アラカン(ほぼ)の韓流韓国語手習い

アラカンが韓流ドラマやOSTで韓国語独習に挑戦。 Youtubeの関連動画の紹介や、カラオケでの検索方法、オンライン辞書や翻訳、ハングル入力など、ツールの使い方も研究中。

タグ:語学

歌詞のテキストをプリントアウトし、紙とオンラインの辞書も準備して、いざ!

ぼちぼちと解読を始めたのですが、やはりなかなか単語の切り分けができない…。どれが助詞で接続詞かというのもよくわかってないし…

やっぱり最低限の文法は必要か、と買ったのがこの本。




 
「ブログもファンレターも読める!書ける! 」というのがコンセプトで、ファンミを題材にした漫画があったり、欄外の一言フレーズはそのままファンレターに使えそうな言葉だったり。
ゆる文法とはいいますが、文法の基礎をコンパクトにまとめてあります。

何より目からウロコだったのは「パソコンでハングルの入力を覚えよう」というコラム。
Windowsに入ってたんだ…
専用キーボードとワープロを買わなきゃいけないんだと思っていた…。

コントロールパネルで韓国語を追加します。
追加したらずっと韓国語になるのではないかとびびったのですが、Shift+Altキーで簡単に切り替えることができます。

左側が子音、右側が母音なんですが…
どうやって打つねん~。当てずっぽうかい…

で、探しあてたのが次のサイト。

韓国語キーボードの入力方法

キーボードのレイアウト図や入力方法の解説がわかりやすいです。
韓国語キーボード用ステッカーのダウンロードまであります。打ち出してキーボに貼るんですね…。
ま、そこまでやらなくていいか、と、レイアウトをプリントアウトして、ぽちぽち打っています。

で、ケンチャナヨ(大丈夫よ~)と打とうと思ったら…
最初のハングルがどしてもはいらんやん~。どないするねん~。
と思ったら来た~

괜잖아요!

どこをどうしたら入ったか、今いちよくわかってないし… 

まだ先はとっても長そうです…
 

辞書は必要かな、と、書店の語学コーナーを覗いてみました。おおおお、思ったよりもたくさんある。宮崎の蔦屋でこれだけ揃っているとは思いませんでした。インドネシア語関連も豊富でしたし、どマイナー言語の本も並んでいます。

韓日・日韓の小辞典を買いました。日韓もついている方が逆引きできて便利なのです。この辞書を選んだ決め手は、漢字表記も併記されていたことです。
歌詞を解読していても、「永遠」「約束」など日本語と同じ漢字が当てはまり、発音も似ている単語があります。漢字と紐付けて覚える方が覚えやすいですから。




 こんな本も見つけたので買ってみました。シチュエーションに応じた短いフレーズ(出典はありません)で簡単な意味や解説がついている場合もあります。ぱらぱらと拾い読みをするのも楽しそうです。ただ、まだちょっと私には敷居が高かったかも…。

韓国語ドラマフレーズ
古田 富建
国際語学社
2006-05

 
さて。準備はできた。いざ挑戦!と思ったら、ここから敷居が高かった…。
辞書が引けね~。
韓日は当然あいうえお順でもアルファベット順でもなく、子音順だったし;;
ネットでハングルの反切表(あいうえお表みたいなものです)を探してプリントアウト、表をにらみながら辞書を引く…。
でも出てこない~
辞書が小さいからだけではなく、どれが助詞だ、とか、原型もわからずに引いているので、うまくヒットしないのです。

そして最大の敵は…。
老眼だった;;
ハングルの活字が小さいと、チョボがついているのやらついていないのやら、1つなのか2つなのか見えてない;;

これは無理かも、と早々に白旗の気配。
アルファベットならオンライン辞書でさくっと引けそうなのに、ハングル入力できないからな~、と思いつつ、念のためハングルのオンライン辞書を探してみました。

ありました!

