動物であっても同じである。

そして何事もなく治ることが通常ではあるのだけれど、でも体は「必死に」治そうとするから、無理が出てくることがあるんだよね。

そしてそれをサポートするのが医療行為ということになる。
身体の治癒機構と医療のサポートでできるだけスムーズに治そうとするという感じかな。

もう一つ。
「眼」の病気は命に関わることは少ない(もちろんゼロではない)。
だから様子を見ていたということも少なくないんだよね。
でも目が見えなくなるというのは結構大きなことだし、実は目って結構痛みが強い臓器ではあるんだよね。
だから本当は医療のサポートが必要だったりするんだけど、でもやっぱり様子を見ていた、ということは日常の診療でよくあること。

さて、とある猫ちゃん。
以前眼かおかしかったけど、最近白くなってきたということらしい。
虹彩癒着
まあ、なんらかの理由で角膜に傷がついたんだろうね。
そして体は必死に治そうとする。
治らなければ角膜穿孔を起こして時には目の内容物がでてきたりと大変なことがおこるので実は緊急疾患なんです。
でもこの子の体は必死に治そうと傷のところに血管を伸ばし、炎症も起こる。
炎症が起こればその部分を修復しようとする。
獣医師相手なら繊維芽細胞がどうのとかって話になるんだけれど、その辺は省略(笑)

そしてその結果、癒着が起こる。
癒着は体が治そうとする反応ではあるんだけれど、癒着してほしくない臓器同士がくっついたりしてしまうわけです。
写真ではわかりにくいかもしれないけれど、この子は角膜と虹彩が癒着してしまっている。
でも角膜と虹彩は癒着してはいけない場所なのです。

身体の必死の治癒能力が最終的には癒着を起こしてしまったわけです。
これをきちんと初期に医療の力を借りていればこうはならなかったかもしれない(もちろん100%ではない)。

実は医療ってそうやって体の必死な治癒能力をサポートするに過ぎない部分はあって、でもそのサポートがないと治らなかったり、変な治り方をしたりということが往々にしてあるのです。

ならばやっぱり初期から医療の力を使ってあげることが大事なんじゃないかなと思うわけです。



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やーーーーーーーーーっと梅雨明け!
で、青い空!青い海!
なんてことを期待していたのだけれど、残念ながらどんより天気・・・・

なので・・・・
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青い空、青い海の写真ではなく、またもやスパイスカレー(笑)

これからは夏空が広がることを願いつつ・・・











でも一方、これから暑い日が続くはず。
そしてそれは熱中症にも注意しないといけないわけです。
早速今日も熱中症疑いの子が運ばれてきました。

動物が熱中症を訴える時はすでに危ない状態です。
人間みたいに少し頭が痛い、とかは教えてくれません。
これからの季節、注意が必要です!!!!!!!!!!!!!



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今年の梅雨は本当に梅雨だった。
とにかく雨、雨、雨、曇り、雨って感じ。
そして最後に避難勧告。
まあ、すごかった。

そして7月に入ってもまだ梅雨が明けず。
今年はおかしい・・・・

IMG_0885

で、いよいよ明日あたりにやっと梅雨明けか?

この海と空が真っ青に染まってくれればね。














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先日も子宮蓄膿症のことを書き、記事としては多すぎないかなんてことを書いたのだけれど、どちらかといえば肯定的な意見が多かったので、調子に乗ってまた書こう(笑)
中にはそんなに多いのか?と思われるかもしれないけれど、そんなに多いのです。
今は多くの方が避妊手術を受けてくださる(と思う)ので、当院に通ってくださっている方たちはやっぱり避妊手術済みのことが多い。
逆に考えると、それほど多くない(かもしれない)未避妊の子がどれだけの確率で子宮蓄膿症になるのか、ということだとも思う。
かなりの確率なんじゃないかと思うわけです。

そしてそんな子宮蓄膿症も、とある方がコメントをくださったのですが、かなりのバリエーションがあるのはみなさんもお気づきではないでしょうか。
それは診断の時から手術にいたるまで言えることで、先日の嘔吐のところでも書きましたが、診断は簡単なものから難しいものまで。
治療も簡単なものから難しいものまでと色々な子がいます。
そしてそれは嘔吐だけじゃなくてすべての病気、けがに言えること。

言い方は悪いですが、当たりはずれみたいなものがあるのです。

さて、子宮蓄膿症も同じですぐに判別できるものから、時には「ん?」と思うものまでさまざま。
排膿
こういう子は診断はとっても楽。
この子には悪いけれど診断で言えば当たり。
悩むことは何もない。
もちろん症状もすべて考慮には入れるけれど、陰部から排膿していればまず間違いなく子宮蓄膿症だよね。









pyoエコー
もちろんエコーも血液検査もきちんとやるけれど。
CRPも上昇しているし、エコーでも液体の溜った部分が見えるし。

となるとあとは手術だけ、ということになる。
そして診断が楽であれば説明も楽ではあるというのもあるけどね。
 




pyo開腹
そして開腹。
開けてみてびっくりなんてこともあるので、診断が楽だから手術も楽なんてことはない。
もちろん診断にてこずったからと言って手術が難しいということでもない。
全く両者には因果関係はないのです。









