風の動物病院のブログ

沖縄県豊見城市の動物病院のブログです。病気の情報、日々の診察、日々の生活、そしてちょっとした遊び心の写真を載せていきます!もちろん色々な相談があればできる範囲で考えを述べさせてもらいます。

昨日の子は眼。
今日の子は口腔内。
とは言っても事故とかではないけれど。
この子も近所の方が気にかけて世話とまでは言わないけれどご飯やなんかはありつけている。
エサやりの是非はここでは全く論じるつもりはありません。

で、最近どうもご飯を食べない。
ご飯をもらいには来るけれど食べない。
どうやら口内炎かもしれないということで来院。
こうやってノラであっても病院に連れてきてもらえる子は幸せだ。
ぱっと見た目はそれほど汚くない。
でも奥の方は見せてくれない。
となると鎮静をかけて見るしか無いときもあるわけです。

扁桃腺左右比較
この子を連れてきてくださった方にも鎮静をかけることをご理解いただいて・・・

さっと見ることができる犬歯や前臼歯はそれほど問題ないし、これは鎮静をかける前にもみることができていたわけです。
でも鎮静をかけて奥の方までしっかりみると、右側の口角から扁桃腺近くまで真っ赤。
左はきれいなピンクでしょ?
となるとこれが痛かったのかもしれない。

もちろん猫の口内炎は中々完治が望めない。
でもだからといって何もしないわけにはいかないし。
ということで一番スタンダードで効果としては即効性のある長期間作用型のステロイドを使用。
その後はしっかり食べている姿が見えるみたい。

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なぜか続くときは続くもの。
先日も事故が原因と思われる眼球突出の犬の記事を書きました。
 先日の記事はコチラ→ただ1度の不注意で ~眼球突出・眼球摘出~

今回は猫ちゃん。
しかもほぼノラ。
普段から近所に来る猫達を気にかけている方からの連絡。
「眼が飛び出てます」
連れてきてもらうしかない。
外貌02
完全に飛び出ています。
まあ多くの場合はこういうときは交通事故がほとんど。
まあ棒かなんかで思いっきりどつかれれば同じようなことは起こるだろうけれど、普通に考えれば交通事故。
鼻血も出ているし。
でも意識ははっきりしているし、他に大きな外傷はない。
ただ、猫の場合はもうこれでは視覚の復活は望めないし、ノラであること、どれだけの時間がかかっているかがわからないこと、その後の管理などを考えて眼球摘出をしてあげた方が一番良いのではということで手術を行うことに。

オペ後側面
猫の眼球摘出は犬よりも気を遣う。
理由は摘出する方の眼球を乱暴に扱うと反対側の眼も失明してしまう。
大事に大事に扱いながら眼球を摘出。

まだまだ小さい身体でよくがんばりました。

その後はしっかり元気になって、食事もしっかり取って。
妙に人なつっこくて私やスタッフにもスリスリ、ゴロゴロ。



無事退院となったのでした。

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どうやら当院のある通りとはまた別の通りにカフェができたらしい。
でもその通りには既にもう1つある。
なんであんなに狭い道路でしかも劇混みになる通りを選んだんだろう。
ウチの病院のある通りでやればいいのになんて勝手なことを思っている今日この頃。
ちょっとコーヒーブレイクなんてことがもっと病院の側でできればいいなと以前から思っているわけですが・・・
同じビルのテナントが空いたからカフェでもできないかな~なんて思っていたら全く違う業種の店舗が入るそうでがっかり(失礼なやつでごめんなさい)。

n_インド025
インド。
インドのチャイ屋さんも色々あって、店舗型もあれば屋台もあるわけです。
それが当たり前ではあるんだけど、そういえば日本には屋台ってものがないなあなんて以前から思っていたら、先日テレビで屋台コーヒーのことをやっていた。
父親の代からやっているらしくて、今のマスター(兄弟)もかなりのご高齢。
ウチの病院の近くで誰かやんないかなあ・・・

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で、さらに昨日の続き。
ひっぱりすぎ?
でも今日で終わりなのでご勘弁を。

子宮露出
これは昨日も載せた写真。
実は随分、いやかなり、いや、相当でかい。
最初は引っ張っても引っ張っても子宮が出てくる。
いつまで出てくんの?っていうくらい。
帝王切開でももっと簡単に出てくる。
それくらいでかいし、何より長い。








術後
この写真でどれだけでかいかわかってもらえるでしょうか?
この小さな身体の中にこれだけのモノが入っていたわけです。
この子の術前の体重が4.5kg。
摘出した子宮と卵巣の重さが850g。

とんでもなく大きな子宮だったわけです。
そりゃあお腹も大きくなるし、内臓も圧迫されて苦しいよね。
しかも蓄膿となればその苦しさは倍増どころじゃなかったはず。


膿
でも本当に子宮蓄膿症に移行したのか?
CRPは別の要因で上昇したんじゃないのか?なんて疑いもあるわけです。
そして子宮の中の液体は・・・・
子宮水腫であればほぼ無色透明。
でもこの子の子宮の中身は・・・・・
少し赤が混じったクリーム色の濁った液体。
そう、膿です。
ということでやっぱり子宮蓄膿症に移行していたんだね。
やっぱり苦しかったんだよね。