しかもハングル入力できるし…。

 Kpedia

 ページの上にある韓国語入力キーボードというリンクを押すとオンラインキーボードが開きます。
左側が子音、右側が母音。入力していくと、うにゅうにゅと勝手にくっついて字になっていきます。
次の字に移るときも、そのまま入力し続けると、最初の字に組み込まれていたものが勝手に次の字になっていきます。
入力して検索ボタンを押すと、ヒットしたら単語が含まれた見出し語と例文一覧が表示されます。

おおおう。楽だし、楽しい。

まずは長めに入れて、ヒットしないとケツから一字づつ落として再検索、という方法で、結構、ヒットしました。 

最初は韓日だけで使っていたのですが、日本語を入れると普通に日韓辞書として使えました…。

和訳のついた歌詞の単語調べのとき、韓日でヒットしないときは、日韓辞書で逆引きすると、ヒットすることがあります。
 

韓流「花より男子」のOSTが気に入って、Youtubeで探して聴いていました。

ネットは一寸先は外国。
「花より男子」という日本語キーワードで最初に検索しても、いつしかディープに英語字幕やスペイン語字幕、タイ語?字幕の世界に…。ちなみに英語の題名はBoys Over Flowersで、省略形はBOF。Boys Before Flowersと表記されることもあるようです。一瞬、「花より男子」に至るサブストーリーだと検索かけまくった私はアホやった…。
韓国語表記は꽃보다남자。
が花。
보다
が「より」。
남자
が男子。
本当、語順がまんまですね~

私はこの再生リストが気に入って繰り返し聴いていました。


カラオケで歌いたい曲をこのリストからピックアップし(英語系のリストで題名・アーティスト名は全部英語でした)、今度は題名でググります。

すると、かなりの高確率で、ハングル+日本語カナ+日本語訳を紹介したサイトにヒットしました。
韓国語学習の先輩諸氏に感謝! 

そうやって見つけた歌詞をプリントアウトし、曲ごとにクリアファイルに収納したものが、当面のテキストになりました。

そのプリントアウトを片手にカラオケリモコンとの格闘技が始まりました…。

ジョイサウンドのリモコンのキーワード癖があるようで、T-MAXやA&Tでは日本語でも韓国語メニューでもヒットしませんでした。英数キーボードにハイフンや&がなかったし;;
T-MAXは日本語メニューなら「ティーマックス」、韓国語メニューなら티맥스でヒットします。
SS501は日本語メニューでヒットしますが、日本語の曲が中心で、花より男子のOSTなら韓国語メニューからSS501で検索をかけます。

韓国語メニューはいきなりハングル入力キーボードで一瞬、くらっときます。
上左の大きいボタンが歌手名、右が曲名。下の方の小さいボタンでハングル/英数キーボードの切り替えができます。

ハングルキーボードは、左側が子音、右側が母音。ひとつのハングル文字の左上、右上、下と入力していくと、勝手にうにょうにょくっついて文字を形成していきます。
しかしオンラインキーボードと違って、母音の数が少なく、入力の方法がわからないハングルもあった;;

最初に来た時はジョイサウンドで2曲しか見つからなかったのですが、2回目には韓国語メニューからハングル検索もして8曲に。

日本語メニューの曲はマイ歌登録できるのですが、韓国語メニューにはないみたいです。

あれこれ訳がわからないままにボタン押しまくって、1つの曲を何度もプレイリストにのっけてしまったのは、激しく内緒だ…。

ダムの方がK-POPが多いという情報もあり、今度はダムで挑戦してみようかと思っています。

Joy 検索語
パラダイス 파라다이스  Paradise  ティーマックス
꽃보다남자(花より男子)OST 
노래 티맥스  歌 T-MAX 
Because I'm Stupid / SS501  SS501
머리는 너무나 나빠서
僕の心はどうかしてる
Something Happened To My Heart 가슴이 어떻게 됐나봐
가슴이 어떻게 됐나봐
A&T/A&T/A&T
애인만들기   SS501
恋人作り 
SS501 
Stand By Me/샤이니 (SHINee) 샤이니
A'ST1 - Yearning Heart 에이 스타일
아쉬운 마음인걸 /에이 스타일(A'st1) 
Starlight Tears 별빛 눈물
별빛 눈물
My Everything Lee Min Ho My Everything
나쁜 마음을 먹게해
 Fight the Bad Feeling
티맥스 (T-MAX) 
 

月に一度は一人カラオケに行くのが楽しみです。

音痴ですが、歌を歌いに行くというよりは、大声を出す、腹式呼吸、言葉のお勉強、 といった感じです。なんせ一人なので遠慮もいりませんしね~。

私が言語を学習するとき、歌はいつも大きなとっかかりでした。

中学・高校時代はラジオで洋楽を聴きながら勉強したり本を読んだりしていました。日本語の曲だと、つい耳が言葉を拾いに行って集中できない、というのが洋楽を聴き始めた大きな理由です。