pyo摘出
この子は特に問題もなく手術は終了。
楽に手術ができた方だと思います。

診断も楽で手術も楽で、そして回復も早かったら言うことなしではある。










でもそれは人間、獣医師側の都合。
犬にとっては苦しい時間を過ごしたことは事実。
診断が楽で、手術が楽であったとしても、やっぱり苦しかったよね、わんちゃんにとっては。
そりゃそうだ、いつも言っているけれど、子宮蓄膿症はその時点で死へのカウントダウンが始まっているんだから。
でもその分、診断を素早く、手術も素早くしてあげたいと思うわけです。

そしてできるだけそんな目に合わないように避妊手術はやっぱりしてあげて欲しいなと思う日々なのです。




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今日はどうでもいい話(笑)
保護猫が運ばれてくることも少なくない。
そして中には入院治療が必要な子も。
その子たちには名前はまだない。
多くは里親さんが見つかり、その里親さんにいい名前をつけてもらうわけです。

そしてそれまで保護された方や預かりさんが仮の名前を付けてくださっていることも多い。
でもやっぱり仮の名前。
その名前をそのまま受け継ぐこともあれば、新しい本当の名前を付けてもらう子もいる。

そして私は保護されて入院する子に名前をつけるのが苦手なのです。
一応入院中の指示を看護師さんたちに出さないといけないのできちんと伝える方法として仮の名前でもつけるのがいいのかもしれないけれど、やっぱり苦手。

理由は?
情がわいてしまうから。
普段から当院に来ている子なら元気に退院してもまた来てもらえるからね。
でも保護猫たちは元気に退院して里親さんのところに行ってしまう。
なんともさみしいものなのです。
通常の入院でもある程度中長期になると退院がさみしかったりするものなのです。

なので保護猫ちゃんたちの呼び名は・・・
大抵、しろちゃん、くろちゃん、みけちゃん、さびちゃん、ねこちゃんのいずれかになってしまう。
それでもさみしいんだけどね。

元気になって里親さんに繋げられればそれでいいのです。




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病院に来る子の体を色々見ていくことが我々の仕事。
それが予防であっても、診察であってもね。

そしてそれはある種、病気を探すという作業でもあるわけです。
例えば・・・・
筋肉量減少
ちょっと撮り方はよくないのだけれど・・・
この子は左右で足の太さが違うのがわかります?
左足の方が細いのです。
もちろん最初からレントゲンを撮るというわけじゃなくて、体を触っていくと左足の筋肉が少ない=左足の方が細いということに気が付くわけです。





これは何を意味するのか。
この子は慢性的に左足が痛いわけです。
だから実は普通に歩いているように見えて、左足をかばっているわけです。
そしてその結果、右足ばかりを使うようになって左足の筋肉が落ちてきて細くなる。

そう、びっこなんて引いていないように見えても実は厳密には「跛行」「歩様の異常」があるわけです。
じゃあどこが悪いのかということになるのだけれど、それは色々さら検査をするということになるのです。
(一応このレントゲンだけで判断するとすると股関節はおそらく確実に悪い)

そしてその悪い場所に対して、痛みに対してどうしてあげられるか、という早期の医療の介入が必要になってくる。
気づきにくい異常というのが多々あるのです。

そう、我々獣医師は普段から悪いところを重箱の隅をつつくように探している性格の悪い職業なのかもしれません・・・・

でもやっぱりそれでも早期に発見し、なんらかの介入をしてあげることは必要なんじゃないかと思うのです。





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ミャンマーミャンマー
ここは教会。
ミャンマーは基本的には仏教国。
いくら(当時)軍事政権と言えども仏教を弾圧することはできない(はず)。
そして古今東西、お寺や教会は宗教の場だけじゃなく、学びの場でもあったと思う。
そしてそれはもちろん日本でも。

学びの場って本当に大事だと思う。
ただ、色々なことが発展してしまった日本では学校不要論もあるけれど、それは学校が本当に必要なものを供給できなくなった、という側面もあると思うんだよね。
私も結局学校なんてさぼりまくったり、寝てたり、部活が目的だったり(笑)
でもなんやかんやと授業でやってたことは覚えてたり。
本当は勉強って「何かを知る」ことだから楽しいはずなんだけどね。
それを供給できなくなっているのかも。

そういった意味では色々なことを知ろうとするのはこういった国の人たちなんだろうなと、反省も込めて結構学校やそれに類するところに足を運んだり、滞在したりしてきた。
もちろん何かを知る、学ぶことが学校だけじゃないことも十分理解したうえで。

時に日本では学力格差だとか云々だとか、平等性がなんていうけれど、かなり平等だと思うけどね。
もちろん環境や親の収入で差が出る部分はあるとは思うけれど、それでも「機会の平等」は本来保証されている。
でもそれをよしとしないノイジーマイノリティーもいるわけです。
そしてその声が色々なことを捻じ曲げていたりね。