今回はたまたま子宮蓄膿症に移行したから緊急手術となったわけですが、子宮水腫も大きくなれば腹部臓器=内臓を圧迫します。
そうすると胃腸の動きも制限されるし、胃も拡張できない。
となると食欲も落ちることは往々にしてあるわけです。
だから子宮水腫と判断できてもやっぱり手術なんだと思うんです。
一般状態が悪くないからこそ手術でもあると思うんです。
その分リスクは低くなるし。
子宮蓄膿症であれば一般状態は日に日に、いや一刻一刻悪くなるわけだから手術のリスクも時間と共に上がっていく。

となると子宮水腫がすぐに命に関わらないといってもやっぱり圧迫が強くなる前に、そして子宮蓄膿症に移行する前に手術をする方がいいのではないかと思うわけです。

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で、昨日の続き。
先日になって再びお腹が張ってきたからやっぱり手術をしたいということで来院。
確かにお腹がかなり張っている。
再びエコー。
子宮蓄膿症エコー
う~ん・・・
でかくなってる。














子宮水腫エコー

これが昨日の記事の写真。
5月のエコー。
かなり大きくなっているのがわかるといいのですが。
大きさ以外に何か違いってわかります?

私にはわかりません。







ということでCRPを測定。
6.0mg/gl。
明らかにCRPが上昇しております・・・
(通常は1.0以下)
子宮蓄膿症に移行した可能性が大。
ということでもはや緊急手術に変更。
手術となったわけです。
腹部膨満
明らかに腹部膨満。
そうとう苦しいだろうな・・・














で、開腹。

子宮露出
ど~~~~んと子宮。
そしてこれがとんでもないわけです。
何がとんでもないかというのはまた明日。

 











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人間に限らず犬や猫でもどんな病気でもその治療は早いに超したことがない。
通常は。
でもそれが手術となると二の足を踏まれる方も少なくはない。
もちろん目に見えて痛がっていたり、QOLが明らかに低下している場合は説得もしやすいのだけれど。

で、ある子。
この子は別の病院で卵巣嚢胞とかなんとか言われていたらしい。
でも命に別状はないし、でも乳腺腫瘍もあるしということでセカンドオピニオンで当院に。
まあ乳腺腫瘍は小さな多発性のモノがいくつか。
卵巣はと・・・・
子宮水腫エコー
ん????
卵巣膿腫や嚢胞なんかじゃなくて子宮に液体貯留。
子宮蓄膿症か!
とは思ったけれどCRPは正常。
となると子宮水腫か。
確かにすぐには命にはかかわらないことが多いけれど、ここまで大きくなっているのであれば腹部臓器(内臓)も圧迫するし、お腹も張るわけだから食欲も落ちることは十分にあるわけです。

でも飼い主さんとしてはどうも乳腺腫瘍の方が気になるらしい?
でも手術をした方がいいとは説明をしたけれど考える時間が欲しいとのこと。
そして乳腺腫瘍の手術の方法もいくつか提示して。
  詳しくはコチラ→一口に手術と言っても・・・ 〜乳腺腫瘍〜

というのが5月。
そしてその数ヶ月後・・・・


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臨床ってある意味クイズの答え合わせみたいなもの。
まずは病気があるのかないのか。
そしてその病気がなんなのか。
体調不良の原因はなんなのかという答えを探すことになるわけです。
すぐにその解答を見つけられることもあれば、なかなか見つけられないことも。

そしてその答えが本当に答えなのか・・・・・
我々臨床家は一つの答えを見つけると喜び勇んで勝ち誇る傾向にあります。
その結果、本当の原因を見つけられずにということに陥りがち。
実際に他の病院で病名を言われたけれど、本当は違う病気が原因だったなんてことは多くの獣医師が経験していることだと思います。

そしてある猫。
色々検査はしてみるけれど、もう一つ明確な解答を出せない。
ある意味困ったときのf-PLだったりするのですが。
f-PLは猫の膵炎の検査。
これが陽性であれば膵炎と疑えるのですが。
f-PL陽性
そして結果は陽性。
左の青い丸が基準。
そして左の丸と比べて右の丸が同じくらいの濃さか左より濃ければ陽性。
膵特異的リパーゼが高値であることを示します。
が、実は猫では犬ほど信頼性は高くない。
そして猫は一生の間に何度か膵炎を起こす動物でもあるんです。

そして猫の膵炎は症状がはっきりしないことも。
人間であれば七転八倒する痛みですし、犬では下痢、嘔吐がメイン。
猫はよくわからない。
色々な症状を出すし、無症状の時も。
実は今回の症例も膵炎には引っかかってきたけれど、本当に膵炎だけかどうかはまだ自信が持てない。
他にも何かある可能性も否定ができないことを飼い主さんには承諾してもらって、まずは膵炎の治療から開始。