英語の曲でも「空耳」があります。チェースの「黒い炎」のサビが「霧の中」にしか聴こえなかったり、ポール・マッカートニーの「アナザ・デイ」でなんで「イシュクノベルデイ」と歌うんだろう、と不思議に思ったり…。「ハーラショ」というサビの歌があって、ロシア語のフレーズかな、と思っていたら…。最近、ニール・ダイアモンドの「ハート・オブ・ゴールド」だとわかりました…。なんで「ハート・オブ・ゴールド」が「ハーラショ」に聴こえるねん…。

まあ、そういう耳ですから、発音も似ている韓国語の歌は空耳も多いです。歌中のセリフの〆が「仕事しろ!」に聴こえるし~。

当時、3歳上の兄貴が「こんなのがあった」と買ってきたのが平凡だったかな~。付録で歌詞集がついており、洋楽もいくつか収められていました。知っている曲が載っていると、辞書を引き引き解読して歌っていました。
学校での勉強ではなく、自分から進んで勉強した英語の第一歩だったのです。「ああ、歌で覚えた単語だな」と今でも心当たりのある単語は多いです。

サイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」もそうして覚えた曲の一つでしたが、なんと付録の歌詞集では2番が省略されていました。
 サイモンとガーファンクルならわかりやすそうだし何とかなるかも、と、ラジオを録音したカセットを何度も聴き直して聴き取りました。初めての自発的なディクテーション(書き取り)ですね。
何10年も後にカラオケで歌詞を確認して「合ってたじゃん!」と懐かしく思いました。

元々カラオケは得意ではなかったのですが、カラオケ好きの娘とカラオケに行くようになりました。新しい曲は知らないし、歌うとなると中学・高校時代に聴いていたあの洋楽だったのですね~。それまで「お接待」カラオケが多かったのでおじさん受けしない洋楽など歌ったことがありませんでした。
で、いざ歌ってみると、なかなか歌えないし;;「宇宙のファンタジー」があれだけ難しいとは思わなかった…。

少しづつレパートリーを増やしています。今更ながらに「意味も知らずに雰囲気だけで聴いていた曲が多かったんだな」と思います。

インドネシア語を始めたときは、歌詞付きのカセットを買い漁りました。好きだったシンガー・ソング・ライターのエビエット・ガーデが中心です(こないだYoutubeでみたら、いいおっさんになってたな~。まあ、こっちがいい婆だから当然か…)。当時はカセットが主流で、しかも歌詞がついていないものが多い。 町のカセット屋さんで、いちいちパッケージを開けてもらって歌詞付きがどうかを確認してました。

 歌詞をダブルスペースでタイプし(うううう、タイプライターなんて死語だな~)辞書で引き引き解読しました。

好きな曲なら、何を歌っているのか知りたくて辞書を引くのも苦にならない。何度も歌って自然に覚える。 語学の初歩には最強です。

韓国語も、最初の目標は決まりました。

「好きな歌をカラオケで歌い、解読する」

花より男子で一番好きな歌です。ジョイサウンドのカラオケに載ってなかった;;
セリフの最後が「仕事しろ!」
嘘です…。「(別れるのは)死んでもいや!」


最初の出会いは、アマゾンプライムビデオで見た韓国版「花より男子」でした。



日本語HP



もとよりビデオを見るという趣味はあまりなく、CATVで気に入ったのがあれば見る程度。気に入った映画のDVDを買ってもなかなか見ないという性質で、 これまで有料ビデオ系には登録していなかったのですが、アマゾンプライムは別にビデオだけではなく、他にもいろいろサービスがあるし年会費3900円なので、これなら許せるかと…。

サービスが始まり、韓国版「花より男子」を見つけたときは、「へえ、韓国版があるんだ」と思った程度でした。日本語の原作漫画も読んだことはありませんでした。CATVで日本の劇場版を放映していたのを見ていたので、だいたいの筋は知っていましたが、特に見たい内容でもありませんでした。

プライム会員になってはみたものの、いざ映画で2時間、というと腰が引け、あれこれ、最初の触りだけ見てはやめ、という感じでした。
仕事上、芸能や韓流は「お勉強」しておいた方がいいかと(日本の劇場版「男子」を見たのも、このノリです。なかなか若い俳優さんの顔と名前が覚わらん…)どうせなら筋を知っているコメディで、触りだけでも見ておこう、というのが最初のきっかけだったと思います。

