アラフォーみりこ 結婚への道

38歳を目前にして、突如結婚願望のわいた女の婚活記録です。 当初の目標は1年以内に結婚! 果たしてそんなうまいこと行くのでしょうか・・。

はじめての通話 大崎さんその40


連休初日の朝。
前日処方された薬が効いたのか、痛みと腫れは少しずつ引いてきています。
鏡を見た後スマホで時間を確認すると、まだ朝の7時。
にもかかわらず、またも大崎さんからLINEがきていました。
あー!もう面倒くさーい!
クレーム来いよ!くらいの勢いで交際終了してしまおうかと昨夜は思っていたのですが
今はそれすらもしたくないという状態になっています。
ログインして、あの爽やか男性アナウンサーの宣材みたいな写真すら見たくない…。
うう…完全に拒否反応が…('A`) 
こ、これは、カサンドラ症候群なのではなかろうか…。

彼から送られてきたLINEの内容は「みりちゃん、おれイビキ対策グッズ買ったよ!
治療するまで泊まる時はこれ使うから!」 というもの。
しつこい…本気でしつこい…。
彼の泊まることへの執念には、恐ろしさを感じるほど。
学生時代に経験できなかったことを、今からしてみたいとか?
申し訳ないけれど、わたしはそれにはお付き合いできないのですよ。

「そういったグッズが効かなかったら困るので、泊まるのは無理です」
ふつふつと沸き上がる苛立ちを抑えながらそう伝えると、即返信が。
「うん、だから、治すまではそのグッズ使って泊まるよ。沖縄もそれで行くから」
うぎゃー、日本語通じねぇー‼︎ しかもまだ沖縄の話してるー‼︎
ダメだこれは。真面目に取り合ってたら、リアルカサンドラ症候群まっしぐら。
遠回しに断っても通じないなら、もうその必要すらないのでは。
ここは、はっきり伝えるべき。
そこで「何度も泊まらないって言ってるじゃん。いい加減わからない?」と送信。
きつかったかな…と不安になるも、その後は返信がなかったので、二度寝タイムへ突入。

しばしの爆睡を経て昼前に起きると、新たなメッセージが届いていました。
「今夜そのことについて電話していい?これからの2人にとって大切な話だから」
それを読んで、これからの2人って何だよと思いつつ、了承した旨を伝えます。
この時わたしは決意したのでした。
相談所云々はもうどうでもよく、今夜の電話でわたしは自分の気持ちを言おうと。
彼ともう会う気がないことを伝えようと。

そうして迎えた21時。電話がかかってきます。
「あっ、あの〜、もしもし〜」
交際成立後のファーストコールはショートメールで、それ以降はLINEでやりとりをしていた
わたしたちにとって、これが初めての通話。
電話の声や話し方がカッコいい男性は結構いると思うのですが、彼の場合はその逆。
なぜかさらに気持ち悪さが増しています。
「あ、あの〜、デュ、デュフ夫ですけど〜」
「わかってますけど」
そう言ったわたしの声は、その辺のおっさんよりもはるかに低いものでした。

好きでもない人に愛想よく接したことで、しつこくされたりつきまとわれた経験が
若い頃のわたしには多々あり、その度に友人から「優しすぎ」と注意されてきました。
しかしその優しく見える態度は、嫌いになると一転します。
友人曰く「冷たいを通り越して怖い」へ。
多分わたしは、おにばばのように怖い顔で低い声を発していたことでしょう。

予想外の応対に「え、え〜と…」と引き気味の彼は、ひと息ついてから話し始めました。
「今はダイエット外来で忙しいから、いびき外来は痩せてからにしようと思っている。
それまでは泊まるのを我慢するから、痩せるまで待って欲しい」
はあ、はあ、と空返事を繰り返すわたしに構わず彼は続けます。
「セックスならホテルで済むし」
…地獄のミサワ、再びあらわる。