膵炎の治療の経過とともに症状もよくなってくれればいいけれど、膵炎が落ち着いても状態が上向かなければさらなる検査も必要になるかもということも説明しました。

時々こういったモヤモヤすることもあるんです。

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ガウン当院の手術室。
を紹介したいわけではなく。
先日も書きましたが、なんとか病院を潰すことなく先日1周年を迎えました。
「自己破産だ~~~~~!」なんて悪夢に悩みながらもなんとかやってこれました。
そして私を過大評価してくださる某先生から手術用のガウンのプレゼント。
もちろん多くの方からも色々なお祝いをしていただき、感謝感謝です。
そしてそのガウン、その数90着(笑)。
段ボール3箱。
この90着をすぐに使い終わるのであれば、かなり病院経営も楽になるんですが(笑)
それにしてもこの先生、かなり豪快な方である。
中々90着なんて贈り物をする方はいないだろう(笑)
そして1年前の開業の時にもとんでもなくすごいモノを送ってくださった。
なぜここまで過大評価してくださるかはわからないけれど・・・

まあ、ある意味豪快な先生なのだ。
そこそこの年齢であるにもかかわらず、そして開業しているにもかかわらず大学病院に勉強しに言ったりね。
しかも・・・
実はこの先生とは面識がない!(笑)
メールと電話だけのやりとりなのだ!

実は娘さんとは認識があるのだけれど、彼女は獣医学生。
この先生が送り込んだ刺客でもあったわけだ。
彼女の意志もあるだろうけれど、面識がない獣医師の元に大事な娘さんを、しかもできたばっかりの病院に実習に送り込む。
やっぱり豪快な先生だ。

ありがとうございます。
自己破産なんてことにならないように、そして過大評価が正当な評価になるようにがんばらないと。


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本日は写真のみ・・・
暑さがぶり返してきた!

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あるノラちゃんの避妊手術。
前日からお預かりをして、抜糸まで病院で診て欲しいとのこと。
PA041040
まだ緊張しているのかな?
でもお顔は????














PA041041
隣の部屋をのぞき中?




その理由は・・・







 



どうやらこの子達は親子らしい。
捕獲された方の話によるとだけど。
でもいつも一緒にいるらしいから、抜糸まで入院するのであれば、一緒の方がいいかなと。
そして無事手術も終了。

抜糸までは狭いけれど、2匹で2部屋を使ってもらおう。





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明らかに深刻な症状と深刻かどうかわからない症状というのがある。
そりゃあ、明らかに虚脱(ぐったり)していれば重篤な病気の可能性が大きいわけです。
嘔吐。
単なる空腹時の嘔吐や猫の毛玉はそれほど心配はいらないことが多い。
でも膵炎や子宮蓄膿症、腸閉塞、腫瘍などなどなどなど、命に関わるのも多いわけです。
それを突き止めていくのが検査。
下痢も同じ。

で、とある子。
別の病院で治療はしていたけれど下痢が治らない。
下痢がずっと続いていて、整腸剤を飲むとマシになるけれど止めるとすぐ下痢。
検査をしたのかどうかを聞くと全くしていないらしい。
確かに最初から全ての検査をするわけにはいかないけれど、改善が認められなければやはりしっかり検査はしないといけないと思うんです。
というようなお話をさせていただいて、血液検査をさせていただくことに。

TP(総タンパク)3.7!!!!
ALB(アルブミン)1.3!!!!

とんでもない低タンパク・低アルブミン血症じゃねぇか!
危ない危ない・・・・
となると疑わしいのが・・・・・
リンパ管拡張症
エコー検査。
この画像じゃわかりにくいな・・・
エコーの上の方の太い黒と細い白のラインわかります?
これが腸です。
その黒いラインの部分に縦に白いラインが入っているのってわかりま・・・せんよねぇ。
でも入っているんです!
心の眼とかでっちあげじゃないんです!
あるんです!



ということで実はこの子はリンパ管拡張症とタンパク漏出性腸症。
原因は実はあまりよくわかっていない部分もありはするのですが、リンパ管拡張症が原因で蛋白漏出性腸症になる、併発することはよくあることです。

となると漫然と止瀉薬(下痢止め)と整腸剤では全く解決しないということになるんですよね。

最初にも書きましたが下痢ってそれこそ整腸剤だけですぐに治ってしまう腸炎、大腸炎なんかもあるし、しっかりとした治療が必要なものもあるわけです。
膵炎然り、パルボしかり。

リンパ管拡張症はしっかりとした治療が必要。
時にはその治療にも反応しないことも実はある。
ただ、飼い主さんは下痢の原因がわかったことが嬉しいとおっしゃってくださった。
でもそれだけじゃあね。
ちゃんと下痢を治してあげないと。
がんばろう。

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仕事から帰ってきたら・・・・
ということで来院される方も多いし、みなさんもそういう経験がある、もしくはそういった可能性もある生活を送られているんじゃないでしょうか。
フルオル陽性
そしてこの子も「仕事から帰ってきたら目が開かない!」ということで来院。
各種検査でフルオルセイン染色陽性。
これは角膜に傷があるところに色が付くという検査。
ちょっとわかりにくいけれど、丸で囲ったところにうっすら緑色に染まっているところがあるのがおわかりいただけるでしょうか。
いわゆる角膜潰瘍というやつ。
そしてこれが結構痛いんですよね。
なので眼が開けられないということに。


このブログを読んでいただいている方は、角膜潰瘍がいかに数多く点眼するかで成否がかなり変わってくることをおわかりだと思います。
え?わからない?忘れた?
という方はコチラの記事を読んでいただければと思います。
 →徹底的に管理が必要〜角膜潰瘍〜 点眼点眼点眼・・・・