最初のつかみが華やかでしたね~。巨大財閥を報道するテレビニュースから始まり、豪華な学園生活の紹介、そこに飛び込むクリーニング屋の少女…。テンポよく畳み掛けて行きます。

設定は日本の原作を大胆に韓国化したもので設定も変わっています。
主人公つくしの名前は、芝生にも似た発音のクム・ジャンディ、道明寺はク・ジュンピョ。
ジャンディはいじめで飛び降り自殺を図ろうとしていた男子生徒を救い英雄扱い。批判を避けるという思惑で特待生でエリート学校に迎え入れられます。
韓国版オリジナルの設定、小さな伏線がきれいに回収されていって、一大叙事詩みたいな仕上がりに。
舞台が日本だと「ありえね~」と思う大富豪設定が、ナッツ姫の韓国なら「あるかも…」と思ってしまった。

あと、挿入歌が豊富で印象的でした。SS501のキム・ヒョンジュンがジフ(類)、T-MAXのキム・ジュンもF4で参加しており、両グループの曲もたくさん使われています。印象的なシーンに印象的な音楽が何度も使われているので、その曲を聞くと、シーンが思い浮かぶという感じです。

駆け足で数日かけて全25話を見終わった後は、ク・ジュンピョ、クム・ジャンディという2人の声が耳に残り…。

歌もなかなか覚えない私ですが、さすがに25回のシリーズで何度も聴いて、その後もYoutubeで何度も聴いているうちに歌えそうな気までしてきた…。

一人カラオケに行ったときに探してみたら、日本語メニューからは2つくらいしか拾えませんでした(ジョイサウンド)。
韓国語メニューに入ったら全然わからないし;;
それでもあちこち押してたら英語入力モードになったので、SS501とか英数で入力できる歌手名で検索かけて、ハングルの曲名を端から押して知っている曲かどうかを確認、という作業を繰り返し、いくつかピックアップできました。
韓国語メニューからはマイ歌登録できなくてショックだった…。毎回、検索かよ…

でも、カラオケで何曲かは歌えることがわかって、ちょっと韓国語をやりなおそうかな、という気持ちが湧いてきました。好きな歌の歌詞くらいはわかるようになりたいから。

20代の頃、職場の有志4人で韓国語の勉強会を開いていたことがあります。
在日の主婦を講師に呼んでいたのですが、なんせ4人ともシフト勤務。月1度のすり合わせも難しく、いつまでたっても子音と母音の発音から抜け出せなかったような。。。先生の小学生の娘さんに「アンニョンの発音もできてない~」とおもいっきり馬鹿にされましたOrz。
その後、 自然消滅したのだったか、私が異動したのだったか。。。ともかく、なんとかハングルを読む(発音できるとは言えない;;)ことができる手前くらいまで行って終わってしまいました。

そのときに痛感したのは、その言語に触れる機会がなければ、言語学習のモチベは維持しがたい、ということです。

英語は大学のクラブや東南アジア青年の船で、アジアの若者と話す機会が多く、通じなかった悔しさがモチベとなりました。
インドネシア語は10カ月の間、総領事館という周りがほぼインドネシア人でインドネシア語が飛び交う環境にいたことが最大の要因です。勤務時は独学でインドネシア語を勉強していても、「オウム返し」くらいしかできなかったのに、退職後に友人と遊びに行ったインドネシアで、急にインドネシア語が口から出るようになって、自分でも驚きました。その後、使う機会はないですが、今でも簡単な会話には不自由しません。

韓国語の勉強会は、韓国語に興味がある有志が集まったのですが、「どうしても韓国語」というモチベに欠けていたような気がします。まだ韓流は登場してない頃でしたし、韓国語の歌というとアリラン(勉強会で教えてもらいました)か演歌か、という時代でした。

それから30年。。。
韓流にはまることもなく過ごしていたのですが。。。

アマゾンプライムビデオで、面白半分に見た韓流コメディ「花より男子」(原作は日本の漫画ですが)にすっかりはまってしまい、現在、4周目に入りました。。。連続ドラマ(それも全25話!)を複数回見る、という事自体が初体験です。
遅れてきた韓流です。 

ドラマで聞く韓国語は、私が想定していた韓国語(ニュースみたいな奴ですね)よりも柔らかく可愛らしく、またぞろ言葉への興味が湧いてきました。

いつまで続くかわかりませんが、アラカンの韓国語手習いの始まりです。
 

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