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カサンドラ症候群 大崎さんその39


頬が痛むまま迎えた昼休み。
「それじゃー、明日、10時に現地集合ね」
大崎さんからきていたメッセージを見て力が抜けました。
あー、前に言ってたフードフェス…。行くことになってたんだっけ。
いやいや、ものすごく腫れてるんだから、今日明日でいきなり良くならないでしょ。
そう思いながら、その下に続く文章を読みます。
「昼過ぎにはお台場出るじゃん。その後夕方まで時間あるよね?どーしよっか」
ああ、これは前回同様ホテルに行きたいと宣うパターンですねそうですね。
だから10時集合なんですね。
こちらが安静にしたいって言ってるのに、どうしてホテルでデュフフフとか思えるのか。
もうため息しか出ませんよ('A`)

そんな発情期を迎えた動物状態の彼に
「マスクがないと外に出られないくらい酷いので、明日も難しいです。ごめんなさい」
そう伝えると、すぐに返信が。
「マスク家にないの?コンビニで買えばいいじゃん」
あの、マスクがないと、って、そういう意味じゃないんですけど…。
ニホンゴムズカシイネ…。
そこで、片頬が四角くなるくらい腫れていると伝えたのですが
返ってきたメッセージを読んだ瞬間、わたしは固まりました。

「顔が四角?豆腐マン?まーわかんないけど、医者行った方がいいよ」
なんだこのデブ…。
前回お腹が痛くなった時のことを思い出します。
全身鳥肌状態のわたしに、満面の笑みで繰り出されるチョップ。
あれもかなり酷かったのですが、それに引き続き今回もなかなかの物言い。
本気でつらい時にふざけられるとアッタマくるんだなーと
ズキズキとする頬を押さえながら思ったのでした。
せめて「大丈夫?」「お大事に」という言葉があれば心象は違ったでしょうに。
でもきっと、大崎さんにそれを求めてはいけないのだろうと悟ったのでした。

こういう時に何を言われても、はいはいアスペアスペ。
そう思って割り切れたら良かったのですが、わたしはそこまで大人ではありません。
ここ最近ずっと内側に隠しておいた気持ちが、とうとう表面に顔を出すように。
何ですか「顔が四角?豆腐マン?」って。
わたしも「顔がまん丸?超肥満?」と怒りに任せて送ってやりたくなりましたが
どうにかここは自重。
やり場のないイライラに埋め尽くされる頭の中に、ある言葉が浮かんできたのでした。

それは「カサンドラ症候群」
この前美容室でアスペルガーについて調べた時に目にした言葉。
火の精霊サラマンドラみたいな名前プラス症候群。
中二病の心を思いっきりくすぐるネーミングではないですか!と思ったのですが
読み進めてみると、全くいいものではありませんでした。
それは「アスペルガーの周囲の人(家族や友人)が、コミュニケーションの困難さなどにより
心身に不調を感じる二次災害」というもの。
ああなるほど。こういうことなのか。
確かに大崎さんには話が通じなくて、イライラさせられるような。
これより深く関わったり、ましてや結婚なんてしたら、心労で大変なことになるのでは。
こう思っているわたしはすでに「プレカサンドラ症候群」なんじゃないかしら。

ひとまず今日明日を断れたことで、多少気持ちが落ち着いてきたわたしは
この先に控える5月場所は、彼にお金を払ってキャンセルしようと考え始めます。
こうして彼のことを考えるだけで心が疲れてしまうのだから
自分のためにも早く終わりにするべきと思えてきたのでした。

先ほどの豆腐マンに返信をしないでいると、大崎さんから新たなメッセージが届きます。
「じゃあ来週ね。どうしても会いたかったら、おれの休憩時間に会いにくればいいよ。
ランチくらいはできるしさ」
空気の読めなさすげーな、おい('A`)
それには返信をせずに、わたしは歯医者に電話をかけたのでした。