ということでこの方にも頑張って点眼をしていただきたかったのですが、仕事をしていると昼間は難しいとのこと。
そりゃそうですねよね、仕事から帰ってきたら眼が開かない!ってことで来院されたんだから。
でも朝も昼間も昼過ぎも夕方も何回でも点眼してもらいたいわけです。
というかしないといけない。
となると朝の出勤前は自宅で、そして出勤途中で病院に連れてきてもらって仕事が終わるまでは病院で点眼。
そしてお仕事が終わるとお迎えに来ていただいて、自宅で点眼。
そう、結構治療が大変なのが角膜潰瘍。
フルオル陰性
その代わりしっかり治療をすると、しっかり治療に反応してくれることが多いのも角膜潰瘍。
飼い主さんも大変ではあったと思いますが、ちゃんと毎日病院に連れてきてくださり、そして仕事が終わってからも自宅でしっかり点眼してくださいました。








仕事が終わってからというのは大変ではあるけれど、今のご時世仕事が・・・というのは当たり前。
なので病院もそれに協力をしないといけないし、そういった方達の力になればということで、診察時間も沖縄では遅くまでやっている病院にしているわけです(笑)。
最後は病院の宣伝となりましたが(笑)

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1年前の今日、当院が開業しました。
計画の段階で色々な問題も出て、ドタキャンされわ裏切られるわ、約束と違うことされるわと本当に開業できるのか?なんて思いもよぎりながら計画、準備と奔走していました。
いよいよヤバイ!となったときにでもそれまでサポートしてくださった方、そして本当にヤバイ!となったときに差し出された神の手(笑)
そしてその後も多くの方にサポートを受け、開業にこぎ着けました。
ある意味最初の計画とは全く違う形で開業にこぎ着けられました。

去年の10月3日。
いよいよ開業日。
台風直撃!(笑)
もちろん来院数はゼロ(笑)
さい先悪いスタートでしたが、それでも多くの方のサポート、そして10月4日から来院していただき、その後来院数ゼロの日はなく、病院も潰れることなく、1年が経過しました。
地域の皆様、来院してくださった飼い主さん達、その動物達、そしてこのブログを応援してくださった方々のおかげで本日1周年を迎えることができました。

まだまだ1年。
これが3年、5年、10年、20年、30年と続けられ、多くの動物達、飼い主さん達の生活に役立てるよう頑張っていきます。

これからも当院とこのブログをよろしくお願いします。

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1周年おかげさまで10月3日で当院も1周年を迎えることとなりました!
地域の皆様やこのブログを応援してくださった方々に感謝感謝です。
ということで緊急告知!
本日より1週間、当院にて素敵(自信はない!)なプレゼントを皆様にご用意いたしました!

貰えるものは貰っとけ!というお気持ちで是非当院まで足を運んでいただければと思います。

来たことのない方も、ある方も集合〜〜〜!!!!






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IMG_0091
1年前の今日、突然こいつがやってきた。

こうやってみると小さいな~~~
ちょっと無事に育つかどうかはわからなかった。
















P9301018
で、1年が経った。
今やふてぶてしく、図々しく。
でも看板猫としての愛嬌はなんとか合格ラインをクリア?
そしてこの1年、看板猫としてがんばってくれたようだ。
もはや飼い主さんは私ではなく、こいつを目当てに来ているらしい(笑)



 



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ミャンマー031ミャンマー
海外にいるときはなぜか当然のように早起き。
そして散歩。
朝焼けや朝霧の中ぶらぶらして、写真を撮って、そして宿に戻って一休み。
さらに朝食。
朝寝と選択肢は様々。
それが当然の様にリズムとして刻まれるわけです。
その朝霧の中歩いていると川面に映る風景も穏やかで。

でも実は朝霧ではないときもある。
そう、まだガスが普及していないような場所では薪が燃えてでてきた煙。
朝霧と煙と。
途上国では朝早くから人が動き始めることも珍しくない。
その分夜は早いけれど。
そりゃあ火をおこす所から始めないといけないもんね。

全てに時間がかかる。
でもなぜかあくせくしていない。

日本にいると色々なことを時短でできるはずなのに、なぜか焦って毎日動いているんだなぁ・・・


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最近何人かの先生に胆嚢について聞かれるようになった。
まあ、理由はある先生に相談を受け、私が執刀したことがきっかけ。
先日もエコー画像を見せられ、「これは手術?」。
もちろん答えさせてもらって、「これなら手術した方がいいですねぇ」
とまあこんなやりとり。
ところが・・・
私もそんなことだらけですが、「飼い主さんが元気だからって手術はいらないって言うんだよねえ」とのこと。
あるあるです・・・

が先日の記事にも書きましたが症状が出てからの手術って本当に大変。
 記事はコチラ→症状は無いけれど、症状は無くても ~胆嚢粘液嚢腫~

症状が出てきているってことはほとんど末期といって良いくらいのときも多々あるわけです。
なので症状がでる前にというのがある意味胆嚢疾患で大事なことかも。
手術拒否は飼い主さんの権利ではあるけれど、でも獣医師側も症状が出てからの重大さを伝えておかなくてはならないわけです。