そのうちの一つがある程度の収入があると学費無償化の恩恵を受けられず、お金があると私立にいけなくて、逆に収入が多くなければ私立に行けるというのも変な話だよね。
そういった不平等には声があがらないというか、無視される、なんことがね。

確かに教育を受ける権利、平等は必要なことだけれど、その前に子供たちが本当に「知る」ことを楽しめる場を作ることの方にもっと力を入れられればいいのにと思うわけです。
設備とか、変なゆがんだ平等性とかの前にね。

そういった意味では今回のコロナは子供たちや若い人たちが直に知るという機会が大きく奪われたとも思う。
でも一方で論理的思考ができていないためにパニックになったり意味不明な感染対策を受け入れてしまった結果でもあると思うんだよね。



まぁ、でもやっぱりあの途上国の子供たちの知的好奇心に満ちた目は魅力的だよね。



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病気の治療は診断と治療という当たり前の流れがあるわけです(もちろん例外もあるけれど)
診断が難しい場合もあれば簡単な場合もある。
治療が難しい場合もあれば簡単な場合もある。
基本的のその組み合わせになるのです。

単純に考えれば簡簡、簡難、難簡、

そして昨日の子はひも状異物と診断はついた。
となればあとは手術となるわけです。

アコーディオン
そして開腹。
腸がヒモを送り出そうとあがいた結果がコレ。
逆にヒモに手繰り寄せられて腸がアコーディオン状になってます。
このまま締め付けられれば腸は壊死するし、場合によっては紐が腸に食い込んで、さらに腸の外側まで出てくる。
消化管穿孔まで起こると本当にヤバい。

壊死も起こってないし、選考も起こっていない。
だた、うっ血があるから赤く変色はしてるよね。
この段階で手術できたのは本当によかった。

ひも状異物オペ風景
たんなる異物みたいに一か所だけ切開して、というわけにはいかないのがひも状異物。
何か所か切開してヒモを取り出していく。

引っ張ると余計にひどくなるから意外と大変なんです。









紐
摘出したヒモ。
飼い主さんに聞くと部屋のカーテンのヒモらしい。
そしてその後お話を聞くと家じゅうのカーテンを紐が全くついていないカーテンに買い替えたそう。

その後も元気に回復して無事退院。







たかが嘔吐のときもあればされど嘔吐の時もある。
確実な見極め方法ってないのが難点。
それでも止まらない嘔吐はどんどん検査を進めていかないと大変なことになっちゃうこともあるので、様子見はあくまでも薬が効くかどうかとかの本当に短期間。

そして検査で原因がわかればその治療、場合によっては手術もふくめてきっちりしてあげないといけないわけです。

消化器症状って結構むずかしいと個人的には思っています・・・・(汗)


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病院に来る子の症状は様々だけれど、嘔吐や下痢といった消化器症状の子もそのうちの一つだし、件数的にもかなり多い。
おそらく新人獣医師が最初にまかされるのがこういった消化器症状ということも多いと思う。
実際私もそうだったし。

ただ、消化器症状って一言で言ってもその原因は様々。
嘔吐一つとっても消化器系の問題もあれば肝臓や腎臓のこともあるし、脳のことだってある。
命に関わるものもあれば、大したことないものまでさまざま。
それをどう見極めるかが非常に難しかったりもするのです。

薬を飲めば、もしくは注射をすればそのまま治まってしまうことが多いのだけれど(一過性の嘔吐だろうね)そうじゃないものも。
検査がすぐに必要かどうかも見極めは実は難しい。
最初から血液検査、エコー検査とすべてをやるわけにもいかなかったりするわけです。
一般状態や体重、食欲、嘔吐の回数や嘔吐物諸々も含めて飼い主さんから聴取するわけです。
それでも判断がつかないことも実はあったりするのが消化器症状。
なので単なる嘔吐から重篤な嘔吐まで様々なのです。

そしてとある猫ちゃん。
嘔吐できたけれど、食欲もあるし、元気もあるし、痩せてもいない。
そこで診断的治療という意味で軽い(弱い?)お薬を与えてみることに。
多くの子はこれで止まって問題なし、ということも少なくないけれど、この子はやっぱり嘔吐。
でも元気はあるとのこと。
でもその薬で止まらないということはきちんと検査しないといけない嘔吐だということ(と私の中での判断基準の一つ)。

で、色々検査を進めていくと・・・・
ひも状異物エコー
腸が一か所に集まっている。
あ・・・・

おそらくひも状異物。
ある意味典型的なエコー像なのです。

改めて飼い主さんに紐をかじったりするのを見たことが無いかを聞くわけです。
そして答えは「よくある」とのこと。
決定的だよね。
おそらくひも状異物による嘔吐とココで判明。


ということで緊急手術となったのでした。
こういう時は最初からエコーすればよかったと思うけれど、でもそうするとすべての嘔吐の子にエコーになってしまうジレンマもあるのです・・・・


ということで手術の様子は明日の記事で・・・・



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