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何がなんでも 大崎さんその38


品川さんを着信拒否にしてベッドに入った翌朝、頬のものすごい痛みによって
わたしはいつもより1時間ほど早く目覚めました。

…なんじゃこりゃ。
片方だけぼっこりとエラ張り状態になっている、鏡の中の顔を見て愕然とします。
昨日の処置は知覚過敏に対するものだったのに、なんでこんなに腫れてるの?
麻酔の注射での内出血か感染でしょうか。どちらにしても最悪の顔…。
だけど、今日1日マスクをして過ごせば、明日からはゴールデンウィーク。
会社帰りに歯医者で抗生剤を出してもらえば、日曜の渋谷さんとの食事には間に合うかも。
定時に上がって歯医者に行こうと、鎮痛剤を飲むための白湯を作っていたら
大崎さんから「おはよう」とLINEがきたのでした。
あー、今日もきましたか…。

前回の水族館デートで、彼ともう会いたくないと思ったわたしは
その日からLINEを返信していませんでした。
しかしわたしの気持ちなど知らない大崎さんは、毎日かかさず俺通信を送ってきます。
マメなメルマガ配信が続いていた中、一昨日の火曜日だけは方向性が違っていました。
「みりちゃんとのこうした巡り合わせに感謝してる。
あの時指名しなかったら他の人に取られて、おれはまだお見合い地獄だったはず」

何の脈略もなく送られてきたこのメッセージ。
彼なりのアピールのつもりなのかもしれませんが、全然嬉しくない…。
読んだ瞬間「いい子は指名しないと他の奴に取られちゃうんだよ〜」と
前回ファミレスで風俗のシステムを演説ばりに語っていた彼の姿がよぎります。
その話を聞いた上での過剰な反応なのかもしれませんが、指名とか取られるとか
彼はお見合い相手をそういう女性と同列に考えているように思えてしまったのでした。
その後も自分たちは両想いといった内容の文が送られてきていましたが、安定のスルー。
もし両想いだったら、わたしは既読スルーにはしないと思うのですが
まあそこはアスペルガー(仮)の彼なので、仕方がないのかなと。

ここで「おはよう」の前、昨夜わたしが寝た後に「明日仕事終わったら行くから。おやすみ」
と、メッセージがきていたことに気づきます。
行くからって、わたしの家に?いやいや困りますよ…と思っていたところに
「今日仕事終わったら行くからね」という新たな1文が送られてきたのでした。

うひぃ…「勝手にみりこ邸宿泊プラン」まだ生きてたんですね…。
いびきを理由にきちんと断ったはずなのに…。
こういったことって、相手に難色を示されたら普通は諦めると思うのですが
大崎さんは何がなんでもわたしの家に泊まりたいのでしょうか。
いえ、何がなんでもやりたい。が正解でしょうね。
彼の中でのわたしは、エロい話をする「やれる女」という認識なのでしょう。
しかしこちらはそんなつもりは全くないし、むしろお断りなのですよ('A`)
家には絶対に入れません。
いびきはもちろんのこと、寝室に入ってきて持参のローション使われたら最悪だし。
前回彼のバッグから出てきたものを思い出して、また気持ちが悪くなったのでした。

このままずっと無視をして、彼が諦めるのを待ちたい気もしますが
以前マンションまで送ってもらったので、家の場所は知られています。
放置していたら、今夜本当にマンションまで来てしまうのでは。
あーもう、ホントわたしって、見通しが甘いというかなんというか…。
あの時どうして送ってもらったのだろうと、ここで悔やんでも後の祭り。
本当に来てしまった場合、オートロックを開けなければ済むという話でもないので
数日ぶりに返信をすることにしたのでした。
昨日の歯医者でのできごとと、腫れが引かないので安静にしたい旨を丁重に伝えます。
するとほどなくして「了解」の2文字が。
…あら、意外なお返事。
これまでの言動からは想像できないほど、彼があっさり引き下がったことに驚きつつも
良かった良かったと安心して準備をした後、会社へ向かいます。

そうしてやってきた昼休み。
歯医者に電話をするためスマホを手にすると、新たなメッセージがきていたのでした。


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