で、今日の子は他の病院で(しかも数件)肝数値が高いからという理由だけで薬を処方され続けて、何度が死にかけたことのあるらしい子。
この数値を診てエコーを当てないのもちょっと問題ですが・・・
で、やっぱり調子が悪いと言うことで当院を受診され、胆嚢に問題があると判断して手術に挑みました。
肝臓
まず最初に目に飛び込んできたのはぱんぱんに浮腫んだ肝臓。
こんな丸い肝臓はおかしい。
スーパーでも肉屋さんでもいいので新鮮な肝臓(レバー)をもう一度見てください。
肝臓の辺縁はもっとエッジが効いているんですが、この子の肝臓はエッジがないくらい浮腫んでいます。






そしてお腹を開けて最初に「うわぁ」と思ったのが既に癒着がびっちり。
破裂
でその癒着の中に数カ所黒い部分が。
写真でも何か黒っぽい部分があるのがわかると思います。
これは何か。
そう、胆嚢が破裂した痕跡。
胆嚢の中身が癒着した組織にくるまれた状態。
これを見つけたら過去に一度は破裂しているという証拠になります。
そしてこの子は何カ所かに見つけられ、今まで何度か死にそうになったというのもこれが原因かもしれません。


胆嚢摘出
通常ならそれほど時間がかからない胆嚢摘出。
癒着をはがしてはがして。
なかなか胆嚢までたどり着かない。
それでも癒着をはがしてはがして胆嚢にアプローチ。
通常の倍の時間がかかってしまいました・・・






これが前回も書いたし、相談を受けた先生にも伝えたのですが、胆嚢は症状が出てからでは遅いわけです。
この子も本当はもっと早くにエコーをそれまでの病院が当ててくれていればもしかしたらもっと早くに良い状態で手術ができたかも。
何度も生死の境をさまよわなくてもよかったかもなんて思ってしまうわけです。

元気だから大丈夫、症状が無いから大丈夫とは全く言えないのが胆嚢疾患。
飼い主さんからすれば元気なのに、症状が無いのに手術ってかなり勇気がいることだとは思います。
でも、やはり手術をした方が良い子が圧倒的に多いのもまた事実。
そのあたりはかかりつけの先生としっかり相談して治療方針を決定していただければと思います。

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P9190978今日はお詫びというか、愚痴というか、ご理解を求めるというか。
沖縄の現状も考慮に入れていただいて。

その前に前提として。
沖縄には夜間救急病院はありません。
ということで獣医師会に加盟している病院雄志で交代制で夜間当番病院として夜間救急の対応をしています。
とは言っても0:00までではありますが。
もちろん当番をやらない病院もあれば、きついけど沖縄の動物達のためにということで参加する病院もあります。
月に1回~数回の担当で各病院が持ち回りで当番を引き受けるというのが現状。

で、当院が当番だったときのある日。
「うさぎがぐったりしています」
「申し訳ないですが、当院は犬と猫だけなんです。申し訳ありません」
まあここまではよくあるやりとり。

で、ある日のこと。
「うさぎを診れない夜間救急なんておかしい!」と憤慨されているよう。
確かにおっしゃる通りかもしれません。
が、当院は夜間救急の専門病院ではありません。
そして夜間当番を引き受けている病院ももちろん夜間救急の専門病院ではありません。
そして多くの病院がエキゾをしっかり診ているわけではありません。
多くの病院では診ることができない、もしくはわからないことの方が多いとお伝えしています。
その上で来院してもらうこともありますが。
私ももはやエキゾは全く勉強しておらず、外傷くらいの応急処置ならできなくはないですが、ぐったりしている、動かないなど全身症状の場合はお手上げ。
なので基本的には救急でも一般外来でもエキゾはお断りさせていただいているというのが現状です。

そしてエキゾも診ることができるのが条件であれば、夜間当番を引き受けられる病院は沖縄ではごくわずか。
そしてそのごくわずかな病院だけで夜間当番を回すのは不可能。
むしろ夜間当番そのものが無くなって、夜間救急という概念自体が沖縄では無くなってしまいます。

内地と違って県をまたげば夜間救急病院があるという環境でもない。
となるとエキゾを診ることができないという力不足の面はあっても夜間救急を存続させるためにはそういった病院も参加しないことには存続できないことになります。

そのあたりをご理解していただければと思います。

誰か沖縄でエキゾ専門の病院やりませんか?

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ウイグル030中国ウイグル自治区 カシュガル

夜中にふら~っとというのは一応海外では御法度。
でもまあ大丈夫なところは大丈夫だし、絶対に足を向けないところもある。
この地域は比較的安全だと勝手に解釈して、そして誰もいないことをいいことに三脚を設置しての撮影。

誰もいないから危ないのか、誰もいないから大丈夫なのか。
それは確かなことは言えないけれど、それは一応長年の経験というか勘というか。
昼間だけのおでかけはちょっともったいないときの言い訳。

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季節モノと言うと不謹慎かもしれないけれど、季節繁殖動物である猫はどうしても発情時期や出産時期が重なる。
その結果、発情がうるさいから避妊手術を急いで欲しいなんてことも重なるときは本当に重なる。

そして昨日の記事に引き続き、再び妊娠猫の避妊手術+堕胎手術。
妊娠子宮
この子はノラ。
地域猫として生きていけるようにと捕獲した方が連れてきた。
ノミの駆除や耳カットなど全てのことをやってほしいと。
毎度ながら頭が下がる思い。

でもやっぱり気持ちの良い手術ではないのもまた事実。
今日の子は3匹の胎児を身ごもっていました。




以前のとある記事→生まれる事の無かった命 〜獣医師の仕事〜


身勝手な言い分だけれど、増えすぎないで(そんな都合の良いことは不可能だけど)、適度にノラと人間が共存できるような近未来像が描ければ良いのだけれど。

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多頭飼い飼育の飼育崩壊が叫ばれて久しい。
沖縄でも先日北部の方での多頭飼いが報道されていたし、ボランティアさんも相当数出動したみたい。
多くの場合がもちろん避妊手術・去勢手術をしていないからというのは当然だけれど。
そのプロセスとして最初は数頭。
そして避妊手術・去勢手術しないとな~~~なんて思ってはいるけれど、数頭も一緒にするとお金かかるしな~~~。
でも一頭ずつ行うかというとそうではない。
一頭ずつでもお金が・・・なんて行っている間にまた増える。
増えると手術するお金と労力がなんて行っている間にまた増える。

完全なる負のスパイラル。
そうしているうちに人間の生活も動物の生活も破綻する。
どこかで止めないといけないけれど、破綻する方はそれができない。
なぜできないかは単にお金の問題だけではないと個人的には思っている。

妊娠子宮
そしてこの子。
過去にも出産歴があってという子。
そして今回も妊娠しているかもということで来院。
エコーをあてるまでもなく、触診で妊娠が確認できました。

どこかで誰かが、そしてそれは当人であるとは実は難しく、負のスパイラルを止めなくてはならない。




そしてこの子の場合はその誰かの手によって当院に連れてこられたわけです。
妊娠子宮
正直言うと気が滅入る手術であることは確かです。
でも人間の生活も動物の生活も崩壊しては全く意味がない。
共存どころか崩壊に向かうのであればこういった手術も積極的に行わなくてはならないわけです。
そしてこの子宮の中には4匹の胎児。
誰も崩壊しないのであれば新たな4匹の命が誕生したわけではあるけれど、崩壊する前に、負のスパイラルに陥る前に決断をしなくてはならないわけです。

これが人間の生活に全く影響を与えないような(不可能だけれど)ノラであるのならまた話は別かもしれない。
でも今はノラ達も人間の生活に多少なりとも影響は与えるし、人間もノラ達の生活に多少なりとも影響は与えています。
でも多少の影響ではなく、多大なる影響を与えあうような環境であれば崩壊に向かうことも十分にある。

本当は当人が負のスパイラルに入る前に止めなくてはいけないんだろうけれど。

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先日木曜日にまた内地に勉強会に参加してきました。
そのために金曜日の午前中を休診とさせていただき、ご迷惑をおかけしました。
沖縄では諸々の理由で今まで定期的にあった勉強会が無くなってしまったので・・・・

そこまでして勉強会に行くのは当然、新しい知識、正しい知識を得るため。
でもそれ以外にも色々あって。
もう一つはそこで仲良くなった先生方と色々な情報交換ができるってこと。
講習会などの講師の先生とはまた違って、多くが開業医の先生達。
大学病院や高度な医療センターなどとは違った部分で色々な情報交換ができる。
特に今回参加した勉強会は以前から通っていて、すでに中のいい先生方、しかも結構癖があるというか、ユーモアのあるというか、話していて楽しく、でも参考になることも多くて、良い仲間が集まる勉強会というのもあって、強行スケジュールの中参加してきたわけです。

そしてもう一つの理由が。
と、その前に。
「楽をする」ことには2通りあって、「手を抜く」か「効率よくする」かのどちらか。
もちろん前者は時と場合によりますが、獣医療現場ではあまりよろしくないことの方が多い(と思う)。
でも効率よくすることで楽になるのであればそれはいいことじゃないかなと。
直角鉗子
とある手術器具。
沖縄では中々現物を手にして選ぶことができない。
学会や講習会に行くと、こういった機器や器具のブースがあったりして実際に手にとってみることができるわけです。
それで購入を検討したり。
写真に写っているのは直角鉗子。
持ってはいるのだけれど、小型犬にはちと大きいと感じることもある。
ということで中くらいの大きさとさらに小さなものが出たのでずっと欲しかった。
でも実際に手にとってみないとわからないのでブースにて手に取るわけです。
もちろん小型犬であっても大きなモノのほうがいいこともあるし、小型犬ではなくても小さなモノの方がいいこともある。
器具が多すぎても困るし、その器具を使いこなせなければ意味がないけれど、でも一つのものだけにこだわるよりかは大きさによって使い分けることも「効率よく」手術をするためには必要なこと。
使いやすいものを使った方が「楽」できるし、その分手術時間も短くなって動物への負担も減る(はず)。
こういったモノを実際に手にとって見ることができるのも学会や講習会への参加の利点。
そしてこの直角鉗子は前回参加したときに注文していたモノ。
そして今回の参加で受け取ってきました。

まあこれで全ての手術の腕があがるというわけではございませんが・・・
使いやすい器具をそろえていくことも手術の幅を広げるには必要かなとも思って。
財布にはとってもやさしくないですが(笑)


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ちょっと今日の写真は結構強烈かもしれないので苦手な方は止めた方がいいかも????
ということで記事はもう少し下の方から始めようかな。

どんな症例が来るかというのはなぜか病院で偏りがあることがある。
何か得意な科があればそれはそれで集まる症例に偏りが出てくるだろうし、
ブリーダーさんとつながりがあれば他の病院よりも帝王切開が増える。
猫が圧倒的に多い病院もあれば、外傷が圧倒的に多い病院も。
予防関係が圧倒的に多い病院もあるだろうし、圧倒的に外科が多い病院もある。

さて、当院はというと・・・・
何が多いというわけではないとは思うけれど、続くときは続く症例というのも多々有りで。
きっと都会の若い先生は診たことが無いようなことも多くありそう。

ということで今日は先日の眼球摘出に続いて、再び眼球摘出。
 先日の記事はコチラ→どこかで決断を ~眼球摘出~
でも先日の記事は元々の眼病から来るモノ。
確かに最初の治療で完治させることができなかったからという考えもできるけれど、でも飼い主さんからすれば最初よりも随分きれいになったということからも相当頑張って治療をしたんだろうという予測が立つ。
でも今回は・・・・
眼球突出
交通事故による眼球突出。
交通事故はいただけない。
多くはノーリードが原因。
でもこの子の飼い主さんは普段は絶対にノーリードにはしないとのこと。
近所の人が倒れているのを発見して知らせてくれたみたい。
でもそれでもほんの1回の不注意がこうなることもあるのは肝に銘じておかないといけない。




眼球
いくつかの検査や飼い主さんとの話し合いの結果、眼球を摘出することに。
元の位置に戻すのはその後のリスクが高いと判断。

可哀想だけれど摘出が最善と判断したわけです。








摘出後
術後。
少し腫れはあるけれど。

でもある意味命に別状が無くてよかった。
他に異常は実はあるのだけれど。


普段大丈夫でも動物達は時にはその「普段」とは違った行動を取ることがある。
それがたいしたことにならないことの方が多いけれど、でも時にはこういった一大事になってしまうことも。
四六時中気を張るなんてことは無理だけれど、ただ、やっぱり時にふとした油断が大きな事故につながってしまうということは頭に置いておかなくてはいけない。
時々ノーリードで散歩している、そして飼い主さんの言うことをしっかり聞いてしっかりと飼い主さんの足下から離れず散歩している子も見る。
でも何かの拍子に驚くことはきっとある。
それが飛び出し→交通事故につながることは十分にありえるわけです。
気を張り続けるのは無理でも、散歩の時は必ずリードを使うことはできるはず。

この子は散歩中とかではなく、いつの間にか家を飛び出してということらしいけれど、普段室内飼いの子でもこういったことが起こるわけです。
となるとノーリードなんてやっぱりダメだよね。
全ての事故を防ぐことはできないけれど、でもある程度の事故は防ぐことができるはず。

ほんの少しの気遣いだけで防げるなら防ぎたい。

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最近の病院はトリミング併設というところも数多くあります。
色々な部分でその利点はあるのですが、当院ではトリミングはやっておりません(汗)
まあ理由は様々ですが、全てがネガティブな理由です(笑)
人件費とか設備とかスペースとか・・・・
まあ、近くに美容室があるので、そちらにお任せです。

となると当院にかかられている飼い主さん達は各々の好みの美容室に行っているのではありますが、どちらの美容室に行かれているかは全く存じ上げません(笑)
バリカン負け
ただね、時々あるのがトリミングにいってから皮膚がおかしくなったというもの。
中には元々皮膚炎があって、カットしたら今まで見えなかった炎症部分が見えてきたというのものあるし、バリカン負けしたであろうものもあるわけです。
獣医療的には問題になるようなものはほとんど無いのですが、飼い主さんからすれば一大事!なんて思ってしまうことも致し方ない。
それだけ大事な子達を病院も美容室も預かっているわけです。
ただ、でもそれを冷静に判断するのが我々の仕事かなと。
ということでこの子もおそらくバリカンの歯が乳首に当たって負けてしまった感じ。
出血もないし、大きな傷もない。
抗炎症薬で十分対処できるはず。
そしてそれを冷静に飼い主さんに伝えてわかってもらう必要もある。
だって美容室に行かなくなるようなことがあれば、結局動物達が困ることもあるしね。
美容室に行ってノミが見つかったり、皮膚炎が見つかったりしてトリマーさん達が病院に行くことを勧めてくれたりすることで、早期の治療ができたりもするから。
病院にトリミングを併設することの利点がそのことではあるんだけど、併設していない当院であっても、飼い主さんや近所のトリマーさん達がしっかり気づいて連れてきてくれているので、本職の方にお任せです。
ということで当院ではトリミングの併設の計画は今のところありません(笑)
あまりにも要望が多すぎる場合には考えないと行けないけれど、結構美容院に行くことをみなさん楽しんでいるようなのです。

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カム・アムド030中国 四川省 カム地方

夏が終わってしまった。
もちろん沖縄と言えども例外はなく。
朝晩は随分涼しくなったし、空も高くなった。

暑い~!気持ちいい~!なんて言っている間に終わってしまい、実のところは夏らしいことはほぼしていない(笑)
毎日汗だくで犬の散歩をしていたくらい。

できるだけ空は見上げるようにはしているのだけれど、こんなに深い青さはなかったなあ。

昔は時々「お!」と思えるような色があったと思うのだけれど。

早くも来年の暑い夏の空が待ち遠しい。



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猫の口内炎は難しい。
原因がわからないからというのも一因。
 以前の記事はコチラ→悩ましき猫の口内炎 〜全顎抜歯編〜
ステロイドでいくのか、NSAIDsでいくのか、インターフェロンを使うのか。
サプリを使うのか、スケーリングだけでいくのか。
などなど決め手がないのも事実だけれど、そのうちのどれかに反応してくれることも多々あり。
でも時々セカンドオピニオンで来院される方の多くはそれらの選択肢を提示されていない。
ステロイドか全顎抜歯かのどちらかと言われることも多いみたい。
そしてステロイドは副作用の問題があるから(これは本当)、全抜歯にしましょうと結局は選択肢がなくなってしまったり。
でも個人的にはそれはちょっと乱暴だと思うんだよね。
私個人は全顎抜歯は最終手段。
でもネットなどで色々調べた結果、最初から全抜歯をお願いされることはあるけれど、それはもちろんあり。
色々な選択肢を自分で調べた結果だからね。
でも最初から私が選択肢としては提示するけれど、それを第一選択として提示するわけではない。
だって全部抜くんですよ?
それまでにできることもあるはず。

術前
ですが、例外的なこともあって・・・
実はこの子はノラ。
近所の方が最近ご飯を食べにくそうにしている、口を気にしている姿をよく見かけるということで捕獲、来院されました。
定期的に治療に通うのはかなり困難な状況。
で、捕獲されたかたも猫のことはよくご存じ。
なので最初から抜歯ありきでお話されていたので抜歯しましょうということに。
写真ではわかりにくいけれど、結構臭いもキツイし、炎症も酷い部分が広範囲に。

抜歯
でもこの子は実はもうほとんど歯がない。
でも炎症の強いところは全て歯があるところ。
ということで犬歯は残して(犬歯の部分はきれいだったので)抜歯。
特にノラなので痛みで食べられないということは命取りになるので痛みの管理は本当に大事。
もちろん飼い猫でも同じだけどね。
ケタミンもNSAIDsもブプレノルフィンもα2も使って、リドカインとマーカインの局所ブロック麻酔も使って、プロポも使ってなどなど・・・・
昔に自分自身も親知らずを抜いたときに痛み止めが切れたときにかなり痛かったのです。
もちろん痛みが出れば痛み止めを飲んで、ということで大丈夫だったけれど、あれっていきなり切れるんだね。
で痛い痛い痛い痛い!とあわてながら痛み止めを飲んでなんて。

だから抜歯って痛いはず。
痛くて食べられない口内炎を抜歯で乗り切ろうというのに、抜歯の痛みで食べられないのは本末転倒。
なので痛みの管理はしっかりと。

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P9170975やっと台風が過ぎた・・・かな?
いつもは台風一過!なんていうところだけど、今回の台風の影響はダラダラ。

もちろん台風の日は病院も暇。
台風が過ぎたと思った日には混雑。
でも台風一過とならずに風も雨も降り続いた次の日はまたも暇。

飼い主さんも天気に左右されることも多いので、台風が過ぎたのかどうかよくわからないと飼い主さんの来院も不規則(笑)





随分秋らしくなってきた。

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手術って時には残酷に思えることもあるのかもしれない。
特にそれが表に見える場合には。
できればしたくないという気持ちもわからないでもない。
でも、どこかで決断しないといけないこともあるのもまた事実。
外見
とあるネコちゃん。
小さな時から眼がおかしかったらしい。
そしてこの状態であっても最初に比べるとかなり良い状態らしい。
となると以前に診ていた先生はかなりしっかりとした治療をしていたのかもしれない。
でもこの時点では眼球に穿孔があって、眼球破裂のような状態。
そして眼球と眼瞼が癒着。
癒着は前からだと思うけれど。



液体貯留
エコーで診ても眼球(青い部分)の前方にわけのわからない液体が貯留(赤い部分)。

これを維持していくことに大きな意味があるのかというと、ちょっとね。
破裂もしているし、液体貯留もあるし、もう限界かも。
視力もおそらくないことを考えるとこのままの状態よりも眼球を摘出してあげたほうがこの子にとってはいいんじゃないかというのが私の判断。



術前
そして飼い主さんもそれに同意してくださり、眼球摘出をすることに。

麻酔がかかった状態で少し毛を刈ってあるけれど、どれだけ腫れているかもわかってもいただけるんじゃないでしょうか。









術後
無事摘出も終わり、麻酔からも覚めた。
結構炎症も強くて、出血も通常の眼球摘出よりも多くなったけれど(それは想定内)、元気に覚醒。

眼球って言う表情にとって大事なパーツを失うということは飼い主さんにとっても決断が難しいことなのかもしれない。
でも機能も失われ、不快感や苦痛があるのであればやはりどこかで摘出を決断しなくてはいけないことがある。


今回の子は以前の先生がかなりがんばってくださったのかもしれない。
でもさすがにどこかで決断を下すことも必要。
そしてこの時が決断の時だったと思うわけです。
これで不快な思いや苦痛がなくなって、元気に過ごしてくれるといいなと